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太成学院大学の総合型選抜。4つの方式すべてで入学志望理由書(400字以上・手書き)が25点、9月から12月まで月2回受けられる

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太成学院大学の2027年度総合型選抜は、調査書評価方式(Ⅰ〜Ⅳ型)、基礎体力方式、基礎学力方式、高大連携方式の4つです。どの方式も手書きの入学志望理由書(400字以上)が100点中25点で、残りを学習成績の状況や当日の試験で評価し、面接は段階評価です。9月前期から12月後期まで月2回行い、10月前期の出願は10月3日(郵送・消印有効)までです。

太成学院大学は、大阪府堺市美原区にある私立大学です。経営学部(現代ビジネス学科)、人間学部(子ども発達学科、健康スポーツ学科、心理コミュニケーション学科)、看護学部(看護学科)があります。心理コミュニケーション学科は、心理カウンセリング学科から2027年度に名称を変える予定です(届出済み)。

2027年度の総合型選抜には、次の4つの方式があります。

  • 調査書評価方式(Ⅰ〜Ⅳ型):得意な教科の「学習成績の状況」で評価する方式。Ⅰ型は国語、Ⅱ型は英語、Ⅲ型は数学、Ⅳ型は最も高い1教科を使う。2023年度卒業から2027年3月卒業見込みの人が対象
  • 基礎体力方式:人間学部 健康スポーツ学科のみ。握力など5項目の実技
  • 基礎学力方式:国語・英語・数学から1教科を選ぶマークシートの試験(50分)
  • 高大連携方式(専願):高大連携校の生徒が対象。オープンキャンパスへの参加が必須

どの方式でも、出願時に出す入学志望理由書(400字以上)が100点中25点として点数化されます。面接は全員が受け、段階評価です。小論文の試験はありません。

日程 試験日 出願期間(郵送・消印有効) 行う方式 合否発表
9月前期 9月13日(日) 9月1日〜9月5日 調査書評価 11月2日
9月後期 9月27日(日) 9月1日〜9月12日 調査書評価、高大連携 11月2日
10月前期 10月10日(土) 9月21日〜10月3日 調査書評価、基礎体力、基礎学力 11月2日
10月後期 10月24日(土) 10月4日〜10月17日 調査書評価、基礎学力、高大連携 11月2日
11月前期 11月8日(日) 10月19日〜10月31日 調査書評価、基礎学力 11月13日
11月後期 11月21日(土) 11月2日〜11月14日 調査書評価、基礎学力、高大連携 11月27日
12月前期 12月5日(土) 11月16日〜11月28日 調査書評価、基礎体力、基礎学力 12月11日
12月後期 12月19日(土) 11月30日〜12月12日 調査書評価、基礎学力、高大連携 12月25日
1月期 2027年1月24日(日) 2027年1月4日〜1月16日 調査書評価、基礎学力 2027年1月29日
2月期 2027年2月19日(金) 2027年1月25日〜2月13日 調査書評価 2027年2月26日
3月期 2027年3月15日(月) 2027年2月15日〜3月8日 調査書評価 2027年3月15日

出願はインターネットで登録してから、入学志願票・調査書・入学志望理由書を郵送します。大学への持込もでき、10月前期なら10月5日の17時までです。1〜3月期は、9月前期〜12月後期で定員に達しなかった場合だけ行います。入学検定料は35,000円で、払うのは初回だけです。2回目以降の受験は免除されます。試験はすべて美原キャンパスで行い、地方会場はありません。そのかわり、自宅から大学まで100km以上ある受験生には、往復の交通費(公共交通機関)が全額支給されます(1人1回)。

2026年9月27日の時点では、9月前期は終わっていて、9月後期は試験日(9月27日)を迎えています。いまは10月前期の出願期間中で、郵送は10月3日の消印まで有効です。9月前期から10月後期までの合否発表は、まとめて11月2日です。

出典:太成学院大学「2027年度 一般選抜・総合型選抜 募集要項」(https://nyushi.tgu.ac.jp/wp-content/uploads/2026/09/2027ippan.pdf)、「2027年度 入学志望理由書」(https://nyushi.tgu.ac.jp/wp-content/uploads/2026/07/2027年度入学志望理由書.pdf)、「2026年度過去問題集」(https://nyushi.tgu.ac.jp/wp-content/uploads/2026/09/2026年度過去問題集.pdf)、受験生応援サイト「総合型選抜」(https://nyushi.tgu.ac.jp/selection-total/)、「入学定員」(https://nyushi.tgu.ac.jp/capacity/)、「よくある質問と答え」(https://nyushi.tgu.ac.jp/faq/)。2026年9月27日に確認しました。

