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大阪工業大学の総合型選抜。AO入試は志望理由書800字と学科指定の書類、約20分の面接、2次は学修計画書1000字。知的財産学部は小論文1200字も

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大阪工業大学の2027年度総合型選抜AO入試(学部学科特色型)は全学部・全学科で計63名(課外活動評価型を含む)。1次は志望理由書(800字以内)と学科が指定する書類の書類審査、プレゼンテーションと口頭試問を中心とする約20分の個人面接で、1次は併願可。2次は学修計画書(1000字程度)の書類審査で専願です。電気電子システム工学科は小論文「大学卒業後の自分」(800字以内)、知的財産学部は1000〜1200字の小論文を事前に提出します。

大阪工業大学は、大宮(大阪市旭区)、梅田(大阪市北区)、枚方(大阪府枚方市)の3キャンパスを持つ私立大学です。工学部、ロボティクス&デザイン工学部、情報科学部、知的財産学部(文系)があります。

2027年度の総合型選抜はAO入試で、2つの型があります。

  • 学部学科特色型:全学部・全学科。志望する学問領域で「特筆すべき自作作品や活動等の実績または成果のある者」が対象
  • 課外活動評価型:工学部5学科と情報科学部3学科。高校で課外活動に積極的・継続的に取り組み、入学後も学生プロジェクトや課外活動団体での活動を強く希望する人が対象

2つの型は併願できず、出願は1学科だけです。この記事では、主に学部学科特色型を扱います。

選考は2段階で、1次選考(書類審査と面接)は併願可、2次選考(書類審査)は専願です。筆記試験はありません。

2026年9月27日の時点で、1次選考(9月19日)は終わっています。1次の合格発表は9月28日、2次選考の出願(学修計画書の提出)は9月28日〜10月2日、最終の合格発表は11月2日です。

出典:大阪工業大学 入試情報サイト「入試制度・日程」(https://www.oit.ac.jp/admission/exam/admission_guide.html )、「2027年度 総合型選抜AO入試」リーフレット(電子ブック)、「出願書類」(https://www.oit.ac.jp/admission/outline/document.html )の「AO入試(学部学科特色型)学生募集要項」。いずれも2026年9月27日に確認しました。

募集人員(学部学科特色型)

学部 学科 募集人員
工学部 都市デザイン工学科・建築学科・機械工学科 各3名
工学部 電気電子システム工学科・電子情報システム工学科・応用化学科・環境工学科・生命工学科 各4名
ロボティクス&デザイン工学部 ロボット工学科・システムデザイン工学科・空間デザイン学科 各3名
情報科学部 データサイエンス学科・情報システム学科 各2名
情報科学部 実世界情報学科・情報知能学科・情報メディア学科 各3名
知的財産学部 知的財産学科 12名

合計63名で、課外活動評価型の人数を含みます。出願資格には、学科ごとに学習成績の状況(数学・理科・外国語の平均など)が3.5以上という条件があり、入学までに指定された科目(数学Ⅲと物理など)を自習し、入学後に補習を受けることも条件です。

日程

段階 日程
1次選考の出願 9月1日〜9月7日(消印有効)
1次選考(面接) 9月19日(土)。工学部・知的財産学部は大宮、ロボティクス&デザイン工学部は梅田、情報科学部は枚方
1次選考の合格発表 9月28日(月)
2次選考の出願(書類審査のみ) 9月28日〜10月2日(消印有効)
合格発表 11月2日(月)

1次選考:書類審査と約20分の個人面接

出願書類

  • 志望理由書(大学所定の様式):志望理由と、出身学校での活動内容を800字以内で書く
  • 学科が指定する書類(学科ごとに違う。次の表)
  • 調査書
学科 学科が指定する書類(要点)
都市デザイン工学科 都市デザイン工学に関連する成果品(課題を抽出し、文献・実験・現地調査などで作った報告書など)や作品(構造物の模型や図面など)の説明資料
建築学科 在籍校の建築設計課題や設計競技に応募した作品2点(A3縮小カラーコピー、1点は個人作品)
機械工学科 ものづくりや調査研究に関連する自作作品・活動の内容を示す資料
電気電子システム工学科 ①自作作品・活動や取り組みの記述(A4・1枚)と、②小論文「大学卒業後の自分」(A4・1枚、800字以内)
電子情報システム工学科 自作作品・活動や自分のアピールポイントの記述(共同の場合は自分の貢献部分を明示)
応用化学科 高校で取り組んだ科学に関する探究学習・課題研究・コンテストなどから1つ選び、内容を具体的に説明する
環境工学科 環境と持続可能性について取り組んだ内容と成果の記述
生命工学科 探究学習や課題研究などの実験・調査で主体的に取り組んだ内容の記述
ロボット工学科・システムデザイン工学科 自作作品・活動に関する内容の記述
空間デザイン学科 ポートフォリオ(作品集、活動報告書など)
情報科学部(全学科) 情報・データサイエンス分野の自作作品・活動の記述(使った情報・数理技術の詳細も書く)
知的財産学科 小論文(A4・1枚、1,000〜1,200字)

