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同志社女子大学の総合型選抜。AO方式で自己アピール1000字・志望理由書1200字・課題レポート1700字を出し、2次は約30分の個人面接

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同志社女子大学の2027年度AO方式入学者選抜(総合型選抜・専願)は、キリスト教活動を要件とする第Ⅰ項25名と、学科ごとの「自己アピールできる活動分野」を持つ人が対象の第Ⅱ項73名。1次はエントリーカード(自己アピール1000字以内)、志望理由書(1200字程度)、学科ごとのテーマの課題レポート(1700字程度)と調査書の書類審査、2次は約30分の個人面接です。

同志社女子大学は、京田辺キャンパス(京都府京田辺市)と今出川キャンパス(京都市上京区)を持つ私立の女子大学です。学部は学芸学部、現代社会学部、薬学部、看護学部、表象文化学部、生活科学部の6つです。

総合型選抜にあたるのがAO方式入学者選抜で、専願です。次の2つの枠があります。

  • 第Ⅰ項(25名):高校生活の中でのキリスト教の活動などを要件とする枠。全学科で募集
  • 第Ⅱ項(73名):学科ごとに示された「自己アピールできる活動分野」を持ち、それを第三者に説明・説得できる人が対象。薬学部と看護学部は募集なし

第Ⅰ項と第Ⅱ項の併願や、複数の学科への併願はできません。

選考は2段階です。1次は書類審査で、エントリーカード(自己アピール1000字以内)、志望理由書(1200字程度)、課題レポート(1700字程度)、調査書を見ます。2次は1次の合格者に対する約30分の個人面接です。

2026年9月27日の時点で、2027年度の1次審査の出願(9月8日まで)は締め切られており、1次審査の合格発表が10月2日、2次審査の出願が10月2日〜7日、面接が10月10日か11日です。

出典:同志社女子大学「AO方式入学者選抜」(https://www.dwc.doshisha.ac.jp/admissions/exam_information/overview/ao )、「2027年度 各種入試要項・必要書類」(https://www.dwc.doshisha.ac.jp/admissions/exam_information/guidelines )の「2027年度AO方式入学者選抜募集要項(課題レポートのテーマを含む)」(電子ブック)、「2026年度入試結果 AO方式入学者選抜」(https://www.dwc.doshisha.ac.jp/admissions/exam_information/faculty_results/ao )。いずれも2026年9月27日に確認しました。

募集人員

学部 学科・専攻 第Ⅰ項 第Ⅱ項
学芸学部 音楽学科 演奏専攻 2名 8名
学芸学部 音楽学科 音楽文化専攻 2名 10名
学芸学部 メディア創造学科 2名 6名
学芸学部 国際教養学科 2名 6名
現代社会学部 社会システム学科 3名 13名
現代社会学部 現代こども学科 2名 6名
薬学部 医療薬学科 2名 募集なし
看護学部 看護学科 2名 募集なし
表象文化学部 英語英文学科 2名 10名
表象文化学部 日本語日本文学科 2名 6名
生活科学部 人間生活学科 2名 5名
生活科学部 食物栄養科学科 食デザイン専攻 2名 3名
合計 25名 73名

食物栄養科学科の管理栄養士専攻は、AO方式での募集がありません。

日程

段階 日程
要項(課題レポートのテーマ)の発表 2026年5月24日
1次審査の出願登録・書類の入力 8月19日〜9月8日17時
1次審査の書類郵送 9月1日〜9月8日(消印有効)
1次審査(書類審査)の合格発表 10月2日(金)
2次審査の出願 10月2日〜10月7日
2次審査(個人面接) 10月10日(土)か11日(日)のうち大学が指定する1日。京田辺キャンパス
最終の合格発表 11月2日(月)
入学手続 第1次11月13日(入学金260,000円)、第2次12月11日

エントリーカード・志望理由書・課題レポートは、書類申請システム(J-Bridge System)で入力します。1次審査に合格したら2次審査を必ず受け、2次審査に合格したら必ず入学手続をする決まりです。入学検定料は1次審査10,000円、2次審査25,000円です。

