小論文キャンパス
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神戸芸術工科大学の総合型選抜。体験型・面談型は自己PR書500〜600字、作品持参型は学科ごとの持参作品、Ⅳ期の小論文は120分で要約と800字の考察

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神戸芸術工科大学(芸術工学部4学科)の2027年度総合型選抜は、Ⅰ期体験型・Ⅱ期面談型(自己PR書500〜600字、2次は志望理由書500〜600字)、Ⅲ・Ⅴ・Ⅵ期の作品持参型と資格取得型、Ⅳ期の科目選択型(デッサン・小論文・イメージ表現・基礎学力から選択)の5タイプ・6期です。Ⅳ期の小論文は120分で、資料の要約と800字以内の考察。Ⅲ期の出願は10月1日まで、Ⅳ期は10月2日からです。

神戸芸術工科大学は、神戸市西区にある芸術工学部の単科大学です。建築・環境デザイン学科、生産・工芸デザイン学科、ビジュアルデザイン学科、メディア芸術学科の4学科(各100名)があり、コースは入学後に選びます。

2027年度の総合型選抜は5タイプ・6期です。

期・タイプ 専願・併願 選考(満点)
Ⅰ期<体験型> 2次の出願から専願 1次:自己PR書と体験プログラム(200点)。2次:志望理由書95点と調査書5点の書類選考
Ⅱ期<面談型> 2次の出願から専願 1次:自己PR書、持参課題(作品・ポートフォリオ・資料)、個人面談(200点)。2次はⅠ期と同じ
Ⅲ・Ⅴ・Ⅵ期<作品持参型> 併願可(2学科まで) 志望理由書・持参作品・面接190点、調査書10点
Ⅲ・Ⅴ・Ⅵ期<資格取得型> 併願可(2学科まで) 志望理由書・面接190点、調査書10点(指定資格かコンテスト入賞が条件)
Ⅳ期<科目選択型> 併願可(2学科まで) 鉛筆デッサンか小論文(午前)、イメージ表現か基礎学力試験(午後)から選び、高い方の科目200点+調査書10点+志望理由書10点

検定料は35,000円です(Ⅰ・Ⅱ期のエントリーは無料。4〜8月のオープンキャンパスに参加した人は、Ⅰ・Ⅱ期の検定料が15,000円減ります)。

期 出願期間(消印有効) 試験日 合否発表
Ⅲ期(作品持参型・資格取得型) 9月18日〜10月1日 10月10日(土) 11月1日
Ⅳ期(科目選択型) 10月2日〜10月15日 11月1日(日) 11月6日
Ⅴ期(作品持参型・資格取得型) 11月1日〜11月9日 11月21日(土) 12月1日
Ⅵ期(作品持参型・資格取得型) 2027年2月1日〜2月11日 2027年2月27日(土) 2027年3月5日

2026年9月28日の時点では、Ⅰ期・Ⅱ期の1次選考(9月12日・13日)が終わり、出願認定を受けた人の2次出願が10月8日まで受け付けられています。これから出願できるのは、Ⅲ期(10月1日まで)、Ⅳ期(10月2日〜10月15日)、Ⅴ期、Ⅵ期です。

出典:神戸芸術工科大学「入試要項&ガイド2027」(https://www.kobe-du.ac.jp/2024renewal/wp-content/uploads/2026/04/nyushiyokoguide2027.pdf)、自己PR書・志望理由書・作品制作証明書の様式(https://www.kobe-du.ac.jp/exam/download/)、総合型選抜Ⅳ期の小論文の過去問(https://www.kobe-du.ac.jp/exam/past/)。2026年9月28日に確認しました。要項には「2026年3月現在」の情報と書かれています。

Ⅳ期<科目選択型>:小論文は120分

午前から1科目、午後から1科目の最大2科目を選び、2科目受けた場合は得点の高い方で判定されます。1科目だけでもかまいません。

時間帯 科目 時間 内容
午前 鉛筆デッサン 180分 与えられたモチーフを構図を考えて配置し、形と質感を鉛筆で描く(B3画用紙)
午前 小論文 120分 出題テーマに沿って示された資料の特徴や要旨をまとめ、自分の意見を述べる。資料は写真などの場合もある
午後 イメージ表現 180分 与えられたテーマ(ことば)から発想し、水性絵の具と色鉛筆で表現する
午後 基礎学力試験 90分 英語・数学・国語から当日1科目(マーク式)

