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徳島文理大学の総合型選抜。筆記試験はなく事前に書く「作文」と10分の面接、テーマは学科ごとに公表

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徳島文理大学(徳島キャンパス・高松駅キャンパス)の2027年度総合型選抜はⅠ〜Ⅴ期×4つの出願タイプ。試験場での筆記はなく、選考は出願書類と10分程度の個人面接だけです。「作文型」で出す作文は制限時間がなく、テーマと字数が学科ごとに要項で公表されています(800字程度が基本、日本文学科は1,600字程度の縦書き)。Ⅰ期限定で学力審査なしの「ミライのわたし」奨学金があります。

徳島文理大学は、徳島キャンパス(徳島市山城町)と高松駅キャンパス(高松市浜ノ町)を持つ私立大学です。要項では「中四国最大の総合大学」として9学部28学科とされています。

キャンパスと学部の対応が少し複雑なので、先に整理します。

キャンパス 学部 学科
徳島 薬学部 薬学科(6年制)
徳島 人間生活学部 食物栄養学科/児童学科/心理学科/メディアデザイン学科/建築デザイン学科/人間生活学科
徳島 保健福祉学部 口腔保健学科/理学療法学科/看護学科/人間福祉学科
徳島 総合政策学部 総合政策学科
徳島 音楽学部 音楽学科
高松駅 香川薬学部 薬学科(6年制)
高松駅 保健福祉学部 診療放射線学科/臨床工学科
高松駅 総合政策学部 経営学科
高松駅 理工学部 応用生命化学科/ロボット創造工学科/電子情報工学科
高松駅 文学部 文化財学科/日本文学科/英語英米文化学科

保健福祉学部と総合政策学部は2つのキャンパスにまたがっています。志望する学科がどちらのキャンパスかを間違えると、面接会場を取り違えます。

なお高松駅キャンパスは2025年に開学したもので、以前の香川キャンパス(さぬき市志度)から移転しています。

2027年4月からの変更が1つあります。理工学部のナノ物質工学科が「応用生命化学科」に名称変更されます(確定済みで、要項はすでに新名称で統一されています)。2026年4月には機械創造工学科がロボット創造工学科に名称変更されているので、2つの変更を混同しないよう気をつけます。学科の募集停止の告知はありません。

2027年度の総合型選抜は、Ⅰ期〜Ⅴ期の5回と4つの出願タイプの組み合わせです。

出願タイプ 内容
体験型 オープンキャンパスの体験授業や、学科が実施する体験学習・出張講義・動画のうち指定されたものを受講(視聴)した人を対象に面接
作文型 あらかじめ学科が指定するテーマの作文を作成した人を対象に面接
専門学科・総合学科型 指定の専門学科や総合学科に在籍または卒業した人を対象に、志望理由書の提出と面接
資格利用型 指定する資格を取得した人を対象に、志望理由書の提出と面接

そしてこの入試の性格を決めている3つのルールがあります。

  • 専願です。合格したら他大学の受験も、本学の他の入試への出願もできません。入学手続き完了後の入学辞退もできず、納付金は理由を問わず返還されません
  • 同一学科への出願は、期や出願タイプが違っても1度限りです。不合格になったら、総合型選抜で同じ学科には再出願できません(別の学科に出すか、別の入試区分で同じ学科を受けることになります)
  • 1回の出願で選べる学科は1つだけです(第2・第3志望の制度は総合型では使えません)

選考は出願書類と10分程度の個人面接だけです。学科試験・実技試験・グループディスカッション・プレゼンテーションはいずれも要項に記載がありません(音楽学部も総合型では実技試験を課されません)。配点は非公表で、公表されているのは「学力の3要素」の重視度(◎=最も重視/○=重視)だけです。

