聖マリア学院大学の総合型選抜。小論文は基礎学力テストの中に300字、電卓なしの看護計算も出る
聖マリア学院大学(福岡県久留米市)の総合型選抜は前期15名・後期5名の1方式。小論文は独立科目ではなく「基礎学力テスト」(60分・50点)の中に300字程度で出題され、同じテストで電卓使用不可の看護計算も出ます。配点は200点満点で個人面接が100点。令和8年度のテーマは前期が食品ロス、後期が地球環境です。
聖マリア学院大学は、福岡県久留米市にある私立大学です。看護学部 看護学科の1学部1学科で、ほかに専攻科 助産学専攻があります。カトリック系で、聖マリア病院と関係の深い大学です。
入学定員は100名(男女)です。取得できる資格は看護師国家試験受験資格と、選択制の保健師国家試験受験資格(最大18名)。保健師免許の取得後に申請すれば養護教諭二種免許と第一種衛生管理者免許も得られます。選択コースとして国際看護コース(各学年10名程度)とグローバル・スタディーズコース(各学年10名程度)があります。
| 入試区分 | 募集人員 |
|---|---|
| 総合型選抜 | 前期15名/後期5名 |
| 学校推薦型選抜(公募前期・指定校〈キリスト教学校枠・離島枠を含む〉) | 合わせて45名 |
| 学校推薦型選抜(公募後期) | 5名 |
| 学校推薦型選抜(系属校) | 若干名(特待推薦奨学生1名を含む) |
| 一般選抜 | Ⅰ期25名/Ⅱ期・Ⅲ期 若干名 |
| 共通テスト利用選抜 | Ⅰ期5名/Ⅱ期・Ⅲ期 若干名 |
| 特別選抜(学士・短期大学士/社会人) | 各 若干名 |
総合型選抜は1方式で前期・後期の2回実施されます。
小論文は独立科目ではなく、「基礎学力テスト」の中に含まれます。 同じテストで電卓の使えない看護計算も出ます。
出典:聖マリア学院大学「2027年度 学生募集要項」(PDF)、受験案内PDF、志願理由書の様式PDF、「令和8年度入学試験問題(学部)」PDF(全43ページ。設問・評価のポイント・出題の意図を掲載)、令和8年度入学試験結果のPDF、定員データの情報公開PDF、特待奨学金のPDF、入試情報・奨学金・学科概要の各ページ、熊本地震の特別措置に関するお知らせ(2026年8月18日)、過去問題集の配布に関するお知らせ(2026年9月16日)(https://www.st-mary.ac.jp/ )。表の数値はページ画像で確認しました。2026年10月1日に確認しました。
2026年10月1日の時点で、総合型選抜(前期)の出願期間が今日始まりました(10月1日〜10月8日、試験は10月17日)。
2027年度に向けた改組・改称・募集停止の告知はありません。 ただし入学定員の減員が実際に起きています。大学公式の定員データ(2026年5月1日現在)では1年生の入学定員が100名、2〜4年生が110名となっており、2026年度入学者から110名→100名に減っていることが読み取れます(収容定員430名)。なお同じ資料の「入学定員」の合計欄だけが110と表示されていて内訳と整合しないので、大学側の資料内に数値の不整合があります。
入学者の推移は2026年度92名/2025年度73名/2024年度62名で、収容定員充足率は75.8%です。定員割れが続いており、定員の減員もこの状況と対応していると読めます。
小論文は「基礎学力テスト」の中の300字
要項の選抜方法欄にこう書かれています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 科目名 | 基礎学力テスト(配点50点) |
| 時間 | 10:30〜11:30 の60分(小論文と計算問題の合計。内訳の時間配分は非公表) |
| 内容 | 小論文および計算問題を出題 |
| 小論文 | 文章読解を含む 300字程度 |
| 計算問題 | 割合・濃度・比計算 等 看護に必要な計算能力を確認するための問題 |
小論文単独の配点は公表されていません。 基礎学力テスト全体で50点です。
要項には「小論文はアドミッション・ポリシーに基づき出題しますので、内容を理解しておいてください。」とも明記されています。アドミッション・ポリシーとの対応も示されていて、「総合型選抜では、基礎学力テストにおいて知識・技能、及び思考力・判断力・表現力、面接において主体性・対話性・協働性等、志願理由書において思考力・判断力・表現力・意欲等を評価する」とあります。
