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日本工業大学の総合型選抜。小論文は出願書類で、設問が用紙に印刷されている

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日本工業大学の総合型選抜を2027年度の入試情報から整理しました。4方式すべて併願でき、優秀な成績なら入試奨学金20万円。基礎学力型の小論文は出願書類で、設問が用紙に印刷されていて400〜500字程度。体験講義型は講義を聴いてワークシートを書きます。

日本工業大学(埼玉県宮代町)の総合型選抜は4方式あり、すべて併願できます。そして優秀な成績で合格すると入試奨学金20万円が給付されます。

小論文まわりで押さえておきたいのは2点です。

  • 基礎学力型の小論文は出願書類で、設問が用紙に印刷されています(400〜500字程度)
  • 体験講義型は「講義を聴く力、聴いた内容をまとめて表現する力」を評価します

必ず最新の募集要項で確認してください。日程・募集人員・選考方法は年度によって変わります。 出典:日本工業大学 入試情報/総合型選抜(課題実践型)/(体験講義型)/(活動アピール型)/(基礎学力型)/募集要項・出願書類

4つの方式

方式 選考方法
課題実践型 書類審査(調査書・志望理由書)/課題(内容は学科により異なる)/個人面接およびプレゼンテーション(20分)
体験講義型 書類審査/個人面接(15分)/体験講義の理解度(講義の後、ワークシートまたは実技)
活動アピール型 書類審査(調査書・志望理由書・活動状況・資格取得報告書)/個人面接(15分)
基礎学力型 書類審査/筆記試験(90分)/小論文

出願資格は「大学入学資格を持つ方(高等学校等を卒業した方、および2027年3月に卒業見込みの方など)」で、評定の条件はありません。試験会場はいずれも埼玉キャンパスです。

そして4方式とも同じ一文が付いています。

優秀な成績で合格した受験生には、入試奨学金(20万円)を給付。

基礎学力型:小論文は家で書いて出す

大学サイトの選考方法に、こう書かれています。

書類審査(調査書、志望理由書)、筆記試験(90分)、小論文 ※テーマ…オープンキャンパスと7月中旬発行予定の募集要項で公開予定

募集要項ページを見ると、基礎学力型の「出願書類(PDF)」の欄にあるのは「小論文」です。つまり当日書くのではなく、用紙をダウンロードして家で書き、出願時に提出します。

その用紙に設問が印刷されています。

本学の建学の精神と大学・学部・学科のアドミッション・ポリシーなどを踏まえ、次の設問について、あなたの考えを合計400〜500字程度で述べなさい。用紙は、横書きで記入すること。 【設問】 ①本学を志望する理由について述べなさい。 ②入学後、志望する学部・学科で何にチャレンジし、どのように成長していきたいと考えているか述べなさい。

用紙は25字×24行で、右上に採点欄(「/30」)が印刷されています。

抽象的なテーマではなく、志望理由と入学後の計画を書く形です。しかも前置きに「本学の建学の精神と大学・学部・学科のアドミッション・ポリシーなどを踏まえ」とあるので、大学のポリシーを読んでから書くことが前提になっています。400〜500字を2つの設問で割ると、1問あたり200〜250字です。組み立ては志望理由書の完全ガイド、字数の詰め方は小論文の字数調整にまとめました。

筆記試験(90分)の内訳はこうです。

教科 科目(出題範囲) 配点
数学 数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B(数列)、数学C(ベクトル) 100
英語 英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、論理・表現Ⅰ・Ⅱ 100

出願は2026年9月28日〜11月9日必着、試験は11月14日(土)、合格発表は12月1日(火)です。

体験講義型:「聴く力」を評価すると書いてある

大学の体験講義に参加し、講義を聴く力、聴いた内容をまとめて表現する力を評価する入試です。志望理由書、ワークシートまたは実技、調査書、面接を通して基礎的知識・技能、思考力・判断力・表現力および主体性などを総合的に評価します。

選考方法は「書類審査(調査書、志望理由書)、個人面接(15分)、体験講義の理解度」で、講義のあとにワークシートを書きます。

読む力ではなく聴く力を見る方式です。準備としては、講義や解説動画を聴きながらメモを取り、そのメモから内容をまとめ直す練習が直接効きます。要約の手順は課題文の要約、理工系のテーマは情報・理工系学部にまとめました。

