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沖縄大学の総合型選抜。小論文はなく事前公表テーマで5〜7分のプレゼン、PCは使えず手書き資料とホワイトボード、10月と12月の2回

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沖縄大学(那覇市)の総合型選抜は10月(177名)と12月(46名)の2回で、どちらも専願。小論文はなく、学科ごとに事前公表されたテーマで5〜7分のプレゼン(パソコン・タブレットは使えず、手書き資料・ホワイトボード・配付資料で発表)と、20分程度の面接です。2回目以降の受験は受験料が無料で、県外・離島の受験生には航空運賃の補助もあります。

沖縄大学は、沖縄県那覇市国場にある私立大学です。3学部5学科(福祉文化学科は2専攻)で、入学定員は550名です。

学部 学科・専攻 入学定員 総合型 10月 総合型 12月
経法商学部 経法商学科 220名 55 25
人文学部 国際コミュニケーション学科 80名 35 5
人文学部 福祉文化学科 社会福祉専攻 70名 25 10
人文学部 福祉文化学科 健康スポーツ福祉専攻 50名 15 3
人文学部 こども文化学科 50名 15 ―(実施なし)
健康栄養学部 管理栄養学科 80名 32 3
合計 550名 177 46

募集停止・改称はありません。 ただし、★2026年度から、福祉文化学科の社会福祉専攻が75名→70名、健康スポーツ福祉専攻が45名→50名に変わっています(学科の合計120名は同じ)。入試のサイトや要項に変更を知らせる文はなく、学則の改正(2026年4月から適用)と在籍者数の表で分かります。

大学の第六次中期計画(2024〜2028年)には、公立化の可能性を検討するという記述がありますが、検討段階で、決まったことは何もありません。

総合型選抜は10月と12月の2回で、総合型の募集は入学定員の約4割です。

  • どちらも専願で、合格したら入学を辞退できません
  • ★小論文も筆記試験もありません。かわりに、学科ごとに事前公表されたテーマで5〜7分のプレゼンテーションをし、そのあと20分程度の面接です
  • ★プレゼンでは、パソコンやタブレットは使えません。手書きの資料、ホワイトボード、配付資料(3部まで)で発表します
  • 配点は公表されていませんが、大学は「面接(プレゼン含む)を重視」としています

出典:沖縄大学「2027年度 学生募集要項」(電子ブック・PDF)、志望理由書・活動報告書の様式、入試サイト「沖大PASS 入試ナビ」の募集定員・入試種別と選考方法・入試日程・様式ダウンロード・入試Q&A・アドミッションポリシー・学費と奨学金の各ページ、受験生航空運賃等補助の申請書、2027年度総合型選抜(10月)の出願状況(2026年9月24日)、学則(2024・2026)、収容定員及び在籍者数(2026年5月1日現在)、第六次中期計画、奨学金のページ(https://www.okinawa-u.ac.jp/ 、https://www.okidai-pass.jp/ )。表の数値と日程はページ画像で確認しました。2026年10月3日に確認しました。

2026年10月3日の時点で、10月の出願(9月17日17時15分必着)は終わっています。試験は10月17日・18日です。12月のWeb出願の登録は11月23日9時から始まります。

出願資格:専願、評定の基準なし

  • 高校の卒業(見込み)者などで、本学への進学を強く希望する人(専願)
  • ★既卒も出願できます(卒業年の制限なし。既卒者は卒業証明書を出す)
  • ★評定平均の基準はありません(成績の基準があるのは学校推薦型だけ)
  • 外国籍の人は、日本語能力試験N2の合格などの条件があります
  • 10月と12月の両方を受けられます。管理栄養学科の12月のテーマには「10月を受験した方は、10月とは異なるテーマを選択してください」とあり、10月で不合格だった人が12月にもう一度挑戦することが想定されています

プレゼンのテーマは学科ごとに事前公表

学科・専攻 10月のテーマ 12月のテーマ
経法商 最近国内外で起こった出来事で、法律・経済・経営のどれかに関連するトピックを取り上げ、自分でテーマを決める 10月と同じ
国際コミュニケーション 最近国内外で起こった出来事で、国際交流・異文化理解・言語についてのトピックを取り上げ、自分の経験に照らして自分の言葉で発表 学科のアドミッション・ポリシーの〈求める人物像〉から特に共感する項目を1つ選び、経験・学び・将来の夢と結びつけて発表
社会福祉 自分が住んでいる地域の福祉的な課題を1つ取り上げ、具体的で実現可能な解決のアイディアも提案 「人を支えること」について、誰かを助けた経験か、誰かに助けられた経験をもとに、その意味を発表
健康スポーツ福祉 自分が住む地域の「健康づくりプロジェクト」を1つ提案(肥満問題以外)。①健康の定義 ②テーマ設定の根拠と背景 ③対象者とその特徴 ④具体的な取り組み内容 を入れる 10月と同じ
こども文化 小学校の教科を1つ選び、子どもたちに教えたいことをどう指導するか (12月は募集なし)
管理栄養 「食事と健康」「食糧問題」「食の安全」のどれかで自分でテーマを決め、自分の意見をもとに発表 同じ枠組み(10月を受けた人は違うテーマを選ぶ)