60分で「課題文読解+300字」と「看護計算10問程度」の両方をこなす形です。小論文だけで60分使えるわけではないので、時間配分が実質の勝負になります(時間配分)。
電卓・定規・そろばん等の補助具は使用不可で、使えば不正行為とみなされます。計算問題があるのに電卓は使えません。
過去の小論文テーマが公表されています
大学は「令和8年度入学試験問題(学部)」のPDFで設問・評価のポイント・出題の意図を公表しています(課題文の本体は「著作権の関係により本文を掲載しておりません」とのことで非掲載)。
総合型選抜(前期)
設問:「下記の文章を読み、筆者らの考えについて説明し、食品ロスを減らすことへのあなたの考えを300字程度で述べなさい。」
課題文の分野は食品ロス・SDGs(科学雑誌掲載記事、2022年刊)です。
評価のポイント(大学公表)
- 筆者らの考えについて説明できている
- 「食品ロスを減らす」ことについて、自分の考えを述べることができている
- 記述内容の論旨が明確かつ一貫性があり、文章の不備(誤字・脱字)が無い
総合型選抜(後期)
設問:「下記の文章を読み、地球環境に関する筆者の考えと、それに対するあなたの考えを併せて300字程度で述べなさい。」
課題文の分野は地球環境・気候変動(2021年刊の一般書)です。評価のポイントも同じ3項目の形(筆者の考えを説明できている/筆者の考えを踏まえて自分の考えを述べることができている/論旨が明確で誤字脱字がない)です。
出題の意図も公表されています。
- [計算問題]看護に必要な基礎的な計算能力を評価することを意図した出題
- [小論文]文章の読解力とそれに基づき思考し自らの意見を論理的に表現できる力を評価することを意図した出題
ここから読み取れることが3つあります。
①評価のポイントの1番目が「筆者の考えを説明できている」です。 自分の意見から書き始めるのではなく、まず課題文の内容を要約して示すことが点になります(課題文型の手順、要約の書き方、課題文の線の引き方)。
②300字で「説明+自分の考え」の2つを入れる必要があります。かなり短いので、要約を何字で書くかを決めておくのが実際の作り方になります(字数調整、段落の組み立て)。
③テーマが看護そのものではありません。 前期が食品ロス、後期が地球環境で、どちらも環境・社会系です。学校推薦型選抜(公募前期)も「地球環境の現状について2009年時点で著者が述べている」文章の600字でした。看護の専門知識ではなく、社会的なテーマを読んで書く形だと押さえておく必要があります(食品ロスのテーマ、食生活のテーマ、気候変動と適応のテーマ、環境と経済のテーマ、エネルギーのテーマ)。もちろん看護職を目指す以上、地域医療のテーマや健康格差のテーマも押さえておくとよいです。
計算問題の出題実態(過去問から)は、四則計算・分数の約分、比例式のxを求める、文章題(方程式を立てて計算過程を示す、割合(%)、心拍数、点滴の滴下数、食塩水の質量パーセント濃度、BMIの計算〈計算式は問題文に提示される〉)で、小問10問程度です。
過去問題集は希望者に配布されています。 大学サイトのPDFは課題文本体が非掲載ですが、配布される問題集には「著作権許諾が取れたものに関しては掲載」されています。メール(nyushi[@]st-mary.ac.jp)または電話(0942-35-7271)で請求できます。課題文を読んで300字で書く練習をするなら、現物を取り寄せる必要があります。
配点は200点、面接が100点
| 試験科目等 | 配点 |
|---|---|
| 基礎学力テスト(小論文+計算問題) | 50点 |
| 個人面接 | 100点 |
| 出願書類[志願理由書] | 50点 |
| 合計 | 200点 |
※調査書は個人面接の参考資料として利用するとあり、点数化されません。
面接が200点中100点=半分です。学力を見る基礎学力テストは50点(25%)にすぎません。志願理由書も50点なので、基礎学力テストと同じ重みです。
他区分の小論文の配点と比べると位置づけがはっきりします。
| 区分 | 小論文の扱い |
|---|---|
| 総合型選抜 | 基礎学力テスト50点の中(小論文300字+計算問題) |