出願タイプ 知識・技能 思考力・判断力・表現力 主体性等
体験型 ○ ○ ◎
作文型 ○ ◎ ○
専門学科・総合学科型 ○ ◎ ○
資格利用型 ◎ ○ ○

出典:徳島文理大学「2027(令和9)年度総合型選抜入試要項」(デジタルブック・全61ページ+巻末様式)、「令和9(2027)年度入学試験要項」、「入試ガイドBOOK2027」、総合型選抜のページ、「ミライのわたし」予約型応援奨学金のページ、沿革のページ(https://jyuken.bunri-u.ac.jp/admissions/ex-admissions/coordination/ )。2026年10月1日に確認しました。

「小論文」ではなく、事前に書いて出す「作文」

対策上の核心です。この大学の総合型選抜に「小論文」という科目はありません。試験場で時間を計って書くものはなく、代わりに「作文」を出願書類として提出します。

  • 作文は出願書類です。制限時間の設定はありません(要項にもサイトにも時間の記載がありません)
  • 用紙は巻末の原稿用紙(20字×20行=400字詰)を使うか、受験生応援サイトからダウンロードした原稿用紙ファイルにパソコンで入力してもかまいません
  • 自筆の場合はHBまたはBの黒鉛筆。テーマ欄・学部学科・氏名を記入します
  • 面接(10分程度)は、提出した作文をもとに行われます
  • 採点基準は非公表です

つまり、じっくり書いて、添削を受けて、直してから出せる形式です。筆記のスピードや時間配分の技術は要りません。そのかわり、面接で10分間その内容を問われるので、書いた以上のことを自分の言葉で話せる必要があります(面接と書類の一貫性、面接の頻出質問)。

作文のテーマと字数は学科ごとに公表されている

要項に全学科のテーマが載っています。選び方と字数が学科によって違うので、表で確認します。

学部 学科 選び方 字数
薬学部 薬学科 必須1+選択2から1つ(計2本) 各400字以内・計800字以内
人間生活学部 食物栄養学科 3つから1つ 800字程度
人間生活学部 児童学科 3つから1つ 800字程度
人間生活学部 心理学科 3つから1つ 800字程度
人間生活学部 メディアデザイン学科 3つから1つ 800字程度
人間生活学部 建築デザイン学科 — 作文型の実施なし
人間生活学部 人間生活学科 3つから1つ 800字程度
保健福祉学部 口腔保健学科 3つから1つ 800字程度
保健福祉学部 理学療法学科 3つ全て 各400字以内・計1,200字以内
保健福祉学部 看護学科 3つから1つ 1,200字程度
保健福祉学部 人間福祉学科 3つから1つ 800字程度
保健福祉学部 診療放射線学科 2つから1つ 800字程度
保健福祉学部 臨床工学科 3つから1つ 800字程度
総合政策学部 総合政策学科・経営学科 3つ全て 800字程度
音楽学部 音楽学科 4つから1つ 800字程度
香川薬学部 薬学科 3つ全て 800字程度
理工学部 応用生命化学科・ロボット創造工学科・電子情報工学科 3つ全て 800字程度
文学部 文化財学科 単一テーマ 800〜1,600字程度
文学部 日本文学科 単一テーマ 1,600字程度(原稿用紙を横にして縦書き)
文学部 英語英米文化学科 単一テーマ 800字程度

押さえておきたい3点

  1. 「3つ全て書く」指定があるのは、理学療法学科・総合政策学部(総合政策学科・経営学科)・香川薬学部・理工学部3学科です。薬学科は「必須1+選択1」の2本です
  2. 「以内」と「程度」が混在しています。「以内」なのは薬学科(計800字以内)と理学療法学科(計1,200字以内)だけで、ほかは「程度」です
  3. 日本文学科だけ縦書き指定(原稿用紙を横にして縦書き)で、字数も1,600字程度と最長です

テーマの中身は、大きく3系統に分かれます。

①志望理由・学びたいこと系(ほぼ全学科) 「なぜこの学科を志望したか」「入学後に何を学びたいか」「将来どのような職業に就きたいか」。これは志望理由書と同じ内容なので、まずここを固めます(志望理由書の完全ガイド)。

