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東北学院大学の総合型選抜。面接のあとに中間評価が届き、それから小論文を書く

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東北学院大学の総合型選抜は面接重視型とAI単元修了型の2方式。面接重視型は面接→中間評価(A〜D)→小論文という流れです。小論文は要約100字+論述700字(工学部は600字論述)。法学部のプレゼンテーマ2本も公開されています。

東北学院大学(宮城県仙台市)の総合型選抜(面接重視型)には、途中で結果が知らされる段階があります。

期日
面接試験日 2026年9月26日(土)/10月3日(土)/10月10日(土)
中間評価通知日 2026年10月20日(火)
小論文試験日 2026年10月23日(金)
合格発表日 2026年11月2日(月)

面接を受けて、A〜Dの中間評価を受け取ってから、小論文を書く。この順番が特徴です。

出典:東北学院大学「受験ガイド2027」第2版(https://www.tohoku-gakuin.ac.jp/admission/exam_guide/ )、「【従来型】総合型選抜面接重視型」(.../files/10.pdf )、「【奨学金有り】総合型選抜AI単元修了型」(.../files/11.pdf )。2026年9月22日に確認しました。

中間評価はA〜Dの4段階

面接試験についての中間評価は4段階評価(A、B、C、D)となっており、いずれの評価においても小論文試験は受験できます。 A:合格の可能性は極めて高い/B:合格の可能性は非常に高い/C:合格の可能性はある/D:合格の可能性は低い

Dでも小論文は受けられます。逆に言えば、中間評価を見てから、小論文にどれだけ力を入れるかを決められるということです。Cなら小論文で押し上げる余地があり、Aなら落ち着いて臨めます。

総合型選抜は2方式。併願はできない

方式 書類審査 小論文 面接 合計
【従来型】面接重視型 100 100 200(30分程度) 400点
【奨学金有り】AI単元修了型 200 100 100(5〜10分程度) 400点

(2) 総合型選抜面接重視型と総合型選抜AI単元修了型の両方に出願することはできません。いずれか一方のみ出願できます。

同じ400点満点でも、重みが逆です。面接重視型は面接200点・30分、AI単元修了型は書類200点・面接は5〜10分。

どちらも専願(「専願制度の趣旨を理解し、合格後は入学する意思を持つ者」)で、入学検定料は33,000円(別途WEB出願手数料)。試験会場は五橋キャンパス、入学手続は「全納」のみです。

なお、2026年9月22日時点でWEB出願登録(9月4日締切)は終了しています。

小論文は要約+論述(工学部だけ違う)

小論文の形式は両方式で共通です。

【文学部・経済学部・経営学部・法学部・地域総合学部・情報学部・人間科学部・国際学部・未来探究科学部・教育学部】 与えられた文章の要約や自分の意見の論述をします。(60分/要約100字程度・論述700字程度) 【工学部】 与えられたテーマに関して、自分の意見の論述をします。(60分/600字程度)

文系学部は要約100字+論述700字を60分。要約が100字と短いので、課題文の主張を1文か2文に圧縮する練習が要ります。残りの時間の大半は論述700字に使えます。

工学部は課題文がなく、テーマを与えられて600字。こちらはテーマ型です。

型は小論文の完全ガイド、要約は要約の書き方、課題文型の手順は課題文型小論文の手順、テーマ型はテーマ型小論文の書き方にまとめています。

そして大学は、2026年度の学校推薦型選抜・総合型選抜の小論文過去問を受験ガイドのページで公開しています。実際の出題を見てから準備できます。

AI単元修了型は、学習プログラムの修了が条件

もうひとつの方式は、事前にオンライン学習を終えることが出願の条件です。

(1) 出願する学部学科が指定するAI学習プログラム単元分野の全てを修了した者 「学科指定単元AI学習プログラム」は、各学部・学科における入学後の学修内容を見据え、学部・学科ごとに指定された単元を、AI学習システム(KOUDAIBridge)を用いて学習することを通じて、入学希望者に必要な基礎力の修得を目的としています。

そして、合格後に奨学金の可能性があります。

総合型選抜AI単元修了型に合格した方の一部は返還不要の給付型奨学金(年間30万円)を最大4年間受給することができます。ただし、進級後(2年目以降)も受給するためには、継続条件を満たしていることが必要です。

