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鹿児島国際大学の総合型選抜。9〜12月の3回は書類と口頭試問、3月のⅣだけ併願可で小論文が300点中150点

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鹿児島国際大学(鹿児島市)の2027年度総合型選抜は、Ⅰ〜Ⅳの年4回。9月・10月・12月のⅠ〜Ⅲは専願で、書類100点と口頭試問(20分)100点の200点満点、小論文はありません。3月のⅣだけ併願でき、試験場で書く小論文(60分)が300点中150点を占めます。評定4.4以上なら入学金が免除される制度はⅠ〜Ⅲだけが対象です。

鹿児島国際大学は、鹿児島市にある私立大学です。4学部6学科で、入学定員は755名です。

学部 学科 入学定員 総合型Ⅰ 総合型Ⅱ 総合型Ⅲ 総合型Ⅳ
経済学部 経済学科 170名 10 10 10 5
経済学部 経営学科 170名 10 10 10 5
福祉社会学部 社会福祉学科 90名 5 4 3 2
福祉社会学部 児童学科 120名 5 5 ― 5
国際文化学部 国際文化学科 125名 10 5 5 5
看護学部 看護学科 80名 ― ― ― 若干名
合計 755名 40 34 28 22+若干名

看護学部は伊敷キャンパス、ほかの学部は坂之上キャンパスにあります。

2027年度の改組・定員変更はありません。 ただし、2026年度に次の変更がありました。

  • 国際文化学部の音楽学科(入学定員30名)は、2026年度から学生募集を停止しています(理由は入学者の減少)。音楽の学びの一部は、国際文化学科の音楽文化コースが引き継いでいます
  • 同時に、経営学科を150名→170名、国際文化学科を115名→125名に増やしました(全学の入学定員755名は同じ)
  • 総合型選抜は、2026年度から3月の「Ⅳ」が加わって年4回になり、枠も91名から124名に増えました

総合型選抜はⅠ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳの4回です。

回 専願・併願 試験 配点
Ⅰ(9月)・Ⅱ(10月)・Ⅲ(12月) 専願 書類審査+口頭試問(20分) 書類100+口頭試問100=200点
Ⅳ(3月) 併願可 調査書+小論文(60分)+面接 調査書50+小論文150+面接100=300点

★Ⅰ〜Ⅲには小論文がなく、3月のⅣだけに試験場で書く小論文があります。 Ⅳは小論文が配点の半分を占めます。

出典:鹿児島国際大学「令和9年度入学試験要項」(PDF)、志望理由書・自己アピール書Ⅰ・Ⅱ・県外・離島学費等減免申請書の各様式、入学試験要項・出願書類ダウンロード・受験生サイト・過去の入試問題(2026年度)・入学金と学費・奨学金の各ページ、総合型選抜Ⅱのお知らせ(2026年8月28日)、令和6〜8年度の入学試験状況(PDF)、大学情報公表(収容定員に係る学則変更届出書、音楽学科の学生募集停止の報告)、学科紹介、高大連携行事の開催要項(https://www.iuk.ac.jp/ )。表の数値と日程はページ画像で確認しました。2026年10月2日に確認しました。

2026年10月2日の時点で、総合型Ⅱは出願受付中です(WEB操作は10月8日〈木〉まで、書類は10月9日〈金〉必着)。 Ⅰは終わっています。Ⅲは12月、Ⅳは2027年2月から受付です。

出願資格:評定の条件は経済・経営だけ

  • 高校を卒業した人と2027年3月卒業見込みの人などで、卒業年の制限はなく既卒も可です
  • Ⅰ・Ⅱ・Ⅲは本学が専願、Ⅳは専願でなくてもかまいません
  • ★評定の条件は、経済学科・経営学科だけ「全体の学習成績の状況3.0以上」です。ほかの学科は評定の条件がありません
  • 自己アピールできるものがあり、それをわかりやすく説明できることが条件です。要項は例として、国内外の問題への関心と学習意欲、学科の分野での優れた能力や強い関心、学科の内容が将来の進路に必要なこと、海外経験による国際感覚、簿記・情報処理・外国語などの技能、文化・生徒会・ボランティア・スポーツ活動などを挙げています
  • エントリーや事前面談の段階はありません
  • 看護学科はⅣだけ、児童学科はⅢがありません
  • Ⅳは、大学入学共通テスト利用選抜(後期日程)と併願できます。出願したあとの学科の変更はできません