課題レポートのテーマは5月下旬に要項で発表され、出願の入力は8月下旬から始まります。テーマ発表から出願締切まで3か月以上あるので、準備の時間はあります。

第Ⅱ項の出願資格:学科ごとの「自己アピールできる活動分野」

第Ⅱ項では、学科ごとに示された活動分野のどれかについて、原則として高校入学後の活動でアピールできることが条件です。要点は次のとおりです。

  • 音楽学科(演奏専攻・音楽文化専攻):音楽の能力を活かした社会奉仕活動や文化的活動をしていて入学後も続ける意志がある、または音楽への強い関心や深い知識を具体的に示せる
  • メディア創造学科:メディアや情報の分野で高度な資格や水準(日商PC検定2級、基本情報技術者試験、ITパスポート試験、CGクリエイター検定エキスパートなどの一覧あり)がある、または芸術・文化活動の公のコンクールや展覧会で入賞・入選した
  • 国際教養学科:英語の資格・スコアが基準以上(英検CSE 1980、GTEC 930、IELTS 4.0、TEAP 225、TOEFL iBT 42など)、または諸外国と連携した社会奉仕活動の実績がある
  • 社会システム学科・現代こども学科・英語英文学科:外国語・情報などの高度な資格、海外留学などの体験、継続したボランティア活動、生徒会やクラブ活動での指導的な役割、文化・スポーツでの活躍のいずれか
  • 日本語日本文学科:生徒会やクラブ活動、文化・スポーツでの活躍、文化的活動の継続、海外留学などの体験、ボランティア活動のいずれか
  • 人間生活学科:くらしに関わる分野(被服、住居、家族、地域、福祉など)のプロジェクト活動、服飾やインテリアなどの制作・デザイン活動、校内活動、ボランティア活動のいずれか
  • 食物栄養科学科 食デザイン専攻:学校家庭クラブ活動などでの食に関わる活動、食に関わるプロジェクト活動や公的なコンテストへの参加、校内活動、ボランティア活動のいずれか

第Ⅰ項は、おおむね3年以上のプロテスタント教会での教会生活、またはキリスト教主義の高校での顕著な宗教活動が要件で、教会や高校の教員などによる証明書が必要です。医療薬学科と看護学科の第Ⅰ項は、評定平均4.3以上と理科の履修条件もあります。

1次審査の書類:3つの文章で合計4000字近く

書類 分量 中身
エントリーカード 自己アピール1000字以内 学校歴、生徒会・委員会活動、クラブ活動、受賞歴、所有資格、ボランティア・地域活動、海外滞在歴などを入力し、出願資格の活動分野の番号を選んで自己アピールを書く
志望理由書 1200字程度 大学と学部・学科・専攻を志望した理由や、入学後の学習計画など
課題レポート 1700字程度 学部・学科・専攻ごとのテーマ(第Ⅰ項は全学科共通のテーマ)

活動歴が団体活動の場合は、自分が果たした役割を明記するよう指示されています。資格やコンクールの実績がある場合は、証明書類もシステムで提出します。

1000字、1200字、1700字を合わせると4000字近くになります。自己アピールと志望理由書と課題レポートで同じ話を繰り返すと、書類全体が薄く見えます。自己アピールは「活動の中身と自分の役割」、志望理由書は「なぜこの学科で何を学ぶか」、課題レポートは「テーマへの自分の考え」と、役割を分けて書く必要があります。志望理由書の組み立ては志望理由書の完全ガイド、自己アピールは自己PRの書き方が参考になります。

課題レポートのテーマ(1700字程度)

第Ⅱ項は学科・専攻ごとにテーマが決まっています。

学科・専攻 テーマ(要点)
音楽学科 演奏専攻 演奏するときに大切にしていること
音楽学科 音楽文化専攻 「社会生活や日常生活における音楽の持つ意味」について、自分の実体験を例に挙げて考えを述べる
メディア創造学科 生成AIでメディアコンテンツの生成と消費のバランスが変わりつつあるなか、環境の変化を調査して整理し、今後成立しうる新しいメディアビジネスを1つ提案する
国際教養学科 現在の日本文化はどのような点で「国際的」だと考えられるか。日常生活で感じている具体例を複数挙げて説明する
社会システム学科 住んでいる市町村について、観光・文化・教育・人口・財政・就労・共生・治安・防災の9テーマから1〜2つ選び、現状や問題を説明し、解決する方法を考える
現代こども学科 「こどもに関する問題」を1つ取り上げ、関心を持った理由、有効な方策(自分の経験をふまえて)、大学で必要な学びを述べる。参考にした図書・論文などを2点まで指定の書式で明記する
英語英文学科 AIが進化を続ける現代に、英語を基盤として言語学・英語文学・コミュニケーション学・英語圏文化を学ぶ意義。1つ選び、自分の経験と将来の目標との関わりをふまえて述べる
日本語日本文学科 文学(古典・近現代)、日本語学、日本語教育、日本文化の学びを大学で深める意義。これまでの学習や経験と、将来にとっての意味を含めて述べる
人間生活学科 「暮らしやすい住まい」「快適で美しい装い」「人と人が共に暮らすためのつながり」のどれかをテーマに、身近な事例からくらしの問題を取り上げ、要因と解決策を述べる
食物栄養科学科 食デザイン専攻 日本の食品の安定的な供給を揺るがす要因を3つ挙げ、ニュースや身近な経験から影響を説明し、最も重要だと考える要因と理由を述べる