プレゼンのきまり

  • 時間は5〜7分で、そのあと質疑応答があります
  • ★パソコン・タブレットなどの電子機器を使った発表はできません
  • ホワイトボードを使えます(縦90cm×横150cm程度が1台。資料を貼るならテープやマグネットを持参)
  • 資料を配ることもできます(配るなら3部用意)
  • 入試Q&Aによると、手書きの資料でよく、ネットなどから引用したら引用元を書きます。基本は立って発表し、面接官は2名、受験生は1名です。題材がほかの受験生と同じでも問題ありません

★社会福祉は「実現可能な解決策」、健康スポーツ福祉は①〜④の4要素、こども文化は「指導の仕方」というように、学科ごとに求める中身がはっきりしています。テーマに合わせて、調べた事実と自分の提案を分けて、手書きの資料やホワイトボードで見せられる形にまとめておきます(プレゼンテーション型入試の対策、探究の発表、健康格差のテーマ、食生活のテーマ、介護のテーマ、グローバル化と文化のテーマ)。

面接は20分程度、配点は非公表

選考は、プレゼン(5〜7分+質疑応答)、面接(20分程度)、出願書類(調査書・志望理由書・活動報告書)の総合評価です。

  • 配点は公表されていません。入試Q&Aは「総合型選抜は面接(プレゼン含む)を重視しています」と書いています
  • 要項の重要度の表でも、総合型は面接(プレゼンテーション)が「◎」、調査書が「○」です
  • 面接では、プレゼンを通して知識・技能と思考力・判断力・表現力を、調査書と本人が書く資料で主体性や協働して学ぶ態度を見るとされています

志望理由書は設問なしの600〜800字

出願書類は、志願票、志望理由書、活動報告書、調査書(既卒者は卒業証明書も)です。

  • 志望理由書:600字以上800字以内。原稿用紙の様式に設問文はなく、表題と字数の指定だけです
  • 活動報告書:①高校入学後に学内外で意欲的に取り組んだ活動(目的・実績・得たことなど)を自由に書く欄、②競技・コンクール・展覧会などの参加歴(5行)、③資格・検定(5行)。賞状などの添付はいりません。書くことがない欄は「特になし」と書きます

志望理由書に設問がないので、なぜこの学科か、入学後に何を学ぶか、将来どうしたいかを自分で組み立てる必要があります。面接で深く聞かれる前提で、プレゼンのテーマともつながる内容にしておくと一貫します(志望理由書の完全ガイド、面接でよく聞かれる質問、面接と書類の一貫性)。

日程と費用

総合型(10月) 総合型(12月)
Web出願の登録 9月1日(火)9時〜9月17日(木)17時 11月23日(月・祝)9時〜12月4日(金)17時
書類の受付(必着) 9月8日(火)〜9月17日(木)17時15分 11月30日(月)〜12月4日(金)17時15分
試験日 10月17日(土)・18日(日)のうち指定された時間 12月12日(土)・13日(日)のうち指定された時間
合格発表 11月2日(月)11時 12月16日(水)11時
入学手続 11月2日(月)〜11月10日(火) 12月16日(水)〜12月25日(金)
10月3日時点 出願終了 受付前
  • 試験日と時間は選べません(受験票で確認します)
  • 試験会場は本学(那覇市)だけです
  • 受験料は30,000円です
  • ★2回目以降の受験は受験料が無料です(2026年10月〜2027年3月の本学の入試)。10月で不合格でも、学校推薦型(11月)や総合型(12月)に受験料なしで挑戦できます
  • ★沖縄県外・離島に住む受験生は、来校して学校見学やオープンキャンパスに参加すると受験料が無料になります。さらに、遠くから受験する人には航空運賃などの補助(上限3万円)があり、総合型も対象です
  • 令和8年熊本地震で被災した受験生は、2027年度のすべての入試の受験料が免除されます
  • 初年度の納入金は、経法商963,300円、国際コミュニケーション962,300円、福祉文化961,300円、こども文化962,300円、管理栄養1,161,660円です

総合型選抜の合格者だけを対象にした奨学金や特待はありません。 入学時の授業料の減免は、学校推薦型の特別奨学生(授業料半額)と、共通テスト利用選抜(得点率で授業料の全額〜25%を減免)に限られています。外国籍の人向けの外国人特別奨学生(授業料50%減免)は総合型でも申請できます。

入試結果:健康スポーツ福祉の倍率が高い

受験者数は公表されていないので、倍率は志願者÷合格者です。

学科・専攻 2026年度 10月 2026年度 12月 2027年度 10月の志願者(募集)
経法商 157→102(1.54) 65→46(1.41) 137(55)
国際コミュニケーション 47→45(1.04) 6→5(1.20) 30(35)
社会福祉 25→25(1.00) 11→11(1.00) 29(25)
健康スポーツ福祉 67→31(2.16) 27→9(3.00) 58(15)
こども文化 50→34(1.47) ― 45(15)
管理栄養 58→50(1.16) 1→1(1.00) 75(32)
計 404→287(1.41) 110→72(1.53) 374(177)

