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新潟リハビリテーション大学の総合型選抜。課題のテーマは事前に公表される

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新潟リハビリテーション大学の総合型選抜は多様性重視型と対話重視型の2タイプ。対話重視型の課題回答試験はテーマが事前に大学サイトで公表されます。志望理由書は自筆600字で、生成AIの使用は禁止です。

新潟リハビリテーション大学(新潟県村上市)の総合型選抜は、2つのタイプに分かれています。

  • 多様性重視型(第1回・第2回・第3回・第6回):学力試験を行わず、面接と出願書類のみ
  • 対話重視型(第4回・第5回):課題回答+面接+出願書類

そして対話重視型の「課題回答試験」には、こんな一文が付いています。

※ 課題回答試験のテーマについては、事前に本学ホームページに提示します。試験では、そのテーマについての内容を回答していただきます。

何について答えるかが、試験の前にわかります。

この記事は、新潟リハビリテーション大学が公開している令和9年度学生募集要項と、志望理由書の様式をもとにまとめました。

出典:新潟リハビリテーション大学「令和9年度 学生募集要項」「【総合型・学校推薦・社会人受験者用】志望理由書(600字)(様式)」「総合型選抜(多様性重視型・対話重視型)」「入試概要・区分」(いずれも2026年9月22日に確認)

なお、大学はこう案内しています。

※募集要項等の配布はおこなっておりません。 下記よりダウンロードや印刷をお願いいたします。

学科と募集人員

学部は医療学部 リハビリテーション学科のひとつで、3つの専攻があります。

専攻 修業年限 総合型選抜の募集人員
理学療法学専攻 4年 10名
作業療法学専攻 4年 5名
心理学専攻 4年 5名

理学療法・作業療法と並んで心理学専攻があるのが、この大学の特徴です。

日程は6回

区分 タイプ 出願期間(必着) 試験日 合格発表(15:00〜)
第1回 多様性重視型 令和8年9月7日〜10月2日(金) 10月17日(土) 11月4日(水)
第2回 多様性重視型 令和8年11月4日〜11月13日(金) 11月21日(土) 11月30日(月)
第3回 多様性重視型 令和8年11月30日〜12月11日(金) 12月19日(土) 12月24日(木)
第4回 対話重視型 令和8年12月14日〜令和9年1月6日(水) 1月9日(土) 1月15日(金)
第5回 対話重視型 令和9年2月22日〜3月9日(火) 3月12日(金) 3月18日(木)
第6回 多様性重視型 令和9年3月1日〜3月19日(金) 3月24日(水) 3月24日(水)

第6回は試験日と合格発表日が同じです。3月下旬という時期を考えると、最後の受け皿として用意されているのでしょう。

※入学検定料の支払いは、出願締切日前日の23:59までです。

入学検定料は30,000円、出願はインターネット出願のみ、会場は村上会場(新潟リハビリテーション大学)です。

そして要項には、こんな一文もあります。

※試験会場に時計は設置しません。

腕時計を持っていく必要があります。

なお、2026年9月22日時点で第1回が出願受付中です(10月2日必着、試験日10月17日)。

専願。辞退は原則できない

本学を専願する者で、次のいずれかに該当する者。 ※総合型選抜は専願となりますので、合格後の入学辞退は原則できません。

評定平均の条件はありませんが、辞退できないという点は事前に確認しておくべきです。

求める学生像は3つ挙げられています。

①多様な地域社会・国際社会への問題意識と自分の意見を有している人、②医療・福祉等の専門知識の修得を目指す明確な目的を持った人、③入学後の勉学に取り組める姿勢や意欲・熱意が認められる人

①に「問題意識と自分の意見」とあるのが、この選抜の性格を表しています。医療の勉強をしたい、だけでは①に届きません。

多様性重視型は書類が100点

第1回・第2回・第3回・第6回がこのタイプです。

入学者の選抜は、「学力試験」は行わず、「面接」および「出願書類」により行います。 評価方法:主体性、多様性を重視し、面接と出願書類により多面的・総合的に評価します。

面接 出願書類 合計
100点 100点 200点

面接と出願書類が同じ100点です。出願書類の中身はこう定義されています。

※出願書類は入学志願票・志望理由書・調査書とします。 ※調査書については、「基礎学力」「特別活動」を中心に評価します。

入学志願票は事実を書く書類なので、実質は志望理由書と調査書で100点ということになります。

学力試験がないぶん、書いたものと話したことだけで合否が決まる構成です。

対話重視型は課題回答が100点

第4回・第5回がこのタイプです。

入学者の選抜は、「課題回答」、「面接」および「出願書類」により行います。 評価方法:考える力、コミュニケーション能力を重視し、課題に対する回答、面接と出願書類により多面的・総合的に評価します。

課題回答 面接 出願書類 合計
100点 50点 50点 200点

課題回答だけで100点。多様性重視型と比べると、出願書類の比重が100点から50点に下がり、そのぶんが課題回答に移っています。

当日の流れはこうです。

受付 9:30〜9:50/課題回答試験・面接試験 10:00〜 課題回答試験終了後、続けて面接を行います。 ※ 課題回答試験と面接試験の1人あたりの所要時間については志願者数等に応じて決定します。目安としては、各々の試験で10分、計20分となります。

課題回答試験の目安が10分で、そのまま面接に続きます。1人あたりの時間が決まっていて、志願者数に応じて当日に決まるという書き方からも、筆記ではなく対面で答える形式だと読めます。「対話重視型」という名前とも一致します。