②自己PR・経験系 薬学科の「夢中になって取り組んだこと」、児童学科・メディアデザイン学科の「自分についてPRできること」、人間福祉学科の「今までに一番感動した出来事」、看護学科の「人との関わりの中であなたが大切にしていること」、理工学部の「入学後、どのような学生生活を送りたいですか」など(自己PRの書き方)。

③専門分野の社会的テーマ系 ここが準備に時間がかかるところです。

  • 薬学科…最近、気になった薬や医療について
  • 口腔保健学科…口の健康が全身の健康にどのように影響しているか/保健・医療に関する最近のトピックスで興味を持ったこと
  • 理学療法学科…今、保健・医療・福祉の分野で一番関心を持っていること
  • 看護学科…最近気になったニュース(医療関係)についての考え/自分自身が健康に過ごすために気をつけていること
  • 人間福祉学科…現代の福祉の課題についてのあなたの考え
  • 診療放射線学科・臨床工学科…生命の尊重について自分の考えを具体的に/現代医療の問題点とその改善方法(臨床工学科)
  • 総合政策学部…関心のある社会問題
  • 人間生活学科…衣・食・住・保健の分野で関心を持っていること
  • 心理学科…自分が他人に対して心の援助ができそうなことはどのようなことか
  • 食物栄養学科…管理栄養士としてどのような分野で社会貢献したいか
  • 文化財学科…これまで遺跡や博物館などで文化財を見学した経験について

テーマごとの論点は頻出テーマの記事でも扱っています。医療系の学科は地域医療のテーマとインフォームド・コンセントのテーマ、人間福祉学科は介護のテーマ、食物栄養学科は食生活のテーマ、心理学科は心の健康のテーマ、児童学科は子育てのテーマ、総合政策学部は地方自治のテーマ、文化財学科は歴史のテーマが土台になります。

総合型選抜の過去問は公表されていませんが、テーマが要項で全文公表されているので探す必要がありません。

体験型は課題が要る学科と要らない学科がある

体験型は、学科が実施する体験授業などを受けて受講証明書を取得してから出願します。

  • オープンキャンパス(Webオープンキャンパスを含む)で学科が実施する体験授業
  • 学科が実施する体験学習・出張講義・動画視聴など

受講証明書は、オープンキャンパス当日のパンフレット内の受講証明書欄に受講学科・氏名・学年を記入し、体験授業の後に学科で受講証明シールをもらう形です。受験年度より前に入手したものも使えます。複数持っている場合は、面接で答えやすい1枚を選びます。

動画視聴が選べる学科は、薬学部、食物栄養学科、児童学科、口腔保健学科、理学療法学科、総合政策学科・経営学科、理工学部3学科です。

そして体験型で課題の提出が必要なのは5学科だけです。

学科 課題 字数
薬学部 薬学科 「体験授業メモ」を完成させる 字数指定なし(所定のメモ)
食物栄養学科 同上 字数指定なし(所定のメモ)
文化財学科 受講した体験授業の内容と特に興味関心をもったこと、体験授業に関する内容で今までに関心をもったこと(実際に文化財を見たなど)を含めてまとめる 600〜800字程度
日本文学科 受講した体験授業から学んだことや考えたこと 800字以内
英語英米文化学科 受講した体験授業の内容と、そこから学んだことや考えたこと 800字程度

これ以外の学科は課題の提出が不要です(要項に「課題の記載が無い場合、提出は不要です」と明記されています)。つまり多くの学科では、体験型は受講証明書と調査書を出して10分の面接を受けるだけということになります。