| 学校推薦型選抜 | 小論文100点(600字程度) |
| 一般選抜Ⅱ期・Ⅲ期 | 小論文100点 |
| 特別選抜(学士・短期大学士/社会人) | 小論文150点 |
いずれも試験時間は10:30〜11:30の60分です。総合型選抜だけ、同じ60分で計算問題と合わせて50点という扱いになっています。
試験当日の時間割
| 時刻 | 内容 |
|---|---|
| 10:10 | 受験生入室完了 |
| 10:20〜10:25 | オリエンテーション |
| 10:30〜11:30 | 基礎学力テスト(60分) |
| 13:00〜(前期)/12:00〜(後期) | 個人面接(終了後は順次帰宅) |
試験時間中の退出は認められません。 学生食堂の営業がないため昼食を持参します。
面接が配点の半分を占めるので、志願理由書の内容を自分の言葉で話せる状態にしておくことが直結します(面接の頻出質問、面接と書類の一貫性)。
出願資格は現役+1浪まで
次の①〜③をすべて満たす必要があります。
- 高等学校もしくは中等教育学校を2027年3月卒業見込みの者、または2026年3月卒業の者
- 本学の教育に深い関心と理解を持ち、将来、保健・医療及び福祉等の場での活躍を強く希望する者
- 合格した場合は入学を確約する者
- 現役と1浪のみです(2026年3月卒業までが対象。2浪以上は出願できません)
- 専願です(③の入学確約)
- 評定平均(学習成績の状況)の基準はありません(学校推薦型選抜〈公募〉の3.3以上とは異なります)
- 推薦書は不要です
- オープンキャンパス参加や事前エントリーの要件は、要項・受験案内のいずれにも記載がありません
志願理由書は自筆・字数指定なし
提出書類は4点です。
- 入学願書(志願票・写真票・受験票は大学が作成するので送付不要)
- 写真2枚(縦4cm×横3cm、裏面に氏名記入、台紙に貼付)
- 志願理由書(とじ込みの用紙または大学サイトからダウンロードしたもの。自筆に限る)
- 調査書(出身学校長が作成・封印したもの)
推薦書は不要です。②〜④を角2封筒に入れて郵送します。
志願理由書は総合型選抜・学校推薦型選抜・共通テスト利用選抜の共通様式で、冒頭に受験区分を○で囲む欄があります。設問は3つ(表面2つ・裏面1つ)です。
- 看護職を目指す理由
- 本学を志願する理由
- 将来の展望(裏面)
字数指定はありません(マス目や罫線のない自由記述の枠。A4縦1枚あたり表面2枠・裏面1枠で、1枠あたりおおよそ半ページ分)。
様式に書かれている注意書きのうち、下線付きで強調されているのが次の一文です。
*本学のアドミッション・ポリシーを十分理解した上で記入すること
「楷書で明確に記入すること」「裏面も記入欄があります」という注記もあります。
設問①と②が「看護職を目指す理由」と「本学を志願する理由」に分かれているので、それぞれ別の内容を書く必要があります(志望理由書の完全ガイド)。志願理由書は50点で、基礎学力テストと同じ配点です。
日程
| 区分 | 出願期間 | 試験日 | 合格発表 | 入学手続締切 |
|---|---|---|---|---|
| 総合型選抜(前期) | 2026年10月1日(木)〜10月8日(木) | 2026年10月17日(土) | 2026年11月2日(月) 10:00 | 2026年11月12日(木) |
| 総合型選抜(後期) | 2026年12月1日(火)〜12月10日(木) | 2026年12月18日(金) | 2026年12月24日(木) 10:00 | 2027年1月12日(火) |
- 出願期間外の受付はできません
- 出願はインターネット出願のみ(紙の出願はありません)。出願登録→検定料支払い→出願書類を速達簡易書留で郵送(締切日消印有効)。大学窓口での受付はしません
- 送付先は入試事務室(〒830-8558 福岡県久留米市津福本町422)
- 合格発表は合格者の受験番号を学内掲示し、合格者のみ合格通知書で通知(不合格者には通知されません)。ホームページ掲載は補助的なものです
- 入学手続は①誓約書及び保証書の提出②入学金260,000円の納入(銀行振込のみ、締切日15:00まで)
- 検定料は30,000円(+所定のシステム利用料)。コンビニ・クレジットカード・ペイジーで決済
