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北九州市立大学の総合型選抜。6学科で試験の種類がすべて違い、1次選考の結果を最終の合否に入れると書いているのは3学科

約49分で読めます

北九州市立大学の2027年度総合型選抜と学校推薦型選抜を要項から整理しました。総合型選抜は6学科で103名と若干名、学校推薦型選抜は全学部で453名です。英語の模擬授業、集団討論、実験のレポートなど学科ごとに試験が違い、1次選考の結果を最終の合否に入れるかどうかも分かれます。評定の基準、地域推薦の住所の条件、過去問の設問、生成AIの扱いまでまとめました。

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北九州市立大学(公立・福岡県北九州市)の総合型選抜は、★6つの学科・学類で試験の種類がすべて違います。

学科・学類 募集 ★1次選考 ★2次選考
外国語学部 英米学科 20 ★英語による模擬授業を受けてから筆記試験 面接(英語と日本語)
外国語学部 国際関係学科 10 ★小論文 集団討論・面接
地域創生学群 地域創生学類 60 ★集団討論 小論文・個別面接
国際環境工学部 機械システム工学科 若干名 書類だけ ★課題探究試験(課題は当日)・面接
国際環境工学部 建築デザイン学科 5 書類だけ ★課題探究試験(テーマは事前に公表)・面接
国際環境工学部 生命工学科 8 書類と★数学 ★実験のレポート(事前課題)についての口頭試問・個別面接

★もう1つ、学科で分かれる点があります。1次選考の結果が、最終の合否に入るかどうかです。

★要項の「合否判定基準」(2次選考)

★英米学科:2次選考対象者に対し、★1次選考の結果、面接及び自己推薦書をそれぞれ点数化し、合計点をもとに総合的に判断し、合否を判定します。

★国際関係学科:★2次選考対象者に対し、集団討論、面接及び自己推薦書をそれぞれ点数化し、合計点をもとに総合的に判断し、合否を判定します。

★英米学科・地域創生学類・生命工学科の文には「1次選考の結果」が入っています。★国際関係学科・機械システム工学科・建築デザイン学科の文には入っていません。

★同じ「2段階」でも、1次の出来を最後まで持っていく学科と、2次で並べ直すと読める学科があるということです。

必ず最新の募集要項で確認してください。日程・募集人員・選考方法は年度によって変わります。この記事は★2027年度 総合型選抜学生募集要項(30ページ・8月6日修正版)、★2027年度 学校推薦型選抜学生募集要項(76ページ)、★2027年度 入学者選抜要項(48ページ)、★募集人員の表と入試日程の表、★出願書類の様式、★建築デザイン学科の課題テーマと生命工学科の事前課題、★地域創生学群の事前課題、★2027年度入学試験の主な変更点(予定)、★2025・2026年度の入試問題と出題の意図、★入試結果(2022〜2026年度)、★2027年度総合型選抜の出願状況を確認して書いています。 出典:学生募集要項・出願、入試日程・募集人員・入学者選抜要項、入学試験の主な変更点等について、過去の入試問題等、入試結果、入学試験の出願状況。2026年10月12日に確認しました。

★2027年度の総合型選抜は、出願(9月1日〜7日)も1次選考(9月27日)も終わっています。★学校推薦型選抜はこれからで、出願書類の受付は11月2日〜9日、試験は11月29日です。この記事は、★いま学校推薦型選抜を準備している人と、★来年度以降に総合型選抜を受ける人の両方に向けて書いています。

★学生募集要項は選抜区分ごとに1冊です。学部別には分かれていません。★様式は別ファイルでも配られ、建築デザイン学科の課題テーマと生命工学科の事前課題は、要項とは別のPDFです。★要項だけ読んでも課題の中身は分かりません。

総合型選抜は6学科、学校推薦型選抜は全学部にある

学部・学群 学科・学類 ★総合型選抜 ★学校推薦型選抜
外国語学部 英米学科 ★20 全国18・地域9
中国学科 — 全国10
国際関係学科 ★10 全国20
経済学部(学部一括で募集) — 全国50・地域58・商業科・総合学科28
文学部 比較文化学科 — 全国27・地域29・特別4
人間関係学科 — 全国13・地域12・特別5
法学部 法律学科 — 全国57
政策科学科 — 全国22
地域創生学群 地域創生学類 ★60 全国10・特別10
国際環境工学部 環境化学工学科 — 全国5
機械システム工学科 ★若干名 全国5
建築デザイン学科 ★5 全国6
生命工学科 ★8 全国5
情報イノベーション学部(学部一括で募集) — 全国30・地域20
★合計 ★103(若干名は含まない) ★453

★合計の「103」「453」は、募集人員の表(1枚のPDF)と入学者選抜要項に印字されています。★学生募集要項の表には合計の行がありません。

★総合型選抜の募集人員がいちばん多いのは地域創生学類の60名です。地域創生学類は募集人員120名のうち★半分を総合型選抜で募集しています。

★学校推薦型選抜のほうが枠はずっと大きく、総合型選抜の4倍以上あります。★経済学部・文学部・法学部・情報イノベーション学部・中国学科・環境化学工学科は総合型選抜がないので、年内に受けるなら学校推薦型選抜です。

★「地域推薦」「特別推薦」「商業科・総合学科推薦」は、すべて学校推薦型選抜です。★活動実績や資格を使う特別推薦も、総合型選抜ではありません。★高校の推薦が要ります。

2027年度に変わったところ

大学が公表している「2027年度入学試験の主な変更点(予定)」と要項から、変更をまとめます。

項目 2027年度
★国際環境工学部の総合型選抜 ★2027年度から実施(環境化学工学科を除く3学科)
★情報イノベーション学部 ★2027年4月に新設。入学定員118名。学校推薦型選抜は全国30・地域20
★情報システム工学科 ★1年次の募集なし(一般・学校推薦型・総合型のすべてが「−」)
★中国学科の学校推薦型選抜 ★2027年度から実施(全国10)
★工業科・情報科・総合学科推薦(国際環境工学部) ★募集停止

★情報イノベーション学部は学部一括で募集し、2年次から情報エンジニアリング学科(68名)と共創社会システム学科(50名)に分かれる予定です。★2027年度の授業は北方キャンパスで行うと要項に書かれています。

