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大阪人間科学大学の総合型選抜。プレゼンテーション方式はポートフォリオ(3問・計1,100〜1,400字)と学科別テーマの10分プレゼンで200点満点

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大阪人間科学大学の2027年度総合型選抜は、コミュニケーション方式、オンライン方式、プレゼンテーション方式、基礎テスト方式の4つです。プレゼンテーション方式は、出願時のポートフォリオ(300〜400字×2問と500〜600字×1問)50点、個人面接100点、学科ごとのテーマによるプレゼンテーション(10分程度)50点の200点満点。Ⅱ期の出願は10月1日(消印有効)まで、試験は10月10日です。

大阪人間科学大学は、大阪府摂津市にある私立大学です。人間科学部(社会創造学科、社会福祉学科、医療福祉学科 視能訓練専攻、子ども教育学科)、心理学部(心理学科)、保健医療学部(理学療法学科、作業療法学科、言語聴覚学科)の3学部8学科があります。

2027年度の総合型選抜には、次の4つの方式があります(このほかに、学園の関係者を対象とした「ファミリー」もあります)。

  • コミュニケーション方式(Ⅰ期・Ⅱ期、専願):オープンキャンパスで体験授業を受け、レポート(300〜500字)と面談を経て「本出願可」とされた人が出願する。選考は個人面接100点
  • オンライン方式(Ⅰ期・Ⅱ期、専願):出願サイトでエントリーしてセミナー動画を視聴し、レポート(300〜500字)とオンライン面談を経て出願する。選考は個人面接100点
  • プレゼンテーション方式(Ⅱ〜Ⅴ期、専願か併願を選ぶ):ポートフォリオ50点、個人面接100点、プレゼンテーション50点の200点満点
  • 基礎テスト方式(Ⅱ期・Ⅲ期、専願か併願を選ぶ):ポートフォリオ50点と基礎テスト(国語)100点の150点満点。調査書などは参考

どの方式も、第2志望の学科は選べません。同じ出願期間に募集するほかの入試種別との併願もできません(たとえばⅡ期のプレゼンテーション方式と基礎テスト方式を両方出すことはできない)。

募集人員(総合型選抜の全方式・全期の合計)

学部・学科 募集人員
人間科学部 社会創造学科 6名
人間科学部 社会福祉学科 12名
人間科学部 医療福祉学科 視能訓練専攻 6名
人間科学部 子ども教育学科 12名
心理学部 心理学科 21名
保健医療学部 理学療法学科 12名
保健医療学部 作業療法学科 8名
保健医療学部 言語聴覚学科 8名

日程

期 行う方式 出願期間(消印有効) 試験日 合格発表
Ⅰ期 コミュニケーション、オンライン 9月1日〜9月10日 9月19日(土) 11月1日
Ⅱ期 コミュニケーション、オンライン 9月18日〜10月1日 10月10日(土) 11月1日
Ⅱ期 プレゼンテーション、基礎テスト 9月18日〜10月1日 10月10日(土) 10月15日
Ⅲ期 プレゼンテーション、基礎テスト 10月9日〜10月22日 10月31日(土) 11月5日
Ⅳ期 プレゼンテーション 11月13日〜11月26日 12月5日(土) 12月10日
Ⅴ期 プレゼンテーション 2027年1月5日〜1月14日 2027年1月23日(土) 2027年1月28日

試験はすべて大学の庄屋学舎で行います。出願はインターネットで登録して検定料を払ってから、書類を簡易書留の速達で郵送します。入学検定料は30,000円で、オープンキャンパスで配られる番号を入れて出願すると5,000円減額されます。

2026年9月27日の時点では、Ⅰ期は試験まで終わり、コミュニケーション方式・オンライン方式のⅡ期はエントリーと面談の受付が終わっています(出願できるのは「本出願可」とされた人だけ)。これから出願できるのはプレゼンテーション方式と基礎テスト方式のⅡ期で、出願は10月1日の消印まで、試験は10月10日です。

出典:大阪人間科学大学「令和9年度(2027年度)学生募集要項」(https://www.ohs.ac.jp/assets/pdf/admissions/ohs_youkou2027.pdf)、「令和9年度(2027年度)総合型選抜 ポートフォリオ」(https://www.ohs.ac.jp/assets/pdf/admissions/portfolio2027.pdf)、「必要書類ダウンロード」(https://www.ohs.ac.jp/_special/admissions/net/documents.html)。2026年9月27日に確認しました。