- 試験会場は本学のみで、学外試験場はありません。駐車場がないので公共交通機関を利用します
- 受験上の配慮が必要な場合は、各試験の出願開始14日前までに入試事務室へ連絡します
- 令和8年の熊本地震で被災した志願者には入学検定料の全額免除と学納金の減免があり、2027年度の全入試区分が対象(総合型選抜も含む)です。出願期間開始の2週間前までに申請します
奨学金は総合型選抜には紐づきません
総合型選抜に紐づく特待・奨学金はありません。
聖マリア学院大学 特待奨学金(新入生向け)は、対象が2027年度 一般選抜(Ⅰ期)受験者で成績優秀な者です(採用候補者10名程度、年間20万円を4年間=計80万円、後期授業料及び教育充実費から減免)。
要項にこう明記されています。
「一般選抜(Ⅰ期)での合格・入学が受給条件となっています。その他の入試区分で合格し入学手続きを完了した場合は対象とはなりません」
つまり総合型選抜で合格して入学手続を完了すると、その後に一般選抜(Ⅰ期)を受験しても対象外です。 特待推薦奨学生(1名)は学校推薦型選抜(系属校)枠のもので、これも総合型選抜とは無関係です。
聖マリア病院の「聖マリア奨学金」は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 種別 | 貸与(無利息) |
| 金額 | 年間の授業料相当額を上限 |
| 期間 | 修業年限を上限/採用は若干名 |
| 返還 | 原則卒業時に一括返還。ただし卒業後、聖マリア病院もしくは同病院グループの各機関・施設に就職した場合は、所定の条件下で月賦返還 |
| 併用 | 原則として他の奨学金制度との併用不可(日本学生支援機構奨学金とも併用不可と明記) |
| 入試区分との関係 | 紐づきなし。応募は入学後(入学後に応募説明会を開催) |
入試の段階で確保できる制度ではありません。 総合型選抜の出願・合否とは無関係です。
その他の学内奨学金(特待奨学金の在学生向け、子弟等奨学金、緊急時奨学金)もいずれも入学後の制度です。
参考:2027年度の学納金
| 区分 | 入学時 | 後期 | 次年度以降(年額) |
|---|---|---|---|
| 入学金 | 260,000円 | ― | ― |
| 授業料 | 490,000円 | 490,000円 | 980,000円 |
| 教育充実費 | 120,000円 | 120,000円 | 240,000円 |
| 施設設備費 | 150,000円 | 150,000円 | 300,000円 |
| 合計 | 1,020,000円 | 760,000円 | 1,520,000円 |
専願で受ける人が必ず確認すべき注記があります。 要項にこうあります。
「一旦納入された授業料、教育充実費及び施設設備費は、2027年3月31日(水)17:00までに入学の辞退を申し出た者に限り、返還を請求することができます。(入学金は返還の対象とはなりません。)*専願入試を除く」
専願である総合型選抜で入学手続をした場合、授業料等の返還も受けられません。 入学金が返らないのは多くの大学と同じですが、授業料・教育充実費・施設設備費まで返還対象外になる点は確認しておく必要があります。
別途かかる費用として、実習着・聴診器・教科書、学生の保険加入料、入学前の感染症抗体価検査・予防接種・ツベルクリン反応検査、学外実習の旅費、保健師課程履修費80,000円(3年次・4年次各40,000円)、国際看護コースの海外実習費、グローバル・スタディーズコースの海外での語学の研修費があります。パソコンは各自で用意(必携)です。
入学手続完了者には事前学修として課題が課される予定です(入学手続締切日以降に郵送で案内)。
令和8年度の入試結果
| 区分 | 募集 | 出願 | 受験 | 合格 | 入学 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 総合型(前期) | 15名 | 10 | 10 | 10 | 10 | 1.0 |
| 総合型(後期) | 5名 | 2 | 2 | 2 | 2 | 1.0 |
| 推薦(指定校) | 45名 | 38 | 38 | 38 | 38 | 1.0 |
| 推薦(公募前期) | (同上) | 6 | 6 | 6 | 5 | 1.0 |
