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エリザベト音楽大学の総合型選抜。春季は3月まで随時受付で面接日を相談して決める、研究・総合プログラムは400字の記述か7分の探究プレゼン

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エリザベト音楽大学(広島市)の2027年度総合型選抜は、春季総合型選抜(専願、5名)と、初年度奨学生入学試験(音楽文化学科総合型特別選抜)、ソリスト奨学生入学試験(演奏学科総合型ソリスト選抜)です。春季総合型選抜は2027年3月11日まで随時受け付け、面接の日は相談して決めます。選考は総合型選抜面接・専門科目・学長面接の3つで、音楽文化学科は400字の記述課題か7分の探究プレゼンを選べます。

エリザベト音楽大学は、広島市中区幟町にある音楽大学です。音楽学部に音楽文化学科(入学定員15名。音楽文化専修〈創作プログラム(作曲・メディアコンテンツ)、創作プログラム(デジタル鍵盤楽器)、研究・総合プログラム〉と幼児音楽教育専修)と、演奏学科(35名。声楽専攻、鍵盤楽器専攻、管弦打楽器専攻)があります。試験会場は本学のみです。

2027年度(2027年4月入学)の総合型選抜は次のとおりです。どの方式も選考は「総合型選抜面接」「専門科目」「学長面接」の3つで、検定料は20,000円です。配点は公表されていません。

方式 対象 募集人員 専願・併願
春季総合型選抜 全学科・全専修・専攻 5名 専願(辞退できない)
初年度奨学生入学試験(音楽文化学科総合型特別選抜)第1回・第2回 音楽文化学科 ソリスト奨学生と合わせて10名 免除の区分による(下記)
ソリスト奨学生入学試験(演奏学科総合型ソリスト選抜)第1回・第2回 演奏学科 上と合算 同上
方式 出願期間 試験 合格発表
春季総合型選抜 2026年9月9日〜2027年3月11日(必着)の随時受付 2026年10月1日〜2027年3月18日のうち、相談して決めた日 2026年11月2日発送を最初に、以降随時
奨学生入試 第1回 9月9日〜9月18日 10月21日〜10月23日 11月2日発送
奨学生入試 第2回 2027年2月17日〜2月24日 3月17日・18日 3月19日

2026年9月29日の時点では、春季総合型選抜の出願を受け付けています(2027年3月11日必着)。この方式は出願を随時受け付け、書類が届いてから面接の日を志願者と相談して決めるのが特徴です。試験科目ごとに日を分けて受けることもできます。

出典:エリザベト音楽大学「2027年度 春季総合型選抜」「2027年度 初年度奨学生入学試験(音楽文化学科総合型特別選抜入学試験)」「2027年度 ソリスト奨学生入学試験(演奏学科総合型ソリスト選抜入学試験)」の各ページ(https://www.eum.ac.jp/entrance_examination/)、「入試ガイド2027」の専門科目の抜粋PDF、入学定員・入学試験日程、学費・奨学金制度。学生募集要項の冊子はWebでは公開されておらず、資料請求で入手します。2026年9月29日に確認しました。

春季総合型選抜:専門科目は専修・専攻ごと

春季総合型選抜の出願基準は、①志望動機が明確で、音楽の学修・研究に積極的な意欲をもつこと、②建学の精神に賛同し、本学音楽学部を第一志望(専願)とすること、③志望する学科に必要な音楽の学習を適切に行っていること、の3点です。出願書類は入学志願票、写真、活動報告書、調査書で、実技のある専修・専攻は「曲目記入票」や伴奏楽譜、作品データも出します。

音楽文化学科の専門科目は次のとおりです。

専修・プログラム 専門科目
創作(作曲・メディアコンテンツ) 自作品の譜面やコンピュータ・ミュージックの作品データを提出する「作品提出型」、または作品の録音などで自己アピールする「プレゼン型」(5分程度)から選ぶ+専修教員による面接
創作(デジタル鍵盤楽器) 自由曲1曲(4分以上8分以内、自作曲可、楽譜使用可)+初見演奏(課題は当日提示、予見30秒)+面接
研究・総合プログラム 記述型課題(音楽体験に関する記述、400字程度・40分)または探究型課題(探究活動の成果のプレゼンテーション、7分程度)から選ぶ+面接
幼児音楽教育専修 記述型課題(幼児音楽教育に関するテーマ。テーマは当日発表、400字程度・45分)+記述の内容にもとづく口頭試問

研究・総合プログラムで「探究型課題」を選べるのは、総合型選抜と学校推薦型選抜だけです(一般選抜は記述型のみ)。高校で探究活動に取り組んできた人には、この方式が向いています(探究のまとめ方、プレゼンテーション型入試の対策)。

400字・40分(幼児音楽教育専修は45分)の記述課題は短いので、結論→理由→自分の体験→これから学びたいことの4文構成をあらかじめ決めておくと書きやすくなります。幼児音楽教育専修はテーマが当日発表なので、子どもと音楽の関わりについて、自分の経験を交えて語れる材料を用意しておきます(小論文の構成メモ)。

