小論文キャンパス
大学別対策

羽衣国際大学の総合型選抜。6つの型はどれも面接100点、公務員志望型と教員志望型は600字程度の志望理由書が100点

約10分で読めます

羽衣国際大学の2027年度総合型選抜は、オープンキャンパス参加型、基礎学力テスト型、プレゼンテーション型、公務員志望型、教員志望型、資格活用型の6つで、どれも面接100点と、型ごとの書類や試験100点の200点満点です。公務員志望型と教員志望型は600字程度の志望理由書、オープンキャンパス参加型は400字程度のレポートを自宅で書きます。Ⅰ期の出願は10月9日(必着)までです。

羽衣国際大学は、大阪府堺市西区にある私立大学です。学部・学科とコースは次のとおりで、入試はコースごとに合否を判定します。

  • 現代社会学部:現代社会学科(経済・経営、国際英語、観光、スポーツ)、放送・メディア映像学科(放送・メディア、映像コンテンツ、AI・情報システム)
  • 人間生活学部:人間生活学科(食クリエイト、ファッションデザイン、住空間デザイン、こども教育)、食物栄養学科(医療栄養、フードデザイン・食育、スポーツ栄養、グローバル栄養)

大学は「デジタルインテリジェンス学科(仮称)」の設置認可申請を2027年4月開設分について取り下げ、そのかわりに放送・メディア映像学科の「情報システムコース」にAI関連科目を加えて「AI・情報システムコース」として募集すると告知しています。

2027年度の総合型選抜は次の6つの型で、どれも全学科が対象です。基礎学力テスト型だけは専願と併願を選べ、ほかは専願です。

型 型ごとの選考(100点) 面接(100点) 大学が挙げる「見たい力」
オープンキャンパス参加型 オープンキャンパスレポート(400字程度、自宅で作成) 個人面接15分 主体性、表現力、目的意識
基礎学力テスト型 基礎学力テスト(英語か国語から1科目、マークシート45分)。専願は得点を1.1倍 個人面接15分 基礎的な知識、学習意欲、目的意識
プレゼンテーション型 プレゼンテーション(10分程度、テーマと形式は自由) 個人面接15分 表現力、思考力、判断力
公務員志望型 志望理由書(公務員志望型用、600字程度、自宅で作成) 個人面接20分 目的意識、学習意欲、基礎的な知識
教員志望型 志望理由書(教員志望型用、600字程度、自宅で作成) 個人面接20分 目的意識、学習意欲、基礎的な知識
資格活用型 志望理由書(通常用、200字程度)50点と調査書(評定平均値×10)50点 個人面接15分 学習意欲、基礎的な知識、目的意識

公務員志望型・教員志望型以外の4つの型でも、出願時に「志望理由書(通常用)」(200字程度)を出します。オープンキャンパス参加型・基礎学力テスト型・プレゼンテーション型では、この志望理由書は点数になりません(資格活用型では50点)。評定平均値の基準はどの型にもありません。

期 出願期間(締切日必着) 選考日 合否通知の発送 入学手続締切
Ⅰ期 9月7日〜10月9日 10月17日(土) 11月2日 11月19日
Ⅱ期 10月26日〜11月13日 11月21日(土) 12月1日 12月17日
Ⅲ期 11月24日〜12月15日 12月19日(土) 12月24日 2027年1月14日

選考は大学(堺市)で行います。出願はWeb出願で登録して検定料(30,000円)を払い、書類を締切日必着で郵送します(郵便局の窓口から簡易書留・速達。平日9時〜17時なら大学の窓口でも受け付け)。Web出願の入力は、出願最終日は16時までです。総合型選抜は、不合格でも次の期に再チャレンジでき、同じコースに出し直すこともできます(改めて出願し、検定料も払う)。第1志望と同じ学科のほかのコースを第2志望にすることもでき(検定料なし)、第2志望で合格した場合も入学が条件です。

2026年9月27日の時点では、Ⅰ期の出願期間中で、書類は10月9日必着です。選考は10月17日です。

出典:羽衣国際大学「2027年度学生募集要項(改訂版)」(https://www.hagoromo.ac.jp/system/wp-content/uploads/2026/09/bosyuyoko2027_nihonjin.pdf)、「2027 総合型選抜 攻略応援BOOK」(https://www.hagoromo.ac.jp/system/wp-content/uploads/2026/09/0904_2027sougougata_book.pdf)、入試情報「各種申請用紙ダウンロード」(https://www.hagoromo.ac.jp/nyuushi/shinsei_download/)の志望理由書(通常用・公務員志望型用・教員志望型用)、オープンキャンパスレポート、プレゼンテーション形式申告シート。2026年9月27日に確認しました。

募集人員(総合型選抜Ⅰ〜Ⅲ期の合計)

学科 募集人員 コースの内訳
現代社会学科 30名 経済・経営15、国際英語7、観光5、スポーツ3
放送・メディア映像学科 20名 放送・メディア8、映像コンテンツ6、AI・情報システム6
人間生活学科 15名 食クリエイト8、ファッションデザイン3、住空間デザイン3、こども教育1
食物栄養学科 16名 医療栄養4、フードデザイン・食育4、スポーツ栄養4、グローバル栄養4

公務員志望型・教員志望型:志望理由書600字程度が100点

公務員志望型と教員志望型の志望理由書は、大学所定のマス目の用紙に、2つの課題を書き分ける形です。

型 課題1(200字以内) 課題2(400字)
公務員志望型 本学のアドミッション・ポリシーをふまえた、志望するコースの志望理由 将来公務員をめざしたい理由と、その目標に取り組む具体的な計画
教員志望型 本学のアドミッション・ポリシーをふまえた、志望するコースの志望理由 将来教員をめざしたい理由と、その目標に取り組む具体的な計画

