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柴田学園大学の総合型選抜。活動報告書1,600〜2,000字をWordで書き、それを根拠にプレゼンする

約9分で読めます

柴田学園大学の総合型選抜は、こども発達学科とフードマネジメント学科で1,600〜2,000字の活動報告書を提出し、それを根拠に10分のプレゼンをします。機器は使えません。健康栄養学科はプレゼン課題が公開され、検定による加点が最大20点あります。

柴田学園大学(青森県弘前市)の総合型選抜で、いちばん時間がかかるのは活動報告書です。

高等学校3年間に学校内外で力を入れて取り組んだ活動の成果とその過程で学んだこと、および今後それをどのように活かしていきたいかについて、1,600〜2,000字で述べる。

そして当日は、この活動報告書を根拠にプレゼンテーションをします。配点は200点満点のうちプレゼンが100点。

出典:柴田学園大学「令和9(2027)年度 入学者選抜 学生募集要項」(https://univ.shibata.ac.jp/wp-content/uploads/2026/06/R9_daigaku_bosyuyoukou.pdf )、「募集要項」(https://univ.shibata.ac.jp/admission/guidelines/ )。2026年9月22日に確認しました。

学科で配点が違う

柴田学園大学は生活創生学部だけの大学で、3学科あります。

学科 入学定員 総合型選抜(前期) 総合型選抜(後期)
健康栄養学科 40名 5名 —
こども発達学科 40名 5名 若干名
フードマネジメント学科 20名 2名 若干名

健康栄養学科は前期のみです。そして選考方法も配点も、健康栄養学科だけ別になっています。

健康栄養学科 こども発達学科・フードマネジメント学科
書類 エントリーシート 30点 エントリーシートおよび活動報告書 50点
プレゼンテーション 10分 40点 10分以内 100点
面接 10分 30点 10分程度 50点
合計 100点 200点

こども発達学科とフードマネジメント学科はプレゼンが半分を占めます。

活動報告書は様式まで指定されている

こども発達学科・フードマネジメント学科の活動報告書は、書式が細かく決まっています。

【活動報告書の様式】 ・A4版、横書き、Word(ワード)で作成すること。 ・ページレイアウト:40字×30行 文字サイズ:10.5ポイント ・ページ番号は各ページの下中央に記載し、氏名は1ページ目の右上に自署すること。 ・用紙左側2箇所をホチキスで綴じること。

40字×30行は1ページ1200字なので、1,600〜2,000字なら2ページです。氏名だけは手書き(自署)という点に注意してください。

書く対象は広く取られています。

総合的な学習の時間、部活動、生徒会活動等において取り組んだ課題研究、ボランティア活動、各種大会・コンクール、留学・海外経験等

そして、

また、図表・写真・資格証明書(コピー)等がある場合は、別途添付する。

図表や写真は本文と別に添付します。本文2ページは文章で埋める設計です。

内容の骨格は3つ。①活動の成果、②その過程で学んだこと、③今後どのように活かしていきたいか。この順で書けば要求を満たします。探究のまとめ方は探究のまとめ方(レポート)、活動の書き方は活動報告書に書くことがないときを参考にしてください。

なお、エントリーシートのほうは「本学のホームページより様式をダウンロードし、手書きで記載する」と指定されています。報告書はWord、エントリーシートは手書きです。

プレゼンは機器なし。原稿は持ち込める

こども発達学科・フードマネジメント学科のプレゼンテーションには、はっきりした制約があります。

・(2)のプレゼンテーションは、口頭発表とし、各自が主張したい事柄を記述した活動報告書を根拠として、一人10分以内で行うものとする。また、実技・演奏、作品提出を伴う場合は、それに関わる口頭発表を含めて10分以内とする。 ・機器類(プロジェクター、パソコン、タブレットなど)は使用できません。原稿の持ち込みは認めますが、自分らしいプレゼンテーションができるように工夫すること。

スライドは使えません。使えるのは言葉と、実技・演奏・作品です。こども発達学科なら演奏や読み聞かせ、フードマネジメント学科なら作品。10分にそれらを含めて収めます。

「原稿の持ち込みは認めますが」のあとに「自分らしいプレゼンテーションができるように工夫すること」と続くのが、この要項の書きぶりです。読み上げるだけでは足りない、という含みが読み取れます。プレゼンの組み立てはプレゼン型入試の対策、探究の発表は探究の成果発表にまとめています。

健康栄養学科は課題が公開されている

健康栄養学科のプレゼンテーションには、テーマが明示されています。

(2) プレゼンテーション(10分)課題「健康や食事について、高校3年間に学校内外で取り組んだ活動及びそれを将来どのように活かしていきたいか」

出願資格にも方向性が書かれています。

③地域の健康支援を担う管理栄養士を目指し、継続的に取り組める者。

そして、こちらは機器も実演も使えます。

・(2)のプレゼンテーションは、口頭発表または実演(食育活動や調理等)を交えた口頭発表とし、一人10分以内で行うものとする。 ・プレゼンテーションの形式は、ポスター、配布資料(5部)、PC等原則自由とする。 注)PCの場合、大学のPC(OS:Windows)を利用して、PDFデータのみに限ります。PDFデータはUSBフラッシュメモリで持参すること。USBフラッシュメモリにコピーした発表データは事前に必ず動作確認を行って正しく映写できるかを確認すること。