| 推薦(公募後期) | 5名 | 7 | 6 | 6 | 4 | 1.0 |
| 一般(Ⅰ期) | 25名 | 59 | 55 | 55 | 20 | 1.0 |
| 共通テスト利用(Ⅰ期) | 5名 | 27 | 27 | 27 | 5 | 1.0 |
| 合計 | 100名 | 163 | 156 | 156 | 92 | 1.0 |
総合型選抜は前期・後期とも受験者=合格者=入学者で実質倍率1.0倍です。前期は募集15名に対して出願10名、後期は募集5名に対して出願2名で、いずれも定員を満たしていません。
全区分で実質倍率1.0倍で、合計でも受験156名=合格156名です。入学者92名で入学定員100名を下回っています。
数字の上では「受験すれば通る」状態ですが、専願で入学手続後の返還も受けられないので、第一志望と決めてから出すべき入試です。公表されているのは令和8年度の1年分だけで、過去年度の入試結果は大学サイトに見当たりません。
サイトと要項で記載が違う箇所
- 小論文の字数(300字程度)と形式(文章読解を含む)は要項にしか書かれていません。 受験生向けサイトだけでは分かりません
- 受験生サイトの一般選抜Ⅰ期の出願開始日の曜日が誤記されています(1月6日「(火)」。正しくは水曜で、同じページ内で矛盾しています)
- 特待奨学金の対象が、本サイトでは「合格者」、他の資料では「受験者」と書かれており表現が揺れています
- 緊急時奨学金はサイトにのみ記載があり、要項には記載がありません
- 聖マリア奨学金の返還条件はサイトにのみ記載があります
小論文の仕様を知るには要項PDFを見る必要があります。
どこから手をつけるか
前期を受けるなら(出願は今日10月1日から10月8日まで)
- 現役または2026年3月卒業であることを確認します(2浪以上は出願できません)。評定の基準はありません
- 専願です。しかも入学手続後は授業料等の返還も受けられません(要項の「*専願入試を除く」)。第一志望と決めてから出します
- 調査書を高校に依頼します(点数化はされませんが、面接の参考資料として使われます)
- 志願理由書(自筆・字数指定なし・A4縦で表面2枠+裏面1枠)を書きます。設問は①看護職を目指す理由 ②本学を志願する理由 ③将来の展望の3つで、配点50点です。様式に「アドミッション・ポリシーを十分理解した上で記入すること」と下線付きで書かれています
- インターネット出願のみ。登録→検定料30,000円の支払い→書類を速達簡易書留で郵送(10月8日消印有効)。窓口受付はありません
- 写真は縦4cm×横3cmを2枚(裏面に氏名記入・台紙に貼付)
基礎学力テストの準備(10月17日・60分・50点)
- 小論文は300字程度で「筆者の考えの説明+自分の考え」。評価のポイントの1番目が「筆者の考えについて説明できている」なので、要約から入る形です
- 過去のテーマは前期が食品ロス、後期が地球環境で、どちらも環境・社会系です。看護の専門知識を問うものではありません
- 計算問題も同じ60分に入ります。割合・濃度・比計算、心拍数、点滴の滴下数、BMI(計算式は問題文に提示)など小問10問程度。電卓は使用不可(使うと不正行為)
- 過去問題集を大学に請求します(メールまたは電話)。サイトのPDFは課題文が非掲載ですが、配布される問題集には許諾が取れたものが掲載されています。300字で書く練習は現物を見てからのほうが確実です
- 当日は10:10入室完了/10:30〜11:30 基礎学力テスト/13:00〜 個人面接(後期は12:00〜)。試験時間中の退出は不可、昼食を持参します。駐車場がないので公共交通機関で向かいます
面接(100点=配点の半分)
- 個人面接です。志願理由書に書いた3つの設問の内容を、自分の言葉で話せる状態にします
- 調査書も面接の参考資料として使われます
奨学金を考えているなら
- 総合型選抜に紐づく奨学金・特待制度はありません
- 新入生向けの特待奨学金(年20万円×4年)は一般選抜(Ⅰ期)での合格・入学が受給条件で、総合型選抜で入学手続を完了すると対象外になります
- 聖マリア病院の「聖マリア奨学金」は入学後の応募で、入試区分とは無関係です(貸与で、卒業後に同病院グループへ就職すれば月賦返還。他の奨学金との併用は原則不可)
後期(出願12月1日〜12月10日・試験12月18日)も同じ形式です。
