高崎経済大学の総合型選抜。2027年度は実施なし、学校推薦型選抜は2学部で6種類あり、評定の基準はどれにもない
高崎経済大学の2027年度入試を要項から整理しました。総合型選抜は実施されず、年内に受けられるのは学校推薦型選抜です。経済学部に英語重視・全国・地域・商業等の4区分、地域政策学部にⅠとⅡ(共通テスト利用)があり、評定の基準はどれにもありません。配点、出願資格、小論文の前年度の設問、併願と辞退の決まり、高崎市内者の定義までまとめました。
高崎経済大学(公立・群馬県高崎市)は、★2027年度の入試で総合型選抜を実施しません。
★要項にそのまま書かれています。
※専門高校・総合学科卒業生選抜、★総合型選抜は実施しません。
★年内に受けられるのは学校推薦型選抜です。★2つの学部に、合わせて6種類あります。
| 学部 | ★種類 | 募集 | 試験 | ★共通テスト |
|---|---|---|---|---|
| 経済学部 | ★英語重視推薦 | 20 | 英語・面接・資格の加点(小論文は希望者) | 免除 |
| 経済学部 | ★全国推薦 | 50 | 小論文・英語・面接 | 免除 |
| 経済学部 | ★地域推薦 | 15 | 小論文・英語・面接 | 免除 |
| 経済学部 | ★商業等推薦 | 15 | 英語・面接・資格の加点 | 免除 |
| 地域政策学部 | ★学校推薦型選抜Ⅰ | 50 | 小論文(英語に関する問題を含む)・面接 | 免除 |
| 地域政策学部 | ★学校推薦型選抜Ⅱ | 45 | ★試験なし(書類選考) | ★課す |
★6種類のどれにも、評定の基準がありません。★かわりに、種類ごとに別の条件(英語の資格、住民登録、簿記の検定、共通テスト)があります。
必ず最新の募集要項で確認してください。日程・募集人員・選考方法は年度によって変わります。この記事は★2027年度(令和9年度)入学者選抜に関する要項(43ページ)、★経済学部 学校推薦型選抜 学生募集要項(8ページ)、★地域政策学部 学校推薦型選抜Ⅰ 学生募集要項(7ページ)、★地域政策学部 学校推薦型選抜Ⅱ 学生募集要項(6ページ)、★志望動機・自己推薦書・活動実績報告書・推薦書の様式、★合否判定の方法及び基準、★2026年度入学者選抜の試験問題と解答例、★入試結果(2020〜2026年度)、★入学者選抜の変更についての予告、★大学案内2027を確認して書いています。 出典:学校推薦型選抜、入学者選抜に関する要項、入学者選抜の試験問題と解答例、経済学部 入試結果、地域政策学部 入試結果、学費。2026年10月12日に確認しました。
★学生募集要項は、学部と種類ごとに3冊に分かれています。★配点の表は、3冊の募集要項には載っていません。全選抜をまとめた「入学者選抜に関する要項」(概要版)にだけ載っています。★両方を読む必要があります。紙の要項はなく、大学のサイトでPDFを読みます。
総合型選抜がないことの確かめ方
| 確かめた場所 | 内容 |
|---|---|
| ★入学者選抜に関する要項の注記 | 「総合型選抜は実施しません。」 |
| ★目次 | 学校推薦型選抜、帰国生徒選抜、社会人選抜、私費外国人留学生選抜など。★総合型選抜の項目がない |
| ★募集人員の表 | 一般選抜と学校推薦型選抜の列。★総合型選抜の列がない |
| ★3冊の学生募集要項 | 「総合型」という語が1か所もない |
★2028年度に総合型選抜を始めるという予告も、2026年10月12日の時点で大学のサイトにありません。
学校推薦型選抜は6種類、募集は学部ごと
| 学部(入学定員) | 一般選抜 | ★学校推薦型選抜 |
|---|---|---|
| 経済学部(480人) | 前期140人/公立大学中期240人 | ★100人(英語重視20・全国50・地域15・商業等15) |
| 地域政策学部(420人) | 前期200人/後期100人 | ★Ⅰ 50人/Ⅱ 45人 |
★経済学部の「100人」は要項に印字されています。★地域政策学部のⅠとⅡを足した数や、大学全体の合計は印字されていません。
★「学校推薦型選抜Ⅰ」「学校推薦型選抜Ⅱ」は、地域政策学部の名前です。★経済学部は「学校推薦型選抜」で、そのなかに4つの区分があります。
★募集は学部ごとです。
募集は、学部募集です。所属する学科は、★本人の希望及び1年次の成績により、2年次進級時に決定します。
