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大正大学の総合型選抜。Ⅰ期専願は15種類の事前課題と学科ごとの二次審査、Ⅱ期・Ⅲ期は他大学と併願できる

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大正大学の総合型選抜を2027年度の学生募集要項から整理しました。Ⅰ期専願(153名・500点満点)の学科・専攻・コース別課題と、講義を聞いて書くレポートやグループディスカッションなど学科ごとの第二次審査、Ⅱ期併願(実績報告書とプレゼンテーション)とⅢ期併願(自己推薦書と基礎確認テスト)、共通テストの受験を条件に授業料の50%相当が減免される地域戦略人材育成入試まで解説します。

大正大学(東京都豊島区・巣鴨)は、仏教学部・文学部・人間学部・臨床心理学部・表現学部・地域創生学部・情報科学部の7学部13学科からなる大学です。総合型選抜は4つの方式に分かれます。

中心は「総合型選抜Ⅰ期 専願」(153名)です。第一次審査は書類審査で、学科・専攻・コースごとに違う事前課題(15種類)を出します。第二次審査も学科ごとに違い、講義を聞いてからレポートを書く学科、グループディスカッションのあとに文章を書く学科、筆記試験とプレゼンテーションの学科があります。一次と二次がそれぞれ250点で、合計500点です。

他大学と併願したいなら、「Ⅱ期 併願」と「Ⅲ期 併願」(合わせて102名)です。Ⅱ期は探究活動や課外活動の実績を報告書とプレゼンテーションで、Ⅲ期は自己推薦書と基礎確認テスト(マーク式)とプレゼンテーションで評価します。これとは別に、大学入学共通テストの受験を条件に、授業料の50%に相当する額が最大4年間減免される「地域戦略人材育成入試」(若干名)があります。

必ず最新の学生募集要項で確認してください。日程・募集人員・選考方法・課題は年度によって変わります。 出典:大正大学受験生応援サイト 大正大学の入試(総合型選抜 Ⅰ期 専願/総合型選抜 Ⅱ期 併願/総合型選抜 Ⅲ期 併願/総合型選抜 地域戦略人材育成入試/募集人員)

4つの方式

方式 募集人員 出願期間(書類は必着) 試験日 合格発表 入学手続締切 併願 選考と配点
Ⅰ期 専願 153名 9月7日〜15日(Web登録は9月14日16時まで) 二次10月24日 一次10月9日、最終11月2日 11月11日 専願 一次:書類250点/二次:学科ごとの審査250点
Ⅱ期 併願 102名(Ⅲ期と合わせて) 11月2日〜10日(Web登録は11月9日16時まで) 11月21日 12月1日 12月10日 可 調査書50点、実績報告書・自己調査書100点、プレゼンテーション100点、面接100点
Ⅲ期 併願 (Ⅱ期と合わせて) 11月27日〜12月4日(Web登録は12月3日16時まで) 12月12日 12月18日 2027年1月7日 可 自己推薦書100点、基礎確認テスト100点、プレゼンテーション50点、面接50点
地域戦略人材育成入試 若干名 11月13日〜19日(Web登録は11月18日16時まで) 二次12月12日 一次12月4日、最終12月18日 2027年1月7日 可 一次:志望理由書150点・調査書50点/二次:プレゼンテーション100点・面接100点

検定料はどれも30,000円で、試験はすべて巣鴨校舎で行われます。出願書類はどの方式も「必着」で、締切日の消印では間に合いません(入学手続の書類は消印有効)。

Ⅱ期・Ⅲ期の募集人員は、表現文化学科16名、メディア表現学科14名、人間科学科・臨床心理学科各10名、歴史学科9名、地域創生学科・公共政策学科各8名、日本文学科・人文学科・グリーンデジタル情報学科・デジタル文化財情報学科各5名、仏教学科4名、社会福祉学科3名です。

Ⅰ期 専願——書類250点と、学科ごとの二次審査250点

出願資格と配点

本学を専願(第一志望)とし、学科・専攻・コースで学ぶことを強く希望して、合格後の入学準備学習に意欲的に取り組むことが条件です。高校を卒業した人も出願でき、評定の基準はありません。合格者は入学準備学習の課題を修了することが必須です。

審査 中身 配点
第一次審査(書類) 学科・専攻・コース別課題 100点
志望理由書(600字程度) 100点
セルフポートレート 30点
調査書(資格・検定の加点を含む) 20点
第二次審査(10月24日) 学科・専攻・コースごとの審査 250点