要項の総合型の配点の欄外には、大学が指定する高大連携行事(高校生の課題探究発表大会やアイデアコンテストの本選出場、英語俳句コンテストの高校部門入賞など)で優秀な成績を収めた人は「特別な場合を除き原則として入学を認めます」と書かれています。

Ⅰ〜Ⅲは書類100点と口頭試問100点

選考 内容 時間 配点
書類審査 志望理由書・自己アピール書Ⅰ・Ⅱをもとに、評定、出席状況、学校内外での活動などを評価 ― 100点
口頭試問 学習意欲、専門分野の基礎知識、将来のビジョン、自己アピールなど 20分 100点

★口頭試問では「専門分野の基礎知識」も問われます。 志望理由書と自己アピール書に書いたことを話すだけでなく、志望学科の分野の基本的な知識を確認しておきます。当日は9:00集合、9:20から口頭試問です(面接でよく聞かれる質問、面接と書類の一貫性)。

Ⅰ〜Ⅲの出願書類は次のとおりです。どれも字数の指定はありません。

  • 志望理由書(A4・1枚、手書きかパソコン作成):①本学の学科を志望した動機と、学部・学科で勉強したいテーマ・内容 ②入学後の活動計画・目標 ③卒業後の進路についての現時点の目標(職業・進学・資格取得など)(各6行)
  • 自己アピール書Ⅰ:①「総合的な探究の時間」・部活動・生徒会活動などで取り組んだこと ②学習活動(得意科目など)・ボランティア・大会やコンクール・留学や海外経験など ③取得した資格・特技
  • 自己アピール書Ⅱ:証明書・表彰状・記事・写真などを縮小して貼る用紙です。CD・DVD(15分以内)を同封することもできます。★高校在学生は、学級担任か進路指導の先生の署名・押印(出願の承認)が必要です

自己アピール書Ⅱに貼る資料は、書類審査100点の材料になります。活動の証明になるものを早めにそろえておきます(志望理由書の完全ガイド、自己PRの書き方)。

Ⅳは小論文が300点中150点

選考 内容 時間 配点
書類審査 調査書(評定、出席状況、学校内外での活動など) ― 50点
小論文(経済・福祉社会・国際文化学部) 文章や資料を読んで、指示に従って論じる(800字程度) 60分 150点
小論文(看護学部) 文章や資料を読んで、指示に従って論じる(字数の記載なし) 60分 150点
面接(経済・福祉社会・国際文化学部) 学習意欲、専門分野への関心と積極性など 15分 100点
面接(看護学部) 集団面接。他者に関わる姿勢、学習意欲、表現力など 20分 100点

Ⅳでは志望理由書や自己アピール書は出さず、書類審査は調査書だけです。当日は9:30〜10:30に小論文、11:00から面接です。

2026年度のⅣの小論文(経済・福祉社会・国際文化学部共通。大学が公開)は、価値観が画一化して生き方の選択肢が見えにくくなったこと、人と人とのつながりが薄れたこと、困っている人を助ける「相互扶助」の精神が後退し、失敗を本人の責任とみなす風潮が強まったことを論じた書籍の一節を読み、傍線部を踏まえて「将来どのような社会が望ましいか」を600字以上800字以内で述べる問題でした。看護学部は2026年度のⅣの志願者がおらず、問題は公開されていません。

大学が公開している出題の意図では、課題の趣旨を理解し、指定字数の中で論理的な文章か、自分の考えが述べられているか、適切な表現か、誤字・脱字がないかなどを採点の基準にするとしています。