★出願のときに学科は選びません。経済学部は経済学科・経営学科・国際学科、地域政策学部は地域政策学科・地域づくり学科・観光政策学科のいずれかに、2年生になるときに分かれます。
★全国推薦の50人には、高崎市立高崎経済大学附属高等学校の3人が含まれます。学校推薦型選抜Ⅰの50人には、同じ高校の5人が含まれます。
★経済学部の4区分の人数(20・50・15・15)は、2022年度入試から続いている形です。大学の予告によると、このとき商業等推薦が20人から15人に、全国推薦が45人から50人に変わりました。
★合否の決め方は、大学が公表している「合否判定の方法及び基準」に書かれています。
総合的に順位付けを行い、合否判定を行います。なお、★同点者は同順位とします。
出願資格:評定の基準はなく、種類ごとに条件が違う
| 項目 | 英語重視 | 全国 | 地域 | 商業等 | 地域政策Ⅰ | 地域政策Ⅱ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ★評定の基準 | なし | なし | なし | なし | なし | なし |
| ★既卒 | 不可 | 不可 | 不可 | 不可 | ★可(2023年3月以降の卒業) | 不可 |
| ★その種類だけの条件 | ★英語の資格 | — | ★高崎市内者 | ★全商簿記1級 | — | ★共通テスト3教科3科目 |
| ★1つの高校から | 3人まで | 3人まで | 3人まで | 3人まで | 記載なし | 記載なし |
★全種類に共通する条件
★入学を許可された場合、本学への入学を確約できる者
★経済学部の4区分に共通する条件
人物・学力ともに優秀で、かつ、勉学意欲が旺盛で、★学校長が責任をもって推薦できる者
★「評定」という語は、4冊の要項のどこにもありません。★高卒認定は、どの種類の出願資格にも入っていません。
★全国推薦には、卒業見込みであること・学校長の推薦・入学の確約のほかに条件がありません。★募集人員がいちばん多く、いちばん広く開かれている区分です。
★経済学部は、区分ごとに1つの高校から3人まで推薦できます。
それぞれの募集人員に対して、1校3人まで推薦することができます。(★1校当たりの推薦人数は、最大12人になります。)
英語重視推薦:英検2級以上などが出願の条件
| 試験 | ★出願の条件 | ★50点が加点される水準 |
|---|---|---|
| 実用英語技能検定(英検) | ★2級以上 | 準1級 |
| GTEC | ★930点以上 | 1180 |
| TOEIC L&R/TOEIC S&W | ★1150点以上 | 1560 |
| TOEFL iBT | ★3.0点(バンドスコア)/42点(従来スコア)以上 | 4.0/72 |
- ★TOEICは、S&Wのスコアを2.5倍にしてL&Rに足します
- ★英検以外は、出願期間の最終日からさかのぼって2年以内に受けたものに限られます
- ★証明書は写しを出します。出身学校が「原本と相違ない」ことを証明して学校印を押したものです。★試験の団体から大学に直送された証明書は認められません
★この条件は2026年度入試から引き上げられています。大学の予告によると、それまでは英検準2級、GTEC 780点などでした。
★加点の表にあるのは「50点」の行だけです。出願の条件(2級など)と50点の水準(準1級など)のあいだに段階があるかどうかは、表からは読み取れません。
地域推薦:高校の場所ではなく、住民登録で決まる
2027年4月1日現在において、★本人自身、その者の配偶者又は1親等の親族が、引き続き1年以上高崎市に住所を有する者(2026年4月1日から2027年4月1日まで引き続き高崎市に住民登録のある者)
| 論点 | 要項の記載 |
|---|---|
| ★何で決まるか | ★住民登録(高校の場所ではない) |
| ★誰の住民登録か | ★本人、配偶者、1親等の親族のいずれか |
| ★期間 | ★2026年4月1日から2027年4月1日まで引き続き |
| ★証明 | ★住民票の写し(コピー不可、マイナンバーの記載がないもの) |
★高崎市内の高校に通っていても、本人や親の住民登録が高崎市になければ、地域推薦には出願できません。★市外の高校に通っていても、親が高崎市に住民登録していれば出願できます。
★期間は入学する年の4月1日までです。★出願のあとに高崎市の外へ住民登録を移すと、条件から外れます。
