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学部系統別の小論文対策。志望学部で読むべきテーマは決まっている

約7分で読めます

小論文の対策は、志望学部が決まった時点で絞り込めます。医療・教育・法・経済・情報・国際など系統ごとに、出題されるテーマと評価の観点、答案で落ちる原因を一覧にまとめました。

小論文の勉強を「頻出テーマを片っ端から読む」で始めると、まず終わりません。

テーマは無限にあるように見えますが、志望学部が決まった時点で、読むべき範囲は10テーマ以下に絞れます。

この記事は、系統ごとの入口です。自分の志望に近いものから読んでください。

なぜ学部で変わるのか

小論文は、学力試験であると同時に適性試験です。

同じ「高齢化」というテーマでも、大学が確かめたいことは学部ごとに違います。

学部系統 同じテーマで見られること
看護・医療 患者という個人に対して、どう向き合うか
社会福祉 制度と支援の設計をどう考えるか
経済・経営 財源と負担の配分をどう判断するか
情報・理工 技術で何が解決でき、何が解決できないか

知識の量ではなく、その学部の人間としてものを考えられるか。これが評価されています。

だから対策は「テーマを覚える」ではなく、「自分の学部の視点を持つ」方向に進めるのが正解です。

系統別の入口

医療・健康系

系統 記事
看護学部・看護系 看護学部の小論文対策
医学部 医学部の小論文対策
リハビリ・医療技術系 リハビリ・医療技術系の小論文対策
薬学部 薬学部の小論文対策
栄養・家政系 栄養・家政系の小論文対策

人を支える・育てる系

社会の仕組みを扱う系

系統 記事
法学部 法学部の小論文対策
経済・経営・商学部 経済・経営学部の小論文対策
国際・グローバル系 国際系学部の小論文対策
社会学系 社会学系の小論文対策

技術を扱う系

系統 記事
情報・理工系 情報・理工系の小論文対策
農学・生命科学系 農学・生命科学系の小論文対策
建築・都市系 建築・都市系の小論文対策

体・文化・表現を扱う系

系統 記事
スポーツ科学・体育系 スポーツ科学系の小論文対策
文学部・人文系 文学部・人文系の小論文対策
芸術系 芸術系の小論文対策

系統をまたぐときの考え方

志望が複数の系統にまたがる人もいます。看護と福祉、教育と心理、法と経済。この組み合わせは珍しくありません。

そのとき、両方の記事を読むより、片方を軸に決めてもう一方を「視点の追加」として使うほうが答案は安定します。

軸が2つある答案は、たいてい主張が2つになります。主張が2つある答案が落ちる理由は結論の書き方で書いたとおりです。

学部が決まっていない場合

まだ志望が固まっていないなら、テーマから入らないでください。先に小論文の書き方 完全ガイドで形式と型を身につけるほうが、確実に点になります。

型は学部を問わず共通です。テーマは後から絞れますが、型は間に合わなくなります。

個別大学の対策

選考の構造まで踏み込んだ記事があります(慶應法FIT/慶應SFC AO/早稲田社会科学部/早稲田スポーツ科学部/早稲田 地域探究・貢献入試/上智 公募推薦/筑波 AC入試/横浜市立 総合型/聖路加 総合型/慶應看護医療 AO/明治 自己推薦/立教 自由選抜/青山学院 自己推薦/中央 総合型/法政 自己推薦/同志社 自己推薦/立命館 AO選抜/関西 AO/関西学院 探究評価型/お茶の水 新フンボルト/東北 AO入試/九州 共創学部/ICU 総合型/国際教養大学/医学部 総合型・学校推薦型/女子大 3校/日東駒専 4校/産近甲龍 4校)。志望校の傾向を自分で分析する手順は大学別対策の作り方へ。

対策の順番

系統が決まっている人の、標準的な進め方です。

  1. 形式を確認する — 志望校の過去問が課題文型か、テーマ型か、資料型か。大学別対策の作り方で逆算する
  2. 型を身につける — 完全ガイドで構成・字数配分・表記を固める
  3. 系統の記事を読む — この記事から自分の系統へ
  4. 頻出テーマを5つに絞る — 系統の記事で挙げているものだけでよい
  5. 書いて、直す — 練習方法の3か月プラン

3を先にやりたくなりますが、2を飛ばすとテーマ知識が答案の形になりません。知っているのに書けない、という状態はここで生まれます。

まとめ

  • 小論文は適性試験でもあるので、評価の観点は学部ごとに違う
  • 志望学部が決まれば、読むべきテーマは10以下に絞れる
  • 系統をまたぐ場合も、軸は1つに決める
  • 型が先、テーマが後。順番を逆にすると点にならない

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