日程は第1期(出願9月1日〜10月1日必着、試験10月10日(土))と第2期(出願11月11日〜12月8日必着、試験12月12日(土))です。

課題実践型:課題は学科ごとに違う

志望理由書や課題作品、面接・プレゼンテーションなどを通して、工学への関心や探究意欲を評価する入試です。 選考方法:書類審査(調査書、志望理由書)、課題、個人面接およびプレゼンテーション(20分) ※内容は学科により異なります。詳細は募集要項を確認してください。

課題の中身は学科ごとに違うので、志望学科の募集要項を見る必要があります。面接とプレゼンテーションを合わせて20分です。進め方はプレゼン型入試の対策にまとめました。出願は9月1日〜10月1日必着、試験は10月11日(日)です。

活動アピール型:書類だけで材料をそろえる

高校生活での委員会活動や部活動、課外活動などで主体的に取り組んできた経験や成果を評価する入試です。 選考方法:書類審査(調査書、志望理由書、活動状況・資格取得報告書)、個人面接(15分)

筆記も課題もなく、書類3点と15分の面接です。中心になるのは「活動状況・資格取得報告書」で、これが面接の材料になります。書き方は自己PRの書き方が参考になります。

日程は第1期(出願9月1日〜10月1日必着、試験10月11日(日))と第2期(出願12月10日〜2027年1月19日必着、試験1月29日(金))です。

参考:特別奨学生選抜(探究成果型)には先生の捺印が要る

総合型選抜とは別に、特別奨学生選抜が単願・併願・教員志望型・探究成果型の4つあります。探究成果型で出す「探究活動報告書」には、変わった欄があります。

先生方へのお願い 本学特別奨学生選抜(探究成果型)への出願にあたり、出願者による発表時の資料、作品の使用をご承認いただいた場合は、上記承認欄に署名・捺印をお願い申し上げます。(承認者:担任・進路指導・他)

高校の先生に、資料や作品を使ってよいという承認をもらうという手順です。報告書は自筆・黒ボールペン・1枚以内で、テーマまたはタイトル、取り組んだ内容、発表などの実績(年月/報告会の名称・主催者名)、グループ活動の場合の担当・役割、要旨を書きます。探究の整理は探究活動の完全ガイドにまとめました。

どこから手をつけるか

  1. 4方式すべて併願できる。他大学と並行して受けられます
  2. 基礎学力型の小論文用紙をダウンロードする。設問が印刷されていて、家で書いて出します
  3. アドミッション・ポリシーを読んでから書く。設問の前置きで指定されています
  4. 体験講義型はメモの練習。「聴く力」を評価すると明記されています
  5. 課題実践型は志望学科の課題を確認する。学科ごとに違います
  6. 活動アピール型は報告書がすべて。委員会・部活動・課外活動の記録を集めます
  7. 入試奨学金20万円がある。成績上位で合格すると給付されます
  8. 入学手続は2段階。1次で入学申込金、2次で書類と春学期の学費です

まとめ

  • 日本工業大学の総合型選抜は課題実践型・体験講義型・活動アピール型・基礎学力型の4方式で、すべて併願可です
  • 出願資格に評定の条件はありません。試験会場はいずれも埼玉キャンパスです
  • 4方式とも、優秀な成績で合格すると入試奨学金20万円が給付されます
  • 基礎学力型の小論文は出願書類で、用紙をダウンロードして家で書きます。設問は「①本学を志望する理由」「②入学後、志望する学部・学科で何にチャレンジし、どのように成長していきたいか」の2つ、合計400〜500字程度・横書きです
  • 設問の前置きに「本学の建学の精神と大学・学部・学科のアドミッション・ポリシーなどを踏まえ」とあります
  • 基礎学力型の筆記試験は90分で数学100点・英語100点です
  • 体験講義型は「講義を聴く力、聴いた内容をまとめて表現する力」を評価し、講義のあとにワークシート(または実技)を書きます
  • 課題実践型は課題の内容が学科ごとに違い、個人面接とプレゼンテーションを合わせて20分です
  • 活動アピール型は書類審査と15分の面接だけで、「活動状況・資格取得報告書」が中心になります
  • 特別奨学生選抜(探究成果型)の探究活動報告書には、高校の先生の署名・捺印(発表資料や作品の使用承認)が必要です

埼玉の私立大学は文教大学、東京国際大学、城西大学、日本栄養大学、駿河台大学、埼玉工業大学の記事にもあります。総合型選抜そのものの進め方は総合型選抜の完全ガイド、大学別の記事は大学別対策の作り方から探せます。

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