★群馬県内かどうかは関係しません。区分は「高崎市内者か、それ以外か」の2つです。
★誰の住民票を出すのか、続柄の記載が要るかは、要項に書かれていません。親の住民登録で出願する人は、大学に確かめてください。
★全国推薦と地域推薦は、同じ試験・同じ配点です。
全国推薦と地域推薦の間の得点に有意な差がある場合、★募集人員と合格者数が異なることがあります。
商業等推薦:全商簿記1級が出願の条件
高等学校学習指導要領における専門教育に関する教科(商業)の科目のうち、★簿記及び財務会計Ⅰを履修している者
公益財団法人全国商業高等学校協会主催★簿記実務検定試験1級を取得している者
★商業科でなくても、この2つを満たせば出願できます。
地域政策学部の学校推薦型選抜Ⅰは既卒でも出願できる
高等学校(中等教育学校、特別支援学校、高等専門学校、文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程を有するものとして認定した在外教育施設を含む)を2027年3月卒業(修了)見込みの者又は★2023年3月以降卒業(修了)した者【卒業(修了)後4年以内】
★6種類のうち、既卒の人が出願できるのはこれだけです。
★出願要件(Ⅰ・Ⅱに共通)
地域社会の向上に貢献することに対し★意欲・情熱・関心を持つ者
★学校推薦型選抜Ⅰには、合格者の構成についての注記があります。
★高崎市内者若しくは高崎市内の高等学校(中等教育学校、特別支援学校を含む)に在籍中又は在籍した者を10人以上とします。
★この注記は学生募集要項にだけあり、概要版には載っていません。★出願の区分が分かれているわけではなく、該当することをどう申告するかは書かれていません。
配点:合計は要項に印字されている
| 種類 | 配点 | ★合計(要項の印字) |
|---|---|---|
| ★全国推薦・地域推薦 | 英語200/小論文200/面接100 | ★500 |
| ★英語重視推薦 | 英語200/面接100/資格の加点50 | ★350 |
| ★商業等推薦 | 英語200/面接100/資格の加点90 | ★390 |
| ★地域政策学部Ⅰ | 小論文100/調査書・活動実績報告書100/面接100 | ★300 |
| ★地域政策学部Ⅱ | 共通テスト300(100×3科目)/調査書・自己推薦書50 | ★350 |
★要項の表は「配点」ではなく「得点」という見出しになっています。
★資格の加点があるのは、英語重視推薦と商業等推薦だけです。★全国推薦と地域推薦には、資格の加点がありません。英検を持っていても点にはなりません。
★経済学部は、調査書・推薦書・志望動機に点数がついていません。面接が「調査書及び学校長の推薦書等に基づいて実施」されます。
★地域政策学部Ⅰの自己推薦書は「面接参考資料」で、点数がつきません。★地域政策学部Ⅱの自己推薦書は、調査書とあわせて50点です。★同じ名前の書類でも、扱いが違います。
商業等推薦の加点(最大90点)
| 区分 | 加点 |
|---|---|
| ★①英語の資格 | 英検準1級以上20点/2級10点/準2級プラス7点/準2級5点/全商英語検定1級5点 |
| ★②簿記の資格 | 日商簿記1級20点/2級10点 |
| ★③全商の検定 | 1級に合格した検定の数に応じて、1つ1点/2つ5点/3つ10点/4つ15点/5つ25点/6つ35点/★7つ50点 |
★③の対象は、簿記実務検定と英語検定を除く7つです(ビジネス計算の珠算と電卓、ビジネス文書、情報処理のプログラミング部門とビジネス情報部門、商業経済、財務諸表分析・財務会計・管理会計のうち1つ以上)。
★3つの区分の点を足したものが加点になります。
基準に届かなければ、定員が空いていても不合格になる
★英語重視推薦
英語の成績が、本学の設ける基準を満たさなかった場合、★定員に達していなくても不合格とし、この際の募集人員に不足した人数については、全国推薦の募集人員に付け加えます。
★商業等推薦
資格加点等を考慮した総合的な成績が、本学の求める水準に達しなかった場合、★定員に関わらず不合格となることがあります。
★基準の点数は、どちらも要項に書かれていません。★空いた人数は、全国推薦に回ります。
英語重視推薦は、小論文を受けておくと全国推薦でも判定される
小論文を受験していることで(希望者のみ)、英語重視推薦で合否判定が不合格の場合、★全国推薦での合否判定対象とします。
★大学案内によると、小論文を受けるかどうかは出願のときに選びます。