(志願者→合格者)

★健康スポーツ福祉専攻は2026年度に10月2.16倍、12月3.00倍で、2027年度の10月も募集15名に58名が出願しています。こども文化学科(募集15名に45名)と管理栄養学科(募集32名に75名)も、2027年度は志願者が募集の2倍を超えました。2026年度の入学者652名のうち、総合型からの入学は357名(約55%)でした。

サイトと要項で記載が違う箇所

募集定員・日程・プレゼンのテーマ・志望理由書の字数は、入試サイトと要項で一致しています。一方、次の点に注意が必要です。

  • ★国際コミュニケーション学科の12月のテーマは「アドミッション・ポリシーの〈求める人物像〉(募集要項P1参照)」としていますが、要項には学科別の求める人物像が載っていません。入試サイトのアドミッション・ポリシーのページで確認します
  • 面接の時間を、要項は「プレゼン5〜7分+質疑応答、面接20分程度」、入試Q&Aは「面接試験(30分程度)の最初にプレゼン」と書いています
  • 入試Q&Aは「倍率は公表していない」としていますが、要項には方式別の志願者・合格者・入学者が載っています
  • 航空運賃補助の書類の提出時期を、要項は「試験当日まで」、申請書は「願書提出時」と書いています

どこから手をつけるか

2026年10月3日の時点で、10月の試験は10月17日・18日です。次の出願は12月(Web登録11月23日から、書類12月4日必着)です。

10月に受ける人

  • プレゼン(5〜7分)の練習を、手書きの資料とホワイトボードを使う形で時間を計ってしておきます。パソコンは使えません
  • 配付資料を使うなら3部用意します。面接は20分程度で、志望理由書と活動報告書の内容も聞かれます

12月を考えている人

  • 専願で、評定の基準はありません。国際コミュニケーション学科と社会福祉専攻は10月とテーマが違います(国際コミュニケーションはアドミッション・ポリシーの共感する項目、社会福祉は「人を支えること」)
  • 10月で不合格だった人も、受験料なしで再挑戦できます。管理栄養学科は10月と違うテーマを選びます
  • こども文化学科は12月の募集がありません

2028年度入学を考えている高校2年生以下の人へ

  • 2027年度と同じ形なら、10月の出願は9月上旬〜中旬です。テーマは要項で事前に公表されるので、夏休みに調べてプレゼンの資料を手書きで作っておくと間に合います
  • 健康スポーツ福祉専攻は総合型の倍率が高めです。テーマの4要素(健康の定義・根拠と背景・対象者・取り組み)をそろえた提案を準備します

まとめ

  • 沖縄県那覇市の3学部5学科(福祉文化学科は2専攻)・入学定員550名。募集停止はない。★2026年度から社会福祉専攻75→70名、健康スポーツ福祉専攻45→50名(告知なし、学則で判明)。中期計画に公立化の検討の記述(決定はない)
  • 総合型選抜は10月(177名)と12月(46名、こども文化はなし)。専願(合格後の辞退は不可)、評定の基準なし・既卒可
  • ★小論文・筆記試験なし。事前公表テーマで5〜7分のプレゼン+質疑応答、面接20分程度。★パソコン・タブレットは使えず、手書き資料・ホワイトボード・配付資料(3部)で発表
  • テーマは学科ごとに具体的(社会福祉は地域の福祉課題の実現可能な解決策、健康スポーツ福祉は肥満以外の健康づくりプロジェクト、こども文化は小学校の教科の指導など)。12月は国際コミュニケーションと社会福祉のテーマが変わる
  • 配点は非公表で、「面接(プレゼン含む)を重視」
  • 志望理由書は設問なしの600〜800字、活動報告書は高校入学後の活動
  • 日程は、12月がWeb登録11月23日〜12月4日・試験12月12日・13日・発表12月16日。受験料30,000円、会場は本学のみ
  • ★2回目以降の受験は無料。県外・離島の受験生は来校で受験料無料、航空運賃補助(上限3万円)あり
  • 総合型向けの奨学金はない
  • 入試結果は、健康スポーツ福祉専攻が2026年度に2.16倍・3.00倍と高い。2027年度10月の志願者は374名
  • サイトと要項の注意点:国際コミュニケーション学科の12月のテーマの参照先が要項にない、面接時間(20分程度と30分程度)、航空運賃補助の提出時期
  • 2026年10月3日の時点で、10月は出願終了(試験は10月17日・18日)、12月は受付前

総合型選抜そのものの進め方は総合型選抜の完全ガイド、大学別の記事は大学別対策の作り方から探せます。同じ沖縄県では琉球大学、沖縄国際大学、沖縄キリスト教学院大学の記事もあわせて読めます。

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