びわこ学院大学の総合型選抜。AOは課題レポート800〜1200字かプレゼン3〜10分、テーマは学科ごとに公開
びわこ学院大学(教育福祉学部)の2027年度総合型選抜は、AO(子ども学科25名・スポーツ教育学科16名)、スポーツ評価、自己推薦の3つ。AOは家で書く課題レポート(800字以上1200字以内・80点)かプレゼンテーション(3〜10分・80点)を選び、面談100点と書類20点を加えて判定します。課題レポートのテーマは学科ごとに公開されています。
びわこ学院大学は、滋賀県東近江市にある私立大学です。教育福祉学部に、子ども学科とスポーツ教育学科があります。
2027年度の総合型選抜は3つあります。
| 入試 | 募集人員 | 選考の中心 |
|---|---|---|
| 総合型選抜(AO) | 子ども学科25名、スポーツ教育学科16名 | 課題レポートかプレゼンテーション(80点)+個人面談(100点)+書類(20点) |
| 総合型選抜(スポーツ評価) | 各学科若干名 | 課題レポートかプレゼン(40点)+面談(100点)+調査書(20点)+活動実績証明書(40点) |
| 総合型選抜(自己推薦) | 各学科若干名 | 小論文(課題文形式・600字程度、80点)+面談(100点)+調査書(20点) |
中心になるのはAOです。家で書く課題レポート(800字以上1200字以内)か、自由なテーマのプレゼンテーション(3〜10分)を選び、どちらも80点。課題レポートのテーマは学科ごとに公開されています。
出典:びわこ学院大学「入試情報」(https://www.biwakogakuin.ac.jp/juken/nyuushi )、「課題レポート型」PDF(https://www.biwakogakuin.ac.jp/wp-content/uploads/2026/06/AO_kadai.pdf )、「プレゼンテーション型」PDF(https://www.biwakogakuin.ac.jp/wp-content/uploads/2026/06/AO_presen.pdf )、「2027年度入試 AOガイド」PDF、「遠方からの受験生への『総合型選抜(AO)』での特別措置について」(https://www.biwakogakuin.ac.jp/information/ao_consideration.html )、「2027年度入試のポイント」PDF。いずれも2026年9月26日に確認しました。
AOの流れ:エントリー → 試験 → 出願許可 → 出願
AOは、先にエントリーして試験を受け、「出願許可」を受けた人が出願する流れです。エントリーと試験には入学検定料がかかりません。入試情報ページでは、AOは「併願 → 専願」と表示されています。
エントリーの条件は、オープンキャンパスで行う「AO事前説明」に参加することです。遠方に住んでいる人や部活動で来られない人には、オンラインでの個別説明もあります(地域の限定なし)。AO事前説明のあるオープンキャンパスは、これからも10月18日と11月3日に予定されています。
| 日程 | エントリー期間 | 試験日 | 出願許可 | 出願期間 | 合格発表 |
|---|---|---|---|---|---|
| A日程 | 9月1日〜9月16日 | スポーツ教育学科9月26日、子ども学科9月27日 | 10月1日 | 10月1日〜10月16日 | 11月2日 |
| B日程 | 10月19日〜11月10日 | 11月21日 | 11月26日 | 11月26日〜12月8日 | 12月17日 |
2026年9月26日時点で、A日程のエントリーは終わっています。これから受けるならB日程(エントリーは10月19日〜11月10日)です。
課題レポート型:学科ごとのテーマで800〜1200字
課題レポートは、自宅や学校でじっくり取り組める形式です。学科ごとに示された課題から1つを選び、800字以上1200字以内で書いて、エントリー書類と一緒に提出します。2027年度から字数が「800字程度」から「800字以上1200字以内」に変わりました。
子ども学科のテーマは2つです。
①「ウェルビーイング(Well-being)」とは、身体的、精神的、社会的に良好で満たされた状態を指します。学校や家庭、地域社会などにおける課題を調べ、子どものウェルビーイングを高めるためにどのような取り組みが必要か、あなたの考えを述べてください。
②「ワーク・ライフ・バランス」とは、仕事と家庭生活、個人の時間を調和させながら充実した生活を送る考え方です。日本社会において、ワーク・ライフ・バランスが重要とされる理由と、その実現のために企業や個人がどのように取り組みを行うべきか述べてください。
スポーツ教育学科のテーマは3つです。
①運動やスポーツに対する意欲や関わり方には、子どもによって違いがあります。運動が得意な子どもと苦手な子どもがともに学ぶ場面において、すべての子どもが参加しやすい体育の授業を実現するためには、どのような工夫が必要か、あなたの考えを述べてください。
