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東京経営大学の総合型選抜。2027年度は実施なし、通信制のオンライン大学で書類選考、志望動機書と作文を各600〜800字

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東京経営大学(東京都千代田区)は2025年4月に開学した通信制(オンライン)の大学で、総合型選抜という区分はありません。入学は書類選考で、志望動機書(600〜800字)と作文(見本では600〜800字)を全員が出し、必要なときはオンライン面接があります。2027年4月入学の出願は2026年11月1日から2027年3月31日までです。

東京経営大学は、東京都千代田区西神田に本部がある私立の通信制の大学です。学校法人大原学園が新しく設置し、2024年8月に文部科学省の設置認可を受けて、2025年4月に開学しました。授業はオンラインだけで、スクーリング(対面授業)なしで卒業できます。

学部 学科 入学定員 3年次編入学定員
経営学部 経営マネジメント学科(通信教育課程) 350名 150名

学科の中に4つの専攻(経営研究/税務・会計/情報/法律)があり、1つを選びます。経営学に加えて、数理・データサイエンス・AIも学びます。学位は学士(経営マネジメント学)です。

千葉県市川市の「東京経営短期大学」とは、設置者も所在地も違う別の学校です。東京経営大学は、改称や改組ではなく新しく設置された大学です。2027年度に向けた改組・定員変更・募集停止の告知はありません。

東京経営大学に、総合型選抜という区分はありません。 募集要項にも大学のWebにも、「総合型選抜」「学校推薦型選抜」「一般選抜」という区分は出てきません。入学の方法は次の3つです。

入学の方法 中身
一般入学(正科生・1年次入学) 書類選考。学力試験はなく、必要なときはオンライン面接で個別に状況を確かめる
3年次編入学 書類選考。短大・高専・専門学校の卒業者、大学に2年以上在学して62単位以上を取った人など
指定校推薦 2026年11月1日から受付開始とだけ公表され、出願資格・選考方法・人数は公開されていない

一般入学は、志望動機書や作文をもとにアドミッション・ポリシーに合っているかを見る書類選考で、中身はAO型に近いものです。ただし大学はこれを総合型選抜とは呼んでいません。

出典:東京経営大学「2027年度春学期 学生募集要項」「2026年度秋学期 学生募集要項」(PDF)、入学志願書・志望動機書・自己評価票・作文の各様式、入学案内・よくある質問・学費と修学支援・通学サポートコース・資格の大原の講座の無料受講制度・情報公開の各ページ、設置認可申請書類(基本計画書、設置の趣旨等を記載した書類)、設置計画履行状況報告書(令和7年度)(https://tokyomanagement-u.ac.jp/ )。開学と認可の状況は、文部科学省の令和7年度開設予定大学等の答申と一覧でも確認しました。表の数値と日程はページ画像で確認しました。2026年10月3日に確認しました。

2026年10月3日の時点で、2027年4月入学(春学期)の出願はまだ始まっていません(2026年11月1日から)。 2026年10月入学(秋学期)の募集は9月30日で終わりました。

書類選考で、試験場の試験はない

  • 学力試験も、試験場で書く小論文もありません
  • 書類を見たうえで、必要なときはオンライン面接で個別に状況を確かめることがあります
  • 配点は公表されていません
  • 出願資格は、高校の卒業(見込み)、高卒認定の合格などで、年齢の制限はなく、社会人も入学できます
  • 専願・併願の決まりはありません。入学手続のあと、学期が始まる前日までに辞退すれば授業料は返ってきます(入学検定料と入学金は返りません)

大学が設置の申請のときに示した判定の仕組みは次のとおりです。

アドミッション・ポリシー 見る書類
経営学やデータサイエンス・AIへの興味・関心・主体性、多様な人と協働して学ぶ態度 志望動機書と作文(全員)
自分の考えをきちんと表現できること 志望動機書と作文(全員)
高校の主要科目について教科書レベルの知識があること 高校卒業見込みの人は調査書、社会人などは自己評価票

書類だけで判断しにくいときは、第二段階としてオンライン面接を行います。★数学・英語の基礎が一定の水準に届かないと判断された人は、入学前の学習「数学入門」「英語入門」を受けることを条件に合格になります。

志望動機書と作文は各600〜800字、全員が出す

志望動機書:東京経営大学を志望した動機を、横書きで600字以上800字以内で書きます。字数が足りないと再提出になります。

作文:設問は次のとおりです。

  • 本学で経営学や数理・データサイエンス・AIを学ぶことについて、①本学で学ぶことへの「興味・関心・主体性」と、②「多様な人々と協働して学ぶこと」を踏まえて書く
  • ①②を踏まえたタイトルを自分で考えて付ける
  • 字数は、大学が公開している様式の見本では本文600字以上800字以内です

★作文の字数は資料によって違います。 様式の見本は600〜800字ですが、大学の設置計画履行状況報告書(令和7年度)は「400字から1000字」としています。募集要項の本文には字数が書かれていません。出願のときにWeb出願のガイドで確かめてください。

自己評価票(社会人などが出す。高校卒業見込みの人は代わりに調査書)は、英語(高校2年レベル)・国語(高校レベルの文章読解力)・数学(高校2年レベル)の理解度を、「完全に理解できる」から「全く理解できない」までの5段階から1つずつ選ぶ形です。

志望動機書と作文は内容が重なりやすいので、志望動機書は「なぜこの大学か」、作文は「どう学び、人とどう関わって学ぶか」と書き分けます(志望理由書の完全ガイド、自己PRの書き方、AIと社会のテーマ)。

