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佛教大学の総合型選抜。自己推薦制で1次は400〜1000字の課題レポート、2次は学科ごとに小論文・グループディスカッション・プレゼンと面接

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佛教大学の2027年度総合型選抜(自己推薦制・専願)は15学科で計200名。1次はエントリーシート(志望理由書・自己推薦書)と学科ごとの課題レポート(400〜1000字程度)の書類選考、2次は10月24日に学科ごとの小論文、英作文、グループディスカッション、プレゼンテーションなどと面接。評定平均3.0以上が必要で、2次の出願は10月2日〜8日です。

佛教大学は京都市北区の紫野キャンパスを中心とする私立大学です。仏教学部、文学部、歴史学部、教育学部、社会学部、社会福祉学部、保健医療技術学部、看護学部があります。

2027年度の総合型選抜は「総合型選抜(自己推薦制)」という名前で、専願です。部活動・生徒会活動・ボランティアなどの経験や「佛教大学で学びたい」意欲を自己アピールとして活かす入試です。既卒生も受験できます。

選考は2段階です。

  1. 1次選考(書類選考):調査書、エントリーシート(志願者調書・志望理由書・自己推薦書)、学科ごとの課題レポート
  2. 2次選考:学科ごとの試験(小論文、英作文、グループディスカッション、プレゼンテーションなど)と面接

出願資格として、評定平均(全体の学習成績の状況)が3.0以上必要です。

2026年9月27日の時点で、1次選考の結果は9月25日に発表済みです。2次選考の出願は10月2日〜8日、2次選考は10月24日です。

出典:佛教大学 入試情報サイト「入試制度」(https://www.bukkyo-u.ac.jp/admission/exam/admission/ )、「資料ダウンロード」(https://www.bukkyo-u.ac.jp/admission/exam/download/ )の「2027年度総合型選抜(自己推薦制)入学試験要項」。いずれも2026年9月27日に確認しました。

募集人員

学部 学科 募集人員
仏教学部 仏教学科 5名
文学部 日本文学科 17名
文学部 中国学科 4名
文学部 英米学科 12名
歴史学部 歴史学科 15名
歴史学部 歴史文化学科 12名
教育学部 教育学科 18名
教育学部 幼児教育学科 12名
教育学部 臨床心理学科 12名
社会学部 現代社会学科 23名
社会学部 公共政策学科 18名
社会福祉学部 社会福祉学科 30名
保健医療技術学部 理学療法学科 5名
保健医療技術学部 作業療法学科 7名
看護学部 看護学科 10名
合計 200名

得点状況などによって、募集人員を満たさない場合があるとされています。

日程

段階 日程
1次選考の出願 9月1日〜9月7日(必着、レターパックプラスで郵送)。検定料10,000円
1次選考の結果発表 9月25日(金)
2次選考の出願 10月2日〜10月8日(WEB出願、書類の提出はなし)。検定料25,000円
2次選考 10月24日(土)紫野キャンパス。10時から学科ごとの試験、12時30分から順次面接
2次選考の結果発表 11月4日(水)

2次選考に合格したら必ず入学することが前提です。大学は、9月に出願が始まるので8月までにオープンキャンパスに参加することを勧めています。

1次選考の書類

エントリーシート(志望理由書・自己推薦書)

エントリーシートは、志願者調書、志望理由書、自己推薦書からなり、黒のボールペンで本人が手書きします。志望理由書と自己推薦書には、学科ごとに「含めてほしい内容」が指定されています。たとえば日本文学科は次のとおりです。

  • 志望理由書:他大学・他学部ではなく佛教大学のその学科を志望した理由、志望分野に関心を持つきっかけになった具体的な経験、入学後に学びたいテーマと将来の活かし方
  • 自己推薦書:力を入れた活動を1つ取り上げ、工夫した点や試行錯誤の過程、困難にどう向き合ったか、その経験で身についた強みを大学でどう発揮するか

日本文学科は評価の観点として「活動の規模や成果の大きさよりも、考え方・取り組みの過程・学びの深さを重視」すると書いています。仏教学科は、これまでの活動で形づくった問題意識と大学で学びたい内容の関連を自己推薦書に含めるよう求めています。

探究学習や部活動、ボランティア、資格・検定などの成果を示す書類は、任意で添付できます。

課題レポート(学科ごと)