2027年度から、志望理由書(10点)が加わりました。

小論文は、過去問によると2問構成で、問1が資料の要約(400字以内)、問2が800字以内の考察です。

  • 2026年度:千葉雅也『センスの哲学』(文藝春秋、2024年)からの出題。創作における偶然性や「ズレ」(下手さと個性)について要約し、自分の経験や志望分野の具体例を挙げて考察する
  • 2025年度:深澤直人『デザインの輪郭』(TOTO出版、2005年)からの出題。デザインにおける「張り」と、ものの輪郭・周囲の環境との関係について要約し、志望分野の具体例を挙げて説明する

どちらも芸術・デザインの本質を論じた文章で、問2では「志望分野の具体例」が求められています。デザインや作品を見たときに感じたことを、言葉で説明する練習をしておくと書きやすくなります。120分あるので、要約に40分、考察の構成に20分、執筆に50分、見直しに10分くらいが目安です。誤字脱字は減点されます(課題文の要約のコツ、小論文の時間配分)。

Ⅲ・Ⅴ・Ⅵ期<作品持参型>:学科ごとの持参作品

志望理由書・持参作品・面接の合計が190点です。学科ごとに持参するものの目安が示されています。

  • 建築・環境デザイン学科:制作意図や工夫を説明できる作品か、学習意欲を示す資料(デッサン、立体造形、模型、活動の記録、建物や街並みについて調べたレポートなど)
  • 生産・工芸デザイン学科:プロダクト、ファッション・テキスタイル、クラフトの分野の作品を、必ず実物で3点以上
  • ビジュアルデザイン学科:過去3年以内の作品を5〜10点が目安。デッサンだけの持参やAIで生成した画像は避ける
  • メディア芸術学科:過去3年以内の作品を現物かポートフォリオで。絵を描く人は40ページ以上の「落書きノート」やスケッチブックが必須

作品がすべて本人の制作であることを誓約する「作品制作証明書」を出願時に出します。面接では作品の制作意図を聞かれるので、1点ごとに「何を考えて、どう工夫したか」を30秒で話せるようにしておきます(面接と書類の一貫性)。

自己PR書と志望理由書

  • 自己PR書(Ⅰ・Ⅱ期の1次):中学・高校を通じて興味や関心を持って熱心に取り組んだ活動や経験(作品制作、勉強、スポーツ、ボランティアなど)の実績と、そこで得た経験や学んだこと。500字以上600字以内
  • 志望理由書(Ⅰ・Ⅱ期の2次):志望学科を選んだ理由、入学後の計画、将来の夢など。500字以上600字以内
  • 志望理由書(Ⅲ〜Ⅵ期):同じ設問で600字以内、学科ごとに1枚

どれも油性の黒ボールペンで手書きします(志望理由書の書き方、自己PRの書き方)。

Ⅲ・Ⅴ・Ⅵ期<資格取得型>

工業・情報系の検定(ITパスポート以上の情報処理技術者試験など)、色彩検定2級以上、漢検・数検などの準1級以上、英語(英検CSE 1950以上、GTEC 930以上など)、デザイン・建築・ものづくり系のコンテストでの入賞、全国高等学校総合文化祭(美術・工芸)への出品などが対象です。卒業年月が2026年3月か2027年3月の人に限られます。作品の持参は不要で、志望理由書と面接で選考されます。

どこから手をつけるか

Ⅲ期(出願10月1日まで、試験10月10日)かⅣ期(出願10月2日〜10月15日、試験11月1日)を受けるなら

  1. 作品持参型なら、志望学科の目安に合わせて作品を選び、1点ごとの説明を準備する
  2. 志望理由書(600字以内)を学科ごとに書く
  3. Ⅳ期で小論文を選ぶなら、過去問の2題(要約400字と考察800字)を120分で解いてみる

まとめ

  • 神戸芸術工科大学の総合型選抜は5タイプ・6期。Ⅰ・Ⅱ期は2次の出願から専願、Ⅲ〜Ⅵ期は2学科まで併願できる
  • Ⅰ・Ⅱ期は自己PR書500〜600字と体験プログラムか面談、2次は志望理由書500〜600字の書類選考
  • 作品持参型は学科ごとの持参作品(生産・工芸は実物3点以上、メディア芸術は落書きノート必須など)
  • Ⅳ期の小論文は120分で、資料の要約(400字以内)と800字以内の考察
  • 2026年9月28日の時点で、Ⅲ期の出願は10月1日まで、Ⅳ期は10月2日から

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