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福井県立大学の総合型選抜。5学部8学科で54名、恐竜・地質学科は前年度に志願60人・第2段階の受験34人・合格9人

約29分で読めます

福井県立大学の2027年度総合型選抜を要項から整理しました。実施するのは5学部8学科・54名で、看護福祉学部は実施しません。志願者が学科ごとの倍率を超えると書類による第1段階選抜が行われることがあり、前年度の恐竜・地質学科は志願60人に対して第2段階の受験者が34人でした。配点、プレゼンテーションの形式、自筆800字×2の自己推薦書、地域枠の条件、入学手続までまとめました。

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福井県立大学(公立・福井県)の総合型選抜は、★5学部8学科で合わせて54名です。★看護福祉学部(看護学科・社会福祉学科)は実施しません。

★学科によって、書類で先に絞られることがあります。

志願者数が募集人員に対して、各学科の定めた倍率を超えた場合に、★第1段階選抜を実施することがあります。

★前年度(2026年度入学)の恐竜・地質学科は、次の数字でした。

募集 ★志願者 ★第2段階選抜の日の受験者 合格者
恐竜・地質学科 6 ★60 ★34 9

(大学の入試データ。「受験者数」は第2段階選抜の期日の受験者数と注記されています)

★志願した60人のうち、プレゼンテーションと面接を受けたのは34人です。★恐竜・地質学科の条件は「志願者数が募集人員の5倍を超えた場合」で、募集6名の5倍は30人です。

★ほかの7学科は、前年度は志願者と受験者がほぼ同じでした。

必ず最新の募集要項で確認してください。日程・募集人員・選考方法は年度によって変わります。この記事は★令和9年度(2027年度)学生募集要項《総合型選抜》(41ページ)、★自己推薦書・研究成果概要の様式、★令和9年度 入学者選抜要項(58ページ)、★令和9年度 学生募集要項《学校推薦型選抜》(46ページ)、★入学検定料の返還についての文書、★大学案内2027と入試データ(2026年度入学の結果)、★入学者選抜における生成AIの利用についての告知、★令和8年度の一般選抜の入試問題と出題意図を確認して書いています。 出典:令和9年度 学生募集要項《総合型選抜》の掲載ページ、今年度入試の案内、入試データ、入学者選抜におけるChatGPT等生成AIの利用について。2026年10月12日に確認しました。

★2027年度の出願(10月1日〜8日)は終わっています。★第1段階選抜を実施するかどうかは、10月16日に大学のサイトに掲載される予定です。★第2段階選抜は11月22日です。この記事は、★出願を済ませて11月22日に向かう人と、★来年度以降に受ける人に向けて書いています。

★学生募集要項は選抜区分ごとに1冊で、冊子では配られません。大学のサイトからPDFを読みます。

5学部8学科で54名、看護福祉学部は実施しない

学部 学科 入学定員 ★総合型選抜 うち地域枠 うち女子枠
経済学部 経済学科 80 ★5 2 —
経済学部 経営学科 80 ★5 2 —
生物資源学部 生物資源学科 50 ★8 3 —
生物資源学部 創造農学科 30 ★7 — —
海洋生物資源学部 海洋生物資源学科 50 ★7 2 —
海洋生物資源学部 先端増養殖科学科 30 ★6 3 1
恐竜学部 恐竜・地質学科 30 ★6 2 —
地域政策学部 地域イノベーション学科 70 ★10 — —
★合計 ★54 ★14 ★1

★合計の「54」「14」「1」は要項に印字されています。

★大学全体は6学部10学科です。★看護福祉学部の看護学科(50名)と社会福祉学科(30名)には総合型選抜がありません。年内に受けるなら学校推薦型選抜です(この記事の後半に書きます)。

★地域枠と女子枠は、総合型選抜の人数のなかに含まれる枠です。別の試験があるわけではありません。

★合格者が募集人員に届かないことがあります。

総合型選抜の選考結果によっては、★合格者が募集人員に満たない場合があります。入学手続者が募集人員に満たない場合は、一般選抜前期日程の募集人員に不足した人数を加えます。

