青森大学の総合型選抜。3つの型すべてに小論文があり、配点は一律30%
青森大学の総合型選抜は自己推薦型・課題探究型・文理未来型の3つ。どの型でも小論文(60分・600字程度)が課され、評価比率は30%です。文理未来型は併願制で、1回の受験料で2学部を受験できます。第Ⅰ期から第Ⅵ期まで6回。
青森大学(青森市幸畑)の総合型選抜は3つの型に分かれていますが、どれを選んでも小論文があります。
| 型 | 専願/併願 | 小論文 | 配点 |
|---|---|---|---|
| ①自己推薦型 | 専願制 | 60分・600字程度 | 30% |
| ②課題探究型 | 専願制 | 60分・600字程度 | 30% |
| ③文理未来型 | 併願制 | 60分・600字程度 | 30% |
3型×3学部のすべてで小論文が30%。評価比率が要項に全部載っています。
出典:青森大学「総合型選抜要項【①自己推薦型】」(https://www.aomori-u-aplus.jp/wp-content/uploads/2026/08/9045d03aa320957054eb8eed46e5b031.pdf )、「同【②課題探究型】」(https://www.aomori-u-aplus.jp/wp-content/uploads/2026/08/143ba779b0cf29622995d2e913a30751.pdf )、「同【③文理未来型】」(https://www.aomori-u-aplus.jp/wp-content/uploads/2026/08/7521e293854da6d97bb4f9cc1acad4e8.pdf )、「総合型選抜要項」(https://www.aomori-u-aplus.jp/admission/yoko_comprehensive )。2026年9月22日に確認しました。
募集人員と日程
| 学部・学科 | 募集人員 | 対象の型 |
|---|---|---|
| 総合経営学部 経営学科 | 25名 | ①②③ |
| ソフトウェア情報学部 ソフトウェア情報学科 | 15名 | ①②③ |
| 薬学部 薬学科 | 5名 | ①② |
※総合経営学部のみ、第Ⅱ期日程および第Ⅳ期日程において【②課題探究型】を実施します。
日程は第Ⅰ期から第Ⅵ期まで6回あります。
| 選抜区分 | 出願期間 | 選考日 | 合格発表日 |
|---|---|---|---|
| 第Ⅰ期 | 2026年9月1日(火)〜9月18日(金)必着 | 9月26日(土) | 11月4日(水) |
| 第Ⅱ期 | 2026年9月21日(月)〜10月9日(金)必着 | 10月17日(土) | 11月4日(水) |
| 第Ⅲ期 | 2026年10月12日(月)〜11月13日(金)必着 | 11月21日(土) | 12月2日(水) |
| 第Ⅳ期 | 2026年11月16日(月)〜12月11日(金)必着 | 12月19日(土) | 12月24日(木) |
| 第Ⅴ期 | 2027年1月4日(月)〜1月15日(金)必着 | 2027年1月23日(土) | 1月29日(金) |
| 第Ⅵ期 | 2027年2月1日(月)〜3月9日(火)必着 | 2027年3月13日(土) | 3月19日(金) |
ただし注意書きがあります。
募集人員に達した場合は、当該学部の出願受付を終了します。受付終了については、本学ホームページ等でお知らせいたします。
6回あっても、埋まれば終わりです。早い期のほうが確実です。
当日については、
・受付時間 9:00〜9:20(遅刻限度は20分〈9:50までに入室〉)・試験開始 9:30
遅刻の限度が明記されているのは珍しいことです。
選抜会場は青森会場(青森キャンパス)/むつ会場(むつキャンパス)/東京会場(東京キャンパス)の3か所。
①自己推薦型(専願制)
出願書類は、入学者選抜志願票・顔写真・調査書(開封無効)・大学入学志望理由・自己推薦書(本学所定用紙)です。
選考方法は学部で分かれます。
総合経営学部・ソフトウェア情報学部:出願書類と面接(口頭試験含む)、小論文(60分・600字程度)によって選考します。 薬学部:出願書類と面接(口頭試験含む)、プレゼンテーション、小論文(60分・600字程度)によって選考します。
評価比率はこうです。
| 総合経営学部 | ソフトウェア情報学部 | 薬学部 | |
|---|---|---|---|
| 調査書 | 20% | 20% | 10%(志望理由書と合わせて) |
| 大学入学志望理由・自己推薦書 | 50%(面接と合わせて) | 20% | 同上 |
| 面接(口頭試験含む) | 同上 | 30% | 30% |
| 小論文 | 30% | 30% | 30% |
| プレゼンテーション | — | — | 30% |
総合経営学部は書類と面接で50%、ソフトウェア情報学部は志望理由書20%・面接30%と分かれています。小論文はどの学部も30%です。
60分で600字程度という設定は、書く速さより考える時間が取られた配分です。構成に20分かけても十分間に合います。型は小論文の完全ガイド、600字の組み立ては小論文の段落構成にまとめています。
薬学部のプレゼンテーションには具体的な指定があります。
プレゼンテーションは、身近な医療に関して感じたことについて自分の考えを口頭で述べ(2〜3分程度)、それに対して質疑応答を行います。当日は口頭で行なって頂くため、事前の資料作成および当日の資料の準備、使用は必要ありません。
