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ZEN大学の総合型選抜。2027年度は実施なし、通信制で全員が志望理由と小論文(各50〜400字×4問)の書類選考、出願期は7回

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ZEN大学(神奈川県逗子市)は2025年4月に開学した通信制(オンライン)の大学で、総合型選抜も学校推薦型選抜もありません。全員がWeb出願の画面に志望理由2問・小論文2問(各50〜400字)を入力し、調査書などと合わせた書類選考を受けます。2027年4月入学の出願期は9月から3月までの7回で、第1期は10月8日までです。

ZEN大学は、神奈川県逗子市に本部がある私立の通信制(オンライン)の大学です。学校法人日本財団ドワンゴ学園が設置し、2025年4月に開学しました。卒業に必要な授業と試験は基本的にオンラインで受け、スクーリング(対面授業)はいりません。

学部 学科 入学定員 2027年度の募集
知能情報社会学部 知能情報社会学科(通信教育課程) 3,500名 3,500名(4月入学と10月入学の合計。10月入学は若干名)

学位は学士(学術)です。2027年4月からは、2年次・3年次の編入学(若干名)の募集が新しく始まります。学部の新設・改組・定員変更の告知はありません。

ZEN大学に、総合型選抜という区分はありません。学校推薦型選抜もありません。 募集要項にも大学のWebにも「総合型」「学校推薦型」「一般選抜」という区分は出てこず、全員が同じ「志望理由・小論文」による書類選考で選ばれます。設置認可の書類では、この選考を「書類選考による一般選抜のみ」と位置づけています。

  • 学力試験も、選考のための面接も、試験会場もありません
  • 全員が、Web出願の画面に志望理由2問・小論文2問(各50〜400字)を入力します
  • 出願期は2026年9月から2027年3月までの7回で、期ごとに合格発表があります
  • 専願か併願かを選べ、違うのは授業料の納入期限だけです

出典:ZEN大学「2027年4月入学 学生募集要項」(PDF)と訂正のお知らせ(2026年7月22日)、2025年4月・2026年4月・2026年10月入学の学生募集要項(比較用)、出願・入学案内・出願時提出書類・学費・奨学金・情報公開・法人概要の各ページ、入学センターのよくある問い合わせ、日本財団ZEN大学奨学金と特待奨学生支援制度の応募の手引き、基本計画書と設置の趣旨等を記載した書類、事業報告書、入学者数(2026年5月1日現在)、編入学の募集開始などのお知らせ(https://zen.ac.jp/ )。表の数値と日程はページ画像で確認しました。2026年10月3日に確認しました。

2026年10月3日の時点で、2027年4月入学の第1期は出願受付中です。Web出願は10月8日(木)まで(要項は「最終日は12時までに完了」としています)、出願書類は10月15日(木)15時必着です。 2026年10月入学の募集は終わりました。

出願資格:満18歳以上、社会人も出願できる

1年次入学の出願資格は、2027年4月1日時点で満18歳以上で、次のどれかに当てはまることです。

  • 高校・中等教育学校の卒業者(卒業見込みも可。ほかの大学・短大・専門学校を退学した人も含む)
  • 高卒認定試験の合格者(2027年3月31日までの合格見込みも可)
  • 大学・短大・専門学校の卒業者
  • 特別支援学校の高等部・高専などの第3学年の修了者、指定の専修学校高等課程の卒業者、海外で12年の教育を修了した人など

卒業年の制限はなく、社会人も出願できます。 母語が日本語でない人は、日本語能力試験N2以上などの証明が必要です。この大学では留学ビザは取れません。

編入学は、2年次が「大学に1年以上在学し30単位以上を修得」、3年次が「大学・短大・高専の卒業者、大学に2年以上在学し62単位以上を修得した人、専門学校の修了者など」が対象です。入学する年次は大学が決め、3年次の条件を満たさなければ2年次、2年次の条件も満たさなければ不合格になります。

志望理由と小論文は各50〜400字、Web画面に入力

区分 設問 字数
志望理由1 自己分析(自身の強み弱みを分析) 50〜400字
志望理由2 ZEN大学を志望する理由 50〜400字
小論文1 入学後に学びたいこと 50〜400字
小論文2 将来(主に卒業後)にやりたいこと 50〜400字

