小論文キャンパス
大学別対策

東京有明医療大学の総合型選抜。鍼灸学科・柔道整復学科は自己PRを1000字以内で書く小論文型が中心で、出願にはオープンキャンパスか個別相談での教員との面談が必要。看護学科は第1〜3回が記述式の基礎学力試験と15分程度の面接

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東京有明医療大学の総合型選抜を2027年度の募集要項と入試ページから整理しました。保健医療学部(鍼灸学科・柔道整復学科)の小論文(自己PR)型・プレゼンテーション(自己PR)型・小論文(課題)型と、看護学部の基礎学力試験・小論文の日程、保健医療学部の出願条件(オープンキャンパスか個別相談での教員との面談)、志望理由書の字数、過去問のテーマ、学費、2026年度の結果まで解説します。

東京有明医療大学は、東京都江東区有明にある、保健医療学部(鍼灸学科・柔道整復学科、入学定員は各60名)と看護学部(看護学科、入学定員50名)の2学部の大学です。総合型選抜の中身は、学部によって違います。

保健医療学部の総合型選抜は5回あり、第1回・第2回は自己PRを1000字以内で書く小論文(自己PR)型、第3回は自己PRのプレゼンテーション型、第4回・第5回は当日出題の課題に答える小論文(課題)型です。どの回も、オープンキャンパスか個別相談で、志望する学科の教員と面談していることが出願の条件です。

看護学部の総合型選抜は4回あり、第1回〜第3回は記述式の基礎学力試験、第4回は当日出題の小論文と、15分程度の面接で選ばれます。看護学部には、オープンキャンパスへの参加の条件はありません。

第1回(9月13日)はすでに終わりました。次は第2回で、両学部とも出願期間は10月1日〜10月12日(消印有効)、試験日は10月18日です。第1回・第2回は専願で、他大学と併願できるのは2月・3月の回です。

必ず最新の募集要項で確認してください。日程・募集人員・選考方法は年度によって変わります。 出典:保健医療学部 入試情報/保健医療学部 総合型選抜 募集要項(PDF)/看護学部 入試情報/看護学部 総合型選抜 募集要項(PDF)/入試過去問題/2026年度 選抜結果(PDF)

保健医療学部(鍼灸学科・柔道整復学科)の日程と方式

回 型 専願・併願 募集人員(各学科) 出願期間 試験日 合格発表
第1回 小論文(自己PR)型 専願 第1回・第2回合わせて30名程度 9月1日〜9月7日 9月13日 11月2日
第2回 小論文(自己PR)型 専願 (同上) 10月1日〜10月12日 10月18日 11月2日
第3回 プレゼンテーション(自己PR)型 専願 5名程度 11月25日〜12月2日 12月6日 12月10日
第4回 小論文(課題)型 併願可 若干名 2月3日〜2月15日 2月21日 2月25日
第5回 小論文(課題)型 併願可 若干名 3月10日〜3月19日 3月23日 3月24日
  • 出願書類は郵送で、出願期間の最終日の消印有効です(第5回だけは最終日必着)
  • 入学金・学納金の納入締切は、第1回・第2回が11月13日、第3回が12月18日、第4回が3月4日、第5回が3月26日です

出願の条件は、2024・2025・2026年度のオープンキャンパスか個別相談に参加して、受験を希望する学科の教員と面談したことです。面談すると「個別相談修了証」がもらえ、それを志望理由書に貼って出願します(志望理由書の様式では、修了証を貼るのは初回の出願のときだけとされています。2回目以降も志望理由書は出し直します)。オープンキャンパスの日程以外の個別相談は、大学のホームページから申し込めます。大学の個別相談のページでは、個別相談は4日前までに申し込み、来校かオンライン(Zoom や Google Meet)を選べるとしています。

小論文(自己PR)型(第1回・第2回)

