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高知リハビリテーション専門職大学の総合型選抜。小論文はなく3分のプレゼン、テーマは高校で学んだ教科から選ぶ

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高知リハビリテーション専門職大学(高知県土佐市)の2027年度総合型選抜は(A)(B)と高知高等学校対象の3区分。小論文はなく、選考はプレゼンテーションと面接です。プレゼンは高校3年間で学んだ教科から興味を持って深く調べた内容を3分以内で述べる形で、A4 1枚程度の要約資料を2部持参します。志望理由書は1000字程度の自筆。(A)の合格者は月2万円の家賃補助の対象です。

高知リハビリテーション専門職大学は、高知県土佐市にある私立の専門職大学です。リハビリテーション学部 リハビリテーション学科に理学療法学専攻・作業療法学専攻・言語聴覚学専攻の3専攻があります。

専門職大学は2019年度に始まった制度で、実習の時間が多く取られ、卒業時には「専門職学位」が授与されます。理学療法士・作業療法士・言語聴覚士を目指す人のための大学です。

定員について、いま変更の手続きが進んでいます。 大学の募集人員のページに「※定員変更を申請中(変更の可能性あり)」という注記があります。

資料 入学定員
学則(2026年4月1日改正) 150名(理学療法70・作業療法40・言語聴覚40。収容定員600)
2027年度の募集人員表 100名(理学療法40・作業療法30・言語聴覚30)

学則の150名から募集人員表の100名へという差があるので、定員を減らす手続きが進んでいると読めます。ただし大学は「減員」という言葉を使っていないので、ここは断定を避けます。参考として2026年の入学者は68名(定員150名)でした。学部・学科・専攻の改称や募集停止の告知はありません。

2027年度の総合型選抜は3区分で、いずれも専願です。

区分 対象 選考
総合型選抜(A) 一般(専願) プレゼンテーション+面接
総合型選抜(B) 一般(専願) プレゼンテーション+面接
総合型選抜(高知高等学校対象) 同一法人の併設校で医療健康系進学プログラムに参加した人限定(専願) 資格審査+面接(プレゼンなし)

小論文は一切ありません。 学力試験もありません。

募集人員は総合型選抜で計30名(理学療法12・作業療法9・言語聴覚9)で、区分別の内訳は公表されていません。配点も非公表です。

エントリー期間の制度はなく、郵送での出願のみです。会場は本会場(土佐市)のみで、検定料は30,000円です。

出典:高知リハビリテーション専門職大学「2027年度 学生募集要項」(入試区分ごとに分割掲載されたPDF。総合型選抜(A)(B)および高知高等学校対象のページ)、募集人員のページ、試験会場のページ、学則(2026年4月1日改正)、入試Q&A(https://kpur.ac.jp/ )。2026年10月1日に確認しました。

要項の置き方に注意が必要です。 この大学の2027年度要項は、一冊通しのPDFがなく、入試区分ごとに2ページ単位で分割して掲載されています(冊子の現物は資料請求のみ)。総合型選抜(A)(B)は冊子のP10-11、高知高等学校対象はP12-13にあたりますが、高知高等学校対象のページはダウンロードのページからリンクされていません。該当する人は大学に確認するほうが確実です。

プレゼンは3分以内。テーマは高校で学んだ教科から選ぶ

総合型選抜(A)(B)の中心がこれです。テーマが要項に明記されています。

高校3年間で学習した教科(国語・地理歴史・公民・数学・理科・英語・情報)のなかで特に興味を持ち、深く調べた内容を3分以内で述べる

そしてA4 1枚程度の要約資料を2部持参します。

この設計はかなり特徴的です。志望理由や自己PRを話すのではなく、「高校の教科で何に興味を持ち、どう深めたか」を問う形になっています。リハビリテーションに直結する内容である必要はなく、国語でも数学でも情報でもかまいません。

準備の筋道はこうなります。

  1. 教科を1つ選ぶ。授業で扱った内容のうち、自分が興味を持って調べたものがあるものを選びます
  2. 「深く調べた」部分を作る。授業で習った範囲の説明だけでは「深く調べた」になりません。自分で本や資料を調べて付け足した部分が核になります
  3. 3分(原稿にして700〜900字)に収める。短いので、話すことは1つに絞ります
  4. A4 1枚の要約資料を作る(2部持参)。3分で話しきれない部分を資料で補えます

理科で人体の仕組みを調べた、情報でデータの扱い方を調べた、国語で言葉と認識の関係を調べた——どれでも成立します。リハビリテーションに無理につなげなくてよいぶん、自分が本当に調べたことを選べます。ただし面接で「それが学びにどうつながるか」を聞かれる可能性は高いので、志望分野との接点は1つ用意しておくと安心です(プレゼンテーション型入試の対策、探究のまとめ方)。

高知高等学校対象の区分だけはプレゼンテーションがなく、資格審査と面接のみです。

志望理由書は1000字程度の自筆

出願書類では、志望理由書と活動報告書が点数化されます。

  • 志望理由書…1000字程度。大学の所定様式で自筆。1行20字詰めの表裏2ページ
  • 活動報告書…志望理由書とあわせて点数化されます

1000字は原稿用紙2枚半で、志望理由書としては長めです。手書きで表裏2ページなので、下書きから清書まで時間がかかります。

内容は、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のどれを目指すのか、なぜその職種なのか、この大学で何を学びたいのかを軸に組みます。専門職大学は実習時間が多いことが制度上の特徴なので、実習を通じて何を身につけたいかに触れると、専門職大学を選ぶ理由として筋が通ります(志望理由書の完全ガイド、自己PRの書き方)。