★前年度の経済学科は、募集5名・志願5名で、合格は3名でした。

2027年度に変わったところ

学科 2026年度 ★2027年度
★海洋生物資源学科 5名(地域枠なし) ★7名(地域枠2名)
★先端増養殖科学科 6名(地域枠2名) 6名(★地域枠3名・女子枠1名)
合計 52名 ★54名

大学は入学者選抜要項の掲載にあわせて、「海洋生物資源学科に地域枠を新設」「先端増養殖科学科に女子枠を新設」と公表しています。

★経済学部の総合型選抜は2026年度入試で始まったばかりで、2027年度は2年目です。★地域政策学部は2026年4月にできた学部で、こちらも2年目です。

地域枠は、高校の場所ではなく住所で決まる

★地域枠があるのは6学科です(経済・経営・生物資源・海洋生物資源・先端増養殖科学・恐竜・地質)。★創造農学科と地域イノベーション学科にはありません。

福井県内の者とは、★本人または保護者が令和8年4月1日以前から引き続き福井県内に住所を有している者をいいます。

論点 要項の記載
★何で決まるか ★住所(高校の場所ではない)
★誰の住所か ★本人または保護者
★基準日 ★2026年4月1日以前から引き続き
★証明 ★住民票(出願前2か月以内に交付されたもの)。保護者の住所で出願する場合は、保護者の住民票と、本人との続柄を証明する書類

★福井県内の高校に通っていても、本人も保護者も県外に住んでいれば地域枠には出願できません。★県外の高校に通っていても、本人か保護者が県内に住んでいれば出願できます。

★地域枠で出願した人は、一般枠でも判定されます。

地域枠への出願者については、★一般枠(地域枠以外をいう)を併願したものとして取り扱います。

★一般枠には地域の条件がありません。全国から出願できます。

★女子枠(先端増養殖科学科だけ)

女子枠への出願者については、一般枠(地域枠および女子枠以外をいう)を併願したものとして取り扱います。また★女子枠への出願者が福井県内の者である場合は地域枠を併願できることとします。

★どの枠から先に合否を決めるかは、要項に書かれていません。

出願資格:必ず入学すると確約できる人、評定の基準はない

★全学科に共通

★合格した場合には必ず入学することを確約できる者であり、かつ、出願する学科の項の要件に該当するもの (注1)★大学入学共通テストを受ける必要はありません。 (注2)★本学の学校推薦型選抜との併願はできません。

項目 内容
★評定の基準 ★なし(全学科)
★既卒 ★出願できる。★経済学部だけ「卒業後1年以内」に限る
★高卒認定など ★創造農学科と先端増養殖科学科だけ出願できる
★英語の資格 不要
★事前のイベント参加 不要
★出願できる学科 ★1つだけ。第2志望は認められない
★「専願」という語 要項にない

★学科ごとの条件で、準備に時間がかかるのは2つです。

★経済学部(経済学科・経営学科)

学術・文化・芸術活動や地域・社会活動、スポーツなどの分野で積極的な活動を行い、★社会的に高い評価を得ており、その評価を証明する資料が提出できる者

★評価を証明する資料を出せることが条件です。資料は「原本の提出が難しい場合には、それらのコピーや写真でもかまいません」「一度提出されたものは返却しません」と書かれています。★資料の種類や点数の指定はありません。

★地域政策学部(地域イノベーション学科)

高等学校もしくは中等教育学校を卒業した者または令和9年3月卒業見込みの者で、★社会科学分野の課題研究や探究活動(※)または自由研究を行った者

※課題研究や探究活動とは、「総合的な探究の時間」等の授業によるものに限らず、★生徒会活動や部活動などの学内の活動、またはNPOや高校生起業家などの学外活動も含みます。

★授業の探究だけでなく、生徒会や部活動、学校の外の活動も入ります。もう1つ、「福井県内あるいはその他の地域での就業や起業、地域経済の活性化に貢献しようとする意欲を持つ者」という条件があります。