学科 課題(要点) 字数
仏教学科 次から1つ:浄土宗僧侶の理想像/入学後に「仏教」という観点から何をどう学びたいか 800〜1000字
日本文学科 生き方や価値観に影響を与えた出来事、または文芸作品(詩、小説、映画、舞台、ドラマなど)を1つ取り上げ、どう受け止め、どう考えを深めたか 800字程度
中国学科 次から1つ:魯迅『故郷』の「私」と閏土の間の厚い壁について/中島敦『山月記』の李徴が虎になった理由と自己分析について 800字程度
英米学科 英語を使ったこれまでの具体的な活動(留学、課外の英語学習など)と、英米学科で何を学びたいか 1000字以内
歴史学科 学びたい歴史の内容に関する新書を1冊読み、理解したことをまとめ、大学で学びたい内容を書く(著者名・書名を明示) 1000字以内
歴史文化学科 学びたい歴史文化の内容に関する新書を1冊読み、同様にまとめる 1000字以内
教育学科 学校教育の課題を1つ選び、教師などとして行いたい具体的な授業や活動を書く(関心を持つ理由、具体的な働きかけ、自分の経験や特技の活かし方を含める) 1000字程度
幼児教育学科 これまでの学びや経験を、幼児教育学科での学びや将来の保育者としてどう活かせるか 400字以内
臨床心理学科 心理学という学問の特徴と、人をケアする際に心理学がどう活かされているか(具体的な状況を挙げる。参考にした本やWEBサイトはどの部分に使ったか分かるように書く) 1000字以内
現代社会学科 「現代社会において最も関心があること」 800字以内
公共政策学科 政治・経済・社会の課題を1つ取り上げ、解決のための取り組みを自分の経験を踏まえて述べる(参考資料はA4で2枚以内にまとめて添付できる) 1000字以内
社会福祉学科 課題図書『新・大学でなにを学ぶか』(岩波ジュニア新書)の「学びの海の羅針盤」の章を読み、大学で何を学びたいか、それが自分の成長や将来にどんな意義を持つか 1000字程度
理学療法学科 「どのような理学療法士(医療従事者)を目指すか」 1000字程度
作業療法学科 作業療法士の役割について、具体例を示しながら 1000字程度
看護学科 「人を助ける(支援する)」とはどのようなことか、具体例を含めて 400字程度

歴史学科・歴史文化学科は新書を1冊、社会福祉学科は指定された本を読む必要があり、中国学科は作品を読んでから書く課題です。読む時間を含めて準備することになります。日本文学科の1次選考では「問いの条件をバランスよく満たした記述になっているか」も評価されます。時間をかけて書く課題の考え方は事前提出レポートの書き方にまとめています。

2次選考:学科ごとの試験と面接

2次選考は10月24日に紫野キャンパスで行います。10時から学科ごとの試験、12時30分から順次面接です(仏教学科は面接を含むプレゼンテーション)。面接は受験生1名に対して複数の面接担当者が行います。

学科 10時からの試験 大学が示すポイント
仏教学科 プレゼンテーション(面接を含む) 具体的にプレゼンテーションができているか、真摯に学ぼうとする姿勢や意欲
日本文学科 基礎能力試験[国語](小論文を含む) 出題される評論(2500字程度)を読んで解答する
中国学科 小論文 提出書類について聞かれたとき、自分の考えを自分の言葉で論理的に述べられるか
英米学科 英作文(英語基礎力を含む) 10問程度の英問英答形式の出題と、与えられたテーマの英作文(100語程度)。面接は英語を含む場合あり
歴史学科・歴史文化学科 小論文 当日出題される課題について書く小論文と面接
教育学科 グループディスカッション テーマの資料を読んで30分程度議論し、そのあと自分の考えを用紙に書く
幼児教育学科・臨床心理学科・現代社会学科・公共政策学科・理学療法学科・看護学科 小論文 当日出題のテーマについて論理的に書く。現代社会・公共政策学科は小論文を面接の資料にも使う
社会福祉学科 模擬授業の受講とグループディスカッション 30分程度の模擬授業のあと、テーマについてグループで話し合う。「話すことが上手」かではなく、考えを率直に述べる姿勢と人の話を聞き、学ぶ姿勢をみる
作業療法学科 グループワーク 当日のテーマで30分程度議論し、そのあと10分で自分の考えを用紙に書く

面接では、エントリーシートや課題レポートなどの提出書類をもとに質問されます。理学療法学科と作業療法学科は、自己推薦書などの内容に関連することのほか、いくつかの質問への答えから思考力・判断力・表現力を評価するとしています。看護学科は、医療福祉関連の報道への関心や、熱意をもって志望動機を語れることも評価の観点に挙げています。

教育学科・社会福祉学科・作業療法学科の話し合いの進め方はグループディスカッションの対策、面接で書類を聞かれる前提の準備は総合型選抜の面接で聞かれることは、あなたの書類に全部書いてあるが参考になります。

どこから手をつけるか

2次選考を受けるなら(出願10月2日〜8日、試験10月24日)

  1. 1次で出したエントリーシートと課題レポートを読み返し、書いた内容を自分の言葉で説明できるようにする
  2. 小論文の学科は、志望分野に関わるテーマで、時間を決めて書く練習をする。日本文学科は2500字程度の評論を読んで答える形式に慣れておく
  3. 英米学科は、英語での質問に英語で答える練習と、100語程度の英作文の練習をする
  4. グループディスカッションやグループワークの学科は、数人で議論し、そのあと自分の考えを短く書く練習をする

来年以降に受けるなら

  • 1次選考の出願は9月1日〜7日の1週間で、書類は必着です。課題レポートは読む本がある学科も多いので、要項が公開される6月上旬から取りかかります
  • エントリーシートの志望理由書・自己推薦書は、学科ごとに含める内容が指定されているので、要項の自分の学科のページを先に読みます
  • 評定平均3.0以上の条件を満たしているか確認しておきます

まとめ

  • 佛教大学の総合型選抜は自己推薦制・専願で、15学科で計200名
  • 1次は書類選考:エントリーシート(志望理由書・自己推薦書)と学科ごとの課題レポート(400〜1000字程度)
  • 課題レポートは、本を読んでから書く学科が多い(歴史系は新書1冊、社会福祉学科は課題図書、中国学科は『故郷』か『山月記』)
  • 2次は学科ごとに小論文・英作文・グループディスカッション・プレゼンなどと面接
  • 評定平均3.0以上。2次選考の出願は10月2日〜8日、試験は10月24日

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