知的財産学科の小論文のテーマは、「自身がレポートやプレゼン資料を作成する際に書籍やWEB情報を利用した場合、知的財産権上考えなくてはならないことを挙げ、知的財産について考えなかった場合に起こり得る問題・影響について解説してください」です。評価のポイントとして、知的財産への関心度と学修意欲、「自身の意見を論理的かつ適切に表現できる思考力・言語力」が挙がっています。

面接(個人面接、20分程度)

多くの学科は、次の流れです。

  1. 自作作品・活動に関するプレゼンテーション(10分程度)。説明資料(パワーポイントかPDF)を2部用意し、パソコンを使う場合は各自で持参
  2. プレゼンと学科が指定する書類についての口頭試問
  3. 志望学科のアドミッション・ポリシーに関する口頭試問(基礎学力の試問を含む)
  4. 志望理由、入学前・入学後の学修計画、将来の目標・進路についての口頭試問

建築学科は、作品についてのプレゼン(5分程度)と志望理由についてのプレゼン(5分程度)の2つです。知的財産学科はプレゼンがなく、志望理由、高校で学んだこと、学修計画、将来の目標、指定書類についての口頭試問です(受験者が多い場合はグループ面接)。

口頭試問に基礎学力の確認が含まれるので、作品の説明だけでなく、志望学科に関わる数学・理科の基本も確認しておく必要があります。発表の組み立てはプレゼンテーション型入試の対策に書きました。

2次選考:学修計画書(1,000字程度)

1次選考の合格者は、学修計画書(大学所定の様式、1,000字程度)を提出し、書類審査で最終の合否が決まります。2次選考から専願で、合格したら入学することが条件です。

1次の面接でも「入学前・入学後の学修計画」を聞かれているので、学修計画書はその内容を具体化する書類です。入学前に自習する準備学習科目(数学Ⅲ・物理など)をどう進めるか、入学後にどの分野をどう学ぶかを、学科の学びに沿って書くことになります。

2026年度の結果(参考)

型 志願者 合格者
学部学科特色型 112名 69名
課外活動評価型 10名 4名

AO入試の入学手続を終えた人は、一般入試を無料で受けて特待生(授業料の免除など)に挑戦できる「特待生チャレンジ制度」も使えます。

どこから手をつけるか

1次に合格して2次に出願するなら(9月28日〜10月2日)

  • 学修計画書(1,000字程度)を書く。面接で話した学修計画を土台に、入学前の準備学習と入学後の学び、将来の進路をつなげる

来年以降に受けるなら

  1. 志望学科の「学科が指定する書類」を確認し、高校のうちに作品や探究の成果を形にしておく。知的財産学科なら1,000〜1,200字の小論文、電気電子システム工学科なら800字の小論文も準備する
  2. 志望理由書(800字以内)には、志望理由と出身学校での活動内容の両方を書く
  3. 10分程度のプレゼンと、基礎学力を含む口頭試問に備える

まとめ

  • 大阪工業大学の総合型選抜はAO入試(学部学科特色型・課外活動評価型)。学部学科特色型は全学部・全学科で計63名(課外活動評価型を含む)
  • 1次は志望理由書(800字以内)と学科が指定する書類の書類審査と、約20分の個人面接(プレゼン10分程度+基礎学力を含む口頭試問)。1次は併願可
  • 電気電子システム工学科は小論文「大学卒業後の自分」800字以内、知的財産学科は小論文1,000〜1,200字を事前に提出
  • 2次は学修計画書(1,000字程度)の書類審査で専願
  • 2027年度は1次の合格発表が9月28日、2次の出願が9月28日〜10月2日

総合型選抜そのものの進め方は総合型選抜の完全ガイド、大学別の記事は大学別対策の作り方から探せます。大阪府の私立大学は大阪歯科大学や大阪経済大学、関西大学の記事にもあります。

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