★ほかの学科(生物資源・創造農・海洋生物資源・先端増養殖科学・恐竜・地質)は、その分野を学ぶ強い意欲や、将来その分野で働く意欲を持つことが条件です。★活動の実績を証明する資料は求められていません。

第1段階選抜:倍率を超えると書類で選ぶことがある

学科 ★条件(志願者数が募集人員の何倍を超えたら) 募集 何人から
経済学科・経営学科 ★2倍 各5 各11人以上
地域イノベーション学科 ★2倍 10 21人以上
生物資源学科 ★3倍 8 25人以上
海洋生物資源学科 ★3倍 7 22人以上
先端増養殖科学科 ★3倍 6 19人以上
創造農学科 ★4倍 7 29人以上
★恐竜・地質学科 ★5倍 6 ★31人以上

(「何人から」は募集人員と倍率からの計算です。要項に人数は印字されていません)

★倍率を超えたら必ず行われる、とは書かれていません。

恐竜・地質学科は、志願者数が募集人員の5倍を超えた場合に、以下の出願書類により熱意と適性を評価し、第1段階選抜を★実施することがあります。

★第1段階選抜の実施の有無については、令和8年10月16日(金)に本学ホームページに掲載する予定です。

論点 要項の記載
★使う書類 自己推薦書と調査書。★経済学部は証明資料、地域イノベーション学科は研究成果概要が加わる
★何人通すか ★記載なし
★結果 11月4日(水)午前10時に発表
★不合格だった場合の検定料 ★17,000円のうち13,000円が返還される

★「5倍」は、第1段階選抜を行うことがある条件です。★5倍の人数まで通すという意味ではありません。前年度の恐竜・地質学科は、募集6名に対して第2段階の受験者が34人でした。

★第1段階選抜で見られるのは書類だけです。★恐竜・地質学科を受ける人は、自己推薦書で落ちると、プレゼンテーションの場に立てません。

配点:出願書類が半分を占める学科が多い

学部・学科 配点 ★合計(要項の印字)
経済学部(2学科共通) 小論文80/面接(プレゼンテーションを含む)80/出願書類40 ★200
生物資源学科 面接(プレゼンテーションを含む)300/★出願書類300 ★600
創造農学科 面接(プレゼンテーションを含む)300/★出願書類300 ★600
海洋生物資源学科 面接(プレゼンテーションを含む)200/★出願書類200 ★400
先端増養殖科学科 ★プレゼンテーション200/面接200/出願書類200 ★600
恐竜・地質学科 面接(プレゼンテーションを含む)200/★出願書類200 ★400
地域イノベーション学科 ★研究成果概要100/小論文100/面接(プレゼンテーションを含む)150/出願書類50 ★400

★合計は7つの表すべてに印字されています。

★生物資源学科・創造農学科・海洋生物資源学科・恐竜・地質学科は、出願書類と面接が同じ点数です。★出願書類は自己推薦書と調査書で、その内訳は要項に書かれていません。

★先端増養殖科学科だけ、プレゼンテーションと面接に別々の配点があります。

★地域イノベーション学科は、研究成果概要と小論文で合計の半分です。★書いたものの比重が大きい学科です。

★経済学部は、小論文80点と面接80点です。出願書類は40点で、ほかの学科より比重が小さくなっています。

★調査書の使い方は、全学科で「学習成績の状況等により本学科への適性を判断するため使用」と書かれています。

第2段階選抜:プレゼンテーションの形式が学科で違う

★試験会場は、全学科とも永平寺キャンパスです。★小浜やあわらのキャンパスで学ぶ学科を受ける人も、永平寺で受けます。

学部 ★11月22日の時間割
★経済学部・地域政策学部 注意事項の説明 9:20〜9:50/★小論文 9:50〜11:20/プレゼンテーションおよび面接 12:30〜17:30
★生物資源学部・海洋生物資源学部・恐竜学部 プレゼンテーションおよび面接 8:30〜17:30

