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仙台大学の総合型選抜。レポート作成のテーマが要項に書いてある(40分・400字)

約10分で読めます

仙台大学の総合型選抜(一般総合)は、書類審査・個人面接・レポート作成。レポートのテーマは要項に全文が載っていて、40分で400字書きます。エントリーシートの4問も公開。ダイバーシティ枠では同じテーマを口頭試問で答えます。

仙台大学(宮城県柴田郡柴田町)の総合型選抜(一般総合)では、当日書くレポートのテーマが要項に載っています。

レポート作成テーマ 少子高齢化や人口減少が進む中で、地域社会におけるスポーツ活動や健康づくりの場を維持するために、あなたが発見した課題は何ですか。その解決のために、志望する学問領域の視点からどのようなアクションが必要か、述べてください。

作成時間40分、文字数400字。テーマがわかっているので、準備したものを書き起こす試験になります。

出典:仙台大学「令和9年度 総合型選抜(一般総合)入学試験要項」(https://www.sendaidaigaku.jp/dnt2/_sendaidaigaku/access/nic_img/5/files/2027_sogo_ip.pdf )、「同(ダイバーシティ枠)」(.../2027_sogo_ds.pdf )、「同(スポーツ総合)」(.../2027_sogo_sp.pdf )、「入試要項・大学案内」(https://www.sendaidaigaku.jp/nyugaku.html?post=88 )。2026年9月22日に確認しました。

総合型選抜は4区分

区分 選考方法 募集人員(Ⅰ〜Ⅳ期合計)
一般総合 書類審査+個人面接(10分程度)+レポート作成(40分・400字) 180名
スポーツ総合 書類審査+個人面接(10分程度)+実技(実技試験重視型のみ) 85名
同窓生推薦 一般総合と同じ(レポート作成40分) 全学科 若干名
ダイバーシティ枠 書類審査+個人面接(オンライン)+口頭試問(オンライン) 全学科 若干名

ほかに海外協定校枠もあります。すべて専願で、要項にはこう書かれています。

入学手続き後の辞退は、認めません。

入学検定料は33,000円です。

一般総合の学科別の募集人員は、体育70名/健康福祉40名/スポーツ栄養30名/スポーツ情報マスメディア15名/現代武道10名/子ども運動教育15名です。

レポートのテーマを分解する

公開されたテーマは、要求が2つに分かれています。

  1. あなたが発見した課題は何か(少子高齢化・人口減少のなかで、地域社会のスポーツ活動や健康づくりの場を維持するために)
  2. その解決のために、志望する学問領域の視点からどのようなアクションが必要か

400字で2つなので、それぞれ200字弱。課題1つ、アクション1つに絞るのが現実的です。

注目すべきは「志望する学問領域の視点から」という条件です。体育学科なら運動指導、健康福祉学科なら福祉の制度、スポーツ栄養学科なら食と栄養、スポーツ情報マスメディア学科なら情報発信、現代武道学科なら武道、子ども運動教育学科なら子どもの運動——学科の看板から離れたアクションは評価しにくい設計になっています。

評価の観点も明記されています。

事前に提示したテーマについて、その趣旨を的確に理解したうえで自らの学修成果や探究活動の過程を踏まえ論理的かつ創造的に自分の考えを表現できているかを思考力・判断力・表現力の観点から総合的に評価するとともに、基礎的な日本語能力を身につけているかを判断します。

「自らの学修成果や探究活動の過程を踏まえ」とあるので、高校の探究や部活動で見たことを根拠に使えると強くなります。書き方は小論文の完全ガイド、400字の詰め方は小論文の字数と時間配分、地域のテーマは地域活性化のテーマ、健康はスポーツと健康のテーマにまとめています。

エントリーシートの4問も公開されている

出願書類は3点です。

  • Web志願票(A・B票)
  • 高等学校調査書(出願日前3ヶ月以内に作成、厳封・開封無効)
  • エントリーシート(O票)(本学所定の用紙、万年筆又はボールペンで自筆。修正は二重線を引いて訂正印)

エントリーシートの設問は4つです。

1. あなたが本学ならびに本学科へ入学を希望する理由を記入してください。 2. 本学の基本理念である「スポーツ・フォア・オール」についてあなた自身の考えを記入してください。 3. あなたの高校生活の中で最も力を入れて取り組んだ活動について記入してください。 4. 入学後ならびに大学卒業後の将来設計について記入してください。

2問目が特徴的です。「スポーツ・フォア・オール」は仙台大学の基本理念で、「スポーツは健康な人のためだけでなく、すべての人に」という意味です。大学の理念を読んだうえで、自分の考えを書くことが求められます。

そして書類は面接で使われます。

(1)書類審査:個人面接の際、発言内容との整合性や具体性などを判断する根拠に用いて個人面接の評価に反映させるとともに、合否ライン上の判定において基礎学力を含めて総合的に活用します。

