小論文キャンパス
大学別対策

日本赤十字九州国際看護大学の総合型選抜。小論文も志望理由書もなく、面接300点だけで決まる

約23分で読めます

日本赤十字九州国際看護大学(福岡県宗像市)の総合型選抜は令和8年度に新設された1方式・10名程度。小論文も学力検査もなく、志望理由書という様式もありません。配点は面接300点のみで、出願書類の評価が面接点に含まれます。冒頭に活動紹介書に基づく口頭発表3分程度があり、PC・模造紙・メモは使用できません。

日本赤十字九州国際看護大学は、福岡県宗像市にある私立大学です。看護学部 看護学科の単科大学で、入学定員100名(収容定員400名)です。看護師国家試験受験資格に加えて、学内選抜18名で保健師国家試験受験資格が得られます(3年次12月頃に履修料100,000円が別途必要)。

総合型選抜は令和8年度(2026年4月入学)に新設された区分です。 大学が公表している入試結果でも総合型選抜の行は令和8年度の1年分しかなく、よくある質問にも「『総合型選抜』(新設)」と明記されています。実績が1年分しかない新しい入試です。

方式の枝分かれはなく、1方式だけです。

項目 内容
募集人数 10名程度
専願/併願 完全な専願(出願資格に「合格した場合には必ず入学することを確約できる者」。要項に「原則として合格後の入学辞退はできません」とも明記)
評定平均の基準 なし(学校推薦型選抜は3.5以上などの規定があるが、総合型選抜には下限がない)
オープンキャンパス参加要件 なし
検定料 30,000円(別途払込手数料1,000円)

小論文はありません。筆記試験も学力検査もありません。 課されるのは個人面接(口頭発表を含む)と出願書類だけです。

出典:日本赤十字九州国際看護大学「総合型選抜 学生募集要項」(PDF・17ページ。令和8年7月28日現在の情報)、活動紹介書の様式PDF(2ページ)、活動紹介を証明する資料貼付用紙の様式PDF(3ページ)、インターネット出願ガイド、学校推薦型選抜の学生募集要項、「入学試験の状況」(令和8年5月1日現在)、2028年度入学者選抜の変更予告(2026年6月16日公表)、学納金・奨学金・教育情報公開の各ページ、学校推薦型選抜と一般選抜Ⅱ期の過去問題PDF(https://www.jrckicn.ac.jp/ )。表の数値はページ画像で確認しました。2026年10月1日に確認しました。

2026年10月1日の時点で、出願期間は2026年9月18日〜10月2日です。Web出願登録は明日10月2日の17時まで、出願書類の郵送は10月2日の消印有効です。 受けるつもりなら今日動く必要があります。

募集停止・統合・改称の告知はありません。 学部の改組・学科新設・定員変更の予告もありません。唯一の変更予告は2028年度(令和10年4月入学)の一般選抜Ⅰ期について、選択科目から「化学基礎」「化学」を削除するもので(選択は「数学Ⅰ・数学A」と「生物基礎」「生物」の2科目から1科目へ)、総合型選抜に関する変更予告はありません。

配点は面接300点のみ

評価項目 配点
面接(活動紹介書に基づく口頭発表の時間を含む) 300点
出願書類(活動紹介書・資料貼付用紙・調査書等) 独立の配点なし
合計 300点満点

要項に「面接評価には出願書類(活動紹介書等)の評価を含みます」と明記されています。つまり出願書類に別建ての点数がなく、書類の評価が面接300点に溶け込んでいます。

面接が配点のすべてという設計です。面接の中で書類が評価されるので、書類と面接を切り離して準備することができません。書類に書いたことを、その場で説明できる状態にしておく必要があります(面接と書類の一貫性)。

面接の冒頭に口頭発表3分

項目 内容
選抜日 2026年10月17日(土)、9時40分集合(集合時刻から20分を超える遅刻は受験不可)
形式 個人面接で15分程度(入退室の移動時間を含む)
冒頭 「活動紹介書」を基にした口頭発表3分程度。5分を超えると途中で打ち切る場合がある
使用禁止 PC・模造紙・当日持参の資料・メモはすべて使用不可(面接者は出願書類を手元に持っています)
その他 面接中のスマートフォン等の使用は禁止(身につけているだけでも不正行為とみなされます)

道具を一切使わず、口だけで3分話す形です。プレゼンテーションと呼ばれる試験でも資料やスライドを使う大学が多いので、ここは珍しい設計です。原稿を持ち込めないので、内容を自分の中に入れておく必要があります(プレゼンテーション型入試の対策)。