演奏学科の専門科目は実技です。

専攻 実技
声楽 大学が示す課題曲群(イタリア語・ドイツ語の20曲と日本歌曲10曲)から任意の1曲+自由曲1曲(いずれも暗譜)。共演ピアニストは大学が準備する
鍵盤楽器 ピアノで、J.S.バッハ《シンフォニア》より1曲または《平均律クラヴィーア曲集》より1組のプレリュードとフーガ+自由曲(5分程度)。いずれも暗譜。パイプオルガン志望者は自由曲をオルガンで、チェンバロ志望者は両方をチェンバロで演奏できる
管弦打楽器 技術課題(音階。調性・音域・リズム・テンポは任意、暗譜)+自由曲(3〜5分程度、伴奏なし、楽譜使用は任意)。トランペットとハープは自由曲ではなく課題曲

奨学生入試:小論文800字(幼児音楽教育は1,000字)

初年度奨学生入学試験(音楽文化学科総合型特別選抜)とソリスト奨学生入学試験(演奏学科総合型ソリスト選抜)は、授業料と施設維持費の免除がかかった入試です。免除の区分によって専願か併願かが変わります。

  • 全額免除で合格すると専願(他大学は受験できない)
  • 半額または4分の1の免除なら併願できる
  • 奨学金なしで「併願できる総合型選抜」として合格することもあり、その場合は専願か併願かを選べます(専願を選ぶと入学金が半額)

音楽文化学科の専門科目は、春季総合型選抜より重い課題になります。

プログラム・専修 専門科目
創作(作曲・メディアコンテンツ) 和声課題(ソプラノ課題とバス課題、120分)+作品提出+創作活動に関する口頭試問
創作(デジタル鍵盤楽器) 自由曲と自編曲・自作曲をそれぞれ1曲以上含むプログラム演奏(15分以上20分以内、暗譜)+モチーフ即興
研究・総合プログラム 小論文型(音楽文化に関する小論文、800字程度・60分。課題は試験場で提示)+小論文に関する口頭試問、または探究型(成果物の提出+7分程度のプレゼン+口頭試問)
幼児音楽教育専修 小論文(子どもに関する文章の読解と論述、1,000字程度・70分)+実技(ピアノ・管弦打楽器・うたから2つ)+口頭試問。調査書も重視される

小論文は「音楽文化について」「子どもに関する文章の読解と論述」という専門のテーマなので、日ごろから音楽と社会の関わり(音楽教育、地域の音楽活動、演奏会のあり方など)や、子どもと音楽についての本を読んでおくことが準備になります。60分で800字なら、10分で構成を決めて40分で書き、10分で見直す配分です(小論文の時間配分、課題文の要約)。

なお、春季総合型選抜でも「特待奨学金チャレンジ課題」に挑戦でき、合格して大学の定める成績基準を満たすと、1年間の授業料と施設維持費が4分の1免除になります。研究・総合プログラムの課題は、音楽文化に関する小論文(800字程度・60分)です。

実技が免除される制度

大学が実施する「エリザベト演奏グレード検定試験」でグレード6以上を取っていると演奏学科の主科実技が免除され、「ベト探!」プログラムの修了証があると音楽文化専修の専門科目の第1課題が免除されます(創作プログラムは創作講座を2つ以上受講することが条件)。制度の適用範囲は資料によって書き方が違うところがあるので、出願前に大学の学事部入試係に確認してください。

学費

2027年度入学生から入学金が改定(引き下げ)されます。学費や奨学金の詳しい金額は、大学の「学費・奨学金制度」のページと、資料請求で届く募集要項で確認してください。

参考までに、2026年度の春季入試の結果は、総合型選抜が音楽文化学科で出願7人・合格5人、演奏学科で出願12人・合格12人、奨学生入試が音楽文化学科5人・5人、演奏学科32人・31人でした。

どこから手をつけるか

春季総合型選抜を受けるなら(2027年3月11日必着まで随時)

  1. 志望する専修・専攻の専門科目を確かめる(記述課題か、探究プレゼンか、実技か)
  2. 資料請求で募集要項の冊子を取り寄せ、出願書類(活動報告書、曲目記入票など)を準備する
  3. 出願すると面接の日を相談して決められるので、実技や課題の仕上がりに合わせて日程を組む
  4. 研究・総合プログラムを志望し、高校で探究に取り組んできたなら、7分のプレゼンを準備する

奨学生入試の第2回(出願2027年2月17日〜2月24日、試験3月17日・18日)は、免除の区分によっては併願もできます。

まとめ

  • エリザベト音楽大学の総合型選抜は、春季総合型選抜(専願・5名)と、初年度奨学生入学試験(音楽文化学科)・ソリスト奨学生入学試験(演奏学科)
  • 選考はどれも総合型選抜面接・専門科目・学長面接の3つ。配点は公表されていない
  • 春季総合型選抜は2027年3月11日まで随時受付で、面接の日を相談して決められる
  • 音楽文化学科の研究・総合プログラムは、400字の記述課題か7分の探究プレゼンを選べる(探究型は総合型・推薦型のみ)
  • 奨学生入試の小論文は800字程度・60分(幼児音楽教育専修は1,000字程度・70分)
  • 募集要項の冊子はWebでは公開されておらず、資料請求で入手する

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