小論文キャンパス
大学別対策

和歌山リハビリテーション専門職大学の総合型選抜。Ⅱ〜Ⅶ期は小論文800字・グループワーク・面接、Ⅰ期はエントリー型で小論文免除

約7分で読めます

和歌山リハビリテーション専門職大学(和歌山市)の2027年度総合型選抜は専願で、Ⅰ期のエントリー型(エントリーシート、グループワーク、面接、レポート課題)と、Ⅱ〜Ⅶ期の小論文・グループワーク型(小論文800字以内、グループワーク、面接、調査書)があります。オープンキャンパスか入試説明会に参加すると検定料が10,000円になります。2026年9月28日の時点ではⅡ期の出願が10月2日(必着)までで、試験は10月11日です。

和歌山リハビリテーション専門職大学は、和歌山市湊本町(南海本線の和歌山市駅から徒歩約5分)にある私立の専門職大学です。健康科学部 リハビリテーション学科に、理学療法学専攻(入学定員40名)と作業療法学専攻(40名)があり、卒業すると理学療法士・作業療法士の国家試験の受験資格が得られます。

2027年度の総合型選抜は2つの型で、どちらも専願です。募集人員は総合型選抜全体で各専攻10名(Ⅰ〜Ⅶ期の合計)で、期ごとの内訳はありません。試験はすべて大学で行います。

型 期 選考 配点
エントリー型 Ⅰ期 エントリーシート(事前提出)、グループワーク、面接、調査書、内定後のレポート課題。小論文は免除 エントリーシート・課題50点、グループワーク50点、面接50点、書類・調査書50点(計200点)
小論文・グループワーク型 Ⅱ〜Ⅶ期 小論文(800字以内)、グループワーク、面接(個別または集団、10〜15分程度)、調査書 公表されていない
期 試験日 出願期間(必着) 合格発表
Ⅱ期 10月11日(日) 9月24日〜10月2日 11月6日
Ⅲ期 11月15日(日) 10月26日〜11月6日 11月20日
Ⅳ期 12月13日(日) 11月24日〜12月4日 12月18日
Ⅴ期 2027年1月24日(日) 1月5日〜1月15日 1月29日
Ⅵ期 2027年2月21日(日) 1月29日〜2月12日 2月26日
Ⅶ期 2027年3月5日(金) 2月22日〜2月26日 3月12日

2026年9月28日の時点では、Ⅰ期(エントリー型)は試験(9月13日)と内定通知(9月25日)が終わり、内定者がレポート課題(10月9日必着)に取り組む段階です。これから受けられるのはⅡ期(出願10月2日必着、試験10月11日)以降の小論文・グループワーク型です。

出典:和歌山リハビリテーション専門職大学「2027年度(令和9年度)総合型選抜(Ⅰ期)<エントリー型>要項」、「2027年度 総合型選抜エントリーシート」、各種入試制度(https://wakayama.kyowa.ac.jp/entrance-exam-information/entrance-exam/)、募集要項(https://wakayama.kyowa.ac.jp/entrance-exam-information/application-requirements/)、「グループワーク」「小論文 過去問題」(いずれも大学公式サイトのPDF)。2026年9月28日に確認しました。

出願資格:専願、既卒は卒業後5年以内

総合型選抜は、高校を卒業した人(2027年3月卒業見込みを含む)で、大学のアドミッション・ポリシーを深く理解し、本学を第一志望とする専願者が対象です。既卒生は高校卒業後5年以内に限られます。出願資格に評定平均の基準は書かれていません。

出願書類は、調査書、入学志願書(大学指定の用紙に黒ボールペンで自筆、写真を貼る)、受験票(写真2枚)、検定料の振込、返信用の封筒2つ(速達料金分の切手を貼る)です。既卒生は履歴書と高校の卒業証明書も出します。志望理由書は求められていません。出願は郵送で、期日必着です。入学志願書の様式はサイトに載っていないので、大学に確認してください。

検定料は25,000円ですが、2026年4月以降のオープンキャンパスか入試説明会に参加した人は10,000円になります。

小論文:800字以内、一行のテーマに答える形

Ⅱ〜Ⅶ期の小論文は800字以内です。試験時間は公表されていません。大学は小論文の過去問題を公開していて、どれも資料文のない一行のテーマです(年度やどの入試の問題かは書かれていません)。

