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大阪音楽大学の総合型選抜。専門課題・面接・小論文(70分・700〜800字)で判定し、実技適性テストで「適性あり」なら専門課題は免除

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大阪音楽大学の2027年度総合型選抜は、10月の総合型選抜(専願・大学70名)と3月の後期総合型選抜(併願可・若干名)です。専門課題(口頭試問を含む)、調査書・面接、小論文で判定し、配点の比は6対2対2です。8月の進学実技適性テストなどで「適性あり」となった人は専門課題が免除されます。小論文は70分・700字以上800字以内、面接は約10分で冒頭に3分以内の自己アピールがあります。

大阪音楽大学は、大阪府豊中市にある音楽の単科大学です(音楽学部音楽学科)。同じ法人の大阪音楽大学短期大学部も、同じ日程・同じ方法で入学者選抜を行います。この記事では大学(4年制)を中心にまとめます。

2027年度の総合型選抜は2回あります。

入試 専願・併願 募集人員(大学) 出願期間 試験日 合格発表
総合型選抜 専願(入学辞退不可) 70名 2026年9月14日〜9月29日 10月24日(土)・25日(日) 11月2日
後期総合型選抜 併願可 若干名 2027年2月16日〜2月27日 2027年3月16日(火) 2027年3月19日

出願はWeb出願登録(最終日17時まで)のあと、書類を郵送します(最終日消印有効)。短期大学部の総合型選抜の募集人員は20名です。入学検定料は35,000円(大学と短大を併願する場合は55,000円)です。

出典:大阪音楽大学「2027年度入学者選抜要項」(https://www.daion.ac.jp/examination/admission/college/ に掲載)。2026年9月27日に確認しました。

2026年9月27日の時点では、10月の総合型選抜の出願期間中で、Web出願登録は9月29日17時までです。総合型選抜の入学手続締切は11月20日で、合格したら入学を辞退できません。

判定の仕組み:専門課題6、調査書・面接2、小論文2

総合型選抜と後期総合型選抜は、どちらも次の3つで判定します(配点は10点満点に対する比率)。

評価項目 配点の比 内容
専門課題(口頭試問を含む) 6 専攻ごとの課題。進学実技適性テストなどで「適性あり」なら免除
調査書・面接(自己PRシートを含む) 2 調査書の学習・行動評価、学習成績の状況、部活動・ボランティア、資格・検定、表彰など。面接は自己PRシートに基づく
小論文 2 70分・700字以上800字以内

10月の総合型選抜では、次のどれかに当てはまる人は専門課題が免除になり、調査書・面接と小論文だけで判定されます。

  • 8月29日・30日の「進学実技適性テスト」で「適性あり」となった人
  • 8月24日の「大阪音楽大学付属音楽院区分 事前審査」で「適性あり」となった人
  • 2024年〜2026年に出場したソロ・コンクールで顕著な成果を収めたと大学が認めた人(9月4日までに問い合わせが必要でした)

どれにも当てはまらない人は、試験日に専門課題も受けます。専門課題は専攻ごとに決まっていて、演奏系の専攻は課題曲などの実技です。たとえばミュージックコミュニケーション専攻は、住んでいる地域での音楽イベントを企画して所定の企画書(A4・2枚)で提出し、当日は3分以内の自己表現と口頭試問を受けます。ミュージックビジネス専攻は、指定の写真を使ったムービーのストーリーとプレイリストをまとめたプレゼンテーション資料を提出します。

ピアノや管弦打楽器の「演奏家特別コース」は10月の総合型選抜では受験できますが、後期総合型選抜では受験できません。

小論文:70分で700〜800字

小論文は総合型選抜、学校推薦型選抜、後期総合型選抜で共通の形式です。

  • 試験時間70分、700字以上800字以内
  • 設問の文章を読み、指定されたテーマに従って、自分の意見とその理由を順序立てて述べる
  • 日本語として正確でわかりやすい文章であることに注意する
  • 下書き用にA4の白紙が配られる

要項には2026年度の問題が載っています。

入試 2026年度の設問(要旨)
総合型選抜 国歌や校歌のように、ある集団で共有される音楽が果たす役割について、その必要性の是非を含め、理由を挙げて述べる
学校推薦型選抜 新聞コラム(朝日新聞「天声人語」2025年5月13日朝刊)を読み、小学1・2年生の通知表廃止の是非について考えを述べる
後期総合型選抜 新聞コラム(朝日新聞「天声人語」2025年3月29日朝刊)を読み、「贋作」についての考えを理由とともに述べる

総合型選抜の問題は、音楽を学ぶ人にとって身近なテーマを、社会の中での役割という視点から問うものでした。「必要か不要か」の立場を最初に決め、理由を2つほどに絞り、反対の立場にも触れてから結論に戻る形にすると、800字に収まりやすくなります(小論文の反論への応答)。70分あるので、最初の10〜15分で構成を決めてから書き始めます(構成メモの書き方)。

面接と自己PRシート

面接は約10分の個人面接で、面接担当の教員は2人です。

  • 面接の最初に、自己PRシートに書いた内容をふまえて、口頭だけで3分以内の自己アピールをする(パソコンなどの電子機器や説明用の資料は持ち込めない)
  • そのあと、自己PRシートをもとに、これまでの音楽経験、高校での学習の状況、入学後の学生生活(学業や音楽活動)への抱負などを聞かれる
  • 表現力(プレゼンテーション能力など)、積極性(志望動機、学習意欲など)、社会性(コミュニケーション能力、協調性など)が評価される

自己PRシートは「志望理由」「学校での学習や課外活動歴(大会出場歴・受賞歴など)」「大学入学後の学修計画」の3欄で、直筆(黒インク)で枠内に書きます。師事した先生の名前は書かないこと、賞状や自作のプレゼンテーション資料は添付しないこと、生成AIは使わないことが指示されています。3分の自己アピールは、このシートの内容と食い違わないように組み立てます(面接と書類の一貫性)。

どこから手をつけるか

10月の総合型選抜を受けるなら

  1. Web出願登録は9月29日17時まで。自己PRシートと、専攻によって必要な提出物(企画書、作品、伴奏譜など)をそろえて郵送する
  2. 小論文は、音楽や文化に関わるテーマで、70分・700〜800字を時間を計って2〜3本書いておく
  3. 3分以内の自己アピールを、資料なしの口頭だけで話せるように練習する
  4. 専門課題が免除になっていない人は、専攻の課題(課題曲など)を仕上げる

3月の後期総合型選抜を考えるなら

  • 出願は2月16日〜27日。専門課題の免除制度はなく、専門課題・面接・小論文をすべて受けます

まとめ

  • 大阪音楽大学の総合型選抜は10月(専願・大学70名)と3月の後期(併願可・若干名)
  • 判定は専門課題6、調査書・面接2、小論文2の比率。進学実技適性テストなどで「適性あり」なら専門課題は免除
  • 小論文は70分・700〜800字。2026年度の総合型は、国歌や校歌のように集団で共有される音楽の役割と必要性がテーマだった
  • 面接は約10分で、冒頭に資料なしで3分以内の自己アピール
  • 2026年9月27日の時点で、10月の総合型選抜のWeb出願登録は9月29日17時まで

総合型選抜そのものの進め方は総合型選抜の完全ガイド、大学別の記事は大学別対策の作り方から探せます。大阪府の私立大学は相愛大学(音楽学部あり)や大阪学院大学、大阪医科薬科大学の記事にもあります。

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