青森中央学院大学の総合型選抜。看護学部は90分の小論文、経営法学部はプレゼンだけ
青森中央学院大学の総合型選抜は学部で形が違います。看護学部は90分の小論文100点+面接、しかも併願型があります。経営法学部はプレゼンテーション90点+調査書10点だけ。自己アピール型・探究学習型・取得資格型の3タイプから選べます。
青森中央学院大学(青森市)の総合型選抜は、学部でまったく形が違います。
| 学部 | 選抜方法 | 配点 |
|---|---|---|
| 経営法学部 | プレゼンテーションと調査書だけ | プレゼン90点+調査書10点=100点 |
| 看護学部(専願型) | 小論文(90分)+個別面接 | 小論文100点+面接100点=200点 |
| 看護学部(併願型) | 小論文(90分)+個別面接 | 小論文100点+面接50点=150点 |
経営法学部には筆記がなく、看護学部には併願できる型があります。
出典:青森中央学院大学「令和9年度 学生募集要項」(https://www.aomoricgu.ac.jp/download_file/view/7101/887 )、「受験生の皆さんへ」(https://www.aomoricgu.ac.jp/admissions/exam )。2026年9月22日に確認しました。
看護学部——小論文は資料読み取り型
看護学部の総合型選抜には、専願型と併願型があります。
〔A〕専願型……小論文100点、個別面接100点(調査書を参考とする。)、合計200点満点。 〔B〕併願型……小論文100点、個別面接50点(調査書を参考とする。)、合計150点満点。
両方に共通して、小論文の形式が明記されています。
小論文は文章やグラフ、図などを読解させる過程を含んだ出題とする。 小論文試験は、90分間で実施する。
文章だけでなく、グラフや図が出ます。90分という時間は、資料を読む時間が織り込まれていると考えるのが自然です。看護系なので、統計(高齢化率、在院日数、健康寿命など)を扱う出題が想定されます。
資料つき小論文の解き方はグラフ・資料型小論文の書き方、複数資料の扱い方は複数資料型の小論文にまとめています。
専願型だけ、自己推薦書の発表がある
専願型には出願書類が1つ増えます。
出願書類として「自己推薦書」の提出を求め、面接では、提出された自己推薦書に基づく発表(3分程度)を含む。 自己推薦書は本学HPからダウンロードし、記入すること。 自己推薦書テーマ:「将来の夢とそれに向けて取り組んできたこと」
テーマが公開されています。「将来の夢」と「それに向けて取り組んできたこと」の2つを、3分で話せる形にまとめます。3分は原稿にすると800〜900字程度です。
専願型の面接が100点、併願型が50点。差の50点は、この自己推薦書の発表の分と読めます。書き方は自己PRの書き方、話す準備は小論文と面接のつなげ方を参照してください。
看護学部の日程は1回だけです。
| 出願期間 | 試験期日 | 合格発表 | 入学手続期限 |
|---|---|---|---|
| 2026年11月16日(月)〜12月11日(金) | 2026年12月19日(土) | 12月25日(金) | 2027年1月15日(金) |
経営法学部——3タイプのプレゼンから選ぶ
経営法学部(定員165名)の総合型選抜は、すべてプレゼンテーション90点+調査書10点=100点。筆記試験はありません。タイプが3つあります。
〔A〕自己アピール型
(1) プレゼンテーションテーマ:「いままでやってきたこと、将来やりたいこと」とし、必ず資料を用いて発表すること。
〔B〕探究学習型
(1) プレゼンテーションテーマ:在籍する(していた)高等学校で取り組んでいる(いた)探究学習の内容とし、必ず資料を用いて発表すること
〔C〕取得資格(簿記・英語)型
出願資格に条件が付きます。
(5) 出願時までに日商簿記2級を取得している者。(簿記型) (6) 出願時までに英検2級またはGTEC900点程度を取得している者。(英語型)
そして、進め方が他の2つと違います。
(1) 本学HPから「プレゼンテーションシート」をダウンロードし、記入する。 (2) Web出願登録完了後、他の出願書類とともにシートを提出する(コピーを手元に保管すること)。 (3) 試験当日、作成したシートを使用して、自己アピールを行う。
シートを先に出し、当日はそれを使って話す形です。コピーを手元に残しておかないと、当日の手元資料がなくなります。
資料の作り方は自由
A・Bに共通する指定です。
(2) 使用する資料:形式は自由とする。試験官への資料配付、画用紙や模造紙を使用したポスター形式での資料提示、パソコンを用いるなど、自分が最適と考える資料を準備する。ただし、パソコンを使用する場合は、PDFまたはMicrosoft PowerPointを推奨する。 なお、使用する資料の形式や提出方法等詳細については、出願受付後、本学から出願者本人に個別に連絡し、確認を行う。