★面接の集合時刻は、受験者ごとに指定されます。

★全学部に共通の注

面接では、★各学科で要求される基礎学力を問う質問を行うことがあります。

プレゼンテーションの時間と持ち込み

学科 ★時間 ★何をもとに話すか ★持ち込み
経済学科・経営学科 ★5分程度 社会的評価を得た活動と、3つの問い ★四つ切り画用紙4枚(片面)を持参
生物資源学科 ★3分程度 自己推薦書 ★原稿・資料は持ち込めない
創造農学科 ★3分以内 自己推薦書 持ち込めない
海洋生物資源学科 ★5分間程度 自己推薦書 持ち込めない
先端増養殖科学科 ★5分間程度 ★自己アピール文と、校内・校外の活動 持ち込めない
恐竜・地質学科 ★5分間程度 自己推薦書 持ち込めない
地域イノベーション学科 ★5分間程度 事前に送ったポスター ★A3のポスター1枚を事前に郵送

★スライドやパソコンを使う学科はありません。

★5つの学科は、何も持たずに口頭で話します。

発表原稿等、手持ち資料の持ち込みは認めません。

★3分で話せるのは、およそ900字です。★自己推薦書の1,600字を全部は話せません。何を残すかを決めて、原稿を見ないで話す練習をします。

★大学のFAQには「生物資源学科以外は持ち込みできない」という古い回答が残っていますが、2027年度の要項では生物資源学科も持ち込めません。★要項のほうに従ってください。

経済学部:四つ切り画用紙4枚で、3つの問いに答える

★プレゼンテーションで話すこと(要項の①〜③)

  • ★評価を得るまでに、どのような努力をしたか
  • ★活動等を通じて、何を学んだか
  • ★その学びを、大学入学後・卒業後にどう活かしていくか

★四つ切り画用紙(四枚)以外の持ち込みは認めません。

★3~4メートル離れたところからでも面接員が内容を把握できるように作成

★4枚の画用紙は、紙芝居のように見せる資料です。★3〜4メートル先から読めるように、字を大きく、1枚に書くことを少なくします。★裏は使えません。

★評価の観点(入学者選抜の基本方針)

課題を分析し解決していく能力やその独創性、★自身の行動を振り返り学びを抽出する能力、将来を構想する能力、ならびにそれらを適切に説明するコミュニケーション能力

★「何をしたか」よりも「そこから何を学んだか」を見ると書かれています。

地域イノベーション学科:A3のポスターを試験の6日前までに送る

項目 指定
★大きさ ★A3版・表面のみ・1枚
★色 カラーでも白黒でもよい
★提出 ★2026年11月16日(月)必着。書留速達で郵送。★持参は不可
★当日 ポスターが面接会場に掲示され、★その横で5分間程度のプレゼンテーション

★第1段階選抜の発表(11月4日)からポスターの必着日まで12日です。★発表を待ってから作りはじめると、間に合わせるのが難しくなります。

★当日は、原稿や手持ちの資料を持ち込めません。★ポスターだけを見ながら話します。

小論文:経済学部と地域政策学部の3学科にある

★時間は9:50〜11:20です。

小論文では専門分野の学習に必要な★論理的思考や表現力を評価します。(経済学部)

★字数、課題文があるかどうか、資料があるかどうかは、要項に書かれていません。★経済学部と地域政策学部が同じ問題かどうかも書かれていません。

★総合型選抜の小論文の過去問は、公表されていません。大学が公表しているのは一般選抜の問題だけです。

★参考になるのは、一般選抜・後期日程の経済学部の小論文です。2026年度の問題は、★90分・縦書きでした。課題文と設問は著作権の関係で読めませんが、出題意図は読めます。

