北海学園大学 総合型選抜の対策。夜間部にも総合型があり、評定を見ない小論文入試もある
北海学園大学の総合型選抜と特別選抜(課題小論文)を2027年度の入学者選抜要項に沿って整理しました。1部と2部の両方で実施する総合型、メモを見ながら書ける講義型試験、書籍を持参するプレゼン、評定も推薦も専願も不要な課題小論文入試までを解説します。
北海学園大学の入試を読んでいて、2つ驚きました。
1つは、総合型選抜を2部(夜間部)でも実施していること。もう1つは、評定も推薦も専願も要らない小論文入試があることです。
後者は「特別選抜(課題小論文)」という名前で、法学部2部の30名枠。学力試験を課さず、指定された1冊を読んで書いた2,000字と口頭試問だけで選抜します。
この記事は、公開されている2027年度の入学者選抜要項の記載をもとに構造を整理したものです。
必ず最新の募集要項で確認してください。日程・募集人員・課題図書は年度によって変わります。この記事は考え方を示すもので、要項の代わりにはなりません。 出典:北海学園大学 2027年度入学者選抜要項/Ⅳ.総合型選抜要項(PDF)/Ⅵ.特別選抜(課題小論文)要項(PDF)
総合型選抜——1部と2部の両方にある
まず募集人員です。2部(夜間部)にも枠があります。
| 学部 | 学科/コース | 1部(昼間部) | 2部(夜間部) |
|---|---|---|---|
| 経済学部 | 経済・地域経済(学部単位で募集) | 18 | 12 |
| 人文学部 | 日本文化学科 | 13 | 10 |
| 英米文化学科 | 12 | 5 | |
| 工学部 | 社会環境工学科 社会環境コース/環境情報コース | 3/3 | — |
| 建築学科 | 7 | — | |
| 電子情報工学科 | 10 | — | |
| 生命工学科 | 6 | — |
経済学部と人文学部は、2部にも二桁の枠があります。総合型選抜を夜間部で実施する大学は多くありません。
日程は全学科共通です。
| 内容 | |
|---|---|
| 出願期間 | 2026年9月28日(月)〜10月5日(月)【郵送・消印有効】/10月6日(火)16時【窓口】 |
| 第1次選考 合格発表 | 2026年10月23日(金)10時(WEB出願サイトのみ) |
| 第2次選考 試験日 | 2026年11月1日(日) 豊平校舎 |
| 第2次選考 合格発表 | 2026年11月13日(金)10時 |
出願資格には条件が2つ付きます。
(2)合格した場合には入学を確約でき(専願制)、各学部で提示された入学前教育を受講できる者 ※入学前教育の費用は受講生負担となることがあります。
専願制で、入学前教育の受講が出願の条件です。しかも費用は自己負担になり得ます。
経済学部——グループディスカッションの司会は受験生がやる
経済学部(1部18名・2部12名)は、書類2本と当日3種目という構成です。
| 段階 | 内容 | 配点 |
|---|---|---|
| 1次選考 | 調査書 | 25 |
| 適格性自己診断書(600字程度・手書き) | 25 | |
| 事前提出小論文(1,200字程度・手書き) | 50 | |
| 2次選考 | グループディスカッション(30分) | 50 |
| プレゼンテーション(10分) | 30 | |
| 口頭試問(10分) | 20 |
1次の半分が事前提出小論文です。設問はこうなっています。
①高校入学以来現在までに重点的に学習・探究した内容(「総合的な探究の時間」において学習した内容でも可)と、②大学入学後に勉強したいテーマについて合わせて1,200字程度で具体的に書いてください。なお、前者と後者は連動していなくても問題ありません。
「連動していなくてもよい」とわざわざ書かれています。評価ポイントにも念押しがあります。
高校時代に熱心に学習したことや探究の時間に学習した内容が経済学に関連があるかないかよりも、どれほどその学習に興味を持ち、どのように勉強を進めたかを具体的に記述できることが重要です。
探究のテーマが経済でなくてもよい。取り組み方が見られています。志望理由書でよくある「無理やり志望学部につなげる」書き方をしなくてよい、という指示です。書き方は探究と志望理由をつなぐと探究のまとめレポートを使ってください。
もう1本の適格性自己診断書は600字程度。