まとめ
- 看護学部 看護学科の単科大学(ほかに専攻科 助産学専攻)。入学定員100名。保健師課程は選択制で最大18名
- 2026年度入学者から入学定員が110名→100名に減(大学の定員データから読み取れる。同資料の合計欄には不整合がある)。入学者は2026年度92名/2025年度73名/2024年度62名で収容定員充足率75.8%。改組・改称・募集停止の告知はない
- 総合型選抜は1方式で前期15名・後期5名。専願、現役+1浪のみ(2浪以上は不可)、評定基準なし、推薦書不要、オープンキャンパス参加要件の記載なし
- 小論文は独立科目ではなく「基礎学力テスト」(10:30〜11:30の60分・50点)の中に出る。小論文は「文章読解を含む300字程度」=資料提示型、同じテストに割合・濃度・比計算等の看護計算も出る。小論文単独の配点は非公表
- 電卓・定規・そろばん等は使用不可(使うと不正行為)。計算問題は小問10問程度で、点滴の滴下数やBMIなども出る
- 配点は基礎学力テスト50点+個人面接100点+志願理由書50点=200点。調査書は点数化せず面接の参考資料。面接が配点の半分
- 他区分の小論文は学校推薦型100点(600字程度)、一般Ⅱ・Ⅲ期100点、特別選抜150点で、総合型だけ計算問題と合わせて50点という扱い
- 過去の小論文テーマが公表されている。令和8年度は前期「食品ロスを減らすこと」(科学雑誌の記事)、後期「地球環境に関する筆者の考え」(2021年刊の一般書)で、どちらも300字程度。看護の専門知識ではなく環境・社会系のテーマ
- 評価のポイントも公表されている。①筆者の考えについて説明できている ②自分の考えを述べることができている ③論旨が明確かつ一貫性があり誤字脱字が無い。要約から入る形
- 要項に「小論文はアドミッション・ポリシーに基づき出題しますので、内容を理解しておいてください」と明記
- 過去問題集は希望者に配布(メールまたは電話で請求)。サイトのPDFは著作権の関係で課題文が非掲載だが、配布される問題集には許諾が取れたものが掲載される
- 志願理由書は自筆に限る・字数指定なしで設問3つ(①看護職を目指す理由 ②本学を志願する理由 ③将来の展望)。配点50点。様式に「アドミッション・ポリシーを十分理解した上で記入すること」と下線付きで明記
- 日程は前期:出願10/1〜10/8・試験10/17・発表11/2・手続11/12/後期:出願12/1〜12/10・試験12/18・発表12/24・手続2027/1/12
- インターネット出願のみで、書類は速達簡易書留・締切日消印有効。窓口受付なし。検定料30,000円。会場は本学のみ・駐車場なし。昼食持参、試験時間中の退出不可
- 合格発表は合格者のみに通知(不合格者には通知されない)。入学金260,000円は銀行振込のみ
- 総合型選抜に紐づく奨学金・特待制度はない。新入生向け特待奨学金(年20万円×4年)は一般選抜(Ⅰ期)での合格・入学が受給条件で、総合型で入学手続を完了すると対象外
- 聖マリア病院の「聖マリア奨学金」は貸与・入学後応募・入試区分と無関係(卒業後に同病院グループへ就職すれば月賦返還。他の奨学金との併用は原則不可)
- 専願だと授業料等の返還も受けられない(要項の返還規定に「*専願入試を除く」と明記)。学納金は入学時1,020,000円・後期760,000円・次年度以降1,520,000円。パソコン必携、入学前に事前学修の課題あり
- 令和8年度は総合型前期が出願10・合格10・入学10、後期が2・2・2で実質倍率1.0倍。全区分1.0倍で合計も受験156=合格156、入学92名(定員割れ)
- 令和8年熊本地震の被災志願者は検定料全額免除+学納金減免(2027年度の全入試区分が対象)
- 小論文の字数と形式は要項にしか書かれていない。サイト側には一般選抜Ⅰ期の曜日誤記、特待奨学金の対象表現の揺れ、要項にない緊急時奨学金の記載などがある
- 2026年10月1日の時点で、総合型選抜(前期)の出願が今日始まった(10月8日まで)
総合型選抜そのものの進め方は総合型選抜の完全ガイド、大学別の記事は大学別対策の作り方から探せます。同じ久留米市では久留米工業大学、福岡県の看護系では日本赤十字九州国際看護大学、西南女学院大学の記事もあわせて読めます。