ポートフォリオ:3つの問いに計1,100〜1,400字

プレゼンテーション方式と基礎テスト方式では、出願時に大学所定の「ポートフォリオ」を出します(50点)。要項は、目指す進路とこれまでの自身の活動(学習活動や課外活動など)について、大学が求める「思考力・判断力・表現力」と「学習意欲」を意識して作るよう求めています。書く欄は次の3つで、それぞれ字数が決まっています。

欄 設問 字数
目指す進路について(1) 志望する学科への志望理由とあなたの適性 300字以上400字以内
目指す進路について(2) 志望する学科の「求める学生像」を理解した上で、あなたが目指す進路(職種や資格)が社会的にどのような役割を担っているか 300字以上400字以内
これまでの学習活動や課外活動について これまでの自身の活動が、入学後の学科での学びや将来の目標の実現に向けてどのように生かせるか 500字以上600字以内

用紙はマス目で、黒のボールペンで書きます。修正テープは使えず、書き間違えたら二重線で消して余白に書き直します。実績を示す資料として、表彰状や各種団体が出す証明書の写しを添えることもできます(返却はされません)。

3つの欄は、役割がはっきり分かれています。(1)は「なぜこの学科か」と「自分がその学科に向いている根拠」、(2)は自分ではなく職業の側の話で、その職種や資格が社会で何を担っているかを書きます。(3)は過去の活動を「学科での学び」と「将来」の両方につなげる問いです。(1)と(3)で同じエピソードを使ってもかまいませんが、(1)では適性の根拠として、(3)では入学後にどう生かすかとして、書く角度を変えます。

(2)の「求める学生像」は、アドミッション・ポリシーに学部ごとに書かれていて、ポートフォリオの用紙にも載っています。たとえば、体験することの重要性を認識して積極的に社会参加する人、本学で学ぶことを強く希望し将来その分野で活躍したいと考えている人、といった項目です。自分の書く内容がどの項目に当たるかを確かめてから書き始めると、ずれません(志望理由書の書き方、面接と書類の一貫性)。

プレゼンテーション方式:学科ごとのテーマで10分

面接は、受験者1人に大学の担当者2人です。ポートフォリオの内容についての質疑応答(20分程度)と、学科ごとのテーマによるプレゼンテーション(10分程度)を行います。

学科 プレゼンテーションのテーマ
社会創造学科 自分が解決しなければならないと考える現代社会の社会課題を挙げ、それがなぜ課題だと思うのか
社会福祉学科 社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士、スクールソーシャルワーカーのどれか1つについて、その専門職への社会的ニーズを示し、目指す専門職像についての考え
医療福祉学科 視能訓練専攻 これまで「人とのかかわり」によって得たものと、それを今後どう生かしていきたいか
子ども教育学科 保育・教育で生かせる教材や遊びを調べ、最も興味をもつ教材や遊びについて(自分で考えたオリジナルでもよい)
心理学科 (A)心理学科で何を学び、社会にどう生かしたいか(これまでの経験を踏まえて)と、(B)目指す職業を1つ取り上げ、その仕事の魅力・課題・心理学をどう生かせるか。時間配分は自分で決める
理学療法学科 理学療法士に対する社会的ニーズを示し、理学療法士になるための学生生活の送り方
作業療法学科 作業療法士に対する社会的ニーズを示し、作業療法士になるための学生生活の送り方
言語聴覚学科 言語聴覚士に対する社会的ニーズを示し、言語聴覚士になるための学生生活の送り方

パソコンを使う場合、持ち込めるのは「Windowsで動作するプレゼンテーション資料(データ)の入ったCD・DVD・USBメモリ」だけで、パソコンは大学のものを使います。ポートフォリオの「プレゼンテーションについて」の欄に、発表の内容と方法、大学で用意してほしい機材(パソコン、プロジェクター・スクリーン)と持参するものを書いて出します。試験室には机、ホワイトボード、電源があり、子ども教育学科は電子ピアノも用意できます。