教員志望型は、入学後に教職課程を履修する意欲があることが出願の条件で、用紙で志望する免許状(高等学校の公民・情報、中学校・高等学校の家庭、栄養教諭など)にチェックを入れます。鉛筆(シャープペンシル)か黒のボールペンで書き、出す前にコピーをとっておくよう指示されています。面接は20分で、ほかの型より5分長く、志望理由書の中身を掘り下げられると考えておきます。

課題2は「なりたい理由」と「具体的な計画」の2つを400字に入れる問いです。理由だけで300字を使うと、計画が「勉強を頑張る」程度で終わってしまいます。理由は、きっかけになった出来事を1つに絞って150字前後、残りの250字で、大学の4年間に何をするか(どの授業や資格、どんな活動)を時期を追って書くと、計画が具体的になります。課題1の「志望するコース」と課題2の計画がつながっているかも確かめます(志望理由書の書き方)。

オープンキャンパス参加型:レポート400字程度が100点

オープンキャンパス参加型は、オープンキャンパスに参加して、自宅で「オープンキャンパスレポート」を書いて出す型です。2027年度から、以前は必要だった「参加証」が要らなくなり、当日に必ず受けなければならない特定のプログラムもないと要項に書かれています。学科限定のオープンキャンパス(来場型)や、Web開催の「50分オープンキャンパス」も対象です。

レポートの課題は「オープンキャンパスに参加して感じたことや、学んだこと等」で、400字程度のマス目に書きます。オープンキャンパスで得た情報なら、どんな内容でもかまいません。複数回参加した場合は、レポートの内容に合う1日だけを用紙でチェックします。

大学が見たい力の1つ目は「主体性」です。「楽しかった」「雰囲気がよかった」だけでは、参加した誰でも書ける内容になります。体験授業や在学生との話の中から場面を1つ選び、「何を見聞きしたか→そこで何を考えたか→入学後に何をしたいか」の順で書くと、目的意識まで伝わります。用紙に示されたオープンキャンパスの日程には、10月4日、10月31日、12月13日もあります。

プレゼンテーション型:テーマも形式も自由で10分

プレゼンテーション型は、テーマと形式が自由で、自分が表現したいことを10分以内にまとめて発表します。出願時に「プレゼンテーション形式申告シート」を出し、タイトル、内容、パソコンを使うか(大学のパソコンか持ち込みか、WindowsかMacか、ネット接続や音が必要か)、ほかに必要な機材や場所などを書きます。書いた条件にすべて対応できるとは限らず、事前に相談の連絡が来ることがあります。

テーマが自由なぶん、何を選ぶかで差がつきます。見たい力は「表現力、思考力、判断力」なので、好きなことの紹介だけで終わらせず、志望するコースの学びとどうつながるのか、自分なりの考えや提案を1つ入れます。面接はプレゼンテーションとは別に15分あります(プレゼンテーション型入試の対策)。

基礎学力テスト型と資格活用型

基礎学力テスト型は、英語か国語から1科目を選ぶマークシートの試験(45分・100点)と面接です。範囲は、英語が「英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ」、国語が「現代の国語」です。専願で出すと、基礎学力テストの得点が1.1倍になります。6つの型の中で、併願できるのはこの型だけです。

資格活用型は、大学が定める資格を出願までに1つ取っている人が出せる型です。対象は、英検3級以上、全商英語検定3級以上、TOEIC L&R 350点以上、漢検3級以上、全商簿記実務検定3級以上、ITパスポートなどで、合格証明書のコピーを出します。資格そのものは点数にならず、志望理由書(通常用)50点、調査書(評定平均値×10)50点、面接100点で判定します。

どこから手をつけるか

Ⅰ期(出願10月9日必着、選考10月17日)を受けるなら

  1. 型を決める。公務員・教員をめざすなら公務員志望型・教員志望型、オープンキャンパスに行ったならオープンキャンパス参加型、併願したいなら基礎学力テスト型
  2. 志望理由書(通常用、200字程度)は、資格活用型以外では点数にならないが、面接の材料になるので手を抜かない
  3. 公務員志望型・教員志望型は、課題2(400字)の「具体的な計画」を先に組み立ててから、課題1(200字)を書く
  4. 面接(15分か20分)に向けて、書いた内容を声に出して説明する練習をする(面接と書類の一貫性)

Ⅱ期以降を考えるなら

  • Ⅱ期は出願10月26日〜11月13日、選考11月21日。Ⅲ期は12月19日。Ⅰ期で不合格でも、同じコースに再チャレンジできます

まとめ

  • 羽衣国際大学の総合型選抜は、オープンキャンパス参加型、基礎学力テスト型、プレゼンテーション型、公務員志望型、教員志望型、資格活用型の6つ。基礎学力テスト型だけ併願もでき、ほかは専願
  • どの型も面接100点と、型ごとの書類・試験100点の200点満点
  • 公務員志望型・教員志望型は、志望理由書(200字以内+400字)が100点。課題2は「なりたい理由」と「具体的な計画」
  • オープンキャンパス参加型は、レポート400字程度が100点。2027年度から参加証は不要
  • プレゼンテーション型は、テーマも形式も自由で10分
  • 合否はコースごとで、同じ学科のほかのコースを第2志望にできる
  • 2026年9月27日の時点で、Ⅰ期の出願は10月9日必着

総合型選抜そのものの進め方は総合型選抜の完全ガイド、大学別の記事は大学別対策の作り方から探せます。大阪府の私立大学は大阪成蹊大学や大阪人間科学大学、太成学院大学の記事にもあります。

Related

関連記事

← 「大学別対策」の記事一覧へ