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福山大学の総合型選抜。エントリー後に教員2名と2回面談、学習課題のレポートと説明、最後は小論文950〜1000字か15分の発表

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福山大学(広島県福山市)の2027年度総合型選抜(一般)は全14学科共通で、専願・評定3.0以上が条件です。エントリーシートを出したあと、教員2名との面談を2回受け、体験セミナーの受講レポート(30分)と学科ごとの学習課題(レポート800〜2800字程度やプレゼン)に取り組みます。最終の面接試験には小論文(950〜1000字以内)または15分程度の発表があります。第Ⅱ期のエントリーは10月5日必着です。

福山大学は、広島県福山市にある私立大学です。経済学部(経済学科、国際経済学科、税務会計学科)、人間文化学部(人間文化学科、心理学科、メディア・映像学科)、工学部(電気電子工学科、建築学科、情報工学科、機械システム工学科)、生命工学部(生物科学科、健康栄養科学科、海洋生物科学科)、薬学部(薬学科・6年制)の5学部14学科があり、入学定員は合わせて960名です。

2027年度の総合型選抜は、全14学科で共通の「総合型選抜(一般)」と、指定の運動部に所属していることが条件の「総合型選抜(スポーツA・B)」です。スポーツA・Bは募集人員も日程も選考方法も公表されておらず、大学の入試広報室に問い合わせる形になっています。この記事では総合型選抜(一般)を扱います。

総合型選抜(一般)は専願で、エントリーの条件は全体の学習成績の状況が3.0以上です。募集人員は合計96名(入学定員の10%程度)で、学科ごとの人数は学生募集要項に載っています(経済18・心理7・建築7・海洋生物11・薬11など)。検定料は30,000円です。

流れは少し変わっていて、出願の前に2回の面談があるのが特徴です。

段階 内容
① エントリーシート提出 出願ではないので検定料は不要
② 事前審査 第1回面談 学部・学科別の体験セミナーを受け、受講レポート(30分・字数制限なし)と基礎学力審査、個別面談。終わったあとに学習課題を指示される
③ 事前審査 第2回面談 指示された学習課題の成果の説明(プレゼン)と基礎学力審査、面談
④ 事前審査の結果通知 「最終面接者」に決まった人に出願書類が送られる
⑤ 出願 出願書類と同時に小論文を提出(発表を選んだ場合は当日)
⑥ 面接試験 基礎学習能力を問う課題も含まれる
段階 第Ⅰ期 第Ⅱ期
エントリーシートの提出(必着) 8月7日〜8月24日 9月18日〜10月5日
第1回面談 9月1日 10月9日(金)
第2回面談 9月9日 10月28日(水)
出願書類の提出 10月1日〜10月9日 11月6日〜11月16日
面接試験 10月20日 11月25日(水)
合格発表 11月1日 12月1日

2026年9月29日の時点では、第Ⅰ期は面接試験まで終わり、第Ⅱ期のエントリーシート提出が10月5日必着という締切直前の状況です。面談と面接の会場は、大学のキャンパスではなく社会連携推進センター(福山駅北口から徒歩2分)です。面談はどちらも平日の午前(9時集合、9時30分〜12時30分)なので、高校の授業がある日と重なります。

出典:福山大学「令和9年度 福山大学学生募集要項」(公式サイトがリンクするデジタルパンフレット)、「2027 総合型選抜(一般)案内」(2026年5月7日公開)、「令和9(2027)年度 総合型選抜(一般)学習課題に関するご案内/面接試験に関するご案内」(2026年6月12日公開)、エントリーシートの様式、入試情報(https://www.fukuyama-u.ac.jp/entrance/)。2026年9月29日に確認しました。

学習課題:学科によって形式と字数が違う

第1回面談の終わりに指示される学習課題は、学科によって形式と分量が違います。テーマは面談の内容に応じて個別に指示されるので、事前には公表されていません。

学部・学科 学習課題の形式・分量
経済学部(経済・国際経済・税務会計) 指示されたテーマのレポート(1000字程度)
人間文化学部 人間文化学科 指示されたテーマのプレゼンテーション
人間文化学部 心理学科 レポート(2000〜2800字程度)
人間文化学部 メディア・映像学科 レポート(A4用紙1〜2枚。図や写真を使える)
工学部 電気電子工学科・建築学科・機械システム工学科 レポート(800字程度)
工学部 情報工学科 指示された情報に関する問題の学習
生命工学部(生物科学・健康栄養科学・海洋生物科学) レポート(800〜1000字程度)
薬学部 レポート(字数制限なし)