小論文の2問には、「本学での学びや取り組みを通じて、在学中や卒業後に社会とどのように関わりたいか」という前置きが付いています。

  • Web出願の画面に入力する形で、自宅などで書けます(試験場で書くものではなく、制限時間の記載もありません)。課題文はありません
  • 一時保存が使えない場合があるので、下書きを作ってから入力するよう指示されています。★出願を完了すると内容は変更できません
  • 全角・半角を問わず1文字と数え、改行も1文字です。改行は各項目10回まで、同じ文字の連続は3回までです
  • 設問と字数は、開学した2025年4月入学のときから変わっていません
  • 配点や合否の基準は公表されていません

大学が設置認可のときに示した計画では、志望理由で「基礎的デジタルスキル」と「新しい学びや活動に挑戦しようとする姿勢」、小論文で「基礎的デジタルスキル」と「社会貢献意欲」、調査書で高校卒業と同等以上の学力を見るとしています(調査書を学力の判定に使うことは、要項とWebには書かれていません)。

400字は短いので、それぞれの問いに1つの具体的なエピソードや目標で答えるのが書きやすい形です。4問で同じことを繰り返さないよう、「自己分析」「志望理由」「学びたいこと」「将来」を書き分けます(志望理由書の完全ガイド、自己PRの書き方、字数の調整)。

合格後に本人確認面談がある

選考のための面接はありませんが、合格した後に本人確認面談(オンラインか対面、10分程度)があります。出願時の証明書の人と合格者が同じ人かを確かめるためのもので、期日までに本人確認ができないと合格が取り消されることがあります。

合格後の手続きは、①本人確認面談、②入学の同意書・誓約書への電子署名、③入学金・授業料の納入、④(卒業見込みで出願した人は)卒業証明書の提出、の4つです。

出願書類

  • Web出願で入力・アップロードするもの:基本情報、緊急連絡先、志望理由・小論文、証明写真
  • 入学資格を証明する書類:高校の卒業(見込み)者は調査書(厳封のまま郵送)と卒業証明書(卒業見込みの人は入学手続のときに提出)、高卒認定の合格者は合格証明書など、大学などの卒業者は卒業証明書
  • 書類は簡易書留で郵送します(窓口への持参はできません)
  • 志望理由書や活動報告書などの別の書類はありません

日程と費用(2027年4月入学)

出願期 Web出願 書類の提出締切(15時必着) 合格発表
第1期 2026年9月1日(火)〜10月8日(木) 10月15日(木) 10月29日(木)
第2期 10月9日(金)〜11月12日(木) 11月19日(木) 12月3日(木)
第3期 11月13日(金)〜12月24日(木) 2027年1月14日(木) 1月28日(木)
第4期 12月25日(金)〜2027年1月28日(木) 2月4日(木) 2月18日(木)
第5期 1月29日(金)〜2月18日(木) 2月25日(木) 3月11日(木)
第6期 2月19日(金)〜3月11日(木) 3月15日(月) 3月18日(木)
第7期 3月12日(金)〜3月23日(火)12時 3月23日(火) 3月31日(水)
  • ★専願か併願かを選び、授業料の納入期限が変わります(たとえば第1期の専願は11月26日、併願は2027年3月25日)。選考での扱いの違いは書かれていません
  • 先着順ではなく、定員に達したら締め切るという記載もありません
  • 検定料は締切日中に着金が必要で、最終日はクレジットカード払いだけです
費用 金額
入学検定料 30,000円
入学金 36,000円(初年度のみ)
年間授業料 380,000円(システム利用料・学籍管理料を含む。履修単位数で変わらない)

ほかにパソコン(参考価格は約10万円から)とスマートフォンかタブレット、教科書代がかかります。単位認定試験はブラウザで受け、パソコンとスマートフォン(またはタブレット)の両方が必要です。

奨学金:入試とは別の小論文がある

入試区分に紐づく特待はありませんが、大学独自の奨学金があります。

制度 対象 内容 応募
日本財団ZEN大学奨学金 新入学・編入学とも。日本国籍・永住者などで、生計維持者の収入の合計が700万円未満 授業料38万円を全額免除(初年度は検定料と入学金も免除)。1年ごとの制度。2027年4月入学生は最大350名 第1次は終了、第2次は10月1日〜12月24日(受付中)、第3次は12月25日〜2027年3月31日
特待奨学生支援制度 2027年3月卒業見込み、または2026年3月以降に卒業した人など 年間原則50万円(例外的に100万円)。最大100名 2027年4月11日まで受付中。書類と面接2回