要項に「事前に準備してきたことを暗唱するのではなく、自分の言葉で伝えるように」と書かれています。暗記した原稿を読み上げる形は明示的に避けるよう言われているので、要点だけ押さえて話す練習が必要です。

面接で確認される内容も要項に列挙されています。

  • 活動紹介書内の活動内容・活動実績や活動における役割
  • これまでの活動・経験等を踏まえて今後どう活かしたいか
  • 本学への入学(または赤十字施設等への進路)を希望する理由
  • 大学入学後の学び・学生生活
  • 大学卒業後の進路目標や目指す看護職像等に向けた取組・計画
  • 合格した場合の大学入学までの取組・計画

「大学入学までの取組・計画」まで問われるのが特徴です(後述のとおり入学前教育が必須なので、ここと対応しています)。

想定される問いは面接の頻出質問で押さえつつ、看護職としての問題意識は地域医療のテーマ、インフォームド・コンセントのテーマ、感染症のテーマ、健康格差のテーマ、介護と福祉のテーマで整理しておくとよいです。赤十字と国際協力に関わる志望ならグローバル化と文化のテーマも対応します。

志望理由書がなく「活動紹介書」を書く

総合型選抜に「志望理由書」という独立様式はありません。 社会人特別選抜には「履歴書・志望理由書」の様式があり、一般選抜Ⅰ期の提出書類にも志望理由書が含まれますが、総合型選抜では志望理由は書面ではなく面接の口頭で問われる設計です。

提出するのは次のとおりです。

# 書類 字数指定
1 Web入学志願票(Post@netで登録後にダウンロード・印刷) ―
2 入学検定料 30,000円(+払込手数料1,000円) ―
3 活動紹介書(本学所定様式・2ページ) 自筆で記入。字数指定は一切なし。「枠内に収まる範囲内であれば、記入方法は自由です」
4 活動紹介を証明する資料貼付用紙(本学所定様式・3ページ) 証明資料のコピー(A4以内)をのりで貼付。1枚につき1資料
5 調査書 1通(出身学校長が作成・厳封、発行後3か月以内) ―
6 市販の角2封筒 1枚(宛名シートを印刷・貼付) ―

活動紹介書の設問文は次のとおりです。

あなたが特に紹介したい「分野・種別」を選択し、これまでの活動内容・活動実績・活動成果等について具体的に記入してください(記入枠は1〜3つ)。その活動を通して得られたもの、自分が果たした役割、工夫したこと等があれば、併せて紹介してください。 枠内に収まる範囲内であれば、記入方法は自由です。

各枠は分野・種別のチェック欄/タイトル(活動名)/活動期間・取得年月/具体的な内容という構成の自由記述ボックスです。記入枠は最大3つ(1ページ目に大きめの枠1、2ページ目に枠2・枠3)で、同じ分野・種別の中の異なる活動を複数の枠に書いてもよいとされています。

重要な注記が3つあります。

  • 「活動の多寡が評価の高低に直接つながるものではありません」(要項の明記)。たくさん書けば有利というものではありません
  • 対象は中学校卒業以降の活動です
  • 証明資料は、高校発行の調査書に記載があり他に証明資料がない場合は提出不要です(例:校内の赤十字活動・ボランティア活動、生徒会執行部の役職、クラブ活動の戦績・表彰歴・役職)。原本の貼付は不可(返却できないため)、作品等の提出・面接時の持参も不可。資料が見当たらない場合は「資料の貼付はありません」にチェックして提出します

選べる「分野・種別」は7つで、大学が期待する内容も明示されています。

# 分野・種別 大学が挙げている例
① 赤十字活動/赤十字関連/医療関連 赤十字活動全般(青少年赤十字活動、赤十字救急法基礎講習等の受講経験など)/公的機関・病院主催のふれあい看護体験や医療従事者関連の各種体験への参加/救命救急講習の受講 *大学主催のオープンキャンパスや学校内の分野別説明会・大学説明会は除く
② 生徒会活動/ボランティア活動/自主活動 生徒会執行部(生徒会長・副会長)としての活動/自発的に応募・取り組んだボランティア活動/社会的に評価された活動(新聞等への掲載、表彰)/主に高校生対象の各種コンテストへの出場
③ 探究活動/SSH・SGHカリキュラム 探究活動やSSH・SGHカリキュラムによる学習等に主体的に取り組み、成果をまとめた経験
④ クラブ活動/スポーツ/文化・芸術/自己表現 継続的に取り組み、大会・コンクール・発表会等で成果を発揮した経験 *入賞・表彰等は求めない
⑤ 語学/海外研修 実用英語技能検定準2級合格(GTEC 680点)以上の検定試験の資格・スコア/14日間以上の海外留学・海外研修/英語以外の言語の検定試験の資格・スコア
⑥ 語学以外の各種取得資格 語学以外の国家資格または国家資格に準じる民間資格の取得
⑦ その他 ①〜⑥に該当しない場合、どこに分類すべきか分からない場合

