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ノースアジア大学の総合型選抜。筆記はなく、口頭試問で時事を聞かれる

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ノースアジア大学の総合型選抜は書類審査と面接試験(口頭試問を含む)だけ。口頭試問では時事ニュースへの意見や、問題の解決策・発生防止策の考え方を確認すると要項に明記されています。Ⅰ期〜Ⅳ期の4回。

ノースアジア大学(秋田県秋田市)の総合型選抜には、筆記試験も小論文もありません。

出願書類の審査、面接試験(口頭試問を含む)

試験当日は面接だけ。受付が9時から9時20分、注意事項が9時25分から9時35分、面接試験が9時40分からという時間割です。

ただし、その口頭試問の中身が要項に書かれていて、これが実質的に小論文で問われることと同じです。

口頭試問では解答の是非を問う基礎学力以外にも、学習意欲として志望学科に関連する分野に関する考え方(例:時事ニュースや話題の言葉に対する知識、それらに対してどのような意見を持っているのか、問題に対する解決策や発生防止策を構築するにはどのようにすれば良いのかなど)を確認します。

書く試験がないぶん、話して答えることになります。

この記事は、ノースアジア大学が公開している令和9年度の総合型選抜要項と入学志望理由書の様式をもとにまとめました。要項は画像PDFのため、画像に変換して確認しています。

出典:ノースアジア大学「令和9年度 総合型選抜要項(Ⅰ期・Ⅱ期)」「同(Ⅲ期・Ⅳ期)」「入学志望理由書」、大学サイト「入学者選抜について」「入学者選抜日程(令和9年度)」(いずれも2026年9月22日に確認)

なお、紙の要項は配布されません。大学サイトで公開されているPDFを確認して出願します。

日程はⅠ期からⅣ期まで4回

経済学部経済学科と、総合政策学部(法律学科・国際学科)の2学部です。

募集人員は経済学科30名、総合政策学部25名。この人数に、総合型選抜のⅠ期・Ⅱ期・Ⅲ期・Ⅳ期と学園内Ⅰ期・学園内Ⅱ期のすべてが含まれます。

なお、総合政策学部は学部一括募集で、法律学科か国際学科かの学科選択は2年進級時に行います。

区分 出願期間 試験日 合格発表日 試験地
Ⅰ期 令和8年9月14日〜10月2日(金) 10月10日(土) 11月2日(月) 本学・仙台
Ⅱ期 令和8年10月5日〜10月23日(金) 10月31日(土) 11月13日(金) 本学・仙台
Ⅲ期 令和8年11月16日〜12月4日(金) 12月12日(土) 12月21日(月) 本学
Ⅳ期 令和9年2月22日〜3月5日(金) 令和9年3月11日(木) 3月18日(木) 本学

入学検定料は30,000円、WEB出願です。

Ⅰ期とⅡ期は仙台でも受験できます。会場はベルエア会館(仙台市青葉区一番町、JR仙台駅より徒歩12分)です。秋田会場は本学で、JR秋田駅東口から無料のスクールバスが出ています。

(2)出願確認票で申し込んだ試験会場以外では受験できません。

Ⅳ期だけ第一志望でなくてもよい

出願資格は2つの条件を満たすことです。

本学が第一志望で(第Ⅳ期を除く)、次の1および2の条件を満たす方。 1.次のいずれかを満たす方 (1)高等学校または中等教育学校を卒業した方、または令和9年3月卒業見込みの方。 (2)高等学校卒業程度認定試験(大学入学資格検定を含む)に合格した方、または合格見込みの方。 2.これまでの学び、経験において取得した資格や芸術・文化・スポーツ・生徒会・社会活動等への取り組みの成果を生かし、本学での勉学・課外活動に意欲的に取り組もうとする方。

Ⅲ期・Ⅳ期の要項に「(第Ⅳ期を除く)」という但し書きがあります。Ⅳ期だけは第一志望である必要がありません。3月の試験なので、最後の選択肢として使えます。

「最大限に評価」と書かれている

総合型選抜で求める人材の説明が、はっきりしています。

総合型選抜では、志望者の意識・意欲・個性・活動などが、本学の教育理念と教育内容にふさわしいかどうかを、面接試験と出願書類の審査によって総合的かつ多面的に判断して入学を許可する選抜方法です。 これまでの学び、経験において取得した資格や積極的に取り組んだ様々な活動を基に、本学で学びたいという意志を強くアピールできる志望者を歓迎します。本学では、皆さんが取り組んできた成果を「最大限に評価」します。

そして選抜方法の説明でも、評価の対象が具体的に並べられています。

出願書類に記載された、これまでの学びや経験等において得られた初歩的かつ基本的な知識・資格検定などの技能、日常生活において直面する身近な事柄に対する思考・選択・表現の経験、これまでに取り組んだ芸術・文化・スポーツ・生徒会・ホームルーム・ボランティア活動を含む研究会・討論会や課外活動などの実績について最大限評価するとともに、大学教育を受けるために必要な「知識」「思考力」「人間力」を口頭にて確認・質問しながら多面的・総合的に評価します。

評価の軸は「知識」「思考力」「人間力」の3つ。そして、ホームルームまで評価対象に挙げられているのは珍しい書き方です。大会での実績がなくても、日常の活動が評価の対象になります。