★国際環境工学部の総合型選抜と、情報イノベーション学部・中国学科の学校推薦型選抜は初年度です。★過去問がありません。

総合型選抜の配点と、2次選考に進める人数

学科・学類 1次選考 2次選考 ★2次選考に進む人数
英米学科 筆記試験 ★150(模擬授業45分のあと90分) 面接 ★150 ★募集人員の2倍程度
国際関係学科 小論文(60分)★150 集団討論・面接 ★150 ★募集人員の2倍程度
地域創生学類 集団討論 ★200(自己推薦書・調査書を含む) 小論文(60分)★100、個別面接 ★200 ★100名程度
機械システム工学科 書類 ★100 課題探究試験・面接 ★200 記載なし
建築デザイン学科 書類 ★100 課題探究試験・面接 ★200 記載なし
生命工学科 書類 ★100、数学(60分)★200 口頭試問・個別面接 ★250 記載なし

★要項に合計(満点)の記載はありません。★「満点」という語は、総合型選抜の要項に1か所もありません。書かれているのは要素ごとの配点だけです。

★英米学科と国際関係学科の自己推薦書は、2次選考の面接の点に含まれます。★地域創生学類の自己推薦書と調査書は、1次選考の集団討論の200点に含まれます。★同じ1200字の自己推薦書でも、使われる段階が違います。

★共通テストは課されません。

★大学入学共通テストは課しません。

1次選考の結果が最終の合否に入る学科、入ると書かれていない学科

学科・学類 ★合否判定基準(2次選考)の文
★英米学科 「2次選考対象者に対し、★1次選考の結果、面接及び自己推薦書をそれぞれ点数化し、合計点をもとに」
国際関係学科 「2次選考対象者に対し、集団討論、面接及び自己推薦書をそれぞれ点数化し、合計点をもとに」
★地域創生学類 「2次選考対象者に対し、★1次選考の結果、小論文及び個別面接をそれぞれ点数化し、合計点をもとに」
機械システム工学科 「課題探究試験と面接の結果を総合的に判断し、合否を判定します。配点は200点です。」
建築デザイン学科 機械システム工学科と同じ文
★生命工学科 「★1次選考結果、課題解決型記述問題に関する口頭試問及び個別面接をそれぞれ点数化し、合計点をもとに」

★国際関係学科は、1次の小論文が2次選考に進む人を決めるために使われ、合否判定の文には集団討論・面接・自己推薦書しか出てきません。★機械システム工学科と建築デザイン学科も、合否判定の文に出てくるのは課題探究試験と面接だけです。

★生命工学科の文は、8月6日に大学が書き直しています。修正前は「配点は250点です」とだけ書かれていました。修正後は、調査書等100点・数学200点・口頭試問及び個別面接250点の3つを並べています。★大学は「配点等合否判定基準を改めるものではありません」と説明しています。

★総合型選抜の要項は、公開されたあとに修正されることがあります。★出願の前に、大学のページで修正の有無を確かめてください。

英米学科:英語の模擬授業45分のあとに筆記90分

★要項の原文

〈1次選考〉★英語による模擬授業の受講後、筆記試験を課す。筆記試験は、模擬授業の内容の理解度及びそれに基づく思考力・表現力を見る試験(★英文和訳及び英作文を含む。)とし、募集人員の2倍程度の範囲内で2次選考対象者を決定する。

時刻(2027年度の要項) 内容
9:00 集合(北方キャンパス本館)
★9:30〜10:15 ★英語による模擬授業(45分)
★10:45〜12:15 ★筆記試験(90分)

★点がつくのは筆記試験です。合否判定基準は「筆記試験150点」と書いています。

過去2年度の筆記試験は、日本語の要約と英語のエッセイ

★問題と出題の意図が2年分、公開されています。

年度 ★問題1 ★問題2 素材
★2026年度 ★日本語で要約(800字程度)・50点 ★英語のエッセイ(約250語)・100点 BBCのウェブサイトの記事2本を一部変更して抜粋
★2025年度 ★日本語で要約(800字程度)・50点 ★英語のエッセイ(約250語)・100点 Peter G. Northouse, Leadership: Theory and Practice を一部変更して抜粋

★2026年度の問題1(大学が作った設問)

Write a summary in Japanese that covers key points from ★the text and the lecture.

★「テキスト」と「講義」の両方をまとめる要約です。★出題の意図は、テキストだけを適切にまとめていても講師の説明が入っていない答案は評価が低くなりうること、自分の意見を中心に書いた要約は減点の対象になることを書いています。

★配点は英語のエッセイが100点、日本語の要約が50点です。★150点の3分の2が、英語で書く問題です。

★模擬授業の資料の注意書き(2026年度)

この資料には自由にメモ等を記入してかまいません。

★この資料は2次試験にも持参してください。

★メモを書きこんだ資料を、2次選考まで持っていきます。

2次選考は、模擬授業についてのディスカッション

2次選考の面接は、★英語及び日本語で行います。また、1次選考の英語による模擬授業の理解度などを見るために、★ディスカッションも課します。

2026年度の出題の意図によると、★面接官と質疑応答の形で行うディスカッションで、★はじめに1次の模擬授業を簡単に振り返り、標準的なレベルの英語で会話します。

★1次選考から2次選考まで3週間あります。★その間に、模擬授業の内容を英語で説明し直せるようにしておくのが準備になります。

国際関係学科:小論文60分で2倍程度に絞り、2次は集団討論と面接

★1次選考は小論文1本です(9:30〜10:30・60分・150点)。

過去2年度の小論文は、時事の政策を論じさせる1問

年度 ★大学が作った設問 素材
★2026年度 「(前略)現在の日本における物価高騰対策として、★消費税減税は有効な手段といえるか、あなたの考えを述べなさい。その際、他の政策(例:所得に応じた現金給付、社会保険料の減免など)との比較も交えて論じなさい。(150点)」 財務省の資料(図)
★2025年度 「大国が関係している国際紛争に対して、国際連合の安全保障理事会(安保理)による問題解決能力は十分には発揮できていないと批判されることがあります。★安保理の役割と機能を説明し、具体的な事例を踏まえたうえで、その有効性を評価してください。(150点)」 課題文なし

★設問は1問で150点です。★2026年度の問題冊子には、字数の指定が見当たりません。解答用紙は1枚です。

★2年とも、長い課題文を読ませる問題ではなく、自分が持っている知識を使って論じさせる問題でした。★「説明し」「事例を踏まえ」「比較も交えて」と、求める作業が設問に書きこまれています。

2次選考の集団討論は、1次の小論文と同じテーマだった

2026年度の出題の意図によると、★集団討論は1次選考の小論文の問題をテーマにして行われました。★1次の小論文で表明した立場と違っていてもかまわない、という条件がついています。2025年度の集団討論は、安保理の拒否権を廃止すべきかどうかでした。