★課題文を読み、その論点を踏まえて自分の考える社会のあり方を書く形です。課題文の要点を短く押さえ、自分の意見を具体例で支える練習が直結します(課題文型の小論文の手順、課題文の要約、孤独・孤立のテーマ、格差と再分配のテーマ、時間配分)。

参考までに、総合型ではない学校推薦型選抜B・Cの2026年度の小論文も、課題文を読んで600〜800字で論じる形(教育の過度な競争、AIによる学習支援など)でした。

日程と費用

回 WEB操作・振込 書類(必着) 試験日 合格発表 入学手続締切 10月2日時点
Ⅰ 9月2日(水)〜9月15日(火) 9月8日〜9月16日 9月26日(土) 11月2日(月) 12月9日(水) 終了
Ⅱ 9月28日(月)〜10月8日(木) 10月1日(木)〜10月9日(金) 10月17日(土) 11月2日(月) 12月9日(水) 受付中
Ⅲ 12月3日(木)〜12月10日(木) 12月4日〜12月11日 12月19日(土) 12月25日(金) 2027年1月21日(木) 受付前
Ⅳ 2027年2月15日(月)〜3月11日(木) 2月19日〜3月12日 3月16日(火) 3月19日(金) 3月24日(水) 受付前
  • WEB操作・振込の最終日の締切時刻は、要項に書かれていません。書類は簡易書留(締切が近ければ簡易書留速達)で郵送するか、平日9:00〜16:30に持参します
  • 試験会場は坂之上キャンパスだけで、看護学科の志願者もここで受けます。総合型に学外の会場はありません
  • 合格発表は、発表当日10時から翌日16時まで大学のWebで照会できます(結果通知書の郵送はなく、手続のシステムからダウンロード)
  • 検定料は30,000円です
  • 初年度の納入金は、経済・福祉社会・国際文化学部が1,142,660円(福祉社会学部は学会費10,000円を加算)、看護学部が1,831,660円です

学費の減免はⅠ〜Ⅲだけ、Ⅳは対象外

制度 対象 条件 内容
入学試験成績優秀者学費等減免 経済・福祉社会・国際文化学部の総合型Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(と学校推薦型) 評定が原則4.4以上 入学金全額(155,000円)を減免
鹿児島県外・離島から入学する学生の学費等減免 経済・福祉社会・国際文化学部の総合型Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(と学校推薦型) 原則として県外・離島の高校を卒業(見込み)し、出願時に住民票の住所が県外か県内の離島 入学金全額+初年度授業料の1/4=317,500円を減免(出願時に申請書と住民票の原本を出す)

★どちらの制度も、3月の総合型Ⅳは対象外です。看護学部の減免は一般選抜・共通テスト利用の成績上位者だけで、総合型は対象外です。

なお、スポーツ・文化芸術・検定資格の分野で入学金と授業料が減免される「HONORS特待生入学試験」は、総合型とは別の入試です(高校長の推薦が必要で、現役生だけが対象)。

入試結果:受験者のほぼ全員が合格

方式(Ⅰ〜Ⅳ)ごとの内訳は公表されていません。総合型の合計(学科別)は次のとおりです(倍率=受験者÷合格者)。

学科 2024年度 2025年度 2026年度
経済 20→20(1.00) 35→35(1.00) 31→30(1.03)
経営 68→66(1.03) 53→53(1.00) 55→54(1.02)
社会福祉 14→14(1.00) 14→11(1.27) 21→21(1.00)
児童 2→2(1.00) 9→8(1.13) 40→37(1.08)
国際文化 21→21(1.00) 18→18(1.00) 18→17(1.06)

(受験者→合格者)

★文系の学科は3年とも受験者のほぼ全員が合格しています。経営学科は毎年、募集人員を大きく超える志願者がありますが(2026年度は枠35名に55名)、受験者に対する合格の割合は97〜100%です。児童学科は2026年度に志願者が40名に増えました。看護学科の総合型は志願者が毎年1〜2名です。