評定の基準は出願タイプごとに違う

ここは間違えやすいところです。「求める学力水準」は出願タイプごとに別の表になっていて、同じ学科でもタイプによって基準が変わります。

体験型・作文型の例

  • 薬学部 薬学科…全体3.6以上、もしくは「理科」「数学」のいずれかが3.8以上
  • 食物栄養学科…全体3.5以上
  • 児童学科/心理学科/メディアデザイン学科/建築デザイン学科…「国語」3.0以上
  • 看護学科…全体3.5以上
  • 診療放射線学科…全体3.8以上
  • 経営学科…全体3.5以上
  • 総合政策学科/人間生活学科/口腔保健学科/理学療法学科/人間福祉学科…全体3.0以上
  • 日本文学科…「国語」3.2以上/英語英米文化学科…「外国語」3.0以上
  • 臨床工学科・音楽学科・香川薬学部 薬学科…面接における評価、調査書を参考とする(数値基準なし)
  • 理工学部3学科…体験型は「数学」または「理科」のいずれかで評定3以上が1科目以上/作文型は全体3.0以上
  • 文化財学科…体験型は歴史・地理・国語系のいずれかの科目の評定が3以上/作文型は全体3.0以上

専門学科・総合学科型と資格利用型では基準が変わります。 特に注意なのが香川薬学部 薬学科の専門学科・総合学科型で、全体3.8以上もしくは「理科」「数学」4.0以上という、体験型・作文型(数値基準なし)とまったく違う厳しさになっています。理工学部3学科・文学部3学科の専門学科・総合学科型も全体3.3以上です。

出願タイプを選ぶときは、必ず自分の学科のそのタイプの表を見る必要があります。

なお、調査書が発行されないことで「求める学力水準」が確認できない場合は、要項記載の面接内容とは別に筆答試問や口頭試問を課す場合があると書かれています。筆記が発生しうる唯一の経路です。

日程:Ⅱ期の出願は11月1日から

期 出願期間(消印有効) 面接の実施期間 合格発表
Ⅰ期 9月1日〜9月19日(終了) 出願後〜10月18日 11月1日
Ⅱ期 11月1日〜11月7日 出願後〜11月15日 12月1日
Ⅲ期 11月20日〜12月4日 出願後〜12月13日 12月19日
Ⅳ期 2027年1月5日〜1月26日 出願後〜1月31日 2月16日
Ⅴ期 2027年2月1日〜3月5日 出願後〜3月10日 3月19日

2026年10月1日の時点では、Ⅰ期の出願は終わり、面接の実施期間(10月18日まで)に入っています。次に出願できるのはⅡ期で、11月1日から11月7日です(出願期間が1週間しかないので注意)。

締切の時刻が3段階に分かれています。

  1. インターネット上での情報登録…最終日の12時まで
  2. 入学検定料の支払い…最終日の15時まで
  3. 出願書類の郵送…最終日の消印有効(簡易書留・速達)

エントリー制度はありません。出願はインターネット出願登録+検定料の支払+書類の郵送の3点セットです。検定料は27,000円+支払手数料550円で、インターネット出願のみ(紙の出願は総合型では不可)です。検定料の納入後は志望学科・出願タイプの変更ができません。

募集人員に達した場合、それ以降の出願を締め切ることがあります(ただし出願期間中に締め切ることはありません)。募集状況は総合型選抜のページで随時更新されます。

面接日は自分で選べません。 出願書類が大学に届いた後、学科の教員から電話またはメールで連絡があり、面接日時と面接方法(対面/オンライン)を調整します。

  • 対面…志望する学科のあるキャンパス(徳島または高松駅)
  • オンライン…自宅・学校などからZoom

志望学科のあるキャンパスと同じ県に住んでいる人は原則として対面です。遠方や日程の都合がつかない場合はオンラインが可能で、それ以外の地域からの出願者は対面・オンラインを選べます。総合型選抜に筆記試験がないため、いわゆる地方試験会場は設定されていません(入試ガイドに載っている「全国20の会場」は指定校制推薦・公募制推薦・一般入試Ⅰ期のものです)。