  • 小論文(60分、100点):次の①と②を踏まえて、自分自身の PR を1000字以内で書きます
    1. これまでの学習や活動の経験・成果をもとに、自身を PR する内容
    2. ①を大学で、あるいは保健医療の分野でどのように活かすか
  • 評価の視点は、入学後や将来のビジョンに向けて「自己理解度」「向上心」「計画性」「柔軟性」「継続力」「責任感」が論理的に述べられているかです
  • 面接(10分程度、100点)は個別面接で、調査書や志望理由書などの出願書類も審査されます。入学後の勉学や卒業後の進路に明確な目標を持ち、それをアピールできるかを見ます
  • 当日は9時10分集合、9時30分〜10時30分が小論文、11時から面接です

試験会場で書く自己PRですが、テーマは前もってわかっています。経験を並べるのではなく、その経験から身についた力(評価の視点の6つの言葉が手がかりになります)と、それを大学での学びや保健医療の分野(鍼灸師・柔道整復師として)でどう生かすかを、1000字の中でつなげられるように準備しておきましょう。大学の過去問のページには、2026年度の同じ形の問題用紙が載っています。自己PRの組み立ては自己PRの書き方も参考にしてください。

プレゼンテーション(自己PR)型(第3回)

  • 小論文と同じ①・②の内容を、自分で作った事前提出資料(大学の所定用紙、A4・1枚・片面)を使ってプレゼンテーションします。資料は出願時に出し、同じものを当日も持っていきます
  • プレゼンテーション5分と質疑応答5分程度(100点)のあと、続けて面接(100点)です
  • 使えるのは事前提出資料と同じものだけで、パソコンやタブレットは使えません。大学が事前提出資料を A3 に拡大したものを使うこともできます
  • 評価の視点は、主体的に学びに向かう姿勢と、思考力・表現力・発想力などです

小論文(課題)型(第4回・第5回)

  • 当日出題される課題について、自分の考えを800字以内で書きます(60分、100点)。課題は回ごとに違います
  • 評価の視点は、与えられたテーマに対して自分の意志や主張が論理的・客観的に述べられているかです
  • 面接(10分程度、100点)もあります

大学が公開している2026年度の過去問では、鍼灸学科の第4回で、超高齢社会について知っていることと、その中で鍼灸が果たす役割や可能性を、柔道整復学科の第2回(2026年度は課題型)で、WHO の報告書で日本の伝統医療として紹介された柔道整復術を海外に広めていくことについての考えを、それぞれ800字以内で問う問題が出ています。

看護学部(看護学科)の日程と方式

回 専願・併願 募集人員 出願期間 試験日 合格発表 選考
第1回 専願 20名程度 9月1日〜9月7日 9月13日 11月2日 基礎学力試験+面接
第2回 専願 5名程度 10月1日〜10月12日 10月18日 11月2日 基礎学力試験+面接
第3回 併願可 若干名 2月3日〜2月15日 2月21日 2月25日 基礎学力試験+面接
第4回 併願可 若干名 3月10日〜3月19日(必着) 3月23日 3月24日 小論文+面接
  • 基礎学力試験は記述式(60分、100点)で、高校卒業までに身につけた基本的な知識を問います。2025・2026年度の問題が大学の過去問のページに載っています
  • 小論文(第4回)は、当日出題される課題について自分の考えを800字以内で書きます(60分、100点)
  • 面接は15分程度の個別面接(100点)で、人間性や思考力、学習への志向性、対人スキル、自己表現力を見ます
  • 出願資格は高校卒業(見込み)などで、保健医療学部のようなオープンキャンパス・個別相談の条件はありません

志望理由書

どの回も、大学の所定用紙の志望理由書を2枚セットで出します。自筆・横書きで、黒インクか黒のボールペン(消せるボールペンは不可)を使い、マス空けや改行はしません。

学部 設問と字数
保健医療学部 ①鍼灸学科または柔道整復学科を志望する理由(280〜300字)、②将来、保健医療の分野で貢献するために、本学で身につけたいこと(280〜300字)。2枚目に資格・検定や課外活動を書き、個別相談修了証を貼る
看護学部 ①志望理由(560〜600字)、②今まで頑張ってきたこと(560〜600字)