読み取れる注意点が3つあります。

①オープンキャンパスは実績にならないと明記されています。「大学主催のオープンキャンパスや学校内の分野別説明会・大学説明会は除く」とあるので、説明会への参加回数を書いても評価されません。

②語学と海外研修には具体的な水準が示されています。 語学は英検準2級(GTEC 680点)以上、海外研修は14日間以上です。これに届かないなら別の分野・種別で書くことになります。

③入賞・表彰は求められていません。 クラブ活動の欄にはっきり「入賞・表彰等は求めない」と書かれており、継続と成果の発揮が見られています。探究活動の欄も「主体的に取り組み、成果をまとめた経験」であって、優秀賞などは条件ではありません(探究活動を志望理由につなぐ、探究のまとめ方)。

字数指定がなく枠内自由なので、枠のサイズが実質の上限です。様式を印刷して、3分で話せる分量に収まるよう調整するのが実際の進め方になります。活動紹介書がそのまま口頭発表の原稿になる構造だからです。

日程

項目 内容
出願期間 2026年9月18日(金)〜10月2日(金)・Web出願登録:最終日17時00分まで・検定料払込:出願登録翌日の23時59分まで(最終日は当日17時00分まで)・出願書類の郵送:最終日消印有効(速達簡易書留・市販の角2封筒)
試験日 2026年10月17日(土) *9時40分集合
試験会場 本学のみ(福岡県宗像市アスティ1-1)。学校推薦型選抜にある沖縄会場の設定はありません
合格発表 2026年11月1日(日)10時頃(Post@netの合否結果照会。合格通知書・入学手続書類は発表日以降に速達簡易書留で郵送。電話等での問合せは不可)
入学手続① 2026年11月2日(月)〜11月12日(木)15時まで/入学金300,000円
入学手続② 2027年1月29日(金)15時まで/入学金を除く前期納付金750,000円(授業料・実験実習費・維持運営費)+書類提出(郵送は当日消印有効)
  • 受験票は試験日の約1週間前に案内メールが届き、Post@netからデジタル受験票をダウンロード・印刷して持参します
  • 顔写真データはJPEG(100KB以上3MB以下)、出願前3か月以内、胸から上・無帽・正面。加工・修正した写真は不正行為扱いです
  • 災害救助法適用地域の被災者は入学検定料と入学金が全額免除されます(令和4年度以降の被災で、自宅全壊等または家計支持者の死亡・行方不明)
  • 学納金は1年次が年額1,800,000円(入学金300,000+授業料1,100,000+実験実習費200,000+維持運営費200,000)、2年次以降は年額1,500,000円です

期限が過ぎているものが2つあります。 出願資格のうち個別の入学資格審査が必要な区分(学校教育法第90条第2項関係、本学の個別審査)は令和8年7月31日必着で書類提出が必要でした。受験上の配慮の事前相談も令和8年7月15日まででした(期限後の事故・疾病は速やかに相談するよう案内されています)。

入学前教育が必須、iPadも必須

総合型選抜の合格者は、入学までの間に入学前教育プログラムに取り組みます。

前年度の実施例として、基礎学力強化のための入学前補講(主に生物・化学の動画教材)、任意課題として生物・化学の復習と国語力育成のための読書活動、入学後に確認テストが挙げられています。

総合型選抜には学力検査がないので、合格後に生物・化学を固める仕組みになっていると読めます。面接で「合格した場合の大学入学までの取組・計画」を問われるのも、この設計と対応しています。