経済学部の「アドミッション・ポリシー」および「大学案内」を事前に熟読し、また普段の自分を振り返ってみて、自分がいかに本学経済学部生として適格であるかを600字程度で明確に書いてください。
どちらもA4片面印刷で、必ず手書きです。
グループディスカッションは司会も自分たち
2次のグループディスカッションの条件が具体的です。
3〜5人程度を1グループとして行います。テーマは試験当日に発表され、司会進行役は受験生が担当します。高校生がその場で聞いても議論できるテーマを提示する予定です。試験時間は試験監督の説明を含めて、「30分」です。
司会も受験生がやる——教員は進行しません。評価は「議論中の積極性・論理性・協調性」。対策はグループディスカッションの対策にまとめました。
プレゼンテーションの条件も明確です。
事前に用意した資料を参照・配付すること等はできません。また、PCを持ち込むことはできません。試験会場にはホワイトボードがありますので、それを使用することは可能です。試験時間は(説明を含めて)「10分」です。
手ぶらで10分話す入試です。使えるのはホワイトボードだけ。そして評価ポイントは「提出書類との整合性」かつ「自分の言葉で説明できているかどうか」。出した書類の中身を、資料なしで語れるかが問われます。
人文学部——本を1冊持って行くが、開いてはいけない
日本文化学科(1部13・2部10)と英米文化学科(1部12・2部5)は、同じ枠組みで総合問題だけが違います。
| 段階 | 内容 | 配点 |
|---|---|---|
| 1次選考 | 調査書 | 25 |
| 学修計画書(600字×2テーマ・手書き) | 25 | |
| 2次選考 | 総合問題(60分) 日本文化=現代文・古文/英米文化=CASEC | 50 |
| プレゼンテーション(3分以内) | 25 | |
| 口頭試問(8分程度) | 25 |
学修計画書は、シラバスを読んでから書く
600字×2テーマの2本目に、具体的な指示があります。
・入学後に学びたい科目とその理由 「教育課程編成方針(カリキュラム・ポリシー)」と「人文学部カリキュラム」を読んだ上で、「シラバス」を参考にしながら人文学部の専門科目のなかで特に学びたい科目を選択し、その理由について説明してください。
評価ポイントではさらに踏み込みます。
「人文学部カリキュラム」に記載されている科目のうち、興味を惹かれたものについて「シラバス検索システム」で検索し、講義概要を確認してください。調べたなかで特に学びたい科目について、なぜそのように考えたのか、またその科目を履修することでどのような力が身に付きそうか、カリキュラム・ポリシーに関連付けて説明してください。
在学生用のシラバスを実際に引いて、科目名で書く。武蔵大学や國學院大學にも同じ指示がありました。志望理由書の具体性の出し方として、いまや標準になりつつあります。手順は志望理由書の完全ガイドにまとめています。
プレゼンは3分。本を持参し、レジュメを2部出す
人文学部のプレゼンテーションには、細かい条件が並びます。
学修計画書で人文学部で学びたいと記述した科目に関連する書籍を自ら選択し、その書籍の内容と自分の意見についてプレゼンテーションをしてもらいます(3分以内)。 選択する書籍に制限は設けませんが、人文学部WEBサイトに「人文学を学ぶための100冊」を参考として提示しますので、そのリストから選択することもできます。選択する書籍を学修計画書に記載してください。書籍の選択についての問い合わせには応じられません。 試験当日、書籍本体を持参することとしますが、試験時に書籍を開くことはできません。 また、プレゼンテーション内容について簡潔に整理したA4用紙片面1枚のレジュメ(受験番号・氏名を記載)を2部持参し、入室時に試験監督に提出してください。レジュメを見ながらプレゼンテーションを行うことはできません。なお、レジュメも評価の対象になります。
整理するとこうなります。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 本の選び方 | 学修計画書で選んだ科目に関連する書籍。「人文学を学ぶための100冊」から選んでもよい |
| 本の扱い | 持参するが、開けない(読んできたことの確認のため) |
| レジュメ | A4片面1枚を2部、入室時に提出。見ながら話せないが、評価対象 |
| 時間 | 3分以内 |