問1 文章を正確に読み取り、設問の内容に即して本文を適切に★要約し、指定された文字数にまとめて記述する能力を測っている。

問2 文章と設問の内容を正確に理解したうえで、指定された文字数のなかで、★自分の意見を展開する能力を測っている。

★これは一般選抜の問題です。★総合型選抜の小論文が同じ形かどうかは確かめられません。ただ、★課題文を要約し、意見を書く練習は、どの形で出ても役に立ちます。

★学校推薦型選抜の時間割には「小論文(800字程度)」と書かれています。総合型選抜の時間割は「小論文」とだけ書かれています。

★小論文と面接のどちらか一方でも受けないと、選抜の対象から外れます。

要約の練習は課題文の要約、プレゼンテーションはプレゼンテーション入試の対策にまとめています。

当日の持ち物と注意

  • ★受験票はA4の紙に印刷して持っていきます。★スマートフォンの画面での表示は認められません
  • ★顔写真つきの身分証明書(生徒証など)
  • ★昼食の販売はありません。必要な人は弁当を持っていきます
  • ★換気で窓を開ける時間があるので、上着を持っていくよう書かれています
  • 小論文の机に置けるのは、黒鉛筆(H・F・HB)、シャープペンシル、消しゴム、鉛筆削り、時計などです。★英文字や地図がプリントされた服は着ないよう書かれています

★面接が個人か集団か、面接員の人数、面接の時間は、要項に書かれていません。

出願書類:自己推薦書は自筆で、800字のマス目が2つ

書類 対象 中身
★自己推薦書 全員 ★3枚・自筆
★研究成果概要 地域イノベーション学科 ★2ページ以内・自筆
★社会的に高い評価を得たことを証明する資料 経済学部 コピーや写真でもよい
調査書 全員 高校が作成・厳封
住民票など 地域枠に出願する人 出願前2か月以内に交付されたもの

自己推薦書の4つの欄

欄 形
★Ⅰ 自己アピール文 ★800字のマス目(25字×32行)
★Ⅱ 志望動機、入学・卒業後の抱負など ★800字のマス目
★Ⅲ 校内・校外の活動 罫線15行。字数の指定なし
★Ⅳ 取得資格 3行の表と、4つ以上ある場合の自由欄

志願者が★自筆で記入してください。

★ⅠとⅡには、欄の名前のほかに設問の文がありません。★「800字以内」とも「800字程度」とも書かれていません。マス目が800字分あります。

★Ⅲの設問

スポーツ活動、文化活動、生徒会・文化祭・体育祭等の活動、ボランティア活動等において、★あなたが取り組んできたこと、努力して頑張ったこと、成果などについて、具体的に記入してください。

★様式は全学科共通ですが、★要項の本文に、学科ごとの書き方の指定があります。

★生物資源学科

自己アピール文では特に★高等学校在籍時の探究もしくは課外の活動(部活動や自主研究等)について記載してください。志望動機、入学・卒業後の抱負などでは★大学に入ってから研究にどのように取り組みたいか、その意欲についても作文してください。

★経済学部

学術・文化・芸術活動や地域・社会活動、スポーツなどの分野で社会的に高い評価を得たことを★証明する資料と関連付けて校内・校外等での活動、取得資格等を記入してください。

★先端増養殖科学科のプレゼンテーションは、Ⅰ(自己アピール文)とⅢ(校内・校外の活動)をもとに話します。★書類に書いたことが、そのまま当日の発表の中身になります。

研究成果概要(地域イノベーション学科)

高等学校等において、自ら、またはグループで行った研究や活動の詳細について、★1)研究や活動の動機・目的、2)方法、3)成果、4)考察、5)参考資料の項目に分けて記載してください。

  • ★2ページ以内・自筆です。本文の欄は白紙で、字数の指定はありません
  • ★個人かグループかを塗りつぶす欄があります。★グループで行った研究でも出せます
  • ★パソコンで作った図は、別の紙に印刷して貼ります

★研究成果概要は100点です。★自己推薦書と調査書(出願書類50点)の2倍の配点です。

書き方は志望理由書の書き方 完全ガイド、探究のまとめ方は探究のまとめレポートにまとめています。

前年度の結果

★2026年度入学(大学案内と入試データ)