★小論文を受ける場合は9:00集合、受けない場合は10:15集合です。★受けておくと、判定の機会が1つ増えます。全国推薦の判定に回ったときに、資格の加点がどう扱われるかは要項に書かれていません。
経済学部の試験:小論文60分、英語60分、午後に面接
| 区分 | 集合 | 小論文 | 英語 | 面接 |
|---|---|---|---|---|
| ★全国推薦・地域推薦、英語重視推薦で小論文を受ける人 | 9:00 | ★9:30〜10:30 | 11:00〜12:00 | 13:00〜 |
| ★英語重視推薦・商業等推薦 | 10:15 | — | ★11:00〜12:00 | 13:00〜 |
★英語は4区分とも同じ時間です。
本学における課程履修に耐え得る★最低限の英語能力を判定するための基礎学力試験です。
★リスニングはありません。前年度の問題は大問3つで、ほとんどが記号を選ぶ問題でした。
★面接は13:00からです。★個人か集団か、1人あたりの時間、終わる時刻は要項に書かれていません。昼食についても書かれていません。英語が12:00に終わり、面接までのあいだが空きます。
前年度の小論文:300字の要約と400字の意見
★2026年度入試(2025年11月23日実施)の問題が公開されています。★出題意図と解答例がついています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ★時間 | 9:30〜10:30(2027年度の要項と同じ) |
| ★素材 | 課題文1本と資料2つ(文章とグラフ) |
| ★出典 | 清水洋『イノベーションの科学』(中公新書、2024)ほか |
| ★設問 | 2問 |
★大学が作った設問
問1 上記の文章を読んで,★300字以内で要約しなさい。
問2 上記の文章と次の(資料1)・(資料2)を読み,日本の労働人口の課題を踏まえ,★生成AIが社会に及ぼす影響やそれへの対策について,自身の考えを400字以内で述べなさい。ただし(資料2)の引用は必要最小限にとどめること。
★60分で、要約300字と意見400字です。★課題文と資料を読む時間を入れると、書く時間は長くありません。
★出題意図
問1 出題文該当箇所に関する論旨を正しく把握できているか,また,★簡潔に要約できているかを問う。
★問2には「資料の引用は必要最小限に」という条件がついています。★グラフの数字を写すことに字数を使わず、自分の考えを書くことが求められています。
★2027年度も同じ形になるとは、要項に書かれていません。要項にあるのは時間と配点だけです。
★小論文は200点で、英語と同じです。★面接の2倍です。
60分の使い方
前年度の形(要約300字と意見400字)で練習するときの目安です。
| 時間 | やること |
|---|---|
| ★はじめの15分 | 設問を先に読んでから、課題文と資料を読む。要約に入れる箇所に印をつける |
| ★次の15分 | 要約300字を書く。自分の意見は入れない |
| ★次の25分 | 意見400字を書く。立場を1つ決め、課題文と資料から根拠を1つずつ使う |
| ★最後の5分 | 字数、誤字、主語と述語のねじれを確かめる |
★要約に時間を使いすぎると、配点の大きい意見の問題が書けなくなります。★大学の解答例を読んで、300字にどこまで入れているかを確かめると、要約の粒の大きさがつかめます。
当日の注意
- ★受験票を必ず持っていきます。面接室には受験票だけを持って入ります
- ★遅刻で入室できるのは、試験開始から30分までです。時間の延長はありません
- ★携帯電話やウェアラブル端末は、電源を切ってかばんにしまいます。身につけていると不正行為とされることがあります
- 前年度の問題の表紙には、「解答には筆記用具,消しゴム以外のものを使用してはいけません」と書かれていました
要約の練習は課題文の要約、資料を使う小論文は資料・グラフ型の小論文にまとめています。
地域政策学部の学校推薦型選抜Ⅰ:小論文90分に英文の資料が入る
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ★集合 | 9:00 |
| ★小論文 | ★9:30〜11:00・100点 |
| ★面接 | 12:00〜・100点 |
| ★試験場 | ★高崎と仙台(出願のときに選ぶ。あとから変えられない) |
小論文(★英語に関する問題を含む)