そして冒頭に挙げたとおり、テーマは事前に公表されます。

※ 課題回答試験のテーマについては、事前に本学ホームページに提示します。試験では、そのテーマについての内容を回答していただきます。

10分で話せるように、テーマについて調べて、考えをまとめておく。これが対話重視型の準備の中心になります。

10分は、原稿にすると2,500〜3,000字程度です。とはいえ、暗記した原稿を読み上げる形式ではありません。話す順番と、根拠にする事実を決めておいて、あとは言葉で組み立てるほうが、この形式には合っています。

求める学生像の①「多様な地域社会・国際社会への問題意識と自分の意見」を思い出してください。テーマに対して自分の意見があるかが、そのまま問われる場になります。

志望理由書は自筆600字。生成AIは禁止

出願書類のうち、志望理由書は様式が公開されています。

志願する理由を、志願者本人が自筆・横書きで600字以内で記入してください。(鉛筆不可、黒の筆記用具使用)

25字×24行=600字のマス目が用意された用紙です。自筆で、鉛筆は不可、黒の筆記用具を使います。

そして要項の出願書類の説明には、こう書かれています。

②志願理由書 チャットGPT等の生成AIの使用は禁止(ホームページよりダウンロード)

生成AIの使用が明文で禁止されています。志望理由書についてここまではっきり書いている大学は、まだ多くありません。

600字という分量は、志望理由書としては短いほうです。志望理由ひとつに絞って書く分量だと考えてください。多様性重視型では、この600字が調査書と合わせて100点を担います。

出願の細かい指定もあります。

※出願の際には本学所定の「宛名ラベル」(ホームページよりダウンロード)を使用してください。

合否は自分で確認する

合格発表日の15:00以降に、WEB出願システムにて合否(速報)を確認できます。電話による問い合わせには応じません。 合格者には合格通知および入学手続書類等を郵送します。なお、不合格者への郵送による通知はありません。

不合格の場合、郵便は届きません。自分でWEB出願システムを見に行く必要があります。

入学手続にも期限があります。

入学手続き納入金のお振込み、手続き書類の提出は入学手続き期限最終日の17:00までとします。

参考:学校推薦型選抜には小論文800字がある

総合型選抜に小論文はありませんが、学校推薦型選抜(公募制)には小論文があります。

入学者の選抜は、小論文、面接および出願書類により行います。

小論文 面接 出願書類 合計
100点 50点 50点 200点

試験時間割も公開されています。

受付 9:10〜9:30/小論文 800字 9:45〜10:45/面接(個人面接)11:00〜 ※面接は目安として10分〜15分で個別面接 ※昼食は各自の判断で準備してください。

800字を60分です。評価の観点も明記されています。

大学の学修に必要な基礎学力を測るため、小論文においてはテーマを正しく理解し、自らの意見を的確にまとめる能力があるか、論理的な思考力・表現力があるかについて評価します。

「テーマを正しく理解し」が最初に来ている点に注目してください。総合型選抜の課題回答試験も「そのテーマについての内容を回答していただきます」という書き方です。この大学は一貫して、出された問いを正しく受け取れるかを見ています。

学校推薦型選抜(公募制)の出願資格は、本学を専願し、全体の学習成績の状況が3.0以上、出身学校長の推薦です。求める学生像は「幅広い基礎学力(特に国語力)に加え、学習習慣をしっかりと身に付けた人」と書かれていて、国語が名指しされています。

募集人員は理学療法学専攻15名/作業療法学専攻7名/心理学専攻7名(指定校制・高大連携を含む)で、総合型選抜より大きい枠です。

どこから手をつけるか

  1. 多様性重視型か対話重視型かを決める。 第1〜3回・第6回が前者、第4回・第5回が後者です
  2. 志望理由書600字を自筆で書く。 鉛筆は不可、黒の筆記用具です
  3. 書き直しを見込んで早めに始める。 自筆なので清書に時間がかかります
  4. 多様性重視型なら、書類が100点であることを意識する。 面接と同じ重さです
  5. 対話重視型なら、大学サイトでテーマの公表を待つ。 事前に出ます
  6. テーマについて10分話せるように準備する。 課題回答が100点です
  7. 専攻に関わる話題に自分の意見を持つ。 求める学生像の1番目です
  8. 腕時計を用意する。 会場に時計はありません

まとめ

  • 新潟リハビリテーション大学の総合型選抜は医療学部 リハビリテーション学科の理学療法学専攻10名/作業療法学専攻5名/心理学専攻5名
  • 2タイプあります。多様性重視型(第1・2・3・6回)と対話重視型(第4・5回)
  • 多様性重視型は学力試験なし。面接100点+出願書類100点=200点
  • 対話重視型は課題回答100点+面接50点+出願書類50点=200点
  • 対話重視型の課題回答試験は、テーマが事前に大学ホームページで公表されます
  • 課題回答試験の目安は10分、続けて面接10分(計20分目安)
  • 出願書類は入学志願票・志望理由書・調査書。調査書は「基礎学力」「特別活動」を中心に評価されます
  • 志望理由書は自筆・横書き・600字以内(25字×24行、鉛筆不可・黒の筆記用具)
  • 「チャットGPT等の生成AIの使用は禁止」と要項に明記されています
  • 専願で、合格後の入学辞退は原則できません。評定の条件はありません
  • 試験会場に時計は設置されません
  • 不合格者への郵送通知はありません。合否は発表日15:00以降にWEB出願システムで確認します
  • 参考:学校推薦型選抜(公募制)には小論文800字・60分(100点)があります。評価は「テーマを正しく理解し、自らの意見を的確にまとめる能力」「論理的な思考力・表現力」
  • 募集要項は配布されていません。大学サイトからダウンロードして使います
  • 2026年9月22日時点で第1回が出願受付中です(10月2日必着)

総合型選抜そのものの進め方は総合型選抜の完全ガイド、大学別の記事は大学別対策の作り方から探せます。新潟県の私立大学は新潟産業大学と新潟食料農業大学の記事にもあります。

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