個人面接は、★全員に同じ質問(集団討論の振り返り、志望動機、入学後の学びの見通しとその準備状況)だったと書かれています。

★1次の小論文を書いて終わりにせず、同じテーマを反対の立場からも話せるようにしておくと、2次選考の準備になります。集団討論の進め方はグループディスカッションの対策にまとめています。

地域創生学類:集団討論が先で、小論文と個別面接は2次

★要項の原文

〈1次選考〉★集団討論、自己推薦書(1200字)、調査書を総合的に評価して、2次選考対象者(★100名程度)を決定する。 〈2次選考〉1次選考の結果、小論文及び個別面接の結果を総合的に評価して合格者を決定する。

★先に集団討論、あとから小論文です。

集団討論は、★グループワークを行うこともあります。

★集合時間と試験時間は、要項に書かれていません。受験票に記載されたホームページのアドレスから、事前に確かめます。★集合時間を過ぎると受験できません。

過去2年度の集団討論は、グループで1つの成果物を作る課題

集団討論の問題そのものは公開されていませんが、★出題の意図に内容が書かれています。

年度 ★集団討論の内容(出題の意図より)
★2026年度 高校3年生が小学4年生を対象に「まちづくりってなあに?」というテーマで★全4回の授業を行うことを想定し、どのような内容で授業を行うかを話し合い、★グループとしての結論をまとめ表に記入する
★2025年度 提示された3種類の地域課題からグループで1つを選び、別に提示された9種類の要素から3つ以上を組み合わせた解決策を話し合い、★画用紙3枚以内にまとめて簡潔に発表する

★意見を言い合うだけの討論ではなく、時間内にグループで形のあるものを仕上げる課題です。

2次選考の小論文は400字以内

年度 ★大学が作った設問 出典
★2026年度 「以下の文章を読み、★筆者の主張について批判的観点から400字以内で論じなさい。」 田中元子『マイパブリックとグランドレベル——今日からはじめるまちづくり』(晶文社、2017)
★2025年度 「以下の文章を読み、『頑張る』ことと『支援する』ことの関係性についての★筆者の主張を400字以内でまとめなさい。」 宮口幸治『どうしても頑張れない人たち ケーキの切れない非行少年たち2』(新潮新書、2021)

★60分で400字以内です。★2025年度は要約、2026年度は批判的に論じる問題で、同じ400字でも求める作業が違います。

★配点は集団討論200点・小論文100点・個別面接200点です。★書く試験の配点は、話す試験2つの4分の1です。

★志願者は2023年度から毎年200名を超えています(2027年度は254名)。★そこから100名程度が2次選考に進み、60名が合格します。

国際環境工学部の3学科:2027年度が初年度

★機械システム工学科と建築デザイン学科の1次選考は、大学に行く試験がありません。書類(調査書、入学希望理由書、活動・資格等の実績)で2次選考に進む人を決めます。

★課題の出し方が3学科で違います。

学科 ★課題 ★いつ分かるか
機械システム工学科 課題探究試験 ★2次選考の当日
建築デザイン学科 課題探究試験 ★7月下旬に大学のサイトでテーマを公表
生命工学科 課題解決型記述問題(事前課題) ★7月下旬に公表。レポートは1次選考の合格者だけが提出

機械システム工学科:課題は当日

面接では、課題探究試験(★課題は当日に提示)に基づく★プレゼンテーションを実施してもらい、口頭試問を実施します。

★時間や形式の詳しいことは、要項に書かれていません。募集人員は若干名で、2027年度の志願者は5名でした。

建築デザイン学科:テーマは「緑の空間のデザイン」

★2027年度の課題テーマ(大学が作った課題文)

テーマ:★緑の空間のデザイン 緑の空間を創出する建築とまちづくりの在り方について,多角的に検討し,自らの考えをまとめた上で,2次選考に臨まれたい。

★集団討論,プレゼンテーション資料作成,個別面接を実施する。

プレゼンテーションシートとして★A2方眼紙を,資料作成用に画板,クリップ,水性マーカー,修正ペンをそれぞれ配布する。個別面接では作成したプレゼンテーションシートを用いて発表や質疑応答を行う。★プレゼンテーションシート以外の利用は不可とする。

★当日は、集団討論をして、A2の方眼紙に手で資料を作り、それを使って個別面接で発表します。★発表に使えるのは、その場で作ったシートだけです。★方眼紙の枚数と、それぞれの時間は書かれていません。

★2027年度の志願者は28名(募集5名・5.6倍)でした。建築の準備は建築学科の小論文対策にまとめています。

生命工学科:数学200点のあと、実験のレポートで口頭試問

★1次選考は数学です(10:00〜11:00・60分・200点)。会場はひびきのキャンパスです。

数学の基礎的な知識、理解力、思考力、表現力を総合的に評価します。

★出題範囲は要項に書かれていません。

★2次選考の材料は、事前課題のレポートです。

★2027年度の事前課題(大学が作った課題文)

水溶液の濃度と密度の関係について★自分なりに仮説を立て,その仮説を検証する実験を行ってください。また,実験の結果についてレポートを作成してください。

水溶液の溶質,水溶液の密度の測定方法は任意とします。ただし,★どのような水溶液をどのように測定したか(注意した点,工夫した点など)についても評価の対象とします。

論点 課題のPDFに書かれていること
★実験する場所 ★書かれていません(「自宅」という語は課題のPDFにありません)
★提出する人 ★1次選考の合格者だけ
★提出期限 ★2026年10月13日(火)必着(1次選考の合格発表は10月2日)
★体裁 指定の用紙で★片面印刷2枚以内・白黒
★書く項目 タイトル、概要、★協力者(協力してもらった内容を含む)、仮説、材料・道具、方法、結果、考察、結論、★参考にした情報
★当日 ★取り組んだ内容を5分程度で報告し、口頭試問と個別面接を受ける
★当日使えるもの 提出したレポート1部、ボールペン、書画カメラ。★資料の持ち込みは不可

★1次選考の合格発表から提出の必着日まで11日です。★課題は7月下旬に公表されているので、出願の前から実験を始められます。★合格発表を待ってから始めると、実験をやり直す時間がありません。