出願書類には、任意提出の項目もあります。

(5)……「これまでの学び、経験において取得した資格や積極的に取り組んだ様々な活動」について、詳しい資料があれば提出してください。(任意)

賞状、認定証、活動の記録。手元にあるものは出しておくのが得策です。

口頭試問への備え方

要項の例示をもう一度見ます。

時事ニュースや話題の言葉に対する知識、それらに対してどのような意見を持っているのか、問題に対する解決策や発生防止策を構築するにはどのようにすればよいのか

3段階になっています。知っているか→どう考えるか→どう解決するか。これは小論文の構成そのものです。

しかも「志望学科に関連する分野」と限定されています。経済学科なら経済のニュース、法律学科なら法や事件のニュース、国際学科なら国際情勢。総合政策学部は2年進級時に学科を選ぶので、法と国際の両方に目を配ることになります。テーマの下地としては法と正義、グローバル化と文化、地方自治があります。

準備としては、志望分野のニュースを1つ選んで、「何が起きたか」「自分はどう考えるか」「どうすれば防げるか・解決できるか」を口に出して3分で説明する練習が直結します。書いてから話すと、言葉が整理されます(小論文と面接のつなぎ方)。

入学志望理由書は先生の署名と押印が要る

出願書類は出願確認票・入学志望理由書・調査書(提出前3ヶ月以内に発行されたもの)です。

入学志望理由書には、本人以外が書く欄があります。

※本人が高等学校もしくは中等教育学校に在籍している場合、出願者は進路指導主任及びクラス担任(または課外活動等指導教員)の確認を受け署名と押印をいただいてください。なお、在籍していない場合には、この署名と押印の必要はありません。

2人ぶんの署名と押印が必要です。担任と進路指導主任の両方に見てもらうことになるので、締切の直前に書き始めると間に合いません。

記入欄は次のとおりです。

①志望理由 ②自分の得意な科目や分野 ③あなたが高等学校または中等教育学校の生活において、現在の成績や成果を収めるまで特に努力したこと、それらによって得られたもの ※勉強と課外活動(係・ボランティア活動等を含む)、それぞれにおいて記載 【勉強】【課外活動】 大学での新しい分野を学習するにあたり、その勉強(学問)へどのように取り組んでいくか 将来の希望(取得したい資格、つきたい職業等)

③が【勉強】と【課外活動】に分かれているのが特徴です。どちらか一方では埋まりません。部活動の話だけでなく、勉強で努力したことも書く必要があります。

そして「それらによって得られたもの」まで問われています。やったことの列挙ではなく、そこから何を得たかを書く欄です。

面接はこの志望理由書をもとに進むので、書いた内容は説明できるようにしておきます。書き方は志望理由書の完全ガイド、質問の想定は面接の頻出質問にまとめました。

どこから手をつけるか

  1. Ⅰ期からⅣ期のどれで受けるかを決める。 Ⅰ期・Ⅱ期は仙台でも受けられます
  2. 入学志望理由書を早めに書く。 進路指導主任と担任の署名・押印が必要です
  3. ③は勉強と課外活動を分けて書く。 「それによって得られたもの」まで書きます
  4. 志望分野のニュースを追う。 口頭試問で意見と解決策を聞かれます
  5. ニュースについて3分で説明する練習をする。 「何が起きたか→どう考えるか→どう解決するか」の順です
  6. 活動の資料を集める。 任意提出ですが、出せば評価の材料になります
  7. 調査書の発行時期を確認する。 提出前3ヶ月以内のものが必要です
  8. Ⅳ期は第一志望でなくても受けられることを覚えておく

まとめ

  • ノースアジア大学の総合型選抜はⅠ期〜Ⅳ期の4回(10月10日、10月31日、12月12日、令和9年3月11日)
  • 筆記試験も小論文もありません。出願書類の審査と面接試験(口頭試問を含む)だけです
  • 口頭試問では時事ニュースへの知識と意見、問題の解決策や発生防止策の考え方を確認すると要項に明記されています
  • 評価の軸は「知識」「思考力」「人間力」の3つです
  • これまでの活動の成果を「最大限に評価」すると明記されています。ホームルーム活動も評価対象に挙げられています
  • Ⅰ期・Ⅱ期は仙台会場でも受験できます。申し込んだ会場以外では受けられません
  • Ⅳ期だけ「本学が第一志望」という条件から除かれています
  • 募集人員は経済学科30名・総合政策学部25名で、これに総合型選抜の全期が含まれます
  • 総合政策学部は学部一括募集で、学科選択は2年進級時です
  • 入学志望理由書には進路指導主任とクラス担任(または課外活動等指導教員)の署名・押印が必要です
  • 入学志望理由書の③は【勉強】と【課外活動】を分けて記載し、「それらによって得られたもの」まで書きます
  • 紙の要項は配布されません。大学サイトのPDFで確認します

総合型選抜そのものの進め方は総合型選抜の完全ガイド、大学別の記事は大学別対策の作り方から探せます。秋田県の私立大学は秋田看護福祉大学と日本赤十字東北看護大学の記事にもあります。

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