一次の書類のうち、学科別課題と志望理由書で200点を占めます。調査書の20点には、英検2級以上(CSEスコア)、漢検2級以上、数検2級以上、日商簿記2級以上、ITパスポートなどの資格・検定1つにつき5点、最大10点の加点が含まれます。

  • セルフポートレート:高校時代に力を入れたこと(部活動・委員会、競技やコンクール、資格や検定、趣味など)を最大7つ書き、そのうち特にアピールしたい取り組みを1つ選んで、どんな活動で、そこからどんな力を得たかを具体的に書きます。この欄は書式が自由で、イラストや図も使えます
  • 志望理由書(600字程度):セルフポートレートでの振り返りを踏まえ、①これまでの活動や取り組みがどのように大正大学を目指す動機につながったか、②大学での学びを通してどんな力を培いたいかを書きます

学科・専攻・コース別課題(第一次審査)

課題は「第一次審査(書類審査)課題集」で公開されていて、大学の原稿用紙に書いて出願書類と一緒に出します。

学科・専攻・コース 課題の中身 字数
仏教学科(仏教学・仏教文化遺産・宗学の3専攻共通) 仏教の思想・歴史・文化に関する学習や体験を踏まえて、仏教の魅力についての考えを述べる。関心を持って調べたことや今後学びたいことにも触れ、具体例を挙げる 1,000字以内
日本文学科 強い関心を抱いた日本文学の作品(古代〜昭和)か日本語学の本を1冊選び、その本の「広告」(A4横1枚。タイトル、キャッチコピー、イラストや写真)と「紹介文」を作る 紹介文800字以内
人文学科 哲学・宗教文化コース 3問から1つ選ぶ。①公立中学校で給食前の「合掌」をやめたことをめぐる2つの意見(仏教儀礼の押しつけか、食材や作ってくれた人への感謝を表す地域の文化か)への賛否、②安楽死を認めるべきかをめぐる2つの意見への賛否、③関心を持った哲学・宗教的な事柄の概要と関心を持った理由 1,000字程度
人文学科 国際文化コース 外国語学習と異文化理解についての課題文を読み、自分が英語学習から得たもの、芽生えた異文化への関心、そこから広げた探究を振り返って、外国語を学ぶことで得られる異文化理解の利点を論じる(参考にした情報の出典を書く) 1,200字程度
歴史学科 日本史コース ①大学で勉強したい日本史の出来事や人物を1つ選び、選んだ理由と調べたこと(参考文献・URLを末尾に書く)、②歴史を学ぶことが現代の私たちになぜ重要か ①600字以内、②400字以内
歴史学科 文化財・考古学コース ①住んでいる地域にある旧石器時代〜江戸時代の文化財(寺社・遺跡・遺物・美術工芸品)を1つ実際に見学し、選んだ理由と調べた内容(見学日と場所を明記)、②文化財が現代の私たちになぜ重要か ①600字以内、②400字以内
人間科学科 人の心理や行動、社会の営みで「なぜだろう」と思うことを1つ取り上げ、①どんな現象か、②なぜ関心を持ったか、③その疑問を解くうえで学科の学びがどう役立つか。ディプロマ・ポリシーや授業科目名・シラバスの言葉をキーワードとして使う 800字程度
社会福祉学科 日本国憲法13条の「個人として尊重される」という理念と25条の生存権の保障が、社会福祉の考え方とどう関係するかを、体験や読書、社会の具体例を踏まえて述べる 1,000字程度
臨床心理学科 人を助けることが、ときに相手の自立を妨げたり負担になったりすることについて具体例を挙げて考えを述べ、臨床心理学における「望ましい支援」とは何かを社会との関わりも踏まえて論じる 1,000字程度
表現文化学科(3コース共通) 自分の部屋のレイアウト、スマートフォンのホーム画面、通学カバンの中など、日常的に整えている「空間」でのこだわりを1つ取り上げ、それが自分の考え方や価値観、人との関わり方にどう影響しているかを分析する。冒頭に「」で囲んだタイトルをつけ、裏面にイラスト・写真・手書き地図を1点添付してもよい 1,000字程度
メディア表現学科(2コース共通) 動画配信大手による老舗映画会社の買収が、大統領の介入も一因とみられて実現しなかったというニュースを題材に、自分が大統領の側近なら、実現しなかった買収についてどんな助言をするかを具体的に書く 1,000字程度
地域創生学科 ①最近関心を持った地域に関する問題の概要と背景を整理して意見を述べ、②その問題に自分が関わって改善に貢献できる可能性を自由に述べる 合わせて1,000字程度
公共政策学科 ①クラウドファンディング型ふるさと納税が地域社会にもたらす影響を、関心のある事例を1つ挙げて複数の観点から説明し、②本来は住民の税金を財源にすればよいのに、なぜこの仕組みが広がっているのかを踏まえて、その意義と課題を財政面や地域との関わり方の変化にも注目して述べる 各500字程度
グリーンデジタル情報学科 ①エネルギー・交通・建築・廃棄物・食と農業のどれかで「不便」「非効率」「もったいない」と感じた経験を1つ挙げ、スマートシティで情報技術がGX(脱炭素と経済成長の両立を目指す取り組み)の実現にどう役立つかを具体的な技術に触れて説明し、②実現したい「未来のまちの姿」と、そのための情報技術の使い方、実現の課題や限界を考察する ①600字以内、②500字以内
デジタル文化財情報学科 ①文化財の保存・修復や自然遺産の保護で情報技術やデジタル化がなぜ重要か、どう使われているかを踏まえて、目指したい「デジタル文化財」社会を論じ、②文化財や自然遺産の保護の観点で注目する社会課題と、情報技術を使った解決アイデアを、効果と実現可能性に触れて述べる ①600字以内、②500字以内