どの学科も共通で、「第2回面談のときに説明・プレゼンを行うので、発表できるようにしておくこと」と案内されています。つまり、レポートを書いて出して終わりではなく、書いた内容を自分の言葉で説明するところまでが課題です。心理学科の2000〜2800字はかなりの分量なので、第1回面談(10月9日)から第2回面談(10月28日)までの約3週間で仕上げる計画が要ります(探究のまとめ方、小論文の構成メモ)。

面接試験の課題:小論文950〜1000字か、15分の発表

最終の面接試験では、小論文(950字〜1000字以内)または発表(15分間程度)が課されます。小論文は出願書類と同時に提出し、発表は試験当日に行います。

課題のテーマは、大学の案内によると次の2つの領域です。

  1. 志望動機・入学後の抱負・研究したいことなど、自分が考えていること
  2. 志望する学科(コース)に関連する、社会で話題になっている事項

具体的なテーマは学科ごとに個別に指示され、過去のテーマは公表されていません。また、「決められた日程および時間内に課題を提出あるいは発表することも選考の対象」と明記されているので、締切を守ること自体が評価されます。

950〜1000字は原稿用紙2枚半ほどです。志望学科に関わる社会の話題(たとえば建築なら都市の防災、海洋生物なら水産資源、薬学なら地域の薬剤師の役割)について、自分の意見を根拠つきで書けるように、日ごろからニュースを追っておきます(小論文の時間配分、プレゼンテーション型入試の対策)。

なお、総合型選抜(一般)の配点は公表されていません(公募推薦型の300点満点とは別の話です)。

出願の注意

  • インターネット出願ではありません。エントリーシートも出願書類も、持参か郵送です
  • エントリーシートは大学のサイトからA4でダウンロードできます(入試広報室に請求してもかまいません)
  • 出願資格には「6月〜9月のオープンキャンパス等にできるだけ参加すること」とありますが、義務ではありません
  • 海外留学の経験や語学力、英検・日商簿記・基本情報技術者などの資格も評価の対象になります
  • 遠方の人は、学習課題の面談や面接試験をオンラインで受けられる場合があります

どこから手をつけるか

第Ⅱ期に挑戦するなら(エントリーシート10月5日必着)

  1. エントリーシートをダウンロードして書き、10月5日必着で提出する(検定料は不要)
  2. 10月9日の第1回面談に向けて、志望学科で学びたいことを整理しておく。体験セミナーの受講レポートは30分・字数制限なしなので、話を聞きながら要点をメモする練習をしておく
  3. 面談で指示された学習課題を、10月28日の第2回面談までに仕上げ、説明できる状態にする
  4. 事前審査を通ったら、出願(11月6日〜11月16日)と同時に小論文(950〜1000字以内)を出す

面談が平日の午前なので、高校に早めに相談しておきます。

まとめ

  • 福山大学の総合型選抜(一般)は全14学科共通で、専願・全体の学習成績の状況3.0以上が条件
  • 出願の前に教員2名との面談が2回あり、体験セミナーの受講レポート(30分)と、学科ごとの学習課題(レポート800〜2800字程度やプレゼン)に取り組む
  • 学習課題は、書くだけでなく第2回面談で説明・プレゼンする
  • 最終の面接試験には小論文(950〜1000字以内)または15分程度の発表があり、締切を守ること自体も選考の対象
  • 配点は公表されていない。インターネット出願ではない
  • 2026年9月29日の時点で、第Ⅱ期のエントリーシートは10月5日必着

総合型選抜そのものの進め方は総合型選抜の完全ガイド、大学別の記事は大学別対策の作り方から探せます。広島県の私立大学は広島文教大学や広島修道大学、薬学部のある私立大学は大阪医科薬科大学の記事にもあります。

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