★英語だけの試験はありません。
前年度の小論文:資料4つ、400字と600字
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ★素材 | 資料4つ。★資料1〜3は日本語、資料4は英文(語注つき) |
| ★出典 | 今井悠介『体験格差』(講談社、2024)、志水宏吉『ペアレントクラシー「親格差時代」の衝撃』(朝日新聞出版、2022)、Thomas Piketty and Michael J. Sandel, Equality: What It Means and Why It Matters(2025)ほか |
| ★設問 | 2問 |
★大学が作った設問
設問1 資料1および資料2で述べられている「体験格差」について,★それが生じる要因と解消され難い理由はなにか,400字以内で説明しなさい。
設問2 資料3の「格差が拡大再生産」していくメカニズムと★資料4の格差がもたらす課題を説明した上で,自身の考えを600字以内で述べなさい。
★「英語に関する問題」は、英文の資料を読んで日本語で論じる形でした。★英語で答える設問や、和訳だけの設問はありませんでした。
★出題の意図
設問2・質問の意図と★本文の内容(英語含む)を適切に理解し、自分の考えを論理的に説明することができる。
★地域政策学部のほうは、解答例は公開されていません。出題の意図だけです。
★90分で合わせて1,000字を書きます。★4つの資料を読み分けて、設問が指定する資料を使う必要があります。
★設問1は説明、設問2は説明と意見です。★設問2は「メカニズム」「課題」「自身の考え」の3つを600字に入れるので、説明が長くなりすぎないようにします。
英文が出る小論文は英文の課題文が出る小論文、複数の資料を読む小論文は複数資料型の小論文にまとめています。
自己推薦書と活動実績報告書
★自己推薦書の設問(学校推薦型選抜Ⅰ)
志望理由と自己アピール(例えば、自主研究・自主制作・全国的又は地域的な各種コンテストにおける入賞、課外活動や地域活動及びボランティア活動などの成果)を★500~800字以内に自筆でまとめてください。これらを参考にして面接することもあります。
★黒のボールペン・楷書体・自筆です。字数は句読点を含みます。
★活動実績報告書は、調査書とあわせて100点です。
★活動実績報告書に記入のないものは評価対象になりません。
記入した活動実績には、それらを証明する客観的資料(表彰状、証明書、成績表など第三者が客観的に確認できるもの)を添付してください。…★資料の添付がないものは評価対象となりません。
| 欄 | 書くこと |
|---|---|
| ★1 課外活動などの実績 | 校内活動/国際交流活動/スポーツや文化活動(都道府県大会相当以上)/その他(ボランティアや探究活動など)。★各項目3つまで |
| ★2 資格、英語検定試験のスコア・級 | 英語の検定は★4技能のスコアも書く |
| ★3 地域社会における活動実績 | ★1つだけ。なければ「該当なし」。★面接で質問されることがある。この欄だけ資料は不要 |
全ての項目に対して実績が必要であるということではありません。
★A4の紙1枚に、両面で印刷します。
★書いても、証明する資料がなければ点になりません。★表彰状や合格証は、高校1年生のうちから取っておいてください。
地域政策学部の学校推薦型選抜Ⅱ:共通テスト3科目と書類だけ
★大学での試験も面接もありません。
書類選考のため、★教科・科目に係る個別テストは実施しません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ★共通テスト | ★3教科3科目・300点(100点×3) |
| ★外国語 | ★必須。英語はリスニングを含む |
| ★残りの2科目 | 国語、地理歴史・公民、数学、理科、情報から2教科2科目。2教科より多く受けた場合は高得点の2教科 |
| ★書類 | 調査書・自己推薦書で50点 |
| ★出願 | ★2027年1月4日〜1月12日(共通テストの前) |
| ★合格発表 | ★2027年2月5日 |
★英語でリスニングを受けないと失格になります。
本要項で指示した大学入学共通テストの教科・科目(英語を選択した場合はリスニングを含む)を受験していない場合は、★判定の対象となりません。その場合においても、入学検定料は返還しません
★自己推薦書の設問(学校推薦型選抜Ⅱ)