★レポートには「協力者」を書く欄があります。★協力してもらった場合は、その内容も書きます。

★2027年度の志願者は13名(募集8名・1.6倍)でした。レポートのまとめ方は探究のまとめレポートにまとめています。

総合型選抜の出願資格:評定の基準はなく、地域創生学類だけ既卒は出願できない

項目 総合型選抜
★評定の基準 ★なし(6学科とも)
★既卒 英米・国際関係・機械・建築・生命は★出願できる(卒業の年に区切りなし)。★地域創生学類は2026年4月〜2027年3月に卒業(見込み)の人だけ
★高卒認定 出願できる。★地域創生学類は2026年4月〜2027年3月に合格(見込み)の人だけ
★英語の資格 出願の条件にはなっていない
★地域の条件 なし
★推薦書 不要
★事前のイベント参加 条件になっていない

★全学科に共通の文

★本学への入学を強く希望し、合格した場合は入学を確約できる者

★「入学を確約できる者」が条件です。合格したあとの扱いは、あとの「併願と辞退」で書きます。

★地域創生学類の①

高等学校を★2026年4月から2027年3月に卒業した者又は卒業見込みの者

★ほかの5学科は「高等学校を卒業した者又は2027年3月に卒業見込みの者」で、卒業の年が限定されていません。★地域創生学類だけ、前の年度までに卒業した人は出願できません。

総合型選抜の出願書類:自己推薦書は自筆で1200字

書類 対象 中身
★自己推薦書【様式1】 英米・国際関係・地域創生 ★自筆。25字×48行=1200字のマス目(A4両面)
★入学希望理由書【様式2】 国際環境工学部の3学科 ★自筆。字数の指定なし(A4片面・罫線15行)
★活動・資格等の実績報告書【様式3】 機械システム工学科 ★自筆。活動、最も力を入れた活動の具体的な関与と成果、資格・表彰の3項目
活動・資格等の実績に関する資料 建築デザイン・生命工 ★一覧表(様式自由)と証明する資料
調査書 全員 高校が作成・厳封

★自己推薦書の設問(大学が作った設問)

★志望した学科等を選択する理由、大学に入学して何を学びたいかについて、高校在学中までに活動していたことなどを含めて、自筆で記入してください。(横書きで記入。鉛筆書き不可)

★理由・学びたいこと・これまでの活動の3つを1200字に入れます。★黒のボールペンで書き、鉛筆で書いた書類は受理されずに返されることがあります。

★入学希望理由書の設問

入学希望の理由を自筆で記入してください。(横書きで記入。鉛筆不可)

★機械システム工学科の実績報告書は、最も力を入れた活動について「1回当たり活動時間,週当たり回数,継続期間等」まで書かせます。★英語の試験の成績は、願書受付の最終日から過去2年以内に受けたものに限られ、自宅で受けるタイプの試験の成績は使えません。

★建築デザイン学科と生命工学科の一覧表は、優れている順に番号をつけ、全国→地方ブロック→都道府県の順に並べます。手書きかパソコンかの指定は、作成要領に書かれていません。

★本人以外の署名や押印が要る様式はありません。

書き方は志望理由書の書き方 完全ガイドと自己PRの書き方にまとめています。

出願書類に生成AIを使わないよう明記されている

★総合型選抜の要項・学校推薦型選抜の要項の両方に、出願書類の表のすぐ下に同じ文があります。

★出願書類の作成において、ChatGPTなどの生成AIを使用しないでください。

★対象は「出願書類の作成」です。総合型選抜では自己推薦書・入学希望理由書・実績報告書、学校推薦型選抜では入学希望理由書や地域創生学群の事前課題が出願書類にあたります。

★使った場合にどうなるかは書かれていません。「出願書類に不正の事実があった場合は、入学許可後であっても合格を取り消します」という一般の規定はありますが、生成AIと結びつけた文はありません。

★生命工学科の事前課題レポートは、1次選考のあとに出すもので、出願書類の表には入っていません。★課題のPDFにも、生成AIについての記述はありません。

総合型選抜の結果:地域創生学類は毎年およそ4倍

年度 英米学科(募集20) 国際関係学科(募集10) 地域創生学類(募集60)
2026 志願76・合格26(★2.9倍) 志願57・合格12(★4.8倍) 志願239・合格60(★4.0倍)
2025 志願89・合格25(3.5倍) 志願51・合格10(5.1倍) 志願237・合格60(4.0倍)
2024 志願66・合格27(2.4倍) 志願41・合格11(3.7倍) 志願201・合格60(3.4倍)
2023 志願63・合格22(2.9倍) 志願30・合格10(3.0倍) 志願246・合格60(4.1倍)
2022 志願38・合格20(1.9倍) 志願40・合格10(4.0倍) 志願194・合格61(3.2倍)

(倍率は大学が公表している実質倍率=受験者数÷合格者数)

★英米学科は募集20名に対して、2023年度からは合格者が22〜27名です。★国際関係学科と地域創生学類は、ほぼ募集人員どおりです。

★5年間、合格者の全員が入学しています。

★2027年度の志願者数(大学が公表した出願状況)

学科・学類 募集 ★志願者 志願倍率
英米学科 20 ★93 4.7
国際関係学科 10 ★45 4.5
地域創生学類 60 ★254 4.2
機械システム工学科 若干名 ★5 —
建築デザイン学科 5 ★28 5.6
生命工学科 8 ★13 1.6

★合格最低点・平均点は公表されていません。★1次選考を通った人数も公表されていません。結果の表では、1次選考だけ合格した人は不合格者として数えられています。

学校推薦型選抜:評定の基準と推薦できる人数は区分ごとに違う

ここからは学校推薦型選抜です。★試験は1回だけで、1次・2次の区別はありません。★共通テストは課されません。

学部・学科 区分 ★成績などの条件 ★1高校から ★既卒
英米学科 全国 評定3.5以上+★英語の資格 制限なし 可
英米学科 地域 評定3.7以上かつ★英語の評定4.0以上 3名 可
中国学科 全国 評定3.8以上 2名 可
国際関係学科 全国 評定3.8以上 2名 可
経済学部 全国 評定3.8以上(商業の科目を20単位以上修得見込みの人は除く) 2名 ★不可
経済学部 地域 評定3.8以上 6名 ★不可
経済学部 商業科・総合学科 ★評定4.3以上、商業に関する科目を20単位以上 4名 ★不可
文学部 全国 評定3.5以上 比較文化4名・人間関係2名 可
文学部 地域 評定3.5以上 比較文化6名・人間関係3名 可
文学部 特別 評定3.0以上+★活動・資格の実績 各学科2名 可
法学部 全国 評定3.8以上 制限なし 可
地域創生学類 全国(地方創生推薦) ★学習成績概評がA段階 1名 可
地域創生学類 特別(活動実績推薦) 評定3.5以上+★活動の実績 2名 可
環境化学工学科 全国 化学と物理を履修し、★化学・物理・数学のいずれかの評定が4.0以上 制限なし 可
機械システム工学科 全国 評定3.5以上かつ数学・理科・外国語のいずれか1教科が5.0、★または評定4.0以上 4名 可
建築デザイン学科 全国 機械システム工学科と同じ 制限なし 可
生命工学科 全国 評定4.0以上 制限なし 可
情報イノベーション学部 全国 評定3.0以上 制限なし 可
情報イノベーション学部 地域 評定3.0以上+★数検2級以上 1名 可