また大学はデジタル教科書を導入しており、iPadの持参が必須です。

総合型選抜に紐づく奨学金はありません

赤十字系の大学なので奨学金や修学資金が気になるところですが、総合型選抜はどの制度の入口にもなっていません。

制度 対象入試 総合型選抜
学部新入特待生制度(1年次の年間授業料を半額免除) 一般選抜Ⅰ期の成績上位3名程度/共通テスト利用選抜Ⅰ期の成績上位2名程度 対象外
赤十字病院事前予約奨学金(益田・水戸・古河の各赤十字病院、年額60万円の貸与。勤務による返還免除規定あり) 各案内に「対象となる入試=一般選抜(Ⅰ期)/大学入学共通テスト利用選抜(Ⅰ期)」と明記 対象外
赤十字特別選抜に伴う県支部奨学金(在学中4年間貸与。福岡60万・佐賀60万・長崎60万・熊本40万・大分60万・宮崎60万・鹿児島90万・沖縄110万の各年額) 学校推薦型選抜のみ 対象外
本学 給付奨学金(各学年5名程度・200,000円または275,000円を授業料と相殺) 入学後の在学生対象(通算GPA概ね2.3以上+経済的困窮) 入試区分と無関係
日本赤十字社関係奨学金(各県支部・各赤十字病院など) 入学後に申込 入試区分と無関係
高等教育の修学支援新制度 住民税非課税世帯等・多子世帯 総合型選抜合格者も利用可

赤十字病院の事前予約奨学金と県支部の奨学金を狙うなら、総合型選抜ではなく一般選抜Ⅰ期・共通テスト利用Ⅰ期・学校推薦型選抜(赤十字特別選抜)を選ぶ必要があります。 総合型選抜は専願なので、合格したらこれらは受けられません。学費の支援を重視するかどうかで入試区分の選び方が変わる大学です。

高等教育の修学支援新制度は総合型選抜合格者も利用でき、給付奨学金の採用候補者には入学金・前期納付金の納入金額と期限が別途通知され、入学後の採用決定後に差額が返金されます。

令和8年度(新設初年度)の実績

年度 募集 志願者 受験者 合格者 入学者 実質倍率
令和8年度 10名程度 27 26 17 17 約1.53倍

募集10名程度に対して17名が合格しており、定員の1.7倍を確保しています。専願なので合格者17名=入学者17名で歩留まりは100%です。

実質倍率1.53倍で、受験26名のうち9名が不合格です。全入ではありませんが、極端に厳しい数字でもありません。ただし実績は新設初年度の1年分しかないので、来年度どう動くかは読めません。

参考:令和8年度の他区分

区分 募集 志願者 合格者 入学者
赤十字特別推薦型選抜 8 10 4 4
公募・指定校推薦型選抜 38 46 42 42
一般選抜Ⅰ期 32 93 80 40
一般選抜Ⅱ期 2 6 3 2
共通テスト利用Ⅰ期 6 93 71 8
赤十字6看護大学連携併願 若干名 14 13 2
全選抜 総計 100 305 241 118

赤十字特別推薦型選抜は志願10名に対して合格4名で、ここだけ通過率が低くなっています。奨学金が紐づく区分は厳しいということです。

入学者118名の内訳は現役115名・既卒3名、男13名・女105名。地域別は福岡86・大分7・長崎5・熊本4・鹿児島3・佐賀2・沖縄2・宮崎1・九州以外8です。

併願で小論文に当たる場合

総合型選抜に小論文はありませんが、他区分では小論文があります。

区分 小論文 時間 形式
総合型選抜 なし ― ―
公募推薦型/公募推薦型(離島枠)/赤十字特別選抜 あり 60分 資料提示型(長文読解+記述)
社会人特別選抜 あり 60分 同上
一般選抜Ⅱ期 あり(「学力検査(小論文型)」100点) 60分 資料提示型
一般選抜Ⅰ期 なし(国語・英語・選択1科目) 各60分 ―

大学は過去問題を公開しています。 令和8年度(令和7年11月実施)の学校推薦型選抜・社会人特別選抜の小論文は資料提示型で、テーマは「失敗力」=失敗から学び、自分の成長に活かす力でした。失敗に対処する4段階や、援助要請の「自律的/依存的」の対比などを扱う文章です。

設問の構成は、〔問一〕が本文中の傍線部について著者がそう述べている理由を問うもの、〔問二〕が次のような形でした。

「今後、あなたが大学に入学した場合に、この文章で述べられていることはどのように参考になるでしょうか。これまでの経験を踏まえて、あなたの考えを四〇〇字以内で述べてください。」

