びわこ成蹊スポーツ大学の総合型選抜。入学定員360名のうち160名、4種類とも書類と面接100点で決まる
びわこ成蹊スポーツ大学(スポーツ学部)の2027年度総合型選抜入試は、A〜D日程・トレーナー入試・スポーツ推薦型・ファミリー入試の4種類で、あわせて160名。どれも書類審査と口頭試問を含む個人面接(100点)で選考します。オープンキャンパスに参加していない人だけが出す提出用紙、トレーナー入試の志望理由書のテーマ、日程と学費減免まで整理しました。
びわこ成蹊スポーツ大学は、滋賀県大津市にある私立大学です。学部はスポーツ学部スポーツ学科の1学部1学科で、入学定員は360名です。
2027年度の総合型選抜入試は、4種類あわせて160名。入学定員の4割以上を占める、この大学でいちばん大きな入口です。
| 種類 | 対象 | 専願/併願 |
|---|---|---|
| 総合型選抜入試(A〜D日程) | スポーツに強い関心があり、入学後もスポーツ学の理論や実践を続ける意志がある人 | A・C・D日程は専願、B日程は専願・併願 |
| トレーナー入試 | トレーナーの活動に関心があり、トレーニング指導能力とトレーナー関連資格の取得を目指す人 | 専願・併願 |
| スポーツ推薦型(A〜E日程) | 大学が指定する種目で全国大会などの優秀な成績がある人 | 専願 |
| ファミリー入試(A・B日程) | 家族(3親等以内)が大阪成蹊学園の併設校の卒業生・在学生である人 | 専願 |
4種類とも、選考は書類審査と個人面接(口頭試問を含む、100点)です。総合型選抜入試に小論文はありません。書類審査や面接で大学の定める基準を満たさない場合は不合格になります。
出典:びわこ成蹊スポーツ大学 入試ナビ「入試情報」(https://bss-nyushi.jp/exam/index.php )、「総合型選抜入試【A・B・C・D日程】」(https://bss-nyushi.jp/exam/sports/ao.php )、2027年度の学生募集要項PDF 全29ページ(https://bss-nyushi.jp/img/top/exam2027.pdf )。いずれも2026年9月26日に確認しました。
日程
| 種類 | 出願期間(インターネット) | 試験日 | 合格発表 |
|---|---|---|---|
| A日程(専願) | 9月1日〜9月10日 | 9月17日 | 11月1日 |
| B日程(専願・併願) | 9月1日〜10月2日 | 10月10日 | 11月1日 |
| C日程(専願) | 11月30日〜12月7日 | 12月12日 | 12月18日 |
| D日程(専願) | 2月22日〜3月11日 | 3月16日 | 3月19日 |
| トレーナー入試(専願・併願) | 9月1日〜10月2日 | 10月10日 | 11月1日 |
| スポーツ推薦型 A〜E日程 | 9月1日〜2月21日の5回 | 9月17日〜2月27日 | 11月1日〜3月9日 |
| ファミリー入試 A日程 | 9月17日〜10月2日 | 10月10日 | 11月1日 |
| ファミリー入試 B日程 | 11月1日〜11月13日 | 11月22日 | 11月30日 |
2026年9月26日時点で、B日程・トレーナー入試・ファミリー入試A日程の出願期間中(インターネット出願は10月2日17時まで、書類は10月3日消印有効)です。試験は3つとも10月10日です。
入学検定料は35,000円。A日程とトレーナー入試は併願でき、2つ出願すると37,500円になります。
面接は「志望動機だけではない」
面接について、大学のアドミッション・ポリシーは次のように説明しています。
面接試験の実施にあたっては、単に志望動機を問うだけではなく、高等学校での学習経験や活動内容、入学後の学びに関すること、興味・関心のある分野や将来像などについて口頭で試問するものです。
評価は、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」の3つに、学科の学びや希望する進路への「興味・関心」を加えた4つの観点で行われます。調査書の評定平均値と面接の受け答えをあわせて、基礎学力と入学後も学び続けられるかどうかを見ています。
面接が100点のすべてなので、準備の中心は次の3つです。
- 高校での学習と活動を具体的に話せるようにする(何に取り組み、何ができるようになったか)
- 入学後に学びたいことを、大学のコースや授業の内容と結びつける
- 将来像を、スポーツとの関わり方(する・みる・ささえる)の中で説明する
よく聞かれる質問への備えは面接の頻出質問、スポーツ系の学びについて書くときの考え方はスポーツ科学系の小論文対策にまとめています。
オープンキャンパスに参加していない人は「提出用紙」を出す