(評定=調査書の全体の評定平均値)

★経済学部の3区分だけ「2027年3月に卒業見込みの者」で、既卒の人は出願できません。★ほかの学部は「卒業した者又は2027年3月に卒業見込みの者」で、卒業の年に区切りは書かれていません。

★どの区分にも「合格した場合は、入学を確約できる者であること」という条件があります。

英米学科の全国推薦は英語の資格が出願の条件

次のいずれか以上が要ります。

試験 ★基準
実用英語技能検定(英検) ★準1級
TOEFL iBT ★68点(2026年1月20日までに受けたもの)/★3.5点(1月21日以降に受けたもの)
TOEIC L&R ★640点
GTEC ★1230点(オフィシャルスコアに限る)

★TOEFLとTOEICは、出願からさかのぼって2年間の成績が有効です。★TOEFL ITPとTOEIC IPでは出願できません。★英検はデジタル証明書での提出が認められていません。

★英米学科の全国推薦は、当日の試験が英語による面接240点です。★小論文はありません。

特別推薦の実績は都道府県大会が目安

★文学部の特別推薦は、次のいずれかが条件です。

  • 文化系の活動で★都道府県大会6位以内、またはそれと同等以上
  • 体育系の活動で★都道府県大会8位以内、またはそれと同等以上
  • 継続した社会活動で優れた実績
  • ★資格(例:英検準1級、TOEIC L&R 620点、GTEC 1150点、中国語検定準2級、基本情報技術者 など)

★地域創生学類の特別推薦(活動実績推薦)は、上の3つ(文化系・体育系・社会活動)です。★資格は入っていません。

★どちらも、活動や資格を証明する書類を出します。

情報イノベーション学部の地域推薦は数検2級以上が必須

実用数学技能検定(数検)★2級または準1級、1級のいずれかの資格を取得していることが必須です。

★合格証または合格証明書の写しを出願のときに出します。大学のQ&Aは、合格証の到着が出願期間に間に合わない場合について、★必ず出願期間中にすべての書類を出す必要があると答えています。

地域推薦の「地域」は、高校の場所か本人の住所

地域推薦があるのは、★英米学科・経済学部・文学部・情報イノベーション学部です。

論点 要項の記載
★条件 ①★北九州市内にある高校の卒業(見込み)者、または ②市外の高校の卒業(見込み)者で★北九州市内に住所がある人
★②は誰の住所か 英米・経済・文は★本人。情報イノベーション学部は★本人又は扶養者
★基準日 ★2026年4月1日以前から出願日まで引き続き市内に住んでいること
★証明 英米・経済・文は★入学手続のときに本人の住民票。情報イノベーション学部は★出願のときに住民票

★市内の高校に通っていれば、住所が市外でも地域推薦に出願できます。★市外の高校に通っていても、本人が市内に住んでいれば出願できます。

上記の要件を満たしていないことが判明した時には、★合格を取り消すことになります

★全国推薦との関係は学部で逆です。

学部 ★地域推薦の条件を満たす人が全国推薦に出せるか
英米学科・経済学部・情報イノベーション学部 ★どちらかを選べる
★文学部 ★全国推薦には出願できない

★地域推薦の推薦要件を満たす者の全国推薦出願を認めません。(文学部)

★文学部は、市内の高校の生徒・市内に住む生徒は地域推薦に出すことになります。

入学金の「市内居住者」は別の定義

★入学金は、北九州市内居住者が282,000円、それ以外が423,000円です。この「市内居住者」は、地域推薦の条件とは別に決められています。

北九州市内居住者とは、★入学する本人又はその配偶者若しくは2親等内の親族が、入学の前年度において北九州市の市民税納税義務者(又は市民税非課税者)であり、かつ入学金納入のときまで引き続き北九州市内に住所を有する者

★2026年1月1日現在北九州市に在住していることが必要です。

地域推薦の条件 入学金の市内居住者
★誰が 本人(情報イノベーション学部は本人又は扶養者)、または市内の高校 本人、配偶者、★2親等内の親族
★基準日 ★2026年4月1日 ★2026年1月1日

★地域推薦で出願できても、入学金が市内居住者の額になるとは限りません。その逆もあります。

学校推薦型選抜の試験と配点

学部・学科 区分 ★当日の試験 ★配点
英米学科 全国 ★英語による面接 面接240、調査書60
英米学科 地域 ★英語による小論文(90分) 小論文200、推薦書・調査書30
中国学科 全国 小論文(90分) 小論文200、書類100
国際関係学科 全国 小論文(★120分) 小論文100、推薦書・調査書50
経済学部 3区分とも 小論文(90分) 小論文100、書類25
文学部 全国・地域 小論文(★120分) 小論文200、推薦書・調査書30
文学部 特別 小論文(120分) ★配点の欄は「−」
法学部 全国 小論文(90分) ★小論文300、書類100
地域創生学類 全国 ★プレゼンテーション及び口頭試問 事前課題・書類を含めて★合計200
地域創生学類 特別 ★口頭試問 書類を含めて★合計200
環境化学工学科 全国 ★化学(120分)、面接 化学60、面接40
機械システム工学科・建築デザイン学科 全国 ★総合問題(120分)、面接 総合問題60、面接40
生命工学科 全国 小論文(90分)、面接 小論文50、★英語10、面接40
情報イノベーション学部 全国 小論文(60分)、面接 小論文30、面接・書類70
情報イノベーション学部 地域 ★面接だけ 書類を含めて★合計30

★要項が合計を印字しているのは3つの区分だけです(地域創生学類の2区分が「合計200点」、情報イノベーション学部の地域推薦が「合計30点」)。★ほかの区分は要素ごとの配点だけで、合計の記載はありません。

