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くらしき作陽大学の総合型選抜。600字のレポートを出して口頭試問か面接、音楽学部は講習会連携型なら当日の試験なし

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くらしき作陽大学(岡山県倉敷市)の2027年度総合型選抜は、夢・未来語り型、オープンキャンパス活用型、オープンセミナー連携型、探究学習型A・B、体育実技型、音楽講習会連携型で、すべて専願です。多くの方式は600字までのレポートを出願時に出し、当日は口頭試問か10分程度の個人面接を受けます。当日の小論文はありません。2026年9月29日の時点でⅠ期は締め切られ、Ⅱ期の出願は11月27日からです。

くらしき作陽大学は、岡山県倉敷市玉島長尾にある私立大学です。音楽学部(音楽学科)、食文化学部(栄養学科、食マネジメント学科)、子ども教育学部(子ども教育学科)、健康スポーツ教育学部(健康スポーツ教育学科)があり、入学定員は合わせて350名です。

2027年度の総合型選抜はすべて専願で、方式は次のとおりです。多くの方式は、出願のときに600字までのレポートを出し、当日は口頭試問か個人面接を受けます。当日に小論文を書く方式はありません(2026年度まであった小論文型は、2027年度の要項にはありません)。配点は公表されていません。

方式 対象 出願の条件 当日の選考
夢・未来語り型 食文化・子ども教育・健康スポーツ教育、音楽(音楽デザイン専修) イベント参加は不要 口頭試問A(提出したレポートの内容を口頭で説明し、質問に答える)
オープンキャンパス活用型 同上 オープンキャンパスに参加 個人面接(10分程度)
オープンセミナー連携型 食文化・子ども教育・健康スポーツ教育 オープンセミナーに参加 個人面接(10分程度)
探究学習型A 同上と音楽(音楽デザイン専修) 探究的な活動を発表するコンテスト・行事などに参加 プレゼンテーションと個人面接
探究学習型B 同上 作陽探究ワークショップに参加(受講証明書) 口頭試問B(ワークショップで学んだ内容を口頭で説明)
体育実技型 健康スポーツ教育 オープンキャンパス、オープンセミナー、練習会のいずれかに参加 新体力テストと個人面接
音楽講習会連携型 音楽学部の全コース・専修 作陽音楽講習会に参加し、出願許可書を得る 当日の試験なし(調査書と志望理由書で判定)

募集人員は学科ごとに全方式・全期の合計で、音楽学科20名、栄養学科20名、食マネジメント学科15名、子ども教育学科30名、健康スポーツ教育学科25名です。検定料は30,000円です。

期 出願期間(必着) 試験日 合格発表
Ⅰ期 9月15日〜9月25日 10月17日(土) 11月2日
Ⅱ期 11月27日〜12月4日 12月13日(日) 12月21日
Ⅲ期 2027年1月6日〜1月20日 2月3日(水) 2月15日
Ⅳ期(音楽学部のみ) 2027年2月22日〜3月5日 3月10日(水) 3月19日

2026年9月29日の時点では、Ⅰ期の出願は締め切られ、試験(10月17日)を待つ段階です。次はⅡ期(出願11月27日〜12月4日、試験12月13日)です。探究学習型はⅠ期・Ⅱ期だけ、Ⅲ期は夢・未来語り型、オープンキャンパス活用型、オープンセミナー連携型、体育実技型、音楽講習会連携型で行います。

出典:くらしき作陽大学・作陽短期大学「2027年度 入学試験要項」(https://www.ksu.ac.jp/wp-content/themes/ksu-new/pdf/admissions/docs/2027_nyushi_guide.pdf)、出願書類の様式(各レポート・志望理由書・活動報告書ほか)、「作陽音楽講習会要項2026」、募集情報(https://www.ksu.ac.jp/admissions/info/)。2026年9月29日に確認しました。

レポートは600字まで、方式ごとに設問が違う

夢・未来語り型、オープンキャンパス活用型、オープンセミナー連携型は、出願のときに大学所定の用紙(マス目)に600字までで手書きのレポートを出します。当日はその内容について話すので、書いた段階で答えの中身が決まります。

方式 レポートの設問(要旨) 要項が示す観点
夢・未来語り型 高校時代に最も時間を費やした(または最も苦労した)活動と、それを通じて誰かに貢献できた・貢献したいと強く感じた瞬間 周囲の誰かへの貢献/地域・社会への好影響/入学後にその活動をどう発展させ、何を学ぶか
オープンキャンパス活用型 オープンキャンパスで得た体験を具体例を挙げ、本学を志望する理由と関連づけて 具体的な体験/そこで感じたこと/本学で何を学び、どう深めるか
オープンセミナー連携型 参加した模擬講義をテーマごとにまとめ、入学後に学びたいことと関連づけて志望理由とともに 模擬講義を整理できているか/興味を持った点/入学後に学びたいこと

600字は原稿用紙1枚半ほどです。3つの観点を均等に書こうとすると浅くなるので、体験は1つに絞って具体的に書き、そこから「大学で学びたいこと」につなげる形にすると収まります(小論文の構成メモ、志望理由書の書き方)。

夢・未来語り型と探究学習型Bの当日は「口頭試問」で、提出したレポート(またはワークショップで受けたプログラム)の内容を自分で説明し、質問に答えます。原稿を読み上げるのではなく、話して伝える形なので、レポートの要点を3つほどに整理して、声に出す練習をしておきます(面接でよく聞かれる質問)。