書いたレジュメは採点され、しかも自分では見られない。3分で話す内容を完全に頭に入れておく必要があります。プレゼンの作り方はプレゼン型入試の対策にまとめました。
総合問題は、日本文化が現代文・古文、英米文化はCASEC
日本文化学科
現代文・古文についての総合問題を解いてもらいます(60分)。 総合問題では、現代文と古文の文章をそれぞれ読み、論述式、記述式、選択式の設問を組み合わせた問題に解答します。
古文が出ます。総合型選抜で古文を課す大学は多くありません。国語の教科学習がそのまま対策になります。
英米文化学科
大学のコンピューターを用いてCASEC(英語2技能試験)に解答してもらいます(60分)。 株式会社教育測定研究所が提供しているCASECを利用した英語の2技能試験(リーディング・リスニング)を実施します。志願者は、本学のコンピューターを用いて解答を行います。キーボードを使用したタイピングを含みますが、オンライン試験やコンピューター使用に関する特別な知識、技能は必要ありません。
市販の英語検定をその場で受ける形式です。出願時にスコアを求める大学が多いなかで、当日受けさせるのは珍しい。出題は「語彙の知識、表現の知識・用法、音声の把握など、基礎的な英語運用能力」。
工学部——講義型試験が2種類ある
工学部は4学科で選抜方法が分かれ、講義型が2学科、プレゼン型が2学科です。
| 学科 | 1次選考 | 2次選考 |
|---|---|---|
| 社会環境工学科 | 調査書(参考)/学修計画書50/事前提出小論文50 | 講義型試験50(講義30分+設問60分)/口頭試問50(20分) |
| 建築学科 | 調査書100/学修計画書100/事前提出小論文100 | 講義型試験150(講義20分+グループディスカッション30分+まとめ上げる試験40分)/口頭試問150(15分) |
| 電子情報工学科 | 調査書100/学修計画書100/プレゼンテーション用資料100 | プレゼンテーション150(発表5分+質疑5分)/口頭試問150(10分・物理・数学の質問を含む) |
| 生命工学科 | 調査書50/学修計画書30/プレゼンテーションの概要20 | プレゼンテーション50(5分)/口頭試問50(10分) |
社会環境工学科——メモを見ながら書ける
講義型試験の条件が、この記事でいちばん受験生に有利です。
30分講義を行い、その後、60分で講義に関連する内容の設問に解答する。なお、配布資料および自身で作成したメモを参照してよい。 講義の説明をよく聞き理解すること、講義の要点をメモにまとめること、そのメモや配布資料を利活用できる能力が重要です。
メモを見ながら書ける。広島大学 光り輝き入試などの講義型でも、メモの可否は要項で確認すべき点ですが、「メモを利活用できる能力」が評価対象だと明記しているのは珍しい。
つまりこの入試の対策は、メモの取り方そのものになります。聞き流して後から思い出す必要はなく、60分の解答で引ける形にメモを作れるかが問われています。
事前提出小論文にも指定があります。
キーワードを1つ以上含む最近のニュースを具体的に説明し、社会環境工学の視点を含む自分の考えが具体的に示されているかを評価します。
ニュースを1つ選んで書く形式です。日頃から専門分野に関わる報道を追っておく必要があります。
建築学科——講義を聞いて、議論して、まとめる
建築学科の講義型試験は3段構えです。
時事問題などに関する講義(20分)を踏まえて、グループディスカッション(30分)を行い、解決のアイディア等をまとめ上げる試験(40分)。
聞く→議論する→書くを90分で通しでやります。1つの試験に3つの能力が入っている形です。口頭試問(15分)では「説明能力・論理的思考・議論する能力・コミュニケーション能力」を総合的に審査。配点も講義型試験150点・口頭試問150点と重い。建築系の準備は建築学科の小論文対策にまとめました。
電子情報工学科——資料を1次で出し、大学が電子化する
電子情報工学科は、プレゼン資料そのものが1次選考の採点対象(100点)です。
最近のエレクトロニクスやITなどの技術、もしくはその他の科学技術の中から興味を持ったテーマを選択し、なぜそれに興味を持ったのか、それに関連して自ら進んで調べたり学んだ経験について発表してもらいます。1次選考で提出したプレゼンテーション用資料を用いて、発表5分と質疑応答5分で行います。 (*)大学側が電子化し、面接員がスクリーンへの投影やパソコンの操作を行います。