課題は第二次審査でも使われる学科が多くあります。日本文学科は「広告」をスクリーンに映してプレゼンテーションし、国際文化・日本史・文化財考古学・社会福祉・公共政策の各コース・学科は、課題の内容を発表したり、課題をもとに討論したりします。グリーンデジタル情報学科とデジタル文化財情報学科は、課題についての7分のプレゼンテーションがあります。出す前にコピーを取り、自分の課題を人前で説明できるように準備してください。

事前課題の組み立ては事前提出レポートの書き方にまとめています。テーマ別には、哲学・宗教文化コースの②は生命倫理のテーマ、①は宗教と社会のテーマ、日本史コースの②は歴史を学ぶ意味、国際文化コースはグローバル化のテーマ、公共政策学科と地域創生学科は地方自治と住民参加のテーマが近い論点を扱っています。

第二次審査(10月24日)

学科・専攻・コース 第二次審査の中身
仏教学科 小論文60分(仏教に関する短い文章を踏まえて設問に答える。600字程度)、個別面接
日本文学科 一次の「広告」を映して「紹介文」に基づくプレゼンテーション(3分程度)と面接(計10分程度)、グループ面接(4〜6人・25分程度。課題についての質疑応答、ミニプレゼンテーション、ディスカッション)
人文学科 哲学・宗教文化コース 授業レポート:40分の授業を受け(メモ可)、授業で考えたことを40分で800字程度論述。個別面接
人文学科 国際文化コース グループディスカッション(5〜6人。導入15分、討論60分。課題をもとに教員も加わって意見交換)、ショートエッセイ(討論で交わした意見をもとに500〜600字・30分)、個別面接
歴史学科 日本史コース コース別問題(60分。日本史の重要なキーワードから1つ選んで600字程度で論述)、グループ・ディスカッション(6〜7人・60分程度。一次課題の内容を3分程度で発表してから討論)、個別面接
歴史学科 文化財・考古学コース コース別問題(60分。文化財・考古学のキーワードから1つ選んで600字程度で論述)、グループ・ディスカッション(一次課題の時代背景や歴史的意義を3分程度で発表してから討論)、個別面接
人間科学科 模擬講義等(105分):教員の講義45分のあと、講義内容に基づくレポートを60分で作成。個別面接(10〜15分)
社会福祉学科 グループ・ディスカッション(5人程度・60分。一次課題を踏まえ各自3分程度で発表してから討論)、振り返りレポート(400字程度・30分)、個別面接
臨床心理学科 当日提示される資料に基づくレポート(45分)、そのレポートに関するグループ・ディスカッション(6〜7人・30分)、個別面接(グループでの体験の振り返りを含む)
表現文化学科 筆記・小論文試験(60分)、グループまたは個別の面接(15分)
メディア表現学科 ワークショップ(120分):筆記試験と、グループワーク・面接・プレゼンテーションなどの口述試験(中身はコースで異なり、当日指定)
地域創生学科 グループ・ディスカッション(6〜8人・60分)を2回。冒頭20分で提示される資料・データを読み解き、40分討論する。個別面接
公共政策学科 グループ・ディスカッション(3〜5人・60分。一次課題について話し合い、グループの検討結果をまとめる)、個別面接
グリーンデジタル情報学科 筆記試験(20分)、個別面接(一次課題のプレゼンテーション7分、質疑7分、学修への関心・意欲などを6分)
デジタル文化財情報学科 筆記試験、個別面接(一次課題のプレゼンテーション7分、質疑7分、そのあと学修への関心・意欲など)