出願書類

書類 高校卒業見込み 高校既卒 大学・短大・専門学校の卒業者 高卒認定の合格者
入学志願書 ○ ○ ○ ○
志望動機書(600〜800字) ○ ○ ○ ○
作文(見本では600〜800字) ○ ○ ○ ○
自己評価票 ― ○ ○ ○
調査書 ○ ― ― ―
卒業証明書・合格証明書など ― 高校の卒業証明書 卒業(見込み)証明書 合格証明書など

入学志願書・志望動機書・自己評価票・作文はWeb出願のときに登録し、郵送はいりません。証明書類は郵送します(最終日必着)。母語が日本語でない人は、在留資格と日本語力を証明する書類も出します。この大学に入学しても留学ビザは取れません。

日程と費用

区分 出願期間 選考・合否 10月3日時点
2027年度春学期(2027年4月入学) 2026年11月1日(日)〜2027年3月31日(水)(書類は最終日必着) 出願を受けるたびに選考し、受験番号の案内メールから2週間以内に合否案内サイトで発表 受付前
指定校推薦 2026年11月1日から受付 公開されていない 受付前
2026年度秋学期(2026年10月入学) 2026年5月1日〜9月30日 同上 終了
  • ★入学は4月と10月の年2回で、春学期の出願期間は約5か月と長く、出願を受けるたびに選考します
  • 出願はWeb出願です。締切の時刻は書かれていません
  • 入学検定料は20,000円、入学金は50,000円、授業料は年360,000円です。教材費が別にかかります(目安は年4万〜6万円)。オンデマンド授業の受講料はかかりません
  • 合格後は、決められた期日までに入学金と1年分の授業料を納めます(期日は合格者に個別に連絡)

入試につながる特待生制度や入学時の奨学金はありません。 高等教育の修学支援新制度(通信制の金額で、入学金と授業料の減免・給付奨学金)と、日本学生支援機構の貸与奨学金が使えます。在学中に決められた単位を取ると、系列の「資格の大原」のオンライン講座を無料で受けられる制度もあります。

授業はオンラインですが、春学期の入学者が任意で使える「通学サポートコース」があり、全国の大原の拠点で対面のサポートを受けられます(九州では福岡・北九州・大分・熊本)。

入学者:開学1年目は志願者全員が合格

開学した2025年度(2025年4月入学)の結果は次のとおりです。

区分 志願者 合格者 入学者
1年次 58 58 54
3年次編入 189 189 179

★志願者は全員合格しました。 1年次の入学者54人に対して、3年次編入が179人と多いのが特徴です。2025年秋学期と2026年度の数字は公表されていません。

サイトと要項で記載が違う箇所

学費・出願期間・定員は、サイトと要項で一致しています。一方、次の点に注意が必要です。

  • ★作文の字数が、様式の見本(600〜800字)と大学の報告書(400〜1000字)で違い、要項の本文には書かれていません
  • 入学案内のページは選考を「書類選考(学力選抜試験による選考はありません)」とだけ書いていて、要項にあるオンライン面接の可能性が書かれていません
  • よくある質問は、社会人の選考を「志望動機書か作文等により」判定すると書いていますが、要項では志望動機書と作文はどちらも全員が出す書類です
  • 様式の見本の年度表記が「2025」のままです(Web出願で登録するので、困ることは少ないとみられます)

どこから手をつけるか

2026年10月3日の時点で、2027年4月入学の出願は11月1日から始まります。

  • 志望動機書(600〜800字)と作文(見本では600〜800字)を先に仕上げておきます。作文は「興味・関心・主体性」と「多様な人々と協働して学ぶこと」の2点を必ず入れ、タイトルを自分で付けます
  • 社会人は自己評価票で英語・国語・数学の理解度を申告します。基礎が足りないと判断されても、「数学入門」「英語入門」を受けることを条件に合格になる仕組みです
  • 出願を受けるたびに選考され、2週間以内に合否が出ます。3月31日まで出願できますが、学費の準備や入学前の学習を考えると、早めの出願が安心です
  • 高校生で指定校推薦を考えている人は、高校の先生に確認します

まとめ

  • 東京都千代田区の通信制(オンライン)の大学。学校法人大原学園が設置し、2025年4月に開学。経営学部経営マネジメント学科(1年次350名・3年次編入150名、4専攻)
  • 千葉県市川市の東京経営短期大学とは別の学校
  • ★総合型選抜という区分はない。入学は書類選考の一般入学、3年次編入、指定校推薦(詳細は非公開)
  • 学力試験も試験場の小論文もない。必要なときはオンライン面接。配点は非公表
  • ★志望動機書(600〜800字)と作文(見本では600〜800字、テーマは「興味・関心・主体性」と「多様な人々と協働して学ぶこと」)を全員が出す。社会人は自己評価票、高校生は調査書
  • 数学・英語の基礎が足りないと判断されると、「数学入門」「英語入門」の受講を条件に合格
  • 2027年4月入学は2026年11月1日〜2027年3月31日に出願、随時選考で2週間以内に合否。検定料20,000円、入学金50,000円、授業料年360,000円
  • 入試につながる特待はない。修学支援新制度は使える
  • 開学1年目(2025年度)は志願者全員が合格(1年次54人、3年次編入179人が入学)
  • サイトと要項の注意点:作文の字数(600〜800字と400〜1000字)、オンライン面接の記載の有無、FAQの「志望動機書か作文」

総合型選抜そのものの進め方は総合型選抜の完全ガイド、大学別の記事は大学別対策の作り方から探せます。オンラインで学ぶ大学ではサイバー大学の記事もあわせて読めます。

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