書いたことと話すことがずれていないかを見られます。書き方は志望理由書の完全ガイド、面接との接続は小論文と面接のつなげ方を参照してください。

面接は10分程度で、「本学及び学科の志望理由、大学での学び、将来設計」が質問されます。エントリーシートの1・4問目そのものです。

日程は4回

期 出願期間 試験日 合格発表(AM10:00)
Ⅰ期 2026年9月7日(月)〜10月1日(木) 10月17日(土)・18日(日)のうち本学が指定するいずれか1日 11月2日(月)
Ⅱ期 2026年11月24日(火)〜12月4日(金) 12月12日(土) 12月18日(金)
Ⅲ期 2027年2月1日(月)〜2月12日(金) 2月22日(月) 2月26日(金)
Ⅳ期 2027年2月18日(木)〜3月4日(木) 3月10日(水) 3月15日(月)

当日は8:30〜受付、9:00〜オリエンテーション、9:10〜13:30でレポート作成(40分)と個人面接。試験会場は本学です。

出願書類は書留速達で郵送します。インターネット出願の手続きは最終日16時まで(書類は当日消印有効)、受験票は試験日の3日前からマイページで出力できます。

スポーツ総合は2タイプ

スポーツ総合には競技実績重視型と実技試験重視型があります。

タイプ 選考方法 出願要件
競技実績重視型 書類審査+個人面接(オンライン又は対面のいずれかを選択) スポーツ競技において優れた成績(都道府県大会ベスト8以上を目安とする)または技能を有する者
実技試験重視型 書類審査+個人面接+実技 スポーツ競技において優れた技能を有する者

競技実績重視型にはレポートも実技もなく、面接だけです。しかもオンラインで受けられます。

大会と重なった場合の配慮もあります。

総合型選抜(スポーツ総合)Ⅰ期 競技実績重視型の試験日【2026年10月24日(土)】が国際大会やそれにつながる試合及び日本代表レベルでの合宿等の日程と重複した者は、予備日程での受験が可能です。

なお大学はクラブ体験会を開いており(27クラブの担当者と開催日を公開)、

特にスポーツ総合型選抜入試の受験を希望する人は、できる限りクラブ体験会に参加して部活動の雰囲気を感じ取ってください。※このクラブ体験会は「セレクション」ではありません。

選考ではないと明記されています。

ダイバーシティ枠は、同じテーマを口で答える

ダイバーシティ枠の対象は2つです。

Ⅰ.外国にルーツを持つ志願者(日本国籍を有せず、大学入学に支障のない在留資格を有する者ほか。事前に大学側と相談が必要) Ⅱ.地域のスポーツ振興に意欲のある離島出身の志願者(出願時点で離島地域に主たる家計支持者が居住しており、入学後も継続して居住の見込み。将来は地域のスポーツ振興〈教育分野を含む〉に貢献したいという明確な目標を持つ者)

選考はすべてオンラインで、書類審査+個人面接+口頭試問。そして口頭試問のテーマは、

少子高齢化や人口減少が進む中で、地域社会におけるスポーツ活動や健康づくりの場を維持するために、あなたが発見した課題は何ですか。(中略)(解答は400字程度にまとめて、簡潔に口述して下さい)

一般総合と同じテーマを、書くかわりに話します。400字程度を口述するので、原稿を作って音読の練習をするのがそのまま準備になります。

試験日はⅠ期の2026年10月17日(土)です。

どこから手をつけるか

  1. 公開されたレポートのテーマで400字を書く。 課題1つ+アクション1つに絞ります
  2. 「志望する学問領域の視点から」を外さない。 学科の看板に沿ったアクションにします
  3. 40分で書き切る練習をする。 準備した内容を書き起こす時間です
  4. 探究や部活動の経験を根拠に使う。 「学修成果や探究活動の過程を踏まえ」と明記されています
  5. エントリーシート4問を自筆で書く。 修正は二重線+訂正印です
  6. 「スポーツ・フォア・オール」を読んで自分の考えをまとめる。 2問目がこれです
  7. 書いたことと話すことをそろえる。 書類は面接で整合性を見られます
  8. スポーツで受けるなら競技実績重視型を確認する。 都道府県大会ベスト8以上が目安です

まとめ

  • 仙台大学の総合型選抜は一般総合・スポーツ総合・同窓生推薦・ダイバーシティ枠の4区分(+海外協定校)。すべて専願で、入学手続き後の辞退は認められません
  • 一般総合は書類審査+個人面接(10分程度)+レポート作成(40分・400字)。募集人員は180名
  • レポート作成のテーマが要項に全文公開されています(少子高齢化・人口減少のなかで地域のスポーツ活動や健康づくりの場を維持するための課題と、志望する学問領域から見たアクション)
  • 評価は「自らの学修成果や探究活動の過程を踏まえ論理的かつ創造的に」表現できているか、そして「基礎的な日本語能力」
  • エントリーシート(O票)の4問も公開。2問目は「基本理念「スポーツ・フォア・オール」についてあなた自身の考え」です。万年筆又はボールペンで自筆
  • 日程はⅠ〜Ⅳ期(10月17日・18日のいずれか、12月12日、2027年2月22日、3月10日)。当日は8:30受付、9:10〜13:30でレポートと面接
  • スポーツ総合の競技実績重視型は面接だけで、オンラインでも受けられます。目安は都道府県大会ベスト8以上
  • 国際大会等と試験日が重複した場合は予備日程で受験できます
  • ダイバーシティ枠は「外国にルーツを持つ志願者」と「離島出身の志願者」が対象で、すべてオンライン。一般総合と同じテーマを400字程度で口述します
  • 入学検定料は33,000円

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