受験票は出願受付完了後にダウンロードし、印刷したものを面接日に持参します(スマートフォンに保存した画面では受験できません)。

Ⅰ期限定で、学力審査なしの奨学金がある

「ミライのわたし」予約型応援奨学金は総合型選抜のⅠ期だけが対象です。

項目 内容
対象入試 総合型選抜入試Ⅰ期のみ
採用人数 大学100名程度
給付額 薬学部・香川薬学部…6年間で120万円(各年20万円)/人間生活・保健福祉・総合政策・音楽・理工・文…4年間で80万円(各年20万円)
選考方法 面接のみ。学力審査なし・経済要件審査なし
面接 総合型選抜の面接(10分)に続けて奨学金の面接(10分)=約20分
申込方法 Ⅰ期の出願時に、出願タイプの必要書類+「ミライのわたし」設計シートを郵送し、奨学金希望を「希望する」で選択

学力審査も経済要件の審査もなく、面接だけで決まるという設計です。採用人数が大学で100名程度と多く、給付額も4年間80万円(薬学部は6年間120万円)です。合否と採否は別の判定なので、奨学金に採用されなくても入試の合否には影響しません。

ただしⅠ期限定なので、2027年度についてはもう申し込めません(Ⅰ期の出願は9月19日で終了)。この奨学金をねらうならⅠ期に出願するという前提で計画を立てる必要があります。

特待生チャレンジ制度もあります。総合型選抜のⅠ〜Ⅲ期に合格して入学手続きを完了した人は、検定料無料で特待生選考試験を受験できます。

  • 「ミライのわたし」奨学金の採用者は利用できません
  • 音楽学部と短期大学部音楽科は対象外
  • Ⅲ期の合格者が利用する場合は「入学許可書」のコピーが必要なので、早めの入学手続きが必要です

チャレンジ先は、学園創立130周年記念徳島文理大学特待生制度(大学4年間で80万円給付。対象は人間生活・保健福祉・総合政策・理工・文)と、薬学部・香川薬学部特待生制度(Ⅰ型6年間810万円、Ⅱ型6年間300万円の減免)です。薬学部の減免額は大きいので、薬学部志望で学力に自信があるなら使う価値があります。

募集人員はサイトではなく要項を見る

注意点です。大学公式サイトの募集人員・入学定員のページが、要項と10学科で食い違っています。

学科 要項・入試ガイド(総合型/入学定員) サイト(総合型/入学定員)
看護学科 20/100 14/70
心理学科 24/80 18/60
児童学科 27/70 25/50
メディアデザイン学科 8/30 5/20
建築デザイン学科 8/45 6/35
人間生活学科 12/40 12/30
口腔保健学科 9/30 8/20
応用生命化学科 8/40 6/30

食い違っているのはこの8学科(と短期大学部の2学科)で、残りの学科は一致しています。

この記事では要項の数字を使っています。 総合型選抜入試要項・入学試験要項・入試ガイドの3点が相互に一致し、各学科で「総合型+推薦+一般+共通テスト利用=入学定員」という内部整合が取れていて、情報公開の収容定員(看護学科400=入学定員100など)も要項側を支持しているためです。

ただし一点、留保を書いておきます。サイト側の小さい数値は、実際の入学者数が定員を下回っている学科とほぼ並んでいるので、将来の定員減の構想が先に表示された可能性も否定できません。大学も「募集人員は志願状況等により変動することがある」としているので、確実を期すなら大学に直接確認するのが安全です。

また、サイトの出願の流れのページでは専門学科・総合学科型の出願資格が「2026年3月卒業見込み」と誤記されています(要項は2027年3月)。サイトの日程表の見出しが「2026年度」になっている箇所もあります。要項を正とします。

どこから手をつけるか

Ⅱ期をねらうなら(出願11月1日〜11月7日)