紙で出した資料を大学がスクリーンに映す——受験生は操作しません。資料の要件も明示されています。
・興味を持った理由 ・テーマについて自ら調べた内容と客観的なデータ ・調べた結果からそのテーマに関して学んだこと A4片面資料を表紙1枚と内容3枚程度を印刷し紙媒体で(提出)
A4で実質3枚。そして口頭試問(10分)には「物理・数学の質問」が含まれます。理系の教科知識も見られます。
生命工学科は、プレゼンの題材として「探究活動」または「課題図書」を選べます。スライドを使う場合は自前のPCか大学のPC(Windows・Microsoft Office)が使え、USBメモリ持参、プリントアウトした資料3部も持参します。
特別選抜(課題小論文)——評定も推薦も専願も要らない
最後が、この大学でいちばん独特な入試です。
この制度は、学力試験ではなく、指定された課題に関して作成した小論文の内容とそれに関する口頭試問により総合的に選抜を行うものです。 募集人員:法学部(法律学科・政治学科)2部 30名
そして出願資格の条件が緩い。
(2)「全体の学習成績の状況」についての条件は特に設けません。高等学校長の推薦を要しません。また、専願制ではありません。
評定不問・推薦不要・併願可。総合型選抜が専願制なのに対して、こちらは他大学と併せて受けられます。
課題図書は『論理的思考とは何か』
課題は要項に全文載っています。
【1】テーマ 論理的思考 【3】参考文献 渡邉雅子『論理的思考とは何か』(岩波新書・2024年) 【2】課題 (前略)以下に掲げる〈参考文献〉を読み、(1)〜(4)の設問に答える形で論述せよ。 (1)西洋の思考法を形成してきた四分野(論理学、レトリック、科学、哲学)の各思考法の特徴は、どのように記述されているか。 (2)本質論理を構成する四領域(経済、政治、法技術、社会)の各特徴は、どのように記述されているか。 (3)(2)の四領域を代表する四カ国の作文の型とその論理の特徴は、どのように記述されているか。 (4)各領域の視点からは、他領域の思考法はなぜ、どのように非論理的だと感じるのかについて、どのように分析されているか。
4問すべてが「どのように記述されているか」を問う形です。自分の意見を述べる課題ではなく、本の内容を正確に読み取って再構成する課題になっています。
書き方の条件も細かい。
1.参考文献を必ず読み、それを参考に小論文を作成してください。参考文献以外の文献も参考にしてかまいません。参考にした文献は全て小論文の末尾の参考文献欄に明記してください。直接引用する場合は、どの文献の何ページから引用したか、必ず注記してください。 2.小論文の字数は2,000字程度が目安です。指定原稿用紙(様式6)を用いて(中略)必ず手書きで作成してください。小論文には、「小論文題名」と「氏名」を明記してください。「小論文題名」は各自でつけてください。 3.合否の評価は、(1)(2)(3)(4)のそれぞれについて、小論文の内容と口頭試問の結果により、総合的に行います。
2,000字を手書き、引用は何ページからか注記、題名は自分でつける。そして採点は4つの設問ごとに行われます。
日程はこうです。
| 内容 | |
|---|---|
| 出願期間 | 2026年11月1日(日)〜11月10日(火)【郵送・消印有効】/11月11日(水)16時【窓口】 |
| 試験日 | 2026年11月29日(日) 豊平校舎 |
| 選抜方法 | 書類審査/小論文(出願時提出)/小論文に関する口頭試問 |
| 合格発表 | 2026年12月11日(金)10時 |
| 入学検定料 | 30,000円 |
口頭試問には注記があります。
対面で口頭試問を行う場合は、提出された小論文の写しを渡します。
自分が書いたものを見ながら答えられるということです。とはいえ「口頭試問では、提出された小論文に関する質問が中心となります」なので、書いた内容を説明できる状態にしておく必要があります。
2つの入試を並べると見えること
| 総合型選抜 | 特別選抜(課題小論文) | |
|---|---|---|
| 対象 | 経済・人文・工学(1部/2部) | 法学部2部のみ |
| 募集人員 | 学科ごとに3〜18名 | 30名 |
| 評定 | 調査書が採点対象(25〜100点) | 条件なし |