学科 募集 志願 受験 合格 ★倍率
経済学科 5 5 5 ★3 1.7
経営学科 5 8 8 6 1.3
生物資源学科 8 7 7 ★6 1.2
創造農学科 7 17 17 10 1.7
海洋生物資源学科 5 18 17 8 2.1
先端増養殖科学科 6 19 18 8 2.3
★恐竜・地質学科 6 ★60 ★34 9 ★3.8
地域イノベーション学科 10 19 19 11 1.7
★総計 52 153 125 61 2.0

(倍率は受験者数÷合格者数。総計は大学の表に印字されています)

★志願者が募集人員以下でも、不合格が出ています。経済学科は志願5人・合格3人、生物資源学科は志願7人・合格6人でした。

★募集人員より多く合格を出した学科が6つあります(創造農7→10、海洋生物資源5→8、恐竜・地質6→9など)。

★公表されているのは2026年度入学の1年度分だけです。★合格最低点、第1段階選抜を通った人数、地域枠・女子枠ごとの人数は公表されていません。

★2027年度の志願者数は、2026年10月12日の時点で大学のサイトに載っていません。

併願と辞退:入学手続をしないと、ほかの国公立大学にも合格できない

論点 要項の記載
★学内のほかの学科 出願できるのは1つの学科だけ
★学校推薦型選抜 ★併願できない
★合格したあと 入学手続を終えると、ほかの国公立大学の前期・中期・後期の合格者になれない
★入学手続をしなかった場合 ★ほかの国公立大学に出願しても合格者になれない
★辞退 ★原則として認められない
★不合格だった場合 一般選抜に出願できる(前期・後期・公立大学中期から1つずつ)

総合型選抜の合格者が入学手続期間内に入学手続を完了しない場合は、総合型選抜合格者としての権利を失います。★この場合、他の国公立大学・学部に出願しても合格者とはなりえません。

合格者は、★原則として入学辞退は認められません。特別の事情により入学辞退を希望する者は、令和9年1月4日(月)までに「総合型選抜入学辞退願」(具体的な理由を明記し、本人が署名、押印したもの)を本学学長あて提出し、★その許可を得なければなりません。

★「専願」という語は要項にありません。★ほかの大学の総合型選抜や学校推薦型選抜との併願を禁じる文もありません。ただし、★合格したら必ず入学すると確約して出願する入試です。

★不合格だった場合に一般選抜を受けるには、共通テストを受けている必要があります。★合格発表は12月1日なので、共通テストの出願は結果を待たずに済ませておきます。

成績は開示される

項目 内容
★開示されるもの ★面接(プレゼンテーションを含む)、出願書類等ごとの点数および総合点
★申込期間 ★2027年4月23日〜5月24日
★申し込める人 受験者本人だけ
★方法 窓口または郵便。★受験票の原本が要る

★受験票は、入学手続と成績の開示で使います。試験のあとも捨てずに取っておきます。

お金

費目 金額
★検定料 ★17,000円(第1段階選抜で不合格の場合は13,000円を返還)
★入学料 ★福井県内の者 188,000円/それ以外 282,000円
★授業料(年額) ★535,800円(2026年度の実績)
後援会費 50,000円(4年間)
学友会費 10,000円(4年間)
同窓会費 10,000円
学生保険 4,660円(4年間)

★要項は初年度の合計を印字していません。

★入学料の「福井県内の者」

ア 令和8年4月1日以前から引き続き福井県内に住所を有する者 イ 令和8年4月1日以前から引き続き福井県内に★1親等の親族が住所を有する者 ウ 理事長がこれらに準ずると認める者

★地域枠の「福井県内の者」とは定義が違います。

地域枠 入学料
★誰の住所か 本人または★保護者 本人または★1親等の親族
★基準日 2026年4月1日 2026年4月1日

★検定料の返還の請求は、2026年12月11日必着です。

★総合型選抜の合格者を対象にした特待生制度や免除は、要項に書かれていません。国の修学支援新制度のほか、大学のサイトには福井県の授業料減免や、県内から進学する人への家賃・交通費の補助の制度が載っています。★入試の区分や成績とは関係しない制度です。

