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高千穂大学の総合型選抜。400字の小論文を事前に出す型と3分のPRをする型が3月まで7回、基礎学力型だけは他大学と併願できる

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高千穂大学の総合型選抜を2027年度の学生募集要項から整理しました。スクーリング型・小論文提出型・高校生活PR型・基礎学力型の違い、第1回〜第7回の日程と募集人員、配点、小論文テーマの公開日、評定や資格・課外活動による書類審査の加点、志望理由書、入学金と辞退の扱いまで解説します。

高千穂大学は、東京都杉並区大宮にある大学で、商学部(商学科)、経営学部(経営学科)、人間科学部(人間科学専攻・児童教育専攻)の3学部です。総合型選抜には、スクーリング型・小論文提出型・高校生活PR型・基礎学力型の4つの型があります。

基礎学力型だけが他大学と併願でき、ほかの3つの型は専願です。専願の型は本学が第1志望であることが出願資格で、合格後に入学を辞退できません。小論文提出型と高校生活PR型は、10月の第1回から3月の第7回まで7回(ほかに地方のエリア試験場が1回)あり、何度でも受け直せます。

選考の配点は、面接40点・書類審査40点・小論文(またはPRや課題)20点で、面接と書類で8割を占めます。出願資格に評定の基準はありませんが、評定や資格、課外活動の実績は書類審査で加点されます。

第1回(小論文提出型・高校生活PR型)の出願は10月2日(当日消印有効)まで、基礎学力型は10月16日までです。サマースクールの参加者が対象のスクーリング型は、出願期間が終わっています。

必ず最新の学生募集要項で確認してください。日程・募集人員・選考方法・加点の条件は年度によって変わります。 出典:高千穂大学 総合型選抜/2027年度 学生募集要項(PDF)/総合型選抜 小論文提出型(第1回)の小論文テーマ/小論文テーマの公開予定日(PDF)

4つの型と配点

型 専願・併願 出願時に出すもの 選考 配点(100点)
小論文提出型 専願 志望理由書、調査書、小論文(400字・手書き) 面接 面接40、書類審査40、小論文20
高校生活PR型 専願 志望理由書、調査書 面接(面接のなかで3分以内の口頭説明) 面接40、書類審査40、PR20
基礎学力型 併願可 志望理由書、調査書 英語・国語・簿記・小論文から当日1教科、面接(口頭説明) 基礎学力検査70、書類審査10、志望理由書10、面接10
スクーリング型(出願は締切済み) 専願 志望理由書、調査書(サマースクールの参加が出願資格) 面接→一次選考の合格者が課題を提出 面接40、書類審査40、課題20
  • 面接では、志望理由書をもとに、志望理由と学ぶ意欲、取り組みや経験に基づく自分の強み、入学後の目標が主に問われます
  • 書類審査は調査書で評価します。小論文・課題・PRでは思考力・判断力・表現力、志望理由書では主体性・多様性・協働性などを見るとされています

日程

試験場は、エリア試験場の回を除いて高千穂大学(東京)です。出願はWeb出願で、登録は出願締切日の21時まで、書類の郵送は締切日の消印有効です。

回 出願期間 試験日 結果通知 入学手続締切
基礎学力型 9月8日〜10月16日 10月24日 11月2日 11月13日
第1回 9月8日〜10月2日 10月10日 11月2日 11月13日
エリア試験場(福島・新潟・長野・静岡) 11月2日〜9日 11月14日 12月1日 12月14日
第2回 10月3日〜11月13日 11月22日 12月1日 12月14日
第3回 11月14日〜12月14日 12月19日 12月24日 2027年1月14日
第4回 12月15日〜1月18日 1月25日 1月30日 2月12日
第5回 1月19日〜2月10日 2月17日 2月22日 3月4日
第6回 2月12日〜27日 3月5日 3月9日 3月16日
第7回 3月1日〜11日 3月17日 3月19日 3月24日

第1回〜第7回とエリア試験場は、小論文提出型か高校生活PR型を選んで受けます。受け直しの回数に制限はありません。スクーリング型(9月12日に面接、10月9日に課題提出、11月2日に二次選考の結果通知)は、7月29日〜31日のサマースクールに参加した人が対象でした。

募集人員

学部・専攻 入学定員 総合型(スクーリング型・基礎学力型・第1〜3回・エリア試験場) 総合型(第4〜7回)
商学部 商学科 230 60 5
経営学部 経営学科 230 60 5
人間科学部 人間科学専攻 70 25 若干名
人間科学部 児童教育専攻 20 5 若干名

12月の第3回までに、総合型選抜の枠のほとんどが割り当てられています。1月以降の第4〜7回は、商学科・経営学科が5名ずつ、人間科学部は若干名です。どの型も第2志望の学部・専攻を同時に出願することはできません。