| 推薦 | 不要 | 不要 |
| 専願 | 専願制 | 専願ではない |
| 出願 | 9月28日〜10月5日 | 11月1日〜11月10日 |
| 試験日 | 11月1日(日) | 11月29日(日) |
| 当日やること | 学科により総合問題・GD・プレゼン・口頭試問 | 口頭試問のみ(小論文は事前提出) |
特別選抜(課題小論文)は、条件がほとんどありません。評定を見ず、推薦も要らず、他大学と併願できる。当日やるのは口頭試問だけ。そのかわり、新書1冊を読み込んで2,000字を手書きするという作業が前段にあります。
そして総合型選抜のほうも、入試の重心が「事前に書くもの」に置かれています。
- 経済学部:事前提出小論文1,200字が1次の50点
- 人文学部:学修計画書600字×2が1次の25点、プレゼンのレジュメも評価対象
- 工学部:事前提出小論文またはプレゼン用資料が1次の100点(建築・電子情報)
当日の試験だけを見て準備すると間に合いません。
何から始めるか
総合型選抜を狙うなら
- 専願制で、入学前教育の受講が出願の条件(費用は自己負担のことがある)。ここを最初に確認する
- 2部(夜間部)にも枠がある。経済12名・日本文化10名・英米文化5名
- 出願は9月28日〜10月5日。手書き書類は夏のうちに書き上げる
- 経済学部なら、適格性自己診断書600字+事前提出小論文1,200字。探究のテーマは経済に関連しなくてよい
- 経済学部の2次は資料なしで10分プレゼン。使えるのはホワイトボードだけ
- 人文学部なら、シラバスを引いて学びたい科目を選び、それに関連する本を1冊決める
- 人文学部のプレゼンは本を持参するが開けない。A4片面1枚のレジュメ2部を入室時に提出する
- 日本文化学科は現代文・古文の総合問題60分。国語の教科学習がそのまま効く
- 英米文化学科は当日CASEC(リーディング・リスニング)を大学のPCで60分
- 工学部 社会環境工学科はメモを見ながら書ける講義型試験。メモの取り方を練習する
- 工学部 建築学科は講義20分→グループディスカッション30分→まとめ40分の3段構え
- 工学部 電子情報工学科はプレゼン資料が1次で100点。A4片面で表紙1枚+内容3枚程度
特別選抜(課題小論文)を狙うなら
- 評定も推薦も専願も不要。他大学と併願できる
- 課題図書は渡邉雅子『論理的思考とは何か』(岩波新書・2024年)。出願より前に読み込む
- 設問4つはすべて「本にどう記述されているか」を問う。意見文ではなく読解の再構成
- 2,000字を指定原稿用紙に手書き。引用は文献名とページを注記し、参考文献欄を作る
- 出願は11月1日〜10日、試験は11月29日(日)。当日は口頭試問のみ
まとめ
- 北海学園大学は、総合型選抜を2部(夜間部)でも実施している(経済12名・日本文化10名・英米文化5名)
- 総合型選抜は専願制で、入学前教育の受講が出願の条件(費用は受講生負担のことがある)
- 経済学部の1次は、事前提出小論文1,200字が50点。探究のテーマが経済に関連するかは問われない
- 経済学部の2次はグループディスカッション30分(司会も受験生)と、資料なし・PC不可の10分プレゼン
- 人文学部はシラバスを引いて学びたい科目を選び、学修計画書に600字×2で書く
- 人文学部のプレゼンは書籍を持参するが開けず、A4片面1枚のレジュメを2部提出(レジュメも採点対象)
- 日本文化学科の総合問題は現代文・古文、英米文化学科は当日CASECを大学のPCで受験
- 工学部 社会環境工学科の講義型試験は、配布資料と自分のメモを参照してよい
- 工学部 建築学科は講義20分→グループディスカッション30分→まとめ40分の3段構え
- 特別選抜(課題小論文)は法学部2部30名。評定の条件なし・推薦不要・専願でもない
- 課題図書は渡邉雅子『論理的思考とは何か』。設問4つに答える形で2,000字程度を手書き
- 当日は口頭試問のみ(対面の場合は提出した小論文の写しが渡される)
道内の国立大学は北海道大学のほか、室蘭工業・北見工業・帯広畜産・小樽商科・旭川医科と北海道教育大学を扱っています。
同じ地方の最上位私大では南山大学・西南学院大学を扱っています。課題図書型の入試は國學院大學と成城大学 社会イノベーション学部にもあります。志望校の傾向を自分で読み解く手順は大学別対策の作り方にまとめています。