志望理由と自己アピールを★自筆で自由に記入してください。(400字から600字以内)
★350点のうち300点が共通テストです。★学校の推薦が要る、共通テスト利用の入試と考えてください。現役の人だけが出願できます。
★素点が200点の科目を100点にどう換算するかは、学校推薦型選抜Ⅱについては要項に書かれていません。
経済学部の出願書類:志望動機は字数の指定がない
| 書類 | 作る人 | 中身 |
|---|---|---|
| ★志望動機 | 本人 | ★黒のボールペンで手書き。字数の指定なし(罫線だけのA4・1枚) |
| 推薦書 | 高校 | 推薦理由と、学力の3要素の評価。厳封 |
| 調査書 | 高校 | 厳封 |
| 住民票の写し | 本人 | 地域推薦の人 |
| 資格等証明書 | 本人と高校 | 英語重視推薦・商業等推薦の人 |
★志望動機の設問
★経済学部のアドミッション・ポリシーを踏まえ、本学を志望する動機を記入してください。
★アドミッション・ポリシーを読んでから書くことが求められています。入学者選抜に関する要項に載っています。
★推薦書は、3つの種類で同じ様式です。高校の先生が、推薦理由と「学力の3要素」(知識・技能/思考力・判断力・表現力/主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度)の評価を書きます。
本大学・本学部等のアドミッション・ポリシーに対応する志願者本人の学習歴や活動歴を踏まえた「学力の3要素の評価」を記入してください。
★先生に書いてもらう書類も、アドミッション・ポリシーにもとづいています。★自分の活動を先生に早めに伝えておくと、推薦書と志望動機の中身がそろいます。
★保護者の署名や押印を求める書類はありません。
★Web出願の書類は、白いA4の紙に縦・両面で印刷します。
書き方は志望理由書の書き方 完全ガイドにまとめています。
併願と辞退:合格すると、ほかの国公立大学では合格者にならない
| 組み合わせ | ★できるか |
|---|---|
| 経済学部の学校推薦型選抜 と 地域政策学部のⅠ | ★できない(試験日も同じ) |
| 経済学部の学校推薦型選抜 と 地域政策学部のⅡ | ★できない |
| ★地域政策学部のⅠ と Ⅱ | ★できる |
| 学校推薦型選抜 と この大学の一般選抜 | できる(どちらの学部にも) |
| 経済学部の4区分どうし | 要項に書かれていない |
| ほかの国公立大学の学校推薦型選抜 | ★できない |
国公立大学の学校推薦型選抜(大学入学共通テストを課す場合、課さない場合を含めて)に出願することができるのは、★一つの大学・学部に限ります。
★不合格だった場合
| 次に出せるもの | |
|---|---|
| 経済学部の推薦で不合格 | 一般選抜。★地域政策学部のⅡには出せない |
| ★地域政策学部のⅠで不合格 | ★地域政策学部のⅡ、一般選抜 |
★地域政策学部を志望する人は、11月のⅠで不合格でも、1月のⅡにもう一度出せます。書類は出し直しです。
★合格したあと
本学の学校推薦型選抜に合格した者は、★本学の一般選抜又は他の国公立大学を受験しても、合格者にはなりません。ただし、入学できない特別な事情がある場合で、学校長から「推薦入学辞退願」が提出され、本学の許可を得た場合はこの限りではありません。
★辞退には大学の許可が要ります。★学校長の「推薦入学辞退願」と本人の「入学辞退届」を、2027年2月17日午後5時必着で出します。
★私立大学との併願については、要項に何も書かれていません。
共通テストは免除されるが、受験を強く勧めると書かれている
★経済学部の4区分と、地域政策学部のⅠ
令和9年度大学入学共通テストにおいて、試験科目『英語(リスニングを含む)』を★自主的に受験することを強く勧めます。大学入学共通テストの結果は合否には関係ありませんが、入学後の学業の参考とさせていただきますので、★合格した方は、自己採点結果を報告してください。
★合否には使われません。★受けなかった場合に合格が取り消されるという規定はありません。
★不合格だった場合に一般選抜や学校推薦型選抜Ⅱに回るには、共通テストを受けていることが必要です。★共通テストの出願は9月〜10月なので、推薦の結果を待たずに済ませておきます。
結果:経済学部は2倍前後、地域政策学部Ⅱは3倍を超える
| 年度 | 経済学部(志願→合格) | 地域政策学部Ⅰ(志願→合格) | 地域政策学部Ⅱ(志願→合格) |