大学公表の「出題の意図」には「専門知識を得るための基本的な読解力と論理的な文章を作成する力をみる」「長文読解力と基礎学力を問う問題を出題します」とあります。

〔問一〕が読解、〔問二〕が400字で自分の経験と結びつけるという、資料提示型の典型的な2問構成です(課題文型の手順、課題文の線の引き方、具体例の出し方)。総合型選抜で不合格だった場合の受け直しを考えるなら、この形式の練習が必要です。

サイトと要項で食い違っている箇所

  • サイトの出願資格は2項目に簡略化されていますが、要項では10類型が列挙されています。自分が該当するか確認するには要項を見る必要があります
  • サイトには配点・検定料・Web出願の17時締切の記載がありません。要項でしか確認できません
  • 入試情報ページの「入試結果」リンクが古い版(令和6年5月現在)を指しており、そこには総合型選抜の項目自体がありません。総合型選抜の実績を見るには令和8年5月1日現在の版を探す必要があります
  • 推薦のページ内で指定校の募集人数が「38名」と「39名」で矛盾しています(要項は38名)
  • 熊本県支部の奨学金の条件が「2026年3月卒業見込」と前年度のままになっています

どこから手をつけるか

出願するなら今日・明日です(Web登録は10月2日17時まで、郵送は10月2日消印有効)

  1. 調査書を高校に依頼します。発行後3か月以内のものが必要です
  2. 活動紹介書(自筆・字数指定なし・枠内自由・最大3枠)を書きます。中学校卒業以降の活動が対象です
  3. 書く活動は7つの分野・種別から選びます。大学主催のオープンキャンパスや学校内の説明会は実績になりません。語学は英検準2級(GTEC 680点)以上、海外研修は14日間以上が目安です。クラブ活動は入賞・表彰を求められていません
  4. 「活動の多寡が評価の高低に直接つながるものではありません」と要項に書かれています。数を並べるより、役割・工夫・得られたものを具体的に書くほうが設問文に沿います
  5. 活動紹介を証明する資料貼付用紙に証明資料のコピー(A4以内)をのりで貼付します。調査書に記載があり他に資料がない場合は提出不要です。原本は貼れません。該当がなければ「資料の貼付はありません」にチェックします
  6. Web出願登録(Post@net)→ 検定料30,000円+払込手数料1,000円 → 速達簡易書留で角2封筒で郵送。顔写真は出願前3か月以内のもので、加工・修正は不正行為です

試験当日(10月17日・9時40分集合・会場は本学のみ)

  1. 個人面接15分程度。冒頭に活動紹介書に基づく口頭発表3分程度(5分超で打切り)
  2. PC・模造紙・持参資料・メモはすべて使えません。口だけで話します。面接者は出願書類を手元に持っています
  3. 要項に「事前に準備してきたことを暗唱するのではなく、自分の言葉で伝えるように」とあります。原稿を丸暗記する形は避けるよう言われています。活動紹介書の内容を要点で押さえて、3分で話せるようにしておきます
  4. 聞かれるのは、活動の内容・実績・自分の役割/今後どう活かすか/本学や赤十字施設への進路を希望する理由/入学後の学びと学生生活/卒業後の進路目標と目指す看護職像/合格した場合の入学までの取組・計画です
  5. 配点は面接300点だけで、書類の評価も面接点に含まれます。ここが勝負のすべてです
  6. スマートフォンは身につけているだけでも不正行為とみなされます

入試区分の選び方を考えるなら

  • 総合型選抜には紐づく奨学金・特待制度が一つもありません
  • 赤十字病院の事前予約奨学金(年額60万円の貸与)と学部新入特待生制度は一般選抜Ⅰ期・共通テスト利用Ⅰ期が対象、県支部奨学金(年額40〜110万円)は学校推薦型選抜(赤十字特別選抜)が対象です
  • 総合型選抜は完全な専願なので、合格したらこれらの区分は受けられません。学費の支援を重視するなら入試区分そのものを選び直す判断になります
  • ただし高等教育の修学支援新制度は総合型選抜合格者も利用できます

合格したら

  • 入学前教育プログラムが必須です(前年度例:生物・化学の動画教材による入学前補講、任意課題として生物・化学の復習と読書活動、入学後に確認テスト)
  • iPadの持参が必須です(デジタル教科書を導入)
  • 入学手続①は11月12日15時まで(入学金300,000円)、②は2027年1月29日15時まで(前期納付金750,000円)です