講義や資料を受けてその場で書く学科(哲学・宗教文化コース、人間科学科、臨床心理学科)と、討論のあとに書く学科(国際文化コース、社会福祉学科)があるのが特徴です。講義型は、講義の要点を短時間でつかみ、自分の考えにつなげる練習をしておきます。討論のあとに書く学科は、討論で出たほかの人の意見を受け止めて、自分の考えとしてまとめ直せるかが評価されます(グループディスカッションの対策)。

表現文化学科とメディア表現学科の筆記試験は、過去問題を参照するよう要項に書かれています。大正大学の過去問題集は、受験生サイトの会員ページ「ココカラプラス」(会員登録が必要)に掲載されています。

Ⅱ期 併願・Ⅲ期 併願——高校の推薦なしで、他大学と併願できる

どちらも高校の推薦は不要で、高校を卒業した人も出願できます。第二次審査のような段階はなく、1日で選考します。

Ⅱ期 併願(11月21日)——実績報告書とプレゼンテーション

探究活動や課外活動で成果を上げてきた人向けの方式で、350点満点です。要項は「探究活動で実績を残した」「課外活動に熱心に取り組んだ」「習い事を継続している」「検定試験に合格した」といった取り組みをアピールするよう求めています。

試験 配点 中身
調査書 50点 全体の学習成績の状況×10
事前課題:実績報告書 50点 探究活動か課外活動かを選び、①どんな活動に、どんな目標を立てて、いつから、どう取り組んだか(活動期間や週何時間かも)、②活動の成果と、学んだ点・成長した点。探究の発表資料や大会の賞状のコピーを添付できる
事前課題:自己調査書 50点 大正大学を志望する理由と、これまでの活動を踏まえた入学後の活動計画・学習計画
プレゼンテーション 100点 実績報告書と自己調査書に基づいて1人5分程度。資料は紙だけでPCやプロジェクターは使えない。資料を配るなら4部持参
面接 100点 個別かグループで、1人15分程度

Ⅲ期 併願(12月12日)——自己推薦書と基礎確認テスト

大正大学での学習目標が定まっている人向けの方式で、300点満点です。

試験 配点 中身
事前課題:自己推薦書 100点 手書きで4問に各250〜300字。①過去3年間で学んだり取り組んだりしたことで特にアピールしたいこと、②それと大学で学びたいことを関連付けた志望理由、③大学での学びと将来なりたい姿を関連付けた卒業後の展望、④長所や特技、これまでの活動など
基礎確認テスト 100点 60分・マーク式。文系は英語20問・国語30問・国語の短文読解3問、情報科学部は英語20問・数学30問(数学Ⅰ・A、Ⅱ・B)
プレゼンテーション 50点 自己推薦書に基づいて1人5分程度。資料は紙だけ
面接 50点 個別かグループで、1人15分程度。調査書は面接の参考にされる

Ⅱ期は実績の中身とプレゼンテーション・面接で250点、Ⅲ期は自己推薦書と基礎確認テストで200点を占めます。実績を語れる人はⅡ期、基礎学力で勝負したい人はⅢ期という分かれ方です。実績報告書の書き方は探究活動のまとめ方、紙の資料で5分話す準備はプレゼンテーション型入試の対策を参照してください。

地域戦略人材育成入試——共通テストの受験で授業料の50%相当を減免

地域の課題に取り組むプロジェクトの経験を評価する方式で、全学科が対象(各若干名)です。

  • 出願資格:2027年3月に高校を卒業見込みの人(既卒者は対象外)で、2027年度の共通テストで、学科ごとの必須教科を含む3科目を受験すること。評定は問わず、他大学との併願もでき、本学の他の入試ですでに合格した学科に出願することもできます
  • 奨学金:授業料の50%に相当する額が、1年次から最大で卒業まで減免されます。2年次以降の継続には、前年度のGPAが2.8以上であることが基本条件です。共通テストは成績ではなく受験したかどうかを見るものですが、受けていなかったり必須教科が欠けていたりすると、授業料は減免されません
  • 共通テストの必須教科の例:日本文学科・臨床心理学科・表現学部は国語(古文・漢文を含む)、国際文化コースと人間科学科は英語(リスニングを含む)、歴史学科・社会福祉学科・地域創生学部は地理歴史・公民から1科目以上、情報科学部は数学から1科目以上
  • 入学後:所属学科のカリキュラムに加えて、アントレプレナーシップ・プログラムの履修が必須です(情報科学部を除く)