|---|---|---|---|
| 2026 | 196→100 | 125→50 | ★165→45 |
| 2025 | 199→100 | ★162→50 | 160→49 |
| 2024 | 188→100 | 118→50 | 158→46 |
| 2023 | 217→100 | 103→50 | 138→45 |
| 2022 | 215→101 | 102→51 | 114→45 |
| 2021 | 196→100 | 128→52 | 147→45 |
| 2020 | 170→100 | 114→50 | 188→45 |
(大学が公表している入試結果。倍率は印字されていません)
★経済学部は、4つの区分を合わせた数字だけが公表されています。★英語重視・全国・地域・商業等の区分ごとの志願者数は公表されていません。
★どの年度も、合格者のほぼ全員が入学しています。
★合格最低点や得点の分布は、学校推薦型選抜については公表されていません。
過去問は1年度分、成績の開示については記載がない
| 公開されているもの | 中身 |
|---|---|
| ★経済学部 小論文 | 問題/★出題意図と解答例 |
| ★経済学部 英語 | 問題/正答 |
| ★地域政策学部Ⅰ 小論文 | 問題/出題の意図 |
★公開されているのは2026年度入試の1年度分だけです。★公開は2027年6月末までの予定と書かれています。★2027年度入試の問題は、2027年7月に公開される予定です。
★来年度以降に受ける人は、公開されているうちに保存しておいてください。
★成績の開示については、要項にも大学のサイトにも記載が見つかりませんでした。
お金
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| ★入学検定料 | ★17,000円(別にサービス利用料700円) |
| ★入学料 | ★282,000円(★高崎市内者は141,000円) |
| ★授業料 | 前期260,400円・後期260,400円 |
| 諸会費等 | 106,300円(保険料、学会費、後援会費、同窓会費) |
| ★入学料以外の初年度の合計(要項の印字) | ★627,100円 |
★要項が印字している合計は、入学料を含みません。
★入学料の「高崎市内者」は、地域推薦の条件と同じ定義です(本人・配偶者・1親等の親族が、2027年4月1日現在で引き続き1年以上高崎市に住民登録)。★どの種類で入っても、高崎市内者なら入学料は半額になります。
★地域政策学部のⅠとⅡの両方に出す場合に、検定料を減らすという記載はありません。
★入学料は、入学手続を済ませたあとで辞退しても返還されません。
★入試の成績による特待生制度は、要項にも大学のサイトにも見当たりません。
★国の修学支援新制度の採用候補者になっている人は、合格発表のあと、すぐに大学に連絡するよう書かれています。
生成AIについては何も書かれていない
★4冊の要項と様式に、生成AIについての記述はありません。
書類の作り方として決まっているのは、次のことです。
- 志望動機(経済学部):黒のボールペンで記入
- 自己推薦書(地域政策学部):★黒のボールペン・楷書体・自筆
提出書類に虚偽の記載をしたことが判明した場合は不正行為として扱い、入学後でも入学許可を取り消すことがあります。
★前年度の経済学部の小論文は、生成AIが社会に及ぼす影響を論じさせる問題でした。使い方の決まりではなく、出題のテーマです。
日程
★経済学部の学校推薦型選抜と、地域政策学部の学校推薦型選抜Ⅰ
| 項目 | 日付 |
|---|---|
| Web出願の登録・検定料の支払い | 2026年10月25日〜11月6日 午後5時 |
| ★出願書類の提出 | ★11月1日〜11月6日(消印有効) |
| 受験票の発行 | 11月13日 9時から |
| ★試験 | ★11月22日(日) |
| ★合格発表 | ★12月1日 |
| ★入学手続 | ★12月1日〜12月11日 午後5時(必着) |
| 辞退の期限 | 2027年2月17日 午後5時(必着) |
★地域政策学部の学校推薦型選抜Ⅱ
| 項目 | 日付 |
|---|---|
| Web出願の登録・検定料の支払い | 2026年12月28日〜2027年1月12日 午後5時 |
| ★出願書類の提出 | ★2027年1月4日〜1月12日(消印有効) |