小論文提出型

回ごとに公開されるテーマについて400字の小論文を書き、出願書類と一緒に出します。テーマの公開予定日は、第1回が9月8日、第2回が10月3日、第3回が11月14日、第4回が12月15日、第5回が1月19日、第6回が2月12日、第7回が3月1日です。エリア試験場(11月14日)で受ける人は、第2回のテーマで書きます。

第1回のテーマ(全学部・専攻共通)は、こども家庭庁の「令和7年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」で高校生の平日のインターネット利用が平均404.0分(約6時間44分)だったことを示し、自分の平日の生活やインターネット利用と比べながら調査結果から考えられることを説明したうえで、高校生のインターネット利用について意見を400字以内で述べる、というものです。

  • 大学所定の400字の原稿用紙をA4で印刷し、鉛筆・シャープペンシル・ボールペン・万年筆のいずれかで手書きします。印字や貼り付けは認められていません
  • テーマの意味や書いた文章について大学に個別に相談することはできませんが、テーマのページのQ&Aでは、高校の先生に添削してもらうのは構わないとされています

400字は、調査結果の説明と自分の意見を両方入れるにはかなり短い字数です。自分の利用時間と比べて気づいたことを1〜2文でまとめ、意見とその理由に残りの字数を使います(小論文の字数調整)。小論文は20点で、面接(40点)と書類審査(40点)のほうが配点は大きいので、400字の仕上げと並行して志望理由書と面接の準備も進めます。

高校生活PR型

面接のときに、高校生活で自分が行った活動の紹介、そのなかでの取り組みや役割、自分が成長したことを3分以内で口頭説明します。部活動(文化系・体育系を問わない)、授業や課外での探究活動、ボランティア活動などが例として挙げられています。

  • 口頭だけで説明するほか、面接室に持ち込める大きさの物を使って説明してもかまいません
  • 要項では、高千穂大学試験場では面接室のパソコンを使えるとされています。当日はパワーポイントかPDFのデータをUSBメモリーに入れて持っていき、印刷した資料3部も持参します
  • 要項は、パソコンを使う場合は志望理由書の「PC利用」の欄にチェックするとしていますが、2026年9月18日時点で大学のページに載っている志望理由書の様式(PDF・Word)にはこの欄が見当たりません。パソコンを使うなら、申し出の方法を入試課に確認します
  • エリア試験場ではパソコンは使えません。資料を作った場合は、印刷したもの3部を持っていきます

3分で話せる量は多くありません。紹介する活動は1つに絞り、要項が挙げている「取り組みや役割」と「自分が成長したこと」まで3分に収まるように、活動の説明は短くします(自己PRの書き方)。

基礎学力型(併願可)

10月24日に、次の4教科から1教科を当日選んで解答します(70点・60分。小論文以外はマークシート)。教科ごとの差は偏差値で得点を調整して判定します。簿記を選ぶ場合は、電卓かそろばんを1つ持ち込めます(スマートフォンなどの電卓機能は使えません)。

教科 出題範囲
外国語 英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、論理・表現Ⅰ
国語 現代の国語、言語文化(古文・漢文を除く)
簿記 全国商業高等学校協会 簿記実務検定2級の範囲
小論文 資料を読んで小論文を書く、総合的な記述式問題

面接(口頭説明)は基礎学力検査の前後に行い、志望理由書に書いた3つの項目のうち1つを3分程度で説明したうえで、本学への関心や将来の目標を確認されます。大学の総合型選抜のページでは、この面接(口頭説明)と、基礎学力検査70点・面接10点という配点が、基礎学力型の変更点として示されています。

4つの型のうちこの型だけは、合格後に入学を辞退できます。要項の「入学辞退」の欄(2027年3月31日16時必着で入学辞退届を出すと、入学金20,000円を除いて返還)は一般選抜の合格者向けに書かれているので、基礎学力型で合格して辞退する場合の手続は入試課に確認します。

書類審査の加点

総合型選抜では、次の条件に当てはまると、それぞれ書類審査で一定の加点があります(調査書で証明できるもの)。

  1. 学習成績:国語、地理歴史、公民、数学、外国語、情報のうち、いずれか1教科の学習成績の状況が3.5以上
  2. 資格:全商の簿記実務検定2級以上、日商簿記3級以上、実用英語技能検定準2級以上(またはCSEスコア1700以上)、TOEIC Listening & Reading 400点以上、ITパスポート試験以上の情報処理技術者試験、日本漢字能力検定準2級以上、実用数学技能検定準2級以上など、29種類のいずれか1つ
  3. 課外活動:部活動などで都道府県レベル以上の大会・コンテスト・コンクール・展覧会で優れた成績を収めた、または部長・副部長、生徒会役員、文化祭や体育祭などの実行委員長・副委員長、各種委員会の委員長・副委員長の経験がある