募集人員

学部・学科 募集人員
経営学部 現代ビジネス学科 15名
人間学部 子ども発達学科 8名
人間学部 健康スポーツ学科 17名
人間学部 心理コミュニケーション学科 10名
看護学部 看護学科 32名

各日程の募集人員は、志願者数に応じて按分されます。

方式ごとの配点(100点満点)

面接は点数に入らず、段階評価です。

方式 入学志望理由書 学習成績の状況 当日の試験
調査書評価方式 Ⅰ〜Ⅲ型 25点 型の教科(国語、英語、数学のどれか)×10で50点、全体×5で25点 なし
調査書評価方式 Ⅳ型 25点 全体×10で50点、最も高い1教科×5で25点 なし
基礎体力方式 25点 全体×2で10点、保健体育×3で15点 基礎体力実技 50点
基礎学力方式 25点 全体×5で25点 基礎学力試験(1教科50分)50点
高大連携方式 25点 全体×5で25点、国語・英語・数学のうち最も高い教科×10で50点 なし(オープンキャンパスへの参加が必須)

調査書評価方式と高大連携方式は、当日の筆記や実技がなく、書類と面接で決まります。たとえば調査書評価方式Ⅱ型で、英語の学習成績の状況が4.0、全体が3.6なら、40点と18点で58点になり、そこに入学志望理由書(25点満点)が加わります。学習成績の状況は出願の時点で決まっているので、点数を伸ばせるのは入学志望理由書です。

入学志望理由書:4つの項目を400字以上、手書きで

入学志望理由書は大学の専用用紙に書きます。用紙は出願サイト(TAO)の太成学院大学のページからダウンロードでき、本人の直筆で、鉛筆かボールペンを使って横書きで書きます。用紙には、次の①〜④をすべて含めて400字以上で書くよう指示されています。誤字などは減点の対象です。

  1. なぜ大学に進学しようと思ったのか。進学の目的とその理由
  2. 選んだ学部・学科でどのようなことを学びたいか
  3. 大学卒業後の将来設計(就職や進学などの進路)
  4. ③を実現するために、入学後の大学生活でどんな努力が必要だと考えるか

字数の上限はありません。用紙は1枚目が300字、2枚目が400字分のマス目で、3枚目以降は字数に応じて自分で印刷して足します。要項が示す評価のポイントは、4つの項目について具体的に書けているか、誤字脱字はないか、文字数は適切か、の3つです。

4つの項目は、「進学の目的 → 学びたいこと → 卒業後の進路 → そのための努力」という一本の流れになっています。④は③を受けた問いなので、③の進路がぼんやりしていると④も具体的に書けません。看護学科なら「どんな場で働く看護師になりたいか」、健康スポーツ学科なら「どんな立場でスポーツや健康に関わりたいか」まで決めてから書き始めると、②と④がつながります。

400字は下限です。4項目を100字ずつで書くと、きっかけになった経験や具体例を入れる余地がほとんどありません。各項目に具体的な場面や理由を1つずつ入れると、自然に2枚目に入る分量になります(志望理由書の書き方)。手書きなので、下書きを仕上げてから、時間をとって清書します。

同じ種別の入試を何回か受ける場合、入学志望理由書の提出は1回目だけで足ります。ただ、総合型選抜では点数化されるので、2回目以降に書き直したものを出すこともできます(出すかどうかは自分で判断します)。

面接:志望理由書の内容を具体的に説明できるように

面接は全員が受ける個人面接で、面接官は複数です。時間は、「よくある質問と答え」では5〜15分程度、総合型選抜のページでは10分と案内されています。入学志望理由書と調査書をもとに進み、要項では、アドミッション・ポリシーの確認や高校生活での取り組みなどに関する質問への回答を評価するとしています。志望理由書に書いた①〜④を、聞かれたときに具体例つきで話せるようにしておきます(面接と書類の一貫性、面接でよく聞かれる質問)。

基礎学力方式:マークシートで1教科50分

基礎学力試験は、国語・英語・数学から1教科を選び、50分でマークシートに解答します。教科は試験当日に会場で選べます。

教科 範囲
国語 現代の国語・言語文化(古文・漢文を除く)
英語 英語コミュニケーションⅠ
数学 数学Ⅰ・数学A

英語は外部試験の換算も申請できます。当日の英語の得点(50点満点)と、当日の得点に外部試験の換算点(50点満点)を足して50点満点に直した点の、高いほうが使われます。換算点は、英検なら準1級以上が50点、2級が40点、準2級プラスまたは準2級が35点、3級が30点です。申請する人は、証明書のコピーを出願時に出します。