第Ⅰ項は全学科共通で、2026年度の同志社女子大学宗教部の年間テーマ「150年の恵みをつなぐ―良心の声に聴き、共に平和な未来へ―」を具体化するために、いまの自分がしたいことを、ふさわしい聖書箇所を引用しながら述べる課題です。

テーマのなかには、調べてから書くものが多く含まれています。メディア創造学科は「調査したうえで整理」、社会システム学科は自分の市町村の現状、現代こども学科は参考文献の明記が求められます。1700字あるので、調べた事実と自分の考えを分けて構成できます。書く前の設計は構成メモの書き方、時間をかけて書くレポートの考え方は事前提出レポートの書き方が参考になります。

2次審査:約30分の個人面接

2次審査は、複数の審査員による約30分の個人面接です。学科によって次の内容が加わります。

  • 音楽学科 演奏専攻(第Ⅰ項・第Ⅱ項):志願する入試コース・楽器の演奏、歌唱(10分以内)
  • 音楽学科 音楽文化専攻(第Ⅱ項):任意の楽器による演奏、歌唱、または音楽に関するプレゼンテーション(10分以内)
  • メディア創造学科(第Ⅱ項):自己アピールできる活動分野に関するプレゼンテーション(約10分)
  • 国際教養学科(第Ⅰ項・第Ⅱ項):日本語と英語での面接

面接は1次審査の書類をもとに行われると考えるのが自然です。30分あるので、自己アピール・志望理由書・課題レポートの内容を、それぞれ深く聞かれても答えられるようにしておきます。総合型選抜の面接で聞かれることは、あなたの書類に全部書いてあるも参考になります。

2026年度の結果(参考)

枠 募集人員 志願者 受験者 1次合格 最終合格
第Ⅰ項 25名 22名 20名 18名 18名
第Ⅱ項 73名 157名 144名 121名 101名

第Ⅱ項を学科別に見ると、社会システム学科は27名が受けて最終合格20名、現代こども学科は22名が受けて12名、英語英文学科は25名が受けて17名でした。人間生活学科は10名が受けて4名の合格です。1次の書類審査で2割弱、2次の面接でさらに絞られています。

どこから手をつけるか

2次審査を受けるなら(出願10月2日〜7日、面接10月10日か11日)

  1. 1次で出したエントリーカード、志望理由書、課題レポートを読み返し、それぞれの内容を口頭で説明できるようにする
  2. 課題レポートで調べたことについて、根拠や出典を聞かれても答えられるようにしておく
  3. 学科ごとの追加内容(演奏、プレゼン約10分、英語での面接)を準備する

来年以降に受けるなら

  • テーマは5月下旬に発表されます。1700字の課題レポートは調べる時間が要るので、発表されたらすぐに取りかかります
  • 第Ⅱ項の出願資格にある「自己アピールできる活動分野」に当てはまる活動があるか、高校2年のうちに確認しておきます。国際教養学科やメディア創造学科は資格・スコアの基準があります
  • 3つの文章(1000字・1200字・1700字)の役割分担を先に決めてから書き始めます

まとめ

  • 同志社女子大学の総合型選抜はAO方式入学者選抜(専願)。キリスト教活動を要件とする第Ⅰ項25名と、学科ごとの活動分野で出願する第Ⅱ項73名
  • 1次は書類審査で、自己アピール1000字以内・志望理由書1200字程度・課題レポート1700字程度と調査書
  • 課題レポートのテーマは学科ごとに違い、調べてから書く課題が多い
  • 2次は約30分の個人面接。音楽学科は演奏・歌唱、メディア創造学科はプレゼン、国際教養学科は英語でも面接
  • 2027年度は2次審査の出願が10月2日〜7日、面接が10月10日か11日、最終発表は11月2日

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