★日本財団ZEN大学奨学金には、入試とは別の小論文が2本(各400〜800字。テーマは「ZEN大学で学びたいこと」と「オンライン学習の継続と自己管理について」)があり、高校の成績と、応募者向けガイダンスへのリアルタイム参加(必須)も審査に使われます。生成AIで書いた文章は認められていません。Web出願をしないと応募できません。特待奨学生支援制度も、小論文2本(各50〜400字)、活動計画書、予算計画書と面接で選ばれます。

国の修学支援新制度(通信制の金額)も使え、申請する人は入学前の支払いを減らせます。

入学者:2026年度は3,090人

年度 入学者
2025年度(開学年、4月生・10月生の合計) 4,236人
2026年度(2026年5月1日現在) 3,090人(入学定員の88.3%)

志願者の総数・合格者数・倍率は公表されていません。 大学が途中経過として公表した数字では、系属校のN高グループの出身者が多く(2026年4月入学の出願者の68.8%)、専願率は9割前後でした。2025年度の入学者のうち、高校3年生から直接進学した人は52.8%でした。

サイトと要項で記載が違う箇所

  • 第6期の合格発表日が、要項と入試ページでは2027年3月18日、2026年5月29日のプレスリリースでは3月23日です
  • 1年次入学の在籍年限が、要項の同じページに「8年」と「12年(休学した場合の4年間を含む)」の2通りで書かれています
  • Web出願の締切時刻は、表では第7期の「12時」しか書かれていませんが、注意事項には「最終日は12時までに完了」とあり、各期の最終日を指すのかははっきりしません。各期とも最終日の正午までに済ませるのが安全です
  • 本人確認面談の時間が、要項では10分程度、よくある問い合わせでは5〜10分程度です
  • 調査書を選考に使うことは、設置の趣旨の書類にだけ書かれています

どこから手をつけるか

2026年10月3日の時点で、2027年4月入学の第1期は受付中です(Web出願10月8日まで、書類10月15日15時必着)。

  • ★志望理由2問・小論文2問(各50〜400字)の下書きを先に作ります。出願を完了すると直せないので、入力の前に字数と内容を確かめます
  • 高校生は調査書を厳封のまま郵送します。早めに高校に発行を頼みます
  • 第1期で間に合わなくても、第2期(10月9日〜11月12日)から第7期(3月23日正午まで)まで出願できます
  • 学費を抑えたい人は、日本財団ZEN大学奨学金(第2次は12月24日まで)も検討します。入試とは別の小論文(各400〜800字×2本)とガイダンスへの参加が必要です
  • 授業も試験もオンラインなので、パソコンとスマートフォン(またはタブレット)を用意します

まとめ

  • 神奈川県逗子市の通信制(オンライン)の大学。学校法人日本財団ドワンゴ学園が設置し、2025年4月に開学。知能情報社会学部知能情報社会学科(入学定員3,500名)
  • ★総合型選抜も学校推薦型選抜もない。全員が志望理由と小論文による書類選考(設置認可の書類では「一般選抜のみ」)。学力試験・選考の面接・試験会場はない
  • ★志望理由2問(自己分析、志望理由)・小論文2問(入学後に学びたいこと、将来やりたいこと)を各50〜400字でWeb画面に入力。課題文なし。出願後は修正できない。設問は開学時から同じ
  • 出願資格は満18歳以上で、社会人も可。2027年4月から2・3年次の編入学も募集
  • 出願期は7回(2026年9月〜2027年3月)で期ごとに合格発表。専願か併願かで授業料の納入期限が変わる。合格後に本人確認面談
  • 検定料30,000円、入学金36,000円、授業料年380,000円
  • 日本財団ZEN大学奨学金(世帯収入700万円未満、授業料など全額免除)には入試とは別の小論文(各400〜800字×2本)がある。生成AIで書いた文章は不可
  • 入学者は2025年度4,236人、2026年度3,090人。志願者数・倍率は非公表
  • サイトと要項の注意点:第6期の合格発表日(3月18日と23日)、在籍年限の2通りの記載、Web出願の締切時刻
  • 2026年10月3日の時点で、第1期は10月8日まで受付中

総合型選抜そのものの進め方は総合型選抜の完全ガイド、大学別の記事は大学別対策の作り方から探せます。オンラインで学ぶ大学ではサイバー大学、東京経営大学の記事もあわせて読めます。

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