まとめ

  • 看護学部 看護学科の単科大学(入学定員100名)。保健師国家試験受験資格は学内選抜18名(3年次に履修料100,000円)。募集停止・改組の告知なし。変更予告は2028年度の一般選抜Ⅰ期から化学を削除するものだけで、総合型選抜に変更予告はない
  • 総合型選抜は令和8年度に新設された区分で、実績は1年分だけ。1方式・10名程度
  • 完全な専願(「合格した場合には必ず入学することを確約できる者」「原則として合格後の入学辞退はできません」)。評定平均の基準なし、オープンキャンパス参加要件なし
  • 小論文も筆記試験も学力検査もない。課されるのは個人面接(口頭発表を含む)と出願書類だけ
  • 配点は面接300点のみ=300点満点。要項に「面接評価には出願書類(活動紹介書等)の評価を含みます」と明記され、書類に独立の配点がない
  • 面接は個人面接15分程度で、冒頭に活動紹介書に基づく口頭発表3分程度(5分を超えると打切り)。PC・模造紙・当日持参の資料・メモはすべて使用不可
  • 要項に「事前に準備してきたことを暗唱するのではなく、自分の言葉で伝えるように」と明記
  • 面接で問われるのは、活動の内容・実績・自分の役割/今後どう活かすか/本学や赤十字施設への進路希望の理由/入学後の学び/目指す看護職像/合格した場合の入学までの取組・計画
  • 「志望理由書」という独立様式がない。提出するのは活動紹介書と活動紹介を証明する資料貼付用紙と調査書。志望理由は面接の口頭で問われる設計
  • 活動紹介書は自筆・字数指定なし・枠内自由・記入枠は最大3つ。対象は中学校卒業以降の活動。「活動の多寡が評価の高低に直接つながるものではありません」と明記
  • 分野・種別は7つ(赤十字・医療関連/生徒会・ボランティア/探究活動・SSH・SGH/クラブ活動・スポーツ・文化芸術/語学・海外研修/語学以外の資格/その他)。大学主催のオープンキャンパスや学校内の説明会は除くと明記。語学は英検準2級(GTEC 680点)以上、海外研修は14日間以上。クラブ活動は入賞・表彰を求めない
  • 証明資料は調査書に記載があり他に資料がなければ提出不要。原本の貼付・作品の提出・面接時の持参は不可
  • 日程は出願9月18日〜10月2日(Web登録は最終日17時まで、郵送は消印有効)/試験10月17日(土)9時40分集合/発表11月1日10時頃。会場は本学のみ(学校推薦型にある沖縄会場はなし)
  • 検定料30,000円+払込手数料1,000円。顔写真は出願前3か月以内で加工・修正は不正行為。合否の電話問い合わせは不可
  • 入学手続は①11月12日15時まで(入学金300,000円)②2027年1月29日15時まで(前期納付金750,000円)。学納金は1年次1,800,000円、2年次以降1,500,000円
  • 総合型選抜の合格者は入学前教育プログラムが必須(生物・化学の動画教材による入学前補講など)。iPadの持参も必須
  • 総合型選抜に紐づく奨学金・特待制度は一つもない。学部新入特待生と赤十字病院事前予約奨学金は一般選抜Ⅰ期・共通テスト利用Ⅰ期が対象、県支部奨学金は学校推薦型選抜(赤十字特別選抜)が対象。高等教育の修学支援新制度は利用可
  • 令和8年度の総合型選抜は志願27・受験26・合格17・入学17=実質1.53倍。募集10名程度に対して17名合格(定員の1.7倍)で、専願のため歩留まり100%。赤十字特別推薦型選抜は志願10・合格4と通過率が低い
  • 他区分では小論文がある(公募推薦型・赤十字特別選抜・社会人特別選抜が60分、一般選抜Ⅱ期が「学力検査(小論文型)」100点)。いずれも資料提示型で、令和8年度のテーマは「失敗力」、設問は〔問一〕読解+〔問二〕自分の経験を踏まえて400字以内
  • 期限が過ぎているもの:個別の入学資格審査(令和8年7月31日必着)、受験上の配慮の事前相談(令和8年7月15日)
  • 2026年10月1日の時点で、出願はWeb登録が10月2日17時まで、郵送が10月2日消印有効

総合型選抜そのものの進め方は総合型選抜の完全ガイド、大学別の記事は大学別対策の作り方から探せます。同じ赤十字系では日本赤十字広島看護大学、福岡県の医療系では産業医科大学、看護学科のある女子大では西南女学院大学の記事もあわせて読めます。

Related

関連記事

← 「大学別対策」の記事一覧へ