| 共通テスト | 1月16日・17日 |
| ★合格発表 | ★2月5日 |
| ★入学手続 | ★2月5日〜2月12日 午後5時(必着) |
★出願書類は「消印有効」、入学手続は「必着」です。★締切の決まりが違います。
★Webで登録して検定料を払っただけでは、出願は終わりません。期間内に書類を出して完了します。★入学志願票は、11月6日午後5時を過ぎるとWeb出願のシステムから印刷できなくなります。
★持参は平日の午前9時から午後5時までです。土曜・日曜・祝日は受け付けていません。
★追試験や予備日の記載は、要項にありません。
★配慮が必要な人は、出願の前に大学に相談します(締切の日付は書かれていません)。
準備の順番
★2027年度の学校推薦型選抜を受ける人
| 時期 | やること |
|---|---|
| ★いますぐ | ★自分が出せる種類を確かめる(英語の資格、住民登録、簿記の検定、既卒かどうか)。高校の先生に相談する |
| ★10月中 | ★前年度の小論文を時間を計って書く。経済学部は60分、地域政策学部Ⅰは90分 |
| ★10月25日から | Web出願の登録。★英語重視推薦の人は、小論文を受けるかどうかを選ぶ |
| ★10月下旬 | 志望動機・自己推薦書を手書きで仕上げる。資格の証明書に高校の証明をもらう |
| ★11月1日〜6日 | 出願書類を出す |
| ★11月22日 | 試験 |
| ★12月 | 合格した人は入学手続。★不合格だった地域政策学部Ⅰの人は、Ⅱの出願を準備する |
★来年度以降に受ける人
| 時期 | やること |
|---|---|
| ★高1から | 活動の実績を証明する資料を取っておく(地域政策学部Ⅰ) |
| ★高2まで | ★英語重視推薦を考える人は、英検2級以上を取る。準1級まで取ると50点の加点になる |
| ★高3の夏まで | 公開されている前年度の問題を保存して解く |
| ★9月 | 学生募集要項が出る。★概要版の配点表もあわせて読む |
| ★9月〜10月 | 共通テストに出願する |
| ★10月下旬〜11月上旬 | 出願 |
まとめ
- ★2027年度は総合型選抜がありません。要項に「総合型選抜は実施しません」と書かれています
- ★学校推薦型選抜は6種類です。経済学部に英語重視20・全国50・地域15・商業等15、地域政策学部にⅠ 50・Ⅱ 45です
- ★評定の基準は、どの種類にもありません
- ★既卒の人が出願できるのは、地域政策学部のⅠだけです(2023年3月以降の卒業)
- ★英語重視推薦は英検2級以上など、商業等推薦は全商簿記1級が出願の条件です
- ★地域推薦は、本人・配偶者・1親等の親族の住民登録で決まります。高校の場所は関係しません
- ★配点の合計は要項に印字されています(全国・地域500、英語重視350、商業等390、地域政策Ⅰ 300、Ⅱ 350)。配点表は概要版にだけ載っています
- ★資格の加点があるのは英語重視推薦と商業等推薦だけです。全国推薦と地域推薦にはありません
- ★英語重視推薦と商業等推薦は、基準に届かなければ定員が空いていても不合格になります
- ★英語重視推薦は、小論文を受けておくと全国推薦でも判定されます
- ★経済学部の小論文は60分で、前年度は300字の要約と400字の意見でした。出題意図と解答例が公開されています
- ★地域政策学部Ⅰの小論文は90分で、前年度は英文を含む4つの資料を読み、400字と600字を書く問題でした
- ★地域政策学部Ⅰは仙台でも受けられます
- ★地域政策学部Ⅱは試験がなく、共通テスト3科目300点と書類50点で決まります
- ★地域政策学部のⅠとⅡは併願できます。経済学部の推薦と地域政策学部の推薦は併願できません
- ★合格すると、この大学の一般選抜やほかの国公立大学では合格者になりません。辞退には大学の許可が要ります
- ★共通テストは免除ですが、大学は受験を強く勧めています
- ★入学料は282,000円で、高崎市内者は141,000円です
- ★出願書類は11月1日〜6日(消印有効)、試験は11月22日、合格発表は12月1日です
総合型選抜そのものの進め方は総合型選抜の完全ガイド、面接は面接の頻出質問にまとめています。要項の読み方は募集要項の読み方、同じ高崎市の私立大学は高崎健康福祉大学の総合型選抜、関東の公立大学の学校推薦型選抜は関東の公立大学の学校推薦型選抜を見てください。