サイトと要項で記載が違う箇所

総合型の日程・試験日・様式の割り当て・学費は、サイトと要項で一致しています。一方、次の点に注意が必要です。

  • ★共通テスト利用(後期日程)と併願できる回が、要項の総合型の章では「Ⅳ」、共通テスト利用の章では「Ⅲ」になっています。Ⅲは専願で12月に行う回なので、「Ⅲ」は「Ⅳ」の誤記とみられます
  • Ⅳの小論文の字数を要項は「800字程度」と書いていますが、2026年度の実際の問題は「600字以上800字以内」でした
  • 過去問のページで「総合型選抜Ⅳ(小論文)出題の意図」としてリンクされているPDFの表に、総合型Ⅳが載っていません
  • 2026年度の看護学科の総合型Ⅳを、過去問のページは「志願者なし」、入試状況のPDFは「志願者1・受験者0」と書いています

どこから手をつけるか

2026年10月2日の時点で、総合型Ⅱは出願受付中です(WEB操作10月8日まで、書類10月9日必着)。試験は10月17日(土)です。

Ⅱに出願する人

  • 専願です。経済学科・経営学科は評定3.0以上が必要です
  • 志望理由書・自己アピール書Ⅰ・Ⅱを書き、自己アピール書Ⅱに担任か進路指導の先生の署名・押印をもらいます。証明資料の貼り付けも忘れずに
  • 口頭試問(20分)では、志望学科の分野の基礎知識も聞かれます。書類の内容とあわせて準備します
  • ★評定4.4以上なら入学金が免除、県外・離島の人は317,500円の減免です(出願時に申請)

Ⅲ・Ⅳを考えている人

  • Ⅲは12月(児童・看護はなし)、Ⅳは3月です。Ⅳは併願でき、共通テスト利用(後期)とも併願可能ですが、学費の減免は受けられません
  • Ⅳは小論文が300点中150点です。課題文を読んで600〜800字で論じる練習をしておきます。看護学科を受けられるのはⅣだけです

2028年度入学を考えている高校2年生以下の人へ

  • 2027年度と同じ形なら、9月のⅠから受けられます。評定4.4以上を保つと、入学金の免除が受けられます
  • 大学の高大連携行事(課題探究発表大会など)の本選に出ると、入試で有利な扱いがあります

まとめ

  • 鹿児島市の4学部6学科・入学定員755名。2027年度の改組はない。★音楽学科は2026年度から募集停止し、経営学科150→170名・国際文化学科115→125名に増員済み
  • 総合型選抜はⅠ(9月)・Ⅱ(10月)・Ⅲ(12月)・Ⅳ(3月)の年4回、計124名+看護若干名。看護はⅣだけ、児童はⅢなし
  • ★Ⅰ〜Ⅲは専願で、書類100点+口頭試問(20分)100点。小論文なし。口頭試問では専門分野の基礎知識も問われる
  • ★Ⅳは併願可で、調査書50+小論文150(60分、試験場)+面接100=300点。2026年度は課題文を読み「将来どのような社会が望ましいか」を600〜800字で論じる問題。看護は集団面接
  • 既卒可。評定の条件は経済・経営の3.0以上だけ
  • 書類は志望理由書(3問)・自己アピール書Ⅰ(3問)・Ⅱ(資料貼付、CD・DVD可)で字数指定なし。★在学生は自己アピール書Ⅱに担任か進路指導の先生の署名・押印が必要
  • 日程は、Ⅱが出願10月8日(書類9日必着)・試験10月17日・発表11月2日。検定料30,000円、会場は坂之上キャンパスのみ
  • ★評定4.4以上で入学金免除、県外・離島出身で317,500円の減免。どちらもⅠ〜Ⅲだけで、Ⅳは対象外
  • 入試結果は文系学科で受験者のほぼ全員が合格(3年とも1.00〜1.27倍)
  • サイトと要項の注意点:共通テスト後期と併願できる回の記載(ⅣとⅢ)の食い違い、小論文の字数(800字程度と600〜800字)、出題意図のPDFに総合型Ⅳがない
  • 2026年10月2日の時点で、総合型Ⅱは10月8日(書類9日必着)まで受付中

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