★2026年8月の大雨で被災した人には、2027年度入学者の入学料の免除と検定料の還付の告知が出ています。

生成AI:要項には書かれていないが、大学の告知がある

★総合型選抜の要項と様式には、生成AIについての記述が1件もありません。

★大学のサイトに、受験生に向けた告知があります(2025年7月3日)。

生成AIが出力する情報には、虚構や、偏った主張、倫理上問題のある表現などが含まれる恐れがあります。 その利用が★剽窃や盗用などの不正行為とみなされたり、入学後の学修に不都合が生じたりしないよう、自らの責任において十分注意した上で出願書類等の作成に当たってください。

★禁止する文ではありません。★使った結果が不正とみなされることがある、と注意する文です。大学は同じ告知のなかで、生成AIを「教育・研究に積極的に活用していくべき」とも書いています。

★自己推薦書と研究成果概要は自筆です。★当日は、原稿を持たずに自分の言葉で話し、面接で質問を受けます。★自分で考えていない内容は、その場で説明できません。

看護福祉学部を志望する人は学校推薦型選抜

★学校推薦型選抜は全10学科で実施します(合計138名)。

項目 学校推薦型選抜
★看護福祉学部の募集 ★看護学科20名・社会福祉学科10名
★出願 2026年11月2日〜11月10日
★試験 ★11月21日(土)
★試験科目 ★小論文(800字程度)9:50〜11:20、面接
★出願資格 ★2027年3月に卒業見込みの人だけ
★評定 ★基準がある(多くの学科で、指定された教科の学習成績の状況の平均が4.0以上)
★共通テスト 不要

★学校推薦型選抜は、全学科で小論文と面接があります。

★配点(合計は要項に印字されています)

学部 配点 合計
経済学部・看護福祉学部 ★小論文100/面接(調査書・推薦書・自己推薦書の評価を含む)100 200
生物資源学部・海洋生物資源学部・恐竜学部 小論文50/面接50/調査書50/自己推薦書50 200
地域政策学部 小論文50/面接100/調査書と自己推薦書50 200

★福井県外の高校の生徒には、住所の条件があります。

福井県外の高等学校を卒業見込みの者については、★本人または保護者が令和8年4月1日以前から引き続き福井県内に住所を有している者に限ります。

★県外の高校に通い、本人も保護者も県外に住んでいる人は、ほとんどの区分で学校推薦型選抜に出願できません。★看護福祉学部を志望する県外の人は、一般選抜が中心になります。

★総合型選抜と学校推薦型選抜は併願できません。★総合型選抜のある8学科では、どちらで出すかを先に決めます。★既卒の人、評定の基準に届かない人、県外の人は、総合型選抜のほうが出願しやすいつくりです。

日程

項目 日付
要項の公表 2026年8月21日
配慮が必要な人の事前相談 9月24日まで
インターネット出願の登録・検定料の支払い 9月24日 9時から
★出願期間 ★10月1日〜10月8日(当日消印有効)(終了)
★第1段階選抜を行うかどうかの公表 ★10月16日(予定)
第1段階選抜の合格発表 11月4日 10時
地域イノベーション学科のポスター ★11月16日 必着
★第2段階選抜 ★11月22日(日)
★合格発表 ★12月1日 10時
★入学手続 ★12月2日〜12月9日(当日消印有効)
検定料の返還の請求 12月11日 必着

★出願と入学手続は「当日消印有効」と書かれています。ただし、同じ要項のなかに「出願書類が本学に到着していなければなりません」「入学手続期間を過ぎて到着したものは受け付けません」という文もあります。★ぎりぎりに出さず、余裕を持って送ってください。