どちらも、字数の下限が上限に近いのが特徴です。保健医療学部は300字の枠に280字以上、看護学部は600字の枠に560字以上を、マス空けなしで書きます。書き直しをしなくて済むよう、下書きで字数を合わせてから清書しましょう。

学費

項目 保健医療学部 看護学部
入学金 300,000円 300,000円
授業料(年額) 1,200,000円 1,100,000円
施設設備費(1年次) 350,000円 350,000円
実験実習費(1年次) 100,000円 150,000円
1年次の合計 1,950,000円 1,900,000円
2年次以降(年額) 2,150,000円 2,000,000円
  • 2年次以降は、施設設備費と実験実習費が1年次より高くなります(保健医療学部は施設設備費450,000円・実験実習費500,000円、看護学部は450,000円・450,000円)
  • どちらの学部も、ほかに教材費(保健医療学部は白衣・柔道着など、看護学部はユニフォーム50,000円・聴診器等13,000円程度)、教科書等(40,000円程度)、同窓会費(終身会費20,000円)がかかります

2026年度の結果

学科 回 志願者 受験者 合格者
鍼灸学科 第1回 15 15 15
鍼灸学科 第2回 0 0 0
鍼灸学科 第3回 1 1 1
鍼灸学科 第4回 1 1 1
柔道整復学科 第1回 17 17 17
柔道整復学科 第2回 5 5 5
柔道整復学科 第3回 4 4 4
柔道整復学科 第4回 0 0 0
看護学科 総合型 34 33 30

大学が公開している2026年度の選抜結果です(2026年5月1日現在)。2026年度は、保健医療学部の総合型が4回(第2回は小論文〔課題〕型)、看護学部の総合型は回に分かれず1回だけで、2027年度とは回の数や方式が違います。

どこから手をつけるか

  1. 保健医療学部を受けるなら、まず個別相談を申し込む。第2回(出願10月12日まで)に間に合わせるには、教員との面談を早めに済ませて個別相談修了証をもらう必要がある。個別相談は4日前までの申し込みで、オンラインも選べる
  2. 志望理由書を書く。保健医療学部は各280〜300字、看護学部は各560〜600字。字数の下限に注意
  3. 方式ごとの準備をする。自己PR型は1000字の自己PRを60分で書く練習、プレゼンテーション型は A4 1枚の資料と5分の発表、看護学部は記述式の基礎学力試験の過去問
  4. 面接の準備をする。どの回も面接は100点で、小論文・基礎学力試験・プレゼンテーションと同じ配点

まとめ

  • 保健医療学部(鍼灸・柔道整復)の総合型選抜は5回。第1回・第2回は1000字以内の自己PR小論文、第3回は自己PRのプレゼンテーション(第1〜3回は専願)、第4回・第5回は当日出題の800字以内の小論文(併願可)
  • 保健医療学部は、どの回もオープンキャンパスか個別相談で教員と面談していることが出願の条件
  • 看護学部の総合型選抜は4回。第1〜3回は記述式の基礎学力試験、第4回は800字以内の小論文。面接は15分程度。第1・2回は専願、第3・4回は併願可
  • 次は両学部とも第2回(出願10月1日〜10月12日、試験10月18日)
  • 志望理由書は、保健医療学部が各280〜300字、看護学部が各560〜600字の2問

首都圏の医療系の総合型選抜は、帝京平成大学、帝京科学大学、東京医療学院大学、東京純心大学、東京医療保健大学の記事でも扱っています。看護・医療系の小論文は看護学部の小論文対策とリハビリ・医療技術系の小論文対策、全体像は総合型選抜の完全ガイドにまとめました。

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