A〜D日程の書類審査は、志望理由書と調査書です。これに加えて、2026年度のオープンキャンパスや入試相談会に参加していない人だけ、「総合型選抜入試提出用紙」を出します。
提出用紙では、次の5つのエントリー条件から1つを選び、決められた字数の中で自分をアピールします。
| エントリー条件 | 内容 |
|---|---|
| ① スポーツ・文化活動 | スポーツまたは文化・芸術等の活動において自己をアピールできる |
| ② 学内活動 | 在学中に生徒会活動等において意欲的に活動した |
| ③ 社会活動 | 継続したボランティア活動等を積極的に行った |
| ④ 語学・資格 | 英検、TOEFL、TOEIC、漢字検定等の資格を持っている |
| ⑤ その他 | 上記以外で、特に自己をアピールできる |
2026年度のオープンキャンパスは、これからも10月18日と12月6日に予定されています。C日程・D日程で受けるなら、参加すれば提出用紙は不要です。
志望理由書と提出用紙は、本人が黒のボールペンで書きます。書き方は志望理由書の完全ガイドを参考にしてください。
トレーナー入試:志望理由書のテーマが決まっている
トレーナー入試では、専用の志望理由書に次のテーマで書きます。
トレーナー入試を受けようと思ったのはなぜですか。また、あなたが将来、どんなトレーニング指導者になりたいか、どんな指導者を目指しているか、資格背景の観点から、具体的に記入してください。(400字程度)
問われているのは、①トレーナー入試を選んだ理由、②目指すトレーニング指導者像、③それを「資格背景の観点から」具体的に、の3点です。③は、取得を目指すトレーナー関連の資格の名前と、その資格で何ができるようになるのかを調べて書く必要があります。
トレーナー入試の合格者は、2年次にトレーナーを目指すコースに所属するときに、必要な要件を満たしていれば優先的に配慮されます。
スポーツ推薦型とファミリー入試
スポーツ推薦型の指定種目は、硬式野球、サッカー、陸上競技、バスケットボール、バレーボール、ハンドボール、硬式テニス、競泳、水球、柔道、ソフトボール(女子)、卓球です。調査書の評定平均値が原則3.0以上であることが望ましく、指定種目の責任者による事前面談を受けていることが条件です。書類はスポーツ活動等証明書・志望理由書・調査書です。
ファミリー入試は、家族(3親等以内)が大阪成蹊学園の併設校(幼稚園を除く)の卒業生・在学生である人が対象で、合格すると初年度の授業料が250,000円免除されます。
学費と学費減免
初年度納付金は1,515,660円(入学金250,000円、授業料950,000円、教育充実費270,000円、諸費45,660円)です。
年内に行われる入試の成績上位者は、学費減免の認定審査(一般選抜入試スタンダード方式前期日程の英語・国語・数学①から2科目)を無料で受けられ、成績優秀者は初年度の授業料500,000円が免除されます(D日程は対象外)。
小論文で受けたいなら「小論型」
総合型選抜入試に小論文はありませんが、学校推薦型選抜入試(公募)の前期日程Ⅲ 小論型と一般選抜入試の中期日程 小論型では、小論文(60分・100点)と個人面接(100点)で受けられます。小論文は「与えられた課題(テーマ)について論述する」課題型です。
どこから手をつけるか
- どの種類で出すかを決める。B日程とトレーナー入試は併願もでき、出願は10月2日まで
- 面接100点に備える。高校での学習と活動、入学後に学びたいこと、将来像を具体的に話せるように
- 志望理由書を書く。トレーナー入試なら、資格の観点からの指導者像を400字程度で
- オープンキャンパスに参加していないなら、提出用紙のエントリー条件を1つ選んで書く(10月18日・12月6日の参加でも代えられる)
- 小論文で勝負したいなら、学校推薦型(公募)や一般の「小論型」
まとめ
- びわこ成蹊スポーツ大学の総合型選抜入試は4種類で160名(入学定員360名の4割以上)
- 選考はどれも書類審査+個人面接(口頭試問を含む、100点)。小論文はない
- 面接は志望動機だけでなく、高校での学習経験や活動、入学後の学び、将来像まで問われる
- オープンキャンパスに参加していない人だけ、エントリー条件を選んで書く提出用紙が必要
- トレーナー入試の志望理由書は、テーマが決まっていて400字程度
- 2026年9月26日時点で、B日程・トレーナー入試・ファミリーA日程が10月2日まで出願受付中(試験は10月10日)
- 年内入試の成績上位者は、学費減免の認定審査で初年度授業料50万円免除を目指せる
総合型選抜そのものの進め方は総合型選抜の完全ガイド、大学別の記事は大学別対策の作り方から探せます。滋賀県の私立大学はびわこ学院大学、長浜バイオ大学、聖泉大学の記事にもあります。