  • 人間の優しさ
  • リハビリテーションの可能性
  • 本学に期待すること
  • 大学のキャンパス生活への夢と希望
  • 大学でしたいこと
  • 10年後の自分の姿(希望を含めて)
  • 「職業奉仕」について考えること

テーマは身近ですが、リハビリテーションの専門職をめざす人としての考えを書くと、面接で話す志望理由とそろいます。たとえば「人間の優しさ」なら、優しさを一般論で語るのではなく、相手の立場に立つことが理学療法士や作業療法士の仕事でどう生きるかまで書きます。800字なら、最初に自分の考えを一文で示し、理由と具体例(体験や見聞きしたこと)、予想される反論への答え、結論の順に組み立てると、時間内にまとまります(小論文の構成メモ、小論文の頻出テーマ:地域医療)。

グループワーク:意見を言い、周りの意見を生かす

グループワークは、4〜5名のグループで、教員がファシリテーター(進行役)になって進めます。大学が挙げる評価のポイントは3つで、「受験生の社会性・協調性を測ります」としています。

  • 自分の意見を言えたか
  • 周りの意見を尊重できたか
  • 皆の意見を反映して話せたか

理学療法士や作業療法士は、患者さんや家族、医師・看護師などとチームで働く仕事です。グループワークでは、最初に自分の意見を短く言い、他の人の意見を受けて「〇〇さんの意見と合わせると」とつなげる発言を意識します(グループディスカッションの対策)。

面接は個別か集団で10〜15分程度です。大学のQ&Aでは、本学への志望動機や自己アピールなどを聞くとしています(面接でよく聞かれる質問)。

Ⅰ期(エントリー型):来年度に受ける人へ

Ⅰ期のエントリー型は、6月下旬から9月1日までにエントリーシートを出し、9月の試験でグループワークと面接を受けます(小論文は免除)。内定通知と一緒に届く「レポート課題」を自宅で書いて送り、11月1日に合否が決まります。要項では、6月〜8月のオープンキャンパスか入試説明会への参加が出願資格になっています(参加できない場合は別途相談)。

エントリーシートは2問で、字数の指定はなく、罫線の枠に手書きします。

設問 内容 欄の大きさ
1 本学のアドミッション・ポリシーをよく読み、あなたの自己アピールを述べる 12行
2 あなたが今までで最も打ち込んだこと 13行

学費

1年次の納入額は1,750,000円(入学金250,000円、授業料1,000,000円、施設整備負担金300,000円、教育充実負担金200,000円)で、2〜4年次は各1,550,000円です。ほかに教科書代(年間10〜15万円程度)や実習用の衣服などの費用がかかります。

どこから手をつけるか

Ⅱ期(出願10月2日必着、試験10月11日)を受けるなら

  1. 出願書類(調査書、入学志願書、受験票、返信用封筒)をそろえる。オープンキャンパスや入試説明会に参加していれば検定料は10,000円
  2. 過去問題のテーマで800字の小論文を書く練習をする
  3. 志望動機と自己アピールを、理学療法士・作業療法士をめざす理由とつなげて話せるようにする

Ⅱ期に間に合わない場合も、Ⅲ期(出願10月26日〜11月6日、試験11月15日)から3月のⅦ期まで試験があります。

まとめ

  • 和歌山リハビリテーション専門職大学の総合型選抜は専願で、Ⅰ期のエントリー型とⅡ〜Ⅶ期の小論文・グループワーク型
  • Ⅱ〜Ⅶ期は小論文(800字以内)、グループワーク、面接、調査書。過去の小論文は一行テーマ型
  • グループワークは4〜5名で、社会性・協調性を見る
  • オープンキャンパスか入試説明会に参加すると検定料が25,000円から10,000円になる
  • 2026年9月28日の時点で、Ⅱ期の出願は10月2日(必着)まで、試験は10月11日

総合型選抜そのものの進め方は総合型選抜の完全ガイド、大学別の記事は大学別対策の作り方から探せます。和歌山県の私立大学は和歌山信愛大学や高野山大学、リハビリテーションを学べる近畿の専門職大学はびわこリハビリテーション専門職大学の記事にもあります。

Related

関連記事

← 「大学別対策」の記事一覧へ