安田女子大学の総合型選抜。自己表現型は12分の面接、専願・併願型は90分のマークシート、自己推薦書は全方式共通で400字以内
安田女子大学(広島市)の2027年度総合型選抜は、自己表現型選抜、母子家庭進学支援奨学生選抜、総合型選抜(専願)前期・後期、総合型選抜(併願)前期・後期です。自己表現型は12分の個人面接(100点)と自己推薦書・調査書、専願と併願の総合型選抜は90分のマークシート基礎学力調査(200点)が中心です。自己推薦書は全方式共通で400字以内。2026年9月29日の時点で、専願・併願の前期の出願は10月23日からです。
安田女子大学は、広島市安佐南区安東にある女子大学です。文学部(日本文学科、書道学科、英語英米文学科)、教育学部(児童教育学科、幼児教育学科)、心理学部(現代心理学科、ビジネス心理学科)、現代ビジネス学部(現代ビジネス学科、国際観光ビジネス学科、公共経営学科)、家政学部(生活デザイン学科、管理栄養学科、造形デザイン学科)、薬学部、看護学部、理工学部(生物科学科、情報科学科、建築学科)の8学部18学科があります。
2027年度の総合型選抜は次のとおりで、すべて全18学科が対象です。検定料はいずれも20,000円(母子家庭進学支援奨学生選抜は免除)です。
| 方式 | 専願・併願 | 試験日 | 選考(配点) |
|---|---|---|---|
| 自己表現型選抜 | 専願 | 10月3日または4日 | 面接(12分程度)100点+自己推薦書50点+調査書50点=200点 |
| 母子家庭進学支援奨学生選抜 | 専願 | 一次=書類/二次=10月3日または4日 | 一次は自己推薦書50点+調査書50点、二次は面接100点を加えて200点 |
| 総合型選抜(専願)前期・後期 | 専願 | 11月15日・12月20日 | 基礎学力調査(マークシート90分)200点+自己推薦書50点+調査書50点=300点 |
| 総合型選抜(併願)前期・後期 | 併願 | 11月15日・12月20日 | 同上300点(書道学科の書道実技はなし) |
小論文、プレゼンテーション、グループディスカッションは、どの方式にもありません。
| 方式 | 出願期間 | 試験日 | 合格発表 |
|---|---|---|---|
| 自己表現型 | 9月1日〜9月12日 | 10月3日(土)・4日(日) | 11月1日 |
| 総合型選抜(専願・併願)前期 | 10月23日〜11月7日 | 11月15日(日) | 11月21日 |
| 総合型選抜(専願・併願)後期 | 12月1日〜12月14日 | 12月20日(日) | 12月25日 |
2026年9月29日の時点では、自己表現型の出願は締め切られ、試験(10月3日・4日)を待つ段階です。これから出願できるのは総合型選抜(専願・併願)の前期日程で、出願は10月23日から11月7日、試験は11月15日です。
出典:安田女子大学「2027年度 入学試験要項」、「2027年度 母子家庭進学支援奨学生選抜 入学試験要項」、自己推薦書の様式(https://www.yasuda-u.ac.jp/admissions/upload/docs/01.jikosuisensho_format.pdf)、入試情報(https://www.yasuda-u.ac.jp/admissions/)。2026年9月29日に確認しました。
自己推薦書は全方式共通、設問は1つ・400字以内
自己推薦書は、自己表現型選抜と総合型選抜(専願・併願)で共通の様式です。設問は1つだけで、
志望動機や活動報告等について、400字以内で自由に記入してください
というものです(母子家庭進学支援奨学生選抜も専用様式で同じ設問)。
配点は50点で、自己表現型では面接の資料にもなります。400字は短いので、あれもこれも書かず、志望動機と、それを裏づける活動を1つに絞ります。「なぜこの学科か→そう思ったきっかけの体験→高校で取り組んだこと→入学後にやりたいこと」を2文ずつくらいで組み立てると400字に収まります(志望理由書の書き方、自己PRの書き方)。
提出書類は、出願確認票・調査書・自己推薦書の3点だけです(志望理由書や推薦書は学校推薦型選抜〈指定校〉でしか使いません)。
総合型選抜(専願・併願):90分のマークシート基礎学力調査
11月15日と12月20日に行う総合型選抜(専願・併願)は、9時30分から11時までの90分、マークシート方式の「基礎学力調査」(200点)が中心です。学部によって科目の選び方が違います。