★文学部の特別推薦は、配点が書かれていません。小論文・推薦書・活動や資格の実績・調査書・入学希望理由書を「総合的に判断して合否を判定します」とあるだけです。

★小論文が配点の大半を占める区分が多いことが分かります。★法学部は小論文300点に対して書類100点、文学部は小論文200点に対して書類30点です。

★生命工学科の「英語10点」は、当日の試験ではありません。★英検またはGTECのスコアを換算します。★CSEスコアで換算するので、級の合否は問われません。出願の年度を含む過去3年度の成績が有効です。

★国際環境工学部の総合問題は、数学と物理です。★建築デザイン学科は「造形とそれに関する問題を含みます」と書かれています。

★国際環境工学部の4学科は、推薦書・調査書・入学希望理由書に配点がありません。「面接の際の参考とします」と書かれています。★英米学科の全国推薦も、推薦書と入学希望理由書は「面接の際の資料」です。

★面接で口頭試問がありうると書かれている区分があります。

区分 要項の記載
国際環境工学部(環境化学工・機械・建築) 面接では口頭試問を実施する場合があります
生命工学科 ★理科(物理、化学、生物)の中から2科目に関する基礎的な知識を問う口頭試問を実施する場合があります
情報イノベーション学部の地域推薦 ★数学の基礎的な理解力、思考力、表現力を問う口頭試問を実施する場合があります

2026年度の小論文:学部ごとの設問

★問題と出題の意図が公開されています(公表は2年間)。★課題文は著作権のために白抜きになっているページがありますが、出典と設問は読めます。

学部・学科 時間 ★設問の形(2026年度) 出典
★経済学部 90分 設問1:200字以内(20点)/設問2:300字以内(30点)/★設問3:500字以内(50点) 廣瀬涼『タイパの経済学』
★法学部 90分 ★問題1:要約340字以内(150点)/★問題2:480字以内(150点) 田中将人『平等とは何か——運、格差、能力主義を問いなおす』(中公新書、2025)
★国際関係学科 120分 問1:★英文の主張を250〜300字でまとめる(40点)/問2:★700〜800字(60点) 英文(Nikkei Asia の記事)と、デヴィッド・グレーバー『ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論』
★比較文化学科 120分 問題Ⅰ(英文):250字以内・150字以内・150字以内・★英語で意見/問題Ⅱ:350字以内・400字以内 英文(The Salt Lake Tribune の記事)と、四方田犬彦『「かわいい」論』
★人間関係学科 120分 問1(40点)/問2(40点)/★問3:800字以内(120点) 英文と、内田樹「『生成AI』と知性」(『週刊金曜日』)
★英米学科(地域) 90分 日本語400字程度の要約(40点)/下線部和訳2問(各20点)/★英語で約120語が2問(各60点) 英文(The Guardian の記事)
★生命工学科 90分 第1問:120字程度の要約と、具体例を挙げて利点・問題点を整理する問い/★第2問:配られた道具だけで山の標高を推定する手順を説明する問い レイチェル・カーソン『沈黙の春』

★国際関係学科・比較文化学科・人間関係学科は、英文と日本語の文章の両方を読ませます。★120分あるのはそのためです。

★経済学部の設問3(大学が作った設問)

「タイパ」を重視することによるメリットとデメリットについて、★あなた自身の体験にもとづき500字以内で論じなさい。

★法学部の問題2

課題文で登場する「くじ引き入試制」と「ロトクラシー」のそれぞれを導入することについて、★あなたの賛否を明らかにし、その理由を説明しなさい。なお、解答するにあたり、現行憲法の実際の条文について考慮する必要はない。(480字以内)(150点)

★法学部は採点の講評も公開しています。

賛成であるか、反対であるかなど、★解答者の結論自体は、評価を左右しない。

★要約については、全体の2割程度の受験生(合格者の半数以上)が論旨を正確に読み取って適切にまとめていた、と書かれています。★法学部は要約に150点がついています。★要約で差がついているということです。

★人間関係学科の問3

(前略)「これからの私たち人間の学びと生成AIとの関係」を考える上で有効になる★一つの「問い」あるいは「仮説」を立てなさい。その上で、事例や根拠を示しながら自分が立てた問いに答えなさい。問いと答えを合わせて日本語で800字以内。★議論や考察の過程を評価するので、必ずしも明確な結論にいたらなくてもかまわない。

★問いを自分で立てさせる問題です。配点200点のうち120点がこの1問でした。

★試験の時間帯は2027年度に変わっています。2026年度は、英米学科(地域)・国際関係学科・文学部の小論文が午後(13:00開始)でした。★2027年度の要項では、北方キャンパスの小論文はすべて9:30開始です。

要約の練習は課題文の要約、英文が出る小論文は英文の課題文が出る小論文にまとめています。

地域創生学類の全国推薦は、事前課題のレポートを出願と一緒に出す

★2027年度の事前課題(大学が作った課題文)

学校生活、地域での活動、日常生活、ニュースや身近な人との関わりなどを通して、★あなたが関心を持つようになった社会課題を一つ挙げてください。その課題に関心を持った理由と、その課題に対して自分にできることはどのようなことか説明してください。

体裁 指定
用紙 A4・縦向き・横書き。★大学のサイトから様式をダウンロード
文字数 40文字×40行程度
枚数 ★片面印刷で最大8枚(表紙1枚、★本文は最大3枚、添付資料は最大4枚)
引用 ★引用箇所を「 」で明示し、出典を記載

★当日のプレゼンテーションは、出願時に提出いただいた資料を用いて行っていただきます。

★出願のときに出したレポートが、そのまま当日のプレゼンテーションの資料になります。★出したあとに直すことはできません。

★課題文は年度によって変わります。2026年度は、関心を持っている地域課題を1つ取り上げ、解決のために今後どのような取り組みをしたいかを説明させる課題でした。

★この事前課題は出願書類なので、★生成AIを使わないよう求める文の対象に入ります。

志願者本人が書く書類がない区分

★次の区分は、出願書類の表に、本人が書く志望理由書や入学希望理由書がありません。

  • ★経済学部(3区分)
  • ★法学部
  • ★情報イノベーション学部(全国・地域)
  • ★英米学科の地域推薦
  • ★国際関係学科
  • ★文学部の全国推薦・地域推薦