食育活動や調理の実演ができるのは、栄養系ならではです。配布資料は5部と部数まで決まっています。

健康栄養学科には加点が最大20点ある

さらに、健康栄養学科には検定による加点があります。

以下の要件を満たす人は、20点を上限に加点する。(複数可)免許・検定チェック表に必要事項を記入の上、証明書類(コピー)を添付して提出すること。

資格・検定 基準
日本漢字能力検定 3級以上
文章読解・文章作成能力検定 3級以上
実用数学能力検定 準2級以上
実用英語技能検定 準2級以上
GTEC CEFR基準 A2以上(680点以上)
TOEIC L&R 400点以上
TOEIC Bridge L&R A2以上(60点以上)
食物調理技術検定 2級以上
調理師免許 高校卒業時取得見込みを含む
家庭料理技能検定 3級以上
食の検定・食農 3級以上
あおもり食育検定 合格

※同一検定の級の違いにより複数加点はしない。

100点満点に対して最大20点の加点なので、影響は小さくありません。文章読解・文章作成能力検定(文章検)が入っているのは、書く力を評価する姿勢のあらわれです。あおもり食育検定という地域の検定も対象になっています。

日程

出願期間 試験日 合格発表 入学手続締切
前期 2026年9月7日(月)〜10月16日(金)当日消印有効 2026年10月24日(土)9:30集合 11月2日(月) 11月13日(金)
後期 2026年11月16日(月)〜12月4日(金)当日消印有効 2026年12月12日(土)9:30集合 12月18日(金) 2027年1月8日(金)

受験会場は本学、入学検定料は30,000円です。合格発表は本人宛に郵便で発送されます。

なお、大学は過去の入学者選抜問題(令和5年度〜令和8年度)を公開しています。

小論文で受けるなら学校推薦型選抜

総合型選抜に小論文はありませんが、学校推薦型選抜では小論文が中心になります。

(1)小論文 10:00〜11:30(90分)100点 (2)個別面接試験 12:30〜(10分程度)100点

ただし出願資格に、

②調査書の全体評定平均値3.5以上の者で出身学校長の推薦を受けた者。

とあります。90分100点の小論文は分量のある試験です。試験日は2026年11月14日(土)で、昼食は各自で持参します。書き方は小論文の完全ガイドにまとめています。

どこから手をつけるか

  1. 志望学科を確認する。 健康栄養学科は前期のみ、配点も別です
  2. こども発達・フードマネジメント志望は活動報告書1,600〜2,000字をWordで書く。 40字×30行、10.5ポイント
  3. 氏名は1ページ目の右上に自署する。 本文はWordでも署名は手書きです
  4. 図表・写真・資格証明書は別途添付する。 本文と分けます
  5. スライドなしで10分話す練習をする。 機器類は使えません
  6. 健康栄養志望は「健康や食事について取り組んだ活動」を10分にまとめる。 実演も使えます
  7. 健康栄養志望は加点対象の検定を確認する。 上限20点、複数可です
  8. エントリーシートは手書きで書く。 報告書だけがWordです

まとめ

  • 柴田学園大学の総合型選抜は前期・後期の2回。健康栄養学科は前期のみです
  • 配点は学科で違い、健康栄養学科は100点満点(エントリーシート30・プレゼン40・面接30)、こども発達学科とフードマネジメント学科は200点満点(書類50・プレゼン100・面接50)
  • こども発達学科・フードマネジメント学科は活動報告書1,600〜2,000字を提出します。A4横書き・Word・40字×30行・10.5ポイント、氏名は1ページ目の右上に自署、左側2箇所をホチキス
  • プレゼンは活動報告書を根拠として10分以内。機器類(プロジェクター、パソコン、タブレット)は使用できません。原稿の持ち込みは可
  • 健康栄養学科のプレゼン課題は公開——「健康や食事について、高校3年間に学校内外で取り組んだ活動及びそれを将来どのように活かしていきたいか」
  • 健康栄養学科は実演(食育活動や調理等)を交えてもよく、ポスター・配布資料(5部)・PCも使えます(PCはWindows+PDFのみ、USB持参)
  • 健康栄養学科には検定による加点が最大20点(漢検3級以上、文章読解・文章作成能力検定3級以上、調理師免許、あおもり食育検定など12種類)
  • 試験日は前期2026年10月24日(土)、後期12月12日(土)。いずれも9:30集合、会場は本学
  • 小論文で受けたい場合は学校推薦型選抜(90分・100点)がありますが、評定3.5以上が必要です

総合型選抜そのものの進め方は総合型選抜の完全ガイド、大学別の記事は大学別対策の作り方から探せます。青森県の私立大学は青森大学、弘前学院大学の記事にもあります。

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