大学は過去問題集をWebで公開していて、2026年度版には総合型選抜(9月後期)の基礎学力方式の国語・英語・数学が、解答と配点つきで載っています。国語は、新聞の社説を読んで漢字・品詞・接続語・空欄補充・一文の挿入位置・タイトルを選ぶ問題と、文学史です。英語は、英文のニュース記事の読解(言い換え・内容に合う語・タイトル)、会話文、文法・語彙です。数学は、式の計算・因数分解・集合・確率・2次関数・図形です。

基礎体力方式と高大連携方式

基礎体力方式は、人間学部 健康スポーツ学科だけの方式です。握力、上体おこし、長座体前屈、反復横とび、立ち幅とびの5項目を測り、2024年度の体力・運動能力調査の高校3年生の平均値を基準に評価します。行うのは10月前期(10月10日)と12月前期(12月5日)の2回だけです。学習成績の状況は保健体育の比重が高く(×3で15点)、全体は×2で10点です。

高大連携方式は、要項で「本学での学びを強く希望する高大連携校の方を対象」とする専願の方式です。2026年4月以降のオープンキャンパスへの参加が必須で(ほかの方式では推奨)、行うのは9月後期・10月後期・11月後期・12月後期です。要項の日程表では、10月後期の高大連携方式に「基準1対象入試日」と注記されていますが、基準の中身は公開されている要項には見当たりませんでした。自分の高校が対象かどうかも含めて、在籍校の先生か入試課に確かめてください。

専願にすると入学金の半額が免除(9月前期〜10月後期)

総合型選抜は、高大連携方式を除いて併願で受けられます。9月前期から10月後期までの日程で専願を選んで合格すると、「専願受験奨学金」として入学金の半額(125,000円)が免除されます。また、10月前期までの受験者のうち、太成学院大学を第一希望とし、大学が「ぜひ入学してほしい」と判断した人には「合格内定通知」が送られます。

12月までの総合型選抜で合格して入学手続き(入学金の納入)を済ませた人は、「早期出願者特典」として、一般選抜A日程で授業料が減免される「太成学院大学奨学金」に2回挑戦できます。

どこから手をつけるか

10月前期(出願は郵送10月3日消印まで、試験10月10日)を受けるなら

  1. 方式を決める。学習成績の状況に自信のある教科があれば調査書評価方式(Ⅰ〜Ⅳ型)、当日の試験で勝負するなら基礎学力方式。健康スポーツ学科なら基礎体力方式も選べる
  2. 入学志望理由書を①〜④で下書きし、各項目に具体例を入れてから手書きで清書する。誤字は減点
  3. 面接に向けて、志望理由書の①〜④を声に出して説明する練習をする

専願で入学金の半額免除も考えるなら

  • 対象は10月後期(出願10月4日〜10月17日、試験10月24日)まで

11月以降に受けるなら

  • 11月前期の出願は10月19日から。同じ方式を何回も受けられ、2回目以降は検定料がかかりません。ただし9月前期〜10月後期の合否発表は11月2日なので、11月前期に出願するかどうかは、それまでの結果を待たずに決めることになります

まとめ

  • 太成学院大学の総合型選抜は、調査書評価方式(Ⅰ〜Ⅳ型)、基礎体力方式、基礎学力方式、高大連携方式の4つ
  • どの方式も入学志望理由書(400字以上・手書き)が100点中25点。小論文の試験はない
  • 入学志望理由書は、①進学の目的、②学びたいこと、③卒業後の将来設計、④そのための努力の4項目をすべて含める
  • 面接は全員が受け、段階評価。志望理由書と調査書をもとに進む
  • 試験は9月前期から12月後期まで月2回。1〜3月期は定員に達していなければ行う
  • 9月前期〜10月後期に専願で合格すると、入学金の半額(125,000円)が免除
  • 2026年9月27日の時点で、10月前期の出願は10月3日(郵送・消印有効)まで

総合型選抜そのものの進め方は総合型選抜の完全ガイド、大学別の記事は大学別対策の作り方から探せます。大阪府の私立大学は大阪常磐会大学や関西福祉科学大学、帝塚山学院大学の記事にもあります。

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