★これらの区分で本人が準備するのは、当日の小論文(と面接)です。高校が作るのは、推薦書(720字以内)、調査書、区分によって資格取得等申告書です。

★経済学部・法学部・情報イノベーション学部は、高校が「資格取得等申告書」を作ります。英語の検定、数学の検定、簿記などの資格に評点がつきます。★証明書の写しを添えていない資格は加点されません。★評点が配点(経済25点・法100点など)のなかでどう換算されるかは、要項に書かれていません。

★本人が書く書類がある区分

区分 書類 字数
英米学科(全国) 入学希望理由書 ★500字以内・自筆
中国学科 入学希望理由書 ★1000字以内・自筆
文学部(特別) 活動についての自己評価、入学希望理由書等 字数の指定なし・自筆
地域創生学類(全国・特別) 入学希望理由書 ★1200字以内・自筆
国際環境工学部 入学希望理由書 字数の指定なし・自筆

★出願書類は、本人が高校に出し、高校がまとめて大学へ郵送します。★高校のなかの締切は、大学の必着日より前になります。

学校推薦型選抜の結果(2026年度)

学部・学科 区分 募集 志願 合格 ★実質倍率
英米学科 全国 18 25 19 ★1.3
英米学科 地域 9 26 9 2.9
国際関係学科 全国 20 85 23 3.7
経済学部 全国 50 178 52 3.4
経済学部 地域 60 103 61 ★1.7
経済学部 商業科・総合学科 30 60 30 2.0
比較文化学科 全国 27 106 28 3.8
比較文化学科 地域 30 67 30 2.2
比較文化学科 特別 5 19 5 3.8
人間関係学科 全国 13 79 13 ★6.1
人間関係学科 地域 12 42 14 3.0
人間関係学科 特別 5 17 5 3.4
法律学科 全国 59 166 59 2.8
政策科学科 全国 24 60 24 2.5
地域創生学類 全国 10 35 10 3.5
地域創生学類 特別 10 56 11 ★5.1
環境化学工学科 全国 5 14 6 2.3
機械システム工学科 全国 5 26 8 3.3
建築デザイン学科 全国 6 33 7 4.7
生命工学科 全国 5 23 7 3.1

(募集人員は2026年度のもの。2027年度は経済学部・比較文化学科・法学部で数名ずつ減っています。2027年度に1年次の募集がない情報システム工学科と、募集を停止した工業科等の推薦は省きました)

★同じ学科でも、全国推薦と地域推薦で倍率が大きく違います。★経済学部は全国3.4倍に対して地域1.7倍、人間関係学科は全国6.1倍に対して地域3.0倍でした。

★英米学科の全国推薦は、2025年度は志願者15名で全員が合格しています(募集18名)。★英語の資格が出願の条件なので、出願できる人が限られている区分です。

★学校推薦型選抜の全体では、2026年度は志願1,277名・合格432名でした。★合格者の全員が入学しています。

併願と辞退

論点 総合型選抜 学校推薦型選抜
★出願の条件 合格した場合は入学を確約できる者 合格した場合は入学を確約できる者
★学内の併願 ★要項に記載がない ★複数の学部・学科・推薦種別間で併願できない
★ほかの国公立大学 出願の段階の制限は書かれていない ★国公立大学の学校推薦型選抜への出願は1つの大学・学部・学科だけ
★合格したあと 本学のほかの選抜、ほかの国公立大学に出願しても合格者にならない 同じ
★辞退 入学辞退届を出して★大学の承認を受ける ★推薦した高校の学校長名で入学辞退届を出して大学の承認を受ける

★合格したあとの扱い(両方の要項に同じ文)

★合格者は本学の他の選抜試験及び他の国公立大学に出願しても、その合格者とはなりません。合格して入学手続をしなかった場合も同じです。

★入学手続をしなくても、ほかの国公立大学には合格できなくなります。★例外は、特別な事情で辞退届を出し、大学が承認した場合だけです。期限は2027年1月22日です。

★「専願」という語は、どちらの要項にもありません。★私立大学との併願については何も書かれていません。

★総合型選抜で不合格になった人が学校推薦型選抜に出願できるかどうかは、どちらの要項にも直接は書かれていません。総合型選抜の合格発表は11月2日、学校推薦型選抜の出願書類の受付は11月2日〜9日です。★両方を考えている人は、高校の先生を通じて早めに大学に確かめてください。

過去問は2年分が公開、成績は開示される

公開されているもの 年度
★問題+解答・解答例等+出題の意図 ★2025年度・2026年度
解答・解答例・出題の意図(問題は公表期間が終了) 2019〜2024年度
出題の意図・答案の特徴 2007〜2018年度

★入試問題の公表期間は2年間です。

集団討論・面接試験の問題は掲載しておりません。内容については「出題の意図」をご覧ください。

★問題そのものが読めるのは2年分だけです。★2025年度の問題は2027年6月30日までで公表が終わります。★来年度以降に受ける人は、いまのうちに保存しておいてください。

★出題の意図は2007年度までさかのぼって読めます。集団討論や面接で何が行われたかは、出題の意図にしか書かれていません。

★採点基準そのものは公開されていません。

★国際環境工学部は「入試過去問題活用宣言」に参加しています。

必要と認める範囲で「宣言参加大学」の入試過去問題あるいは類似問題を使用して出題することがあります。ただし、必ず使用するとは限りません。

★対象は、国際環境工学部の一般選抜・学校推薦型選抜・総合型選抜の「数学」「理科」「総合問題」です。★ほかの学部・学群は参加していません。

★成績の開示(両方の要項にほぼ同じ文)

項目 内容
★開示されるもの 科目別得点と合計点、総得点、出願書類、調査書の一部(学校推薦型選抜の★推薦書は除く)
★受付 ★2027年5月6日〜5月31日
★請求できる人 受験生本人だけ
★方法 窓口または郵便。出願書類と調査書は窓口での閲覧だけ

★総合型選抜・学校推薦型選抜でも得点が開示されます。★不合格だった場合に、どの科目で届かなかったかを確かめられます。

お金

費目 金額
★入学検定料 ★17,000円(別にサービス利用料900円)
★入学金 ★北九州市内居住者 282,000円/それ以外 423,000円
★授業料(年額) ★535,800円
保険料及び諸会費 141,260円(外国語・経済・法・地域創生)/131,260円(文・国際環境工・情報イノベーション)