年間30万円×最大4年。ただし「合格した方の一部」であり、合格者は通常の入学手続が必要で、奨学金は入学後の給付です。

この方式は書類審査が200点と重いので、出願書類を作り込むことが最優先になります。

学科ごとに面接の中身が決まっている

面接時間内に行われる「学科個別審査事項」が、学科別に公開されています。

学科 内容
経済学科【面接重視型】 「関心のある経済問題」をテーマに、(1)問題の背景と現状 (2)対策案を5分以内でプレゼン。例として経済成長、経済政策、所得格差、労働問題、社会保障。紙の資料を3部用意。電子機器は使用不可
法律学科【面接重視型】 今年度のテーマ2本から1つを選ぶ——「政治におけるAI活用の課題とその解決策」「冤罪救済のための再審制度のあり方」。調べた内容と自分の考えを5分程度。紙資料は自身のもの以外に2部。電子機器不可
地域コミュニティ学科【面接重視型】 5分程度の発表。「具体的な地域で観察される自然・社会事象を一つ取り上げ、その地域の特徴や歴史と関連づけながら、事象が生じた理由や背景、住民の活動などについて調べた成果」。例:商店街の空洞化と再生の動き、高齢化が進む地域での見守り活動、里山の自然と生業・観光との結びつき。対象地域は国内外を問わない
政策デザイン学科【面接重視型】 「私が取り組んでみたい地域社会の課題」を5分程度。例:少子高齢化、地域福祉、地方財政、経済格差、地域振興、労働問題、災害と復興、市民活動、ジェンダー、多文化共生、差別問題。内容は志望理由書の「探究学習」と同じでも良い。A3サイズ以下の紙資料を自身のもの以外に2部
デジタル構想学科 面接時に数学(数学Ⅰ)の基礎的問題を出し、ホワイトボード等で解答。さらに高校で取り組んだ探究を5分程度でプレゼン。この学科のみ電子機器を使ってよい(各自で準備)

法学部は今年度のテーマが名指しで公開されています。しかも、

※法律学科ではプレゼンテーションの準備や発表のヒントを「法学部総合型選抜受験生向け情報」として法学部のウェブページに掲載しています。

大学がヒントを出しています。

政策デザイン学科は評価の観点まで示されています。

プレゼンテーションでは「論理性」「客観性」「発表準備の適切性」を評価します。何が問題になっており、どんな解決策が提案されているかなどを簡潔にまとめ、論理的で具体的な記述を心掛けてください。また、参照した本や資料がある場合は出典を明記してください。

出典を明記という指示は、探究のレポートと同じ作法です。プレゼンの準備はプレゼン型入試の対策、探究の発表は探究の成果発表を参照してください。

なお、多くの学科で電子機器を使った発表ができません(デジタル構想学科のみ可)。紙の資料を複数部用意する前提で準備します。

英語の資格が面接の点数になる学科がある

対象学科 内容
文学部 英文学科/経済学科/法律学科/地域コミュニティ学科/政策デザイン学科/デジタル構想学科 英語資格・検定試験[ケンブリッジ英語検定、英検、GTEC、TOEIC L&R / TOEIC S&W、TOEFL iBT、IELTS、TEAP、TEAP CBT]の一定の成績を面接の得点に反映します

試験の成績証明書がある方は面接時に持参してください(証明書のコピーは不可。証明書原本はその場で確認し、返却します)。

原本を持っていく必要があります。コピーは受け付けられません。

そのほか、学科別の「重要評価点」にも具体的な記述があります。

  • 英文学科:面接で短い英文を音読してもらい、その内容について質問に答えてもらう場合がある/読書経験について答えてもらう場合がある
  • 総合人文学科:時事問題に関して、自分の言葉で説明できること
  • 経営学科:面接で国語・数学・外国語の学力を確かめる質問をする場合がある
  • 法律学科:ニュースに定期的に接する(新聞を読む、その他のメディアで視聴する)ことにより、法や政治への関心や知識をもっていること
  • 心理行動科学科:数学的思考力を備えていること

面接で学力を確かめられる学科があることは、事前に知っておく価値があります。

どこから手をつけるか

  1. 2方式のどちらで受けるかを決める。 併願はできません
  2. 面接重視型なら面接(200点・30分)に全力を注ぐ。 中間評価はその結果です
  3. AI単元修了型なら出願書類を作り込む。 書類が200点です
  4. AI学習プログラム(KOUDAIBridge)の修了期限を確認する
  5. 公開されている2026年度の小論文過去問を見る
  6. 要約100字+論述700字を60分で書く練習をする(工学部はテーマ論述600字)
  7. 志望学科の「学科個別審査事項」を確認する。 法学部は今年度のテーマが公開されています
  8. 英語の資格があれば成績証明書の原本を用意する。 コピーは不可です

まとめ

  • 東北学院大学の総合型選抜は【従来型】面接重視型と【奨学金有り】AI単元修了型の2方式で、両方には出願できません。どちらも専願です
  • 面接重視型は「面接(9月26日・10月3日・10月10日)→ 中間評価(10月20日・A〜D)→ 小論文(10月23日)→ 合格発表(11月2日)」という流れです
  • 中間評価がDでも小論文試験は受験できます
  • 配点は面接重視型が書類100+小論文100+面接200=400点、AI単元修了型が書類200+小論文100+面接100=400点
  • 小論文は文系学部が「要約100字程度+論述700字程度」(60分)、工学部が「テーマ論述600字程度」(60分)
  • 2026年度の学校推薦型選抜・総合型選抜の小論文過去問が公開されています
  • AI単元修了型は「学科指定単元AI学習プログラム(KOUDAIBridge)」の修了が出願資格。合格者の一部に返還不要の給付型奨学金(年間30万円・最大4年間)
  • 学科個別審査事項が公開されており、法学部は今年度のプレゼンテーマ2本(政治におけるAI活用/冤罪救済のための再審制度)まで示されています
  • 電子機器を使った発表は原則できません(デジタル構想学科のみ可)。紙の資料を複数部用意します
  • 英語資格・検定試験の成績が面接の得点に反映される学科があり、成績証明書は原本を面接時に持参します

総合型選抜そのものの進め方は総合型選抜の完全ガイド、大学別の記事は大学別対策の作り方から探せます。宮城県の私立大学は仙台大学と東北工業大学の記事にもあります。

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