資料を作らなくてよいと明記されています。テーマは「身近な医療に関して感じたこと」。薬局、病院、家族の通院、市販薬、ジェネリック医薬品——日常で目にする医療から1つ選び、2〜3分で話せるようにしておけば足ります。
②課題探究型(専願制)
①に探究した課題の要旨・資料等が加わります。
「探究した課題の要旨・資料等」は高等学校等における「総合的な探究の時間」もしくは校内外の活動において取り組んだ課題についてまとめてください。課題の要旨を記述するほかスライド、グラフ、写真等を活用することができます。A4用紙を使用し、レイアウトについては自由とします(5枚以内)。「探究した課題の要旨・資料等」は出願の際に出願書類と同封し、事前に提出してください。
A4・5枚以内、レイアウト自由。出願時に提出します。
当日のプレゼンは学部で違います。
| 学部 | プレゼンテーション |
|---|---|
| 総合経営学部 | 持ち時間8分程度。面接では探究した課題について質疑応答 |
| ソフトウェア情報学部 | 提出した資料に基づき8分〜12分程度。方法は試験室内で実施可能な範囲であれば自由 |
| 薬学部 | 探究した課題をテーマとし、持ち時間は8分程度 |
ソフトウェア情報学部だけ、機材の条件が細かく書かれています。
持参したパソコン、または本学が用意するパソコンを使用することができます。本学が用意するパソコンを使用する場合は、プレゼンテーション用データをUSBメモリに保存して持参してください。タブレット端末は使用できません。 プレゼンテーションの方法にかかわらず、機器の不具合等に備えて、プレゼンテーション資料を印刷したものを3部持参してください。機器の不具合等により紙資料によるプレゼンテーションに変更した場合でも、評価には影響しません。
自分のパソコンを持ち込めます。ただしタブレットは不可。そして紙に切り替えても評価は変わらないと明言されています。機材トラブルを心配しなくてよい、という配慮です。
探究の発表の組み立ては探究の成果発表、資料のまとめ方は探究のまとめ方(レポート)を参照してください。
②でも小論文は30%です。探究の資料とプレゼンに加えて、当日600字を書きます。
③文理未来型(併願制)
要項の冒頭にこう書かれています。
1回の受験料で本学の2学部の受験ができるほか、他大学との併願も可能です。進路の選択肢を比較・検討しながら、本学の学びを十分に理解したうえで、自分に最適な進学学部を選ぶことができます。
対象は総合経営学部とソフトウェア情報学部(薬学部は対象外)。選考方法は①自己推薦型と同じで、出願書類・面接(口頭試験含む)・小論文(60分・600字程度)です。
| 総合経営学部 | ソフトウェア情報学部 | |
|---|---|---|
| 調査書 | 20% | 20% |
| 大学入学志望理由・自己推薦書 | 50%(面接と合わせて) | 20% |
| 面接(口頭試験含む) | 同上 | 30% |
| 小論文 | 30% | 30% |
専願にできないが青森大学も受けたいという人にとっては、この型が入口になります。しかも1回の受験料で2学部を受けられるので、文系と情報系で迷っている人にも向いています。
なお、①②③それぞれに「むつ下北未来創生選抜」版の要項が別に用意されています。
どこから手をつけるか
- 専願にできるかどうかで型を決める。 できないなら③文理未来型
- 600字の小論文を60分で書く練習をする。 どの型でも30%です
- 大学入学志望理由・自己推薦書(本学所定用紙)を書く。 全型で必要です
- 探究の蓄積があるなら②課題探究型。 A4・5枚以内の資料を出願時に提出します
- 薬学部志望は「身近な医療に感じたこと」を2〜3分で話せるようにする。 資料は不要です
- ソフトウェア情報学部は自分のPCを持ち込める。 印刷資料3部も忘れずに
- 早い期に出す。 募集人員に達すると受付が終了します
- 会場を選ぶ。 青森・むつ・東京の3か所です
まとめ
- 青森大学の総合型選抜は①自己推薦型(専願)②課題探究型(専願)③文理未来型(併願)の3つ
- 3つの型すべてで小論文(60分・600字程度)が課され、評価比率は一律30%です
- 募集人員は総合経営学部25名(①②③)/ソフトウェア情報学部15名(①②③)/薬学部5名(①②)
- ③文理未来型は併願制で、「1回の受験料で本学の2学部の受験ができるほか、他大学との併願も可能」と要項に書かれています
- 評価比率が3型×3学部すべて公開されています
- 薬学部の①自己推薦型はプレゼンテーション(2〜3分)がありますが、テーマは「身近な医療に関して感じたこと」で資料の準備は不要です
- ②課題探究型は「探究した課題の要旨・資料等」をA4・5枚以内で出願時に提出し、当日8分〜12分程度のプレゼンを行います
- ソフトウェア情報学部は自分のパソコンを持ち込めます(タブレットは不可)。印刷した資料を3部持参し、紙に切り替えても評価に影響しません
- 日程は第Ⅰ期〜第Ⅵ期の6回。ただし募集人員に達した場合は出願受付が終了します
- 選抜会場は青森・むつ・東京の3か所。受付9:00〜9:20、遅刻限度は9:50まで、試験開始は9:30です
青森県の私立大学は柴田学園大学の記事にもあります。総合型選抜そのものの進め方は総合型選抜の完全ガイド、大学別の記事は大学別対策の作り方から探せます。北海道の私立大学は北海道医療大学、北海道情報大学、札幌国際大学、北翔大学、北洋大学、北海道文教大学、札幌保健医療大学、日本医療大学、北海道千歳リハビリテーション大学、北海道武蔵女子大学の記事にもあります。