★総合型選抜の検定料は、1次選考で不合格になっても返還されません。

★保険料及び諸会費の合計は、要項の表に印字されています。★「諸会費については、入学の必須条件ではありません。」と書かれています。

★入試の成績による特待生や授業料免除の制度は、要項にも、授業料・奨学金の公式ページにも見当たりません。

★個人用のノートパソコンは必携です。機種やスペックは、大学のサイトで案内するとされています。

日程

★総合型選抜(2027年度。出願と1次選考は終了)

項目 日付
建築デザイン学科の課題テーマ、生命工学科の事前課題の公表 2026年7月下旬(事前課題の日付は7月27日)
入学資格の個別審査の書類(該当者だけ) 7月31日 必着
受験上の配慮の書類 8月14日 必着
出願登録・検定料の支払い 8月25日〜9月7日16:00
★出願書類の提出 ★9月1日〜9月7日 必着
★1次選考 ★9月27日(日)
1次選考の合格発表 10月2日
生命工学科の事前課題レポート 10月13日 必着
★2次選考 ★10月18日(日)
★合格発表 ★11月2日
入学手続 2027年1月19日〜22日17:00 必着

★出願は「必着」です。ただし、9月6日以前の消印がある速達・簡易書留は、9月8日以降に届いても受理されました。

★学校推薦型選抜(2027年度)

項目 日付
受験上の配慮、入学資格の個別審査、検定料免除の書類 ★2026年10月15日 必着
出願登録・検定料の支払い 10月26日〜11月9日16:00
★出願書類の提出(高校がまとめて郵送) ★11月2日〜11月9日 必着
試験会場の下見 11月28日 13:00〜17:00(建物には入れない)
★試験 ★11月29日(日)
★合格発表 ★12月11日
入学手続 2027年1月19日〜22日17:00 必着

★11月8日以前の消印がある速達・簡易書留は、11月10日以降に届いても受理されます。

★北方キャンパスの小論文は9:00集合・9:30開始です。★国際環境工学部はひびきのキャンパスで9:30集合、午前に筆記、13:30から面接です。★国際環境工学部を受ける人は昼食を用意するよう書かれています。

★地域創生学群と情報イノベーション学部の集合時間は、要項に書かれていません。受験票に記載されたホームページのアドレスから確かめます。★この2つは、集合時間を過ぎると受験できません。

★身分証明書(顔写真つきで当日有効なもの)を必ず持参するよう書かれています。★追試験や予備日の記載は、どちらの要項にもありません。

準備の順番

★学校推薦型選抜を受ける人(2027年度)

時期 やること
★いますぐ ★自分が出せる区分を確かめる(評定、1高校あたりの人数、地域推薦の条件)。高校の先生に相談する
★10月15日まで 配慮が必要な人は書類を出す(必着)
★10月中 ★志望する学部の2025・2026年度の問題と出題の意図を読む。時間を計って書く
★10月下旬 入学希望理由書がある区分は自筆で仕上げる。★地域創生学類の全国推薦は事前課題のレポートを仕上げる
★高校の締切まで 書類を高校に出す。★資格の証明書の写しをそろえる
★11月2日〜9日 高校が出願書類を郵送(必着)
★11月29日 試験

★総合型選抜を来年度以降に受ける人

時期 やること
★高2の冬まで 学科を決める。★過去2年分の問題と出題の意図を保存する
★高3の春 英米学科は★英語の講義を聞いてメモを取り、日本語で要約し、英語で意見を書く練習。国際関係学科は★時事の政策を60分で論じる練習
★要項が出たら 出願期間と配点を確かめる。★あとから修正が出ていないかも確かめる
★7月下旬 ★建築デザイン学科の課題テーマ、生命工学科の事前課題が公表される。生命工学科は実験を始める
★8月 ★自己推薦書(自筆・1200字)を仕上げる
★9月上旬 出願(必着)
★9月下旬 1次選考
★10月 1次の内容を振り返る。英米学科は模擬授業、国際関係学科は小論文のテーマを、話せるようにする

★国際関係学科と地域創生学類は集団討論があります。★1人では練習できないので、早めに相手を探してください。

まとめ

  • ★総合型選抜は6学科・学類で103名と若干名です(英米20・国際関係10・地域創生60・機械若干名・建築5・生命工8)
  • ★試験の種類は学科ごとに違います。英米学科は英語の模擬授業と筆記、国際関係学科は小論文、地域創生学類は集団討論が1次選考です
  • ★合否判定の文に「1次選考の結果」が入っているのは英米学科・地域創生学類・生命工学科です。国際関係学科・機械システム工学科・建築デザイン学科の文には入っていません
  • ★要項に合計(満点)の記載はありません。共通テストは課されません
  • ★英米学科の筆記は、過去2年度とも日本語の要約(800字程度・50点)と英語のエッセイ(約250語・100点)でした
  • ★国際関係学科の小論文は60分・1問・150点で、2次の集団討論は1次の小論文と同じテーマで行われました
  • ★地域創生学類の小論文は60分・400字以内です。配点は集団討論200・小論文100・個別面接200です
  • ★国際環境工学部の総合型選抜は2027年度が初年度です。建築デザイン学科はテーマを事前に公表し、生命工学科は実験のレポートを1次選考の合格者が出します
  • ★総合型選抜に評定の基準はありません。地域創生学類だけ、前の年度までに卒業した人は出願できません
  • ★自己推薦書は自筆で1200字です
  • ★出願書類の作成に生成AIを使わないよう、両方の要項に明記されています
  • ★学校推薦型選抜は全学部で453名です。区分は全国・地域・商業科・総合学科・特別の4種類で、すべて高校の推薦が要ります
  • ★評定の基準は区分ごとに違います(3.0〜4.3、地域創生学類の全国推薦は学習成績概評A段階)。経済学部だけ既卒は出願できません
  • ★英米学科の全国推薦は英検準1級などの資格が、情報イノベーション学部の地域推薦は数検2級以上が出願の条件です
  • ★地域推薦は、市内の高校か、本人が2026年4月1日以前から市内に住んでいることが条件です。文学部は、地域推薦の条件を満たす人は全国推薦に出願できません
  • ★学校推薦型選抜の小論文は、法学部300点、文学部200点など、配点の大半を占める区分が多いです。2年分の問題と出題の意図が公開されています
  • ★経済学部・法学部・国際関係学科などは、本人が書く志望理由書がありません
  • ★合格すると、入学手続をしなくても、ほかの国公立大学の合格者にはなれません
  • ★入学金は市内居住者282,000円・それ以外423,000円で、市内居住者の定義は地域推薦の条件とは別です
  • ★学校推薦型選抜の出願書類は11月2日〜9日必着、試験は11月29日です

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