| 学部 | 科目 |
|---|---|
| 文学部、教育学部、心理学部、現代ビジネス学部、家政学部(生活デザイン学科・造形デザイン学科)、理工学部 | 理科(化学基礎・生物基礎)、英語、国語、数学(数学Ⅰ・A)、情報(情報Ⅰ)から2教科を選択(各100点) |
| 家政学部(管理栄養学科)、薬学部、看護学部 | 理科(化学基礎・生物基礎)が必須100点+英語・国語・数学・情報から1教科100点 |
選んだ科目による有利・不利が出ないよう、中央値補正法で得点が調整されます。国語は現代の国語と言語文化(現代文)、英語は英語コミュニケーションⅠ・Ⅱの範囲です。
専願と併願で、試験日も科目も配点もまったく同じです。違うのは、専願は「合格した場合に入学することが確実な者」という出願資格がつくこと、そして書道学科の書道実技(作品提出)が専願にはあり、併願にはないことだけです。併願は一次手続きを済ませた後でも、ほかの入試で合格したら手続き金を振り替えられます。
試験会場は、前期が本学のほか松江・岡山・福山・山口・松山・高知・福岡・熊本・大分・鹿児島・那覇、後期が本学・松江・福山・山口・松山・小倉です。
自己表現型:12分の個人面接と、6学科の「自由表現」
自己表現型選抜は、12分程度の個人面接(100点)が中心で、自己推薦書と調査書を参考に質疑応答が行われます。学科の学びに関連した基礎的な素養や思考力、表現力を問われることもあります。
6つの学科(書道学科、英語英米文学科、公共経営学科、造形デザイン学科、生物科学科、建築学科)では、面接の時間内に3分以内の「自由表現」ができます。創作物や企画のアイディア、技能など、アピールしたいことを自由に表現するもので、資料を持ち込んで使えます(資料はすべて自分で用意します)。学科のアドミッション・ポリシーをふまえた内容にすることが条件です。
要項には、自由表現を行うかどうかで有利・不利はなく、いずれの場合も面接の100点の中で評価すると書かれています。得意なことがある人にとっては見せ場になりますが、やらないと不利になるわけではありません(プレゼンテーション型入試の対策、面接でよく聞かれる質問)。
書道学科は、自己表現型と総合型選抜(専願)で書道実技(作品提出)があります。事前に作った臨書作品3点(記名しない、用紙は半紙)を試験当日に持参して提出します。課題は、楷書「九成宮醴泉銘」の臨書4〜6字、行書「蘭亭序」の臨書4〜6字、仮名「高野切第三種」の臨書(和歌一首程度)で、臨書する箇所は自由です。評価は自己推薦書に含まれます。
母子家庭進学支援奨学生選抜
母子家庭の女子を対象にした選抜で、認定枠は全学科で10名程度です(自己表現型選抜の募集人員に含まれます)。一次が書類選考、二次が面接(12分程度)で、自己表現型と同じ日に行われます。検定料は免除で、合格すると入学料が免除され、入学後4年間(薬学部は6年間)の授業料・施設設備費・諸費が全額免除されます。志望学部・学科は2つまで選べ、自己表現型との同時出願もできます。
どこから手をつけるか
総合型選抜(専願・併願)の前期(出願10月23日〜11月7日、試験11月15日)を受けるなら
- 専願か併願かを決める(試験の中身は同じ。第一志望なら専願、ほかの大学と比べたいなら併願)
- 自己推薦書(400字以内)を書く
- 基礎学力調査で使う2教科(管理栄養・薬・看護は理科必須+1教科)を決めて、90分で解く練習をする
- インターネット出願で登録し、調査書と自己推薦書を簡易書留速達で送る
前期に間に合わない場合は後期(出願12月1日〜12月14日、試験12月20日)があります。
まとめ
- 安田女子大学の総合型選抜は、自己表現型、母子家庭進学支援奨学生選抜、総合型選抜(専願)前期・後期、総合型選抜(併願)前期・後期。全18学科が対象
- 自己推薦書は全方式共通の様式で、設問1つ・400字以内
- 自己表現型は12分程度の個人面接(100点)。6学科では3分以内の「自由表現」ができ、やらなくても不利にならない
- 総合型選抜(専願・併願)は90分のマークシート基礎学力調査(200点)が中心。専願と併願の違いは出願資格と、書道学科の実技の有無だけ
- 小論文・プレゼン・グループディスカッションはどの方式にもない
- 2026年9月29日の時点で、専願・併願の前期の出願は10月23日から11月7日、試験は11月15日
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