このほか、2026年3月27日のスプリングスクールや7月29日〜31日のサマースクールに参加した人は、参加した講座数に応じて加点されます。全体の評定ではなく、1教科でも3.5以上あれば加点の対象になるので、調査書の教科別の成績を確認しておきます。

志望理由書

4つの型に共通の様式で、手書きでもパソコンでの印字でも出せます(手書きの場合はボールペン。消せるボールペンは不可)。項目は次の3つです。

  1. 本学を志望する理由(高千穂大学を知ったきっかけや、アドミッション・ポリシーにふれて具体的に)
  2. 自己PR(自分の良さや強みを、自分を知らない人にもわかるように具体的に)
  3. 大学4年間での取り組みと卒業後の目標

基礎学力型以外の総合型選抜を受ける現役生は、様式の「出願承諾書」の欄に高校の先生の署名をもらいます。専願制であることを理解したうえで出願を承諾する、という欄です。基礎学力型では、この3項目のうち1つを面接で3分程度説明するので、どの項目を話すかを決めて準備しておきます。

費用と入学手続

  • 入学検定料は30,000円です。東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県以外に住んでいる人(東京都の島しょ部を含む)は、地方割引で15,000円引きになります(ほかの割引制度との併用は不可)
  • 一度受けて結果が出たあとに総合型選抜に出願し直すときは、検定料が1回につき10,000円引きになります(再受験割引。地方割引とは併用できません)
  • 入学金は20,000円、初年度の納入金は合計1,194,000円です。12月までに行う選抜の合格者は、入学手続期間には入学金の納入とWeb手続だけを行い、春学期の学費などは2027年2月26日までに納めます
  • 基礎学力型を除き、合格後の入学辞退はできません。総合型選抜と一般選抜の両方に合格した場合は、総合型選抜で入学手続をすることになっています
  • 総合型選抜のスクーリング型・基礎学力型・第1〜3回・エリア試験場の合格者は、希望すれば一般選抜(英語・国語)を無料で受けられ、得点率80%以上の上位5名は1年次の授業料から80万円が免除されます(チャレンジ特待生制度)
  • 合格者には入学前教育(課題の提出と、希望制のスクーリング)があります

どこから手をつけるか

  1. 型を決める。第1志望なら小論文提出型か高校生活PR型、他大学と比べて決めたいなら基礎学力型(10月24日)です。書く方が得意なら小論文提出型、話す方が得意なら高校生活PR型を選びます
  2. 加点の条件を調査書で確かめる。1教科の評定3.5以上、資格、部長や委員長などの経験がそれぞれ加点になります。調査書で証明できるものが対象なので、資格や役職が調査書に書かれるかを高校の先生に確認しておきます
  3. 志望理由書を書く。高千穂大学を知ったきっかけとアドミッション・ポリシーのどこに共感したかを具体的に書きます(志望理由書の書き方 完全ガイド)。基礎学力型以外を受ける現役生は、出願承諾書の欄に高校の先生の署名ももらいます
  4. 小論文提出型なら、回のテーマで400字を手書きする。第1回(出願10月2日まで)は高校生のインターネット利用時間のテーマです。第2回のテーマは10月3日に公開されます
  5. 面接の準備をする。配点は40点で、志望理由・学ぶ意欲・自分の強み・入学後の目標が中心です。高校生活PR型は、3分の口頭説明を時間を計って練習します(面接の頻出質問)

まとめ

  • 高千穂大学の総合型選抜は、小論文提出型・高校生活PR型・基礎学力型・スクーリング型の4つ。基礎学力型だけ併願可で、ほかは専願・合格後の辞退不可
  • 小論文提出型と高校生活PR型は、第1回(10月10日)から第7回(3月17日)まで7回とエリア試験場(11月14日)。受け直しの回数に制限はない
  • 配点は面接40・書類審査40・小論文(PR)20。基礎学力型は基礎学力検査70と書類・志望理由書・面接が各10
  • 小論文提出型は回ごとに公開されるテーマで400字を手書き。第1回は高校生のインターネット利用時間。エリア試験場は第2回のテーマ
  • 高校生活PR型は面接のなかで3分以内の口頭説明。要項では、高千穂大学試験場ならパソコンも使える
  • 書類審査は、1教科の評定3.5以上、資格、部長・委員長などの経験、スプリング・サマースクールへの参加で加点される
  • 募集人員は、スクーリング型・基礎学力型・第1〜3回・エリア試験場の合計で商学科・経営学科が各60名、人間科学専攻25名、児童教育専攻5名。第4〜7回は各5名か若干名

首都圏の私立大学では、東京成徳大学、東洋学園大学、産業能率大学、多摩大学、嘉悦大学、帝京平成大学の記事も参考にしてください。総合型選抜の全体像は総合型選抜の完全ガイドにまとめました。

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