事前面談を済ませると、当日の個人面接が免除される

オープンキャンパスやオープンセミナーなどの大学のイベントの日には事前面談があります(面接ではありません)。出願開始日までに事前面談を済ませておくと、総合型選抜に限り当日の個人面接が課されません。対象になるのは、オープンキャンパス活用型・オープンセミナー連携型・探究学習型A・体育実技型の個人面接で、口頭試問は免除の対象外です。

オープンセミナーは各学部の60分の模擬授業で、希望者向けに総合型選抜の対策講座と事前面談も行われます。2026年の日程のうち、10月10日と11月8日はこれからです。オープンセミナー連携型でⅡ期・Ⅲ期に出願したい人は、この2回のどちらかに参加することになります。オープンキャンパス(5月〜8月)と作陽探究ワークショップ(8月)は終わっています。

また、大学のイベントに3回以上参加すると、検定料30,000円が免除される「作陽パスポート」があります(同じイベント3回は無効、同日開催は1回と数えます)。

探究学習型と体育実技型

探究学習型Aは、高校在学中に、学部の求める人物像に合った探究的な活動をコンテストや行事で発表した人が対象です。出すのは活動報告書(活動の概要と、内容がわかる資料のコピー)と探究学習発表確認シート(テーマ、選んだ理由、個人かグループか、参加した大会名、成績、発表方法)で、当日はプレゼンテーションと個人面接です。発表はパワーポイントやPDF(試験の5日前までにメールで送る)、模造紙、スケッチブックから選べます。プレゼンテーションの時間は要項に書かれていません(プレゼンテーション型入試の対策、探究のまとめ方)。

体育実技型(健康スポーツ教育学部)は、新体力テストと個人面接です。握力、上体起こし、長座体前屈、反復横とび、立ち幅跳び、20mシャトルランの6項目から3項目を出願時に選んで申告し(当日の変更はできません)、3項目を実施して得点の高い2項目の合計が使われます。志望理由書には、①本学を志望する理由、②これまで特に努力してきたこと、③入学後に取り組みたいこと、④将来やってみたいこと、の4項目を書きます(字数の指定はありません)。

音楽学部:講習会連携型は当日の試験がない

音楽講習会連携型は音楽学部の全コース・専修が対象で、当日の個別試験がありません。判定は調査書と志望理由書で行われます。そのかわり、出願するには作陽音楽講習会に参加して、主科レッスンや講義を受け、講習会の中で事前面談を受けて大学から「出願許可書」を交付してもらう必要があります。受験する年度に主科レッスンを2回と中・上級のオンライン講義を1回以上受けるのが原則で、モスクワ音楽院特別演奏コースは講習会のモスクワコースを2回受け、教員の推薦書も必要です。講習会は9月13日、10月10日、11月15日、12月19日、2027年2月13日・3月14日にも予定されています。

なお、音楽学部で夢・未来語り型、オープンキャンパス活用型、探究学習型を受けられるのは、要項の試験科目表では教育文化コースの音楽デザイン専修だけです。ほかの専修は音楽講習会連携型が中心になります。

学費と特待生

初年度の納入額は、子ども教育学科1,250,000円、食マネジメント学科1,290,000円、栄養学科・健康スポーツ教育学科1,390,000円、音楽学科は教育文化コース1,870,000円、演奏芸術コース1,998,000円、モスクワ音楽院特別演奏コース2,070,000円です(入学金250,000円を含む。ほかに後援会費などがかかります)。

総合型選抜に関係する制度は次のとおりです。

  • 新入生特待生(食文化・子ども教育・健康スポーツ教育):Ⅰ期の探究学習型かオープンセミナー連携型の専願受験者が対象で、入学金が全額免除されます(若干名)
  • 新入生特待生(音楽学部):Ⅰ〜Ⅱ期の音楽講習会連携型・探究学習型の受験者が対象(モスクワ音楽院特別演奏コースと音楽総合専修を除く)。入学金全額と授業料半額の還付など4区分があり、選考は2027年2月4日です
  • 教育準備金:食文化・子ども教育・健康スポーツ教育学部の総合型選抜の合格者で、有料の入学前導入教育プログラムを受ける人に10万円が給付されます

専願なので、学費を納めた後に辞退した場合の入学金の返納(住民税非課税世帯向け)は対象外です。

どこから手をつけるか

Ⅱ期(出願11月27日〜12月4日、試験12月13日)を受けるなら

  1. どの方式で出すかを決める。イベント参加が要らないのは夢・未来語り型と探究学習型A
  2. オープンセミナー連携型を選ぶなら、10月10日か11月8日のオープンセミナーに参加する。あわせて事前面談を受けておくと、当日の個人面接が免除される
  3. レポート(600字まで)を書き、口頭で説明できるように要点を整理する
  4. 音楽学部を目指すなら、10月以降の音楽講習会に参加して出願許可書を得る

まとめ

  • くらしき作陽大学の総合型選抜は7つの方式があり、すべて専願。当日の小論文はない
  • 多くの方式は600字までのレポートを出願時に出し、当日は口頭試問か個人面接(10分程度)
  • 事前面談を出願開始日までに済ませると、当日の個人面接が免除される
  • 音楽学部の音楽講習会連携型は当日の試験がなく、講習会に参加して出願許可書を得ることが条件
  • 体育実技型は新体力テストの6項目から3項目を出願時に選び、上位2項目の合計で評価
  • 2026年9月29日の時点でⅠ期は締め切り。次はⅡ期(出願11月27日〜12月4日)で、オープンセミナーは10月10日・11月8日がこれから

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