出願期間が1週間しかないので、書類を先に作っておく必要があります。

  1. 出願タイプを決める。作文型なら作文、体験型なら受講証明書(過去のオープンキャンパスのものも使えます)、専門学科・総合学科型と資格利用型なら志望理由書です
  2. 自分の学科・自分の出願タイプの「求める学力水準」を要項で確認する。タイプによって基準が違います
  3. 作文型なら、要項に載っているテーマから選んで書く。制限時間がないので、書いて添削を受けて直せます。「3つ全て」指定の学科(理学療法・総合政策学部・香川薬学部・理工学部)は分量が多いので早めに着手
  4. 原稿用紙は巻末のもの(20字×20行)か、サイトからダウンロードしてパソコン入力。日本文学科は縦書き
  5. 調査書を高校に依頼する(厳封。開封すると無効)
  6. 11月1日〜11月7日に出願。ネット登録は最終日の12時、検定料は15時、書類は消印有効
  7. 面接日は大学から連絡が来ます。志望学科のあるキャンパスと同じ県に住んでいる人は原則対面
  8. 面接は提出した作文(または体験)をもとに10分。書いた内容を自分の言葉で説明できるようにしておく

注意しておきたいこと

  • 同一学科には1度しか出願できません。「Ⅱ期で落ちてもⅢ期で再挑戦」ができないので、どの期で出すかは慎重に決めます
  • 専願で、入学辞退もできません。納付金は返還されません
  • 「ミライのわたし」奨学金(学力審査なしで4年間80万円)はⅠ期限定です。次の年度にこの奨学金をねらうなら、Ⅰ期(9月出願)に合わせて準備します

まとめ

  • 徳島文理大学の総合型選抜はⅠ〜Ⅴ期×4つの出願タイプ(体験型/作文型/専門学科・総合学科型/資格利用型)
  • 専願で、入学辞退もできない。同一学科への出願は期やタイプが違っても1度限り。1出願で1学科のみ
  • 試験場での筆記試験はない。選考は出願書類と10分程度の個人面接だけ。音楽学部も実技試験なし。配点は非公表
  • 「小論文」ではなく事前に書いて出す「作文」。制限時間なしで、原稿用紙は巻末のものかパソコン入力
  • 作文のテーマと字数は学科ごとに要項で公表。基本は800字程度、看護学科1,200字程度、日本文学科1,600字程度(縦書き)、文化財学科800〜1,600字程度
  • 「3つ全て書く」指定は理学療法学科・総合政策学部・香川薬学部・理工学部。薬学科は必須1+選択1
  • 建築デザイン学科だけ作文型を実施しない
  • 体験型で課題が必要なのは薬学科・食物栄養学科(体験授業メモ)と文学部3学科だけ。ほかは受講証明書と面接のみ
  • 「求める学力水準」は出願タイプごとに違う(香川薬学部の専門学科・総合学科型は全体3.8以上で最も厳しい)
  • 面接は対面(志望学科のあるキャンパス)かZoom。志望学科と同じ県の在住者は原則対面。地方試験会場はなし
  • 「ミライのわたし」予約型応援奨学金はⅠ期限定。大学100名程度、4年間80万円(薬学部は6年間120万円)で、学力審査も経済要件審査もなく面接のみ
  • Ⅰ〜Ⅲ期の合格者は検定料無料で特待生選考試験に挑戦できる(「ミライのわたし」採用者と音楽系は対象外)
  • 2027年4月に理工学部ナノ物質工学科が応用生命化学科に名称変更
  • サイトの募集人員・入学定員が要項と10学科で食い違っているので要項を見る
  • 2026年10月1日の時点で、Ⅰ期は面接期間中、次の出願はⅡ期の11月1日〜11月7日

総合型選抜そのものの進め方は総合型選抜の完全ガイド、大学別の記事は大学別対策の作り方から探せます。同じ徳島県では四国大学と徳島大学、医療系の学部がそろう大学は広島国際大学の記事もあわせて読めます。

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