②学校には、特別な教育的支援を必要とする児童生徒が在籍しています。そのような児童生徒が学校生活で抱える具体的な困難を取り上げ、どういった支援が必要か、あなたの考えを述べてください。
③あなた自身の経験をもとに、スポーツに取り組むうえで競技力向上のために行ってきたことを述べてください。そのうえで、今後、自身のスポーツ活動をさらに充実させるために、どのような取り組みが必要であると考えるか、あなたの考えを述べてください。
書き方のルールと評価
課題レポートには、次のようなルールがあります。
- 信頼できる書籍やWebサイトのデータを参考に、客観的な事実をもとに書く
- 参考にした資料の出典は、レポート用紙の所定欄に書く(出典は字数に含めない)
- 図表(グラフ等)を使う場合は、所定の用紙に書くか、パソコンで作ったものを貼る
- 本文は本人が手書きする
評価は、論理的な展開で他者が読んでもわかりやすいか、自分の考えが明確に述べられているかに加え、資料など客観的な事実をもとに作成できているかが対象です。
つまり、調べたこと(事実)と自分の考えを分けて書くことが求められています。たとえば子ども学科の①なら、「学校・家庭・地域のどこにどんな課題があるか(調べた事実)→ 子どものウェルビーイングを高めるための取り組み(自分の考え)→ その理由」という組み立てです。調べた内容を論拠として使う方法は小論文の具体例の作り方、テーマの材料は子育てと保育、働き方、障害とバリアフリーなどのテーマ別記事にまとめています。
面談は担当教員2名と対話形式で20分程度。レポートと自己PR書をもとに質問されます。指定エリア(滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・福井・岐阜・三重・愛知)以外に住んでいる人は、課題レポート型を選べばオンラインでの面談も選べます。
プレゼンテーション型:探究活動などを3〜10分で
プレゼンテーション型は、担当教員2名の前で3分以上10分以内で発表します。内容は、総合的な探究の時間の探究活動、課外活動、自分でテーマを決めて調べたことなど自由です。パワーポイント(エントリー時に印刷した資料を提出)か、黒板に掲示するポスターのどちらかで発表します。
評価は、探究を行った方法やその結果を、自分の言葉で伝えることができるかという点と、発表のあとの質疑応答です。面談はプレゼンとあわせて20分程度です。プレゼンテーション型は対面での受験になります。
自己推薦とスポーツ評価
総合型選抜(自己推薦)は、併願で受けられる総合型選抜です。小論文(課題文形式・600字程度)80点と個人面談100点、調査書20点で選考します。出願は11月2日〜11月10日、試験は11月15日です。大学のサイトで公開されている令和8年度の学校推薦型選抜(公募推薦)の小論文も、文章を読んで考えたことを600字程度で述べる形式でした。課題文の読み方は課題文型小論文の解き方を参考にしてください。
自己推薦を含む併願の入試で合格して入学手続きをした人が、国公立大学に合格して入学を辞退する場合は、入学手続費用(765,000円)が全額返還される制度が2027年度から始まっています。
総合型選抜(スポーツ評価)は専願で、課題レポートかプレゼン(40点)、面談(100点)、調査書(20点)に、活動実績証明書(40点)が加わります。
どこから手をつけるか
- AO事前説明に参加する。10月18日・11月3日のオープンキャンパスか、オンライン個別説明
- 課題レポート型かプレゼンテーション型かを決める。探究活動の成果があるならプレゼンも選択肢
- 課題レポート型なら、テーマを1つ選び、資料を調べて800〜1200字で手書きする。出典を必ず書く
- B日程のエントリーは10月19日〜11月10日、試験は11月21日
- 併願で受けたいなら自己推薦(小論文600字程度)
まとめ
- びわこ学院大学(教育福祉学部)の総合型選抜はAO・スポーツ評価・自己推薦の3つ
- AOは子ども学科25名、スポーツ教育学科16名。エントリーの条件はAO事前説明への参加(オンライン可)
- AOは課題レポート(800字以上1200字以内)かプレゼンテーション(3〜10分)が80点、面談100点、書類20点
- 課題レポートのテーマは学科ごとに公開(子ども学科2つ、スポーツ教育学科3つ)。資料をもとに客観的事実で書き、出典を書く。本文は手書き
- AOはエントリー → 試験 → 出願許可 → 出願の順で、エントリーと試験に検定料はかからない
- これから受けるならAOはB日程(エントリー10月19日〜11月10日、試験11月21日)
- 自己推薦は併願可で、課題文形式の小論文600字程度
総合型選抜そのものの進め方は総合型選抜の完全ガイド、大学別の記事は大学別対策の作り方から探せます。滋賀県の私立大学はびわこリハビリテーション専門職大学、びわこ成蹊スポーツ大学、長浜バイオ大学の記事にもあります。