★追試験や予備日の記載は、要項にありません。感染症にかかって治っていない場合は受験できないと書かれています。

★創造農学科と先端増養殖科学科に、個別の入学資格審査を受けて出願する人は、8月1日〜9月10日(必着)に申請が要ります。出願開始の3週間前です。

準備の順番

★2027年度に出願した人

時期 やること
★10月16日 ★第1段階選抜が行われるかどうかを大学のサイトで確かめる。受験票を印刷する
★10月中 ★プレゼンテーションの中身を決める。経済学部は画用紙4枚、地域イノベーション学科はポスターを作りはじめる
★11月4日 第1段階選抜の発表(行われた学科)
★11月16日 地域イノベーション学科はポスター必着
★11月前半 ★原稿を見ないで、決められた時間で話す練習。基礎学力の質問に備えて、志望分野の教科を復習する
★11月22日 第2段階選抜
★12月2日〜9日 入学手続

★来年度以降に受ける人

時期 やること
★高2まで ★経済学部は、証明する資料が残る活動をする。★地域イノベーション学科は、社会科学の分野の探究や自由研究を進める
★高3の春 学科を1つに決める。総合型選抜と学校推薦型選抜のどちらで出すかを決める
★7月下旬 入学者選抜要項が出る(2026年は7月24日)。★変更点を確かめる
★8月下旬 総合型選抜の募集要項と様式が出る(2026年は8月21日)。★自己推薦書(自筆・800字×2)を書きはじめる
★8〜9月 地域枠で出す人は住民票を取る(出願前2か月以内)。高校に調査書を頼む
★10月1日〜8日 出願
★11月下旬 第2段階選抜

★自己推薦書は、清書に時間がかかります。★800字のマス目2つと活動の欄を、すべて手で書きます。下書きを早めに固めてください。

まとめ

  • ★総合型選抜は5学部8学科で54名です。看護福祉学部は実施しません
  • ★地域枠は6学科に合わせて14名、女子枠は先端増養殖科学科に1名です。地域枠は高校の場所ではなく、本人または保護者の住所で決まります
  • ★2027年度は海洋生物資源学科が5名から7名に増え、地域枠ができました
  • ★評定の基準はなく、共通テストも要りません。既卒の人も出願できます(経済学部は卒業後1年以内)
  • ★志願者が学科ごとの倍率(2〜5倍)を超えると、書類による第1段階選抜が行われることがあります。行うかどうかは10月16日に公表される予定です
  • ★前年度の恐竜・地質学科は、志願60人・第2段階の受験34人・合格9人でした
  • ★配点の合計は要項に印字されています(200・600・600・400・600・400・400)。4学科は出願書類が半分です
  • ★プレゼンテーションは3分〜5分で、5学科は原稿も資料も持ち込めません。経済学部は四つ切り画用紙4枚、地域イノベーション学科はA3のポスター1枚を使います
  • ★小論文があるのは経済学科・経営学科・地域イノベーション学科です。字数や形式は要項になく、過去問も公表されていません
  • ★面接で、学科で必要な基礎学力を問う質問が出ることがあります
  • ★自己推薦書は自筆で3枚です。800字のマス目が2つあります
  • ★地域イノベーション学科は研究成果概要(自筆・2ページ以内)が100点です
  • ★経済学部は、社会的に高い評価を得たことを証明する資料が要ります
  • ★出願できるのは1学科だけで、学校推薦型選抜とは併願できません
  • ★合格して入学手続をしないと、ほかの国公立大学にも合格できません。辞退は原則として認められません
  • ★成績は開示されます(2027年4月23日〜5月24日に申し込み)
  • ★入学料は県内188,000円・県外282,000円で、「県内」の定義は地域枠とは別です
  • ★生成AIについて要項に記述はありませんが、大学が注意を呼びかける告知を出しています
  • ★第2段階選抜は11月22日、合格発表は12月1日です

総合型選抜そのものの進め方は総合型選抜の完全ガイド、面接は面接の頻出質問にまとめています。要項の読み方は募集要項の読み方、北陸のほかの公立大学は北陸の公立大学の総合型選抜、同じ県の国立大学は福井大学の総合型選抜を見てください。

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