多くの学科のテーマは、ポートフォリオの(2)「目指す進路の社会的な役割」と重なっています。ポートフォリオで書いた社会的ニーズを、10分の発表では根拠(統計や現場の話など)を足して詳しく語り、質疑応答でさらに聞かれる、という流れを想定して準備すると、書類と発表と面接が1本につながります。10分は話す量にすると3,000字前後なので、スライドは結論→根拠→自分がどう関わるか、の順に絞ります(プレゼンテーション型入試の対策)。

コミュニケーション方式・オンライン方式:レポート(300〜500字)と面談から

コミュニケーション方式とオンライン方式は、出願の前にエントリーがあります。コミュニケーション方式はオープンキャンパスで体験授業(セミナー)を受け、オンライン方式は出願サイトでエントリーしてセミナー動画を視聴します。どちらも、セミナーについてのレポート(300〜500字)を出し、担当教員との面談(オンライン方式はオンライン面談)を受けて、「本出願可否通知」で可とされた人が出願できます。

本番の選考は個人面接(100点)だけで、受験者1人に担当者2人、10分程度の質疑応答です。「思考力・判断力・表現力」と「学習意欲」を重点的に評価し、スポーツ・文化活動やボランティア、制作物、資格、特技などアピールするものがあれば、面接で示すこともできます。2027年度のエントリーはすでに終わっているので、次の年度に受ける人は、春からのオープンキャンパスの日程を確かめておきます。

基礎テスト方式:国語60分のマークシート

基礎テストは国語のみで、範囲は「現代の国語」「言語文化」(古文・漢文を除く)、マークシート方式、10時から11時の60分です。ポートフォリオ50点と基礎テスト100点の合計で判定し、調査書などは参考にします。プレゼンテーション方式と違って、ポートフォリオの「プレゼンテーションについて」の欄は書かなくてかまいません。

奨学金と入学金の減額

コミュニケーション・オンライン・プレゼンテーション・基礎テストの4方式では、専願で合格すると入学金20万円から10万円が減額されます。また、4方式(Ⅰ〜Ⅳ期)の合格者で入学手続を済ませた人は、「スカラシップチャレンジ」として一般選抜(前期・中期)と同じ試験を検定料無料で受け、授業料の減免につながる奨学金(スカラシップ)の権利をねらうことができます。

どこから手をつけるか

Ⅱ期のプレゼンテーション方式・基礎テスト方式(出願10月1日消印まで、試験10月10日)を受けるなら

  1. 方式を決める。発表で力を見せたいならプレゼンテーション方式、国語で勝負するなら基礎テスト方式(同じ期に両方は出せない)
  2. ポートフォリオの3欄(300〜400字、300〜400字、500〜600字)を下書きし、黒のボールペンで清書する
  3. プレゼンテーション方式は、学科のテーマで10分の発表を作り、ポートフォリオの内容を20分聞かれても答えられるようにする

Ⅲ期以降を考えるなら

  • Ⅲ期は出願10月9日〜10月22日、試験10月31日。プレゼンテーション方式はⅣ期(12月5日)、Ⅴ期(2027年1月23日)もあります

まとめ

  • 大阪人間科学大学の総合型選抜は、コミュニケーション方式、オンライン方式、プレゼンテーション方式、基礎テスト方式の4つ
  • プレゼンテーション方式は、ポートフォリオ50点+個人面接100点+プレゼンテーション50点の200点満点。面接はポートフォリオについての質疑応答が20分程度、プレゼンテーションが10分程度
  • ポートフォリオは3欄で、300〜400字、300〜400字、500〜600字。黒のボールペンで書く
  • プレゼンテーションのテーマは学科ごとに決まっていて、多くは「その専門職の社会的ニーズ」を問う
  • 基礎テスト方式は、ポートフォリオ50点と国語(60分・マークシート)100点
  • 専願で合格すると、入学金20万円から10万円が減額される
  • 2026年9月27日の時点で、プレゼンテーション方式・基礎テスト方式のⅡ期の出願は10月1日(消印有効)まで

総合型選抜そのものの進め方は総合型選抜の完全ガイド、大学別の記事は大学別対策の作り方から探せます。大阪府の私立大学は羽衣国際大学や大阪観光大学、関西福祉科学大学の記事にもあります。

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