リハビリテーションの職種は地域医療や高齢化と結びつくので、その論点を1つ押さえておくと面接でも使えます(地域医療のテーマ、介護のテーマ)。

プレゼン・志望理由書・面接で話がずれないように整えておきます(面接と書類の一貫性、面接の頻出質問)。

日程:(A)の出願は9月30日で終了、次は(B)の2月から

区分 出願期間 試験日 合格発表
総合型選抜(A) 2026年9月1日〜9月30日(終了) 2026年10月17日(土) 2026年11月2日
総合型選抜(B) 2027年2月2日〜2月15日 2027年2月22日(月) 2027年2月26日
総合型選抜(高知高等学校対象) (A)と同じ (A)と同じ (A)と同じ

2026年10月1日の時点では、(A)の出願は昨日(9月30日)で締め切られ、試験日の10月17日を待つ段階です。次に出願できるのは(B)で、2027年2月2日から2月15日までです。

(B)は年度の終わり近くになるので、この年度に総合型選抜で入るなら(A)が本線という構造です。(A)に間に合わなかった場合は、学校推薦型選抜や一般選抜も含めて検討することになります。

会場は本会場(土佐市)のみです。入試Q&Aには地方会場として四万十・松山・高松・徳島が挙げられていますが、これは旧年度の情報です。2027年度に地方会場があるのは一般選抜A日程だけで(徳島・愛媛・香川の3会場)、総合型選抜は本会場のみという点は全資料で一致しています。

もう1つ、Q&Aと試験会場のページに「特別推薦型選抜」という区分が残っていますが、2027年度の募集人員・試験科目・要項のダウンロード・要項本体のいずれにも存在しません。2027年度は実施されない扱いと読むのが妥当です。

(A)の合格者は家賃補助の対象になる

総合型選抜に紐づく制度として、学生支援奨学金があります。

  • 家賃の補助として月2万円を最大48か月(4年間)
  • 総合型選抜(A)の合格者が、この奨学金の指定入試区分に含まれています

月2万円×48か月は合計96万円です。下宿が必要な人にとっては大きな支援になります。(A)限定という点が重要で、(B)で合格した場合に同じ扱いになるかは要項の指定区分を確認する必要があります。

どこから手をつけるか

(A)を受験する人(試験日10月17日)

出願は締め切られているので、受験する人はプレゼンの仕上げに入る段階です。

  1. 3分以内のプレゼンを完成させる。テーマは高校3年間で学習した教科(国語・地理歴史・公民・数学・理科・英語・情報)で特に興味を持ち深く調べた内容です
  2. A4 1枚程度の要約資料を2部用意する
  3. 声に出して計り、2分40秒くらいで終わる長さに調整する
  4. 面接で「その内容が大学の学びにどうつながるか」を聞かれる想定で、志望分野との接点を1つ用意しておく
  5. 会場は本会場(土佐市)のみです

(B)を考えるなら(出願2027年2月2日〜2月15日)

  • 時期が年度の終わり近くになります。家賃補助の学生支援奨学金は(A)の合格者が指定区分なので、(B)での扱いは要項で確認します
  • 準備するものは(A)と同じ(3分のプレゼン+A4 1枚の要約資料2部、1000字程度の自筆の志望理由書、活動報告書)

次の年度に向けて考えるなら

  • (A)が本線です。出願は9月初旬から9月末で、試験は10月中旬。家賃補助(月2万円×最大48か月)の指定区分でもあります
  • プレゼンのテーマが「高校の教科で深く調べたこと」なので、高校在学中に1つの教科を自分で掘り下げておくのがそのまま準備になります。授業で習った範囲の説明だけでは足りません
  • 志望理由書は1000字程度の自筆(表裏2ページ)です。早めに下書きを始めます
  • 定員変更が申請中なので、募集人員は最新の要項で確認します

まとめ

  • 高知リハビリテーション専門職大学はリハビリテーション学部リハビリテーション学科の3専攻(理学療法学・作業療法学・言語聴覚学)
  • 定員変更を申請中。学則の入学定員150名に対し、2027年度の募集人員表は100名。大学は「減員」の語を使っていないので最新の要項で確認が必要
  • 総合型選抜は(A)(B)と高知高等学校対象の3区分。いずれも専願
  • 小論文も学力試験も一切なし。(A)(B)はプレゼンテーション+面接、高知高等学校対象は資格審査+面接
  • プレゼンは3分以内で、テーマは要項に明記。高校3年間で学習した教科(国語・地理歴史・公民・数学・理科・英語・情報)で特に興味を持ち深く調べた内容
  • A4 1枚程度の要約資料を2部持参する
  • 志望理由書は1000字程度・自筆(1行20字詰めの表裏2ページ)。活動報告書とあわせて点数化される
  • 配点は非公表。募集人員は総合型で計30名(理学療法12・作業療法9・言語聴覚9)で区分別の内訳は非公表
  • 総合型選抜(A)の合格者は家賃補助の「学生支援奨学金」(月2万円×最大48か月=最大96万円)の指定区分
  • 会場は本会場(土佐市)のみ。Q&Aの地方会場(四万十・松山・高松・徳島)は旧情報で、2027年度の地方会場は一般選抜A日程だけ
  • Q&Aに残る「特別推薦型選抜」は2027年度は実施されない扱い
  • 要項は一冊通しのPDFがなく区分ごとに分割掲載。高知高等学校対象のページはダウンロードのページから未リンク
  • 2026年10月1日の時点で、(A)の出願は9月30日で終了(試験日10月17日)、次は(B)の2027年2月2日〜2月15日

総合型選抜そのものの進め方は総合型選抜の完全ガイド、大学別の記事は大学別対策の作り方から探せます。同じ高知県では高知大学と高知学園大学、理学療法・作業療法・言語聴覚の専攻がある大学は広島国際大学の記事もあわせて読めます。

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