出願したあと大学から連絡が来て、資料の形式を確認してもらえます。ここでつまずくことはなさそうです。
試験の時間配分はこうです。
・試験は、プレゼンテーション(5分以内)、質疑(10分程度)で実施する。
話す5分より、聞かれる10分のほうが長い。資料を作り込むだけでなく、質問に答えられる準備が要ります。プレゼンの組み立てはプレゼン型入試の対策、探究の発表は探究の成果発表にまとめています。
日程は3回あります。
| 選抜区分 | 出願期間 | 試験期日 | 合格発表 | 入学手続期限 |
|---|---|---|---|---|
| 第1期 | 2026年9月1日(火)〜10月1日(木) | 2026年10月10日(土) | 11月2日(月) | 11月12日(木) |
| 第2期 | 2026年11月16日(月)〜12月11日(金) | 2026年12月19日(土) | 12月25日(金) | 2027年1月15日(金) |
| 第3期 | 2027年2月8日(月)〜3月8日(月) | 2027年3月13日(土) | 3月19日(金) | 3月26日(金) |
経営法学部の総合型選抜はすべて専願です。
合格すると特待生選抜を受けられる
両学部に共通の制度があります。
総合型選抜第1期・第2期に合格し、入学手続きを完了した者には「特待生選抜試験第2期」の受験資格が与えられる(第3期は対象外)。
看護学部も同様に、総合型選抜の合格者(入学手続完了者)が特待生選抜試験第2期を受けられます。
ただし経営法学部には注意書きがあります。
ただし、〔C〕取得資格(簿記・英語)型で受験し、「取得資格特待生制度」の特待生に採用された場合は、「特待生選抜試験第2期」は受験できない。
資格で特待生になった人は、そちらが優先という整理です。
青森県外からの受験者に支援枠がある
特別選抜を除く、全ての入学試験区分において、青森県外からの受験者を対象とした進学支援枠を設定します。対象者は、入学試験出願時に別途登録申請することで、進学支援枠での選抜対象となる
総合型選抜でも対象です。県外から受ける場合は、出願時に別途登録申請することを忘れないようにします。
なお大学は、令和7年度・令和8年度の過去問題を公開しています。看護学部の小論文の傾向は、ここで確かめられます。
どこから手をつけるか
- 志望学部を確認する。 経営法学部はプレゼンのみ、看護学部は小論文です
- 看護学部志望はグラフ・図つきの小論文を90分で解く練習をする
- 専願か併願かを決める。 看護学部には併願型があります(面接の配点が50点に下がります)
- 専願型なら自己推薦書を書き、3分で話せるようにする。 テーマは「将来の夢とそれに向けて取り組んできたこと」
- 経営法学部はA・B・Cのどれで受けるかを決める。 簿記2級や英検2級があるならCも選べます
- プレゼン5分と質疑10分を分けて準備する。 質疑のほうが長い試験です
- 県外から受けるなら進学支援枠を出願時に申請する
- 公開されている過去問を見る。 令和7年度・令和8年度があります
まとめ
- 青森中央学院大学の総合型選抜は、経営法学部と看護学部で形がまったく違います
- 看護学部は小論文(90分・100点)+個別面接。小論文は「文章やグラフ、図などを読解させる過程を含んだ出題」と明記されています
- 看護学部には専願型(面接100点・計200点)と併願型(面接50点・計150点)があります
- 専願型は「自己推薦書」を提出し、面接でそれに基づく3分程度の発表をします。テーマは「将来の夢とそれに向けて取り組んできたこと」
- 経営法学部はプレゼンテーション90点+調査書10点=100点。筆記試験はありません
- 経営法学部は〔A〕自己アピール型/〔B〕探究学習型/〔C〕取得資格(簿記・英語)型の3タイプ。すべて専願です
- 〔C〕は日商簿記2級または英検2級/GTEC900点程度が出願資格で、プレゼンテーションシートを出願時に提出し、当日それを使って自己アピールします
- プレゼンの資料は形式自由(配布資料、模造紙のポスター、パソコン)。PCはPDFまたはPowerPointを推奨。出願後に大学から個別に連絡があり形式を確認します
- 試験はプレゼンテーション5分以内+質疑10分程度
- 総合型選抜の合格者(入学手続完了者)は「特待生選抜試験第2期」を受験できます
- 青森県外からの進学支援枠が全区分(特別選抜を除く)にあり、出願時に別途登録申請します
総合型選抜そのものの進め方は総合型選抜の完全ガイド、大学別の記事は大学別対策の作り方から探せます。青森県の私立大学は青森大学、柴田学園大学、弘前学院大学、八戸工業大学、八戸学院大学、弘前医療福祉大学の記事にもあります。