第一次審査は書類で、志望理由書(3,000字以内)が150点、調査書が50点です。志望理由書には、(1)学校や地域で関わってきた探究活動やプロジェクト、(2)志望学科に関連する知識や情報を学んだ方法、(3)大正大学とこの入試を知って出願に至った経緯を書き、アドミッション・ポリシーとの関係、取り組んだ期間、一緒に取り組んだ人や協力者、関わった地域の特性、問いや仮説、得た情報や認識、自分の成長に触れます。根拠となる資料(探究レポート、新聞記事、活動写真、コンテストへの参加証明など)を7点まで添付できます。

第二次審査(12月12日)はプレゼンテーション100点と面接100点で、1人30分程度です。一次の点数は二次に持ち越されません。資料は紙だけです。発表と面接では、①自己探究計画(大学で挑戦したいこと、地域課題に取り組むうえで伸ばしたい資質)、②学問探究計画(探究したい問い、獲得したい知識)、③価値創造計画(どんな地域社会の姿に貢献するか、それがSDGsのどの項目と関係が深いか)、④コミュニティ貢献計画(ほかの学生の学びや活動をどう豊かにするか)の4点を準備します。

どこから手をつけるか

Ⅰ期専願の出願は9月15日必着(Web登録は9月14日16時まで)で締め切られます。出願を済ませた人は、10月9日の一次発表を待つあいだに、第二次審査の形式に合わせた準備を始めてください。講義を聞いて書く学科なら短い講義動画や新書の一節を聞いて・読んで要点をまとめる練習、討論の学科なら自分の課題を3分で説明する練習、プレゼンテーションの学科なら課題の要点を7分に収める練習です。

これから出願できるのは、Ⅱ期(11月2日〜10日)、地域戦略人材育成入試(11月13日〜19日)、Ⅲ期(11月27日〜12月4日)です。どれも書類は必着です。

  • Ⅱ期は、実績報告書に書く活動を1つに絞り、目標・期間・週あたりの時間・成果を数字で書けるように整理します。プレゼンテーションは紙の資料だけで5分なので、スライドを作るより、A4数枚で要点を示す形で練習します
  • Ⅲ期は、基礎確認テスト(英語と国語、情報科学部は英語と数学)の基礎を固めながら、自己推薦書の4問を書き分けます(志望理由書の書き方 完全ガイド)
  • 地域戦略人材育成入試は、3,000字の志望理由書で探究やプロジェクトの経緯を具体的に書けるかが中心です。根拠資料をそろえるとともに、共通テストに志望学科の必須教科を含めて出願しておくことを忘れないでください

まとめ

  • 大正大学の総合型選抜は、Ⅰ期専願(153名)、Ⅱ期併願・Ⅲ期併願(合わせて102名)、地域戦略人材育成入試(若干名)の4方式。検定料30,000円、出願書類はどれも必着
  • Ⅰ期専願は500点満点。一次は学科別課題100点・志望理由書100点・セルフポートレート30点・調査書20点(資格・検定で最大10点加点)、二次は学科ごとの審査250点。出願9月7日〜15日、二次10月24日
  • 学科別課題は15種類。哲学・宗教文化コースは「合掌」や安楽死をめぐる賛否から選択、日本文学科は本の「広告」と紹介文、文化財・考古学コースは文化財の実地見学、人間科学科はシラバスの言葉を使う課題、公共政策学科はクラウドファンディング型ふるさと納税
  • 二次は、講義や資料を受けて書く学科(哲学・宗教文化、人間科学、臨床心理)、討論のあとに書く学科(国際文化、社会福祉)、コース別の論述と討論(日本史、文化財・考古学)、課題のプレゼンテーション(日本文学、情報科学部)など、学科ごとに違う
  • Ⅱ期併願(11月21日・350点)は実績報告書・自己調査書と、紙の資料で5分のプレゼンテーション、面接
  • Ⅲ期併願(12月12日・300点)は4問各250〜300字の自己推薦書と、60分のマーク式基礎確認テスト(文系は英語・国語、情報科学部は英語・数学)
  • 地域戦略人材育成入試は全学科で若干名。志望理由書3,000字(150点)と、プレゼンテーション・面接で選考し、共通テストで必須教科を含む3科目を受けると授業料の50%相当が減免される(2年次以降はGPA2.8以上が条件)

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