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筑波技術大学の総合型選抜。聴覚障害の学部は小論文・プレゼン・面接で合計1000点、視覚障害の学部は面接800点で、出願は12月と1月

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筑波技術大学の2027年度総合型選抜を、聴覚障害系と視覚障害系の2冊の要項から整理しました。産業技術学部は書類100・小論文200・プレゼンテーション500・面接200の合計1000点、保健科学部と共生社会創成学部の視覚障害コースは書類200・面接800の合計1,000点です。出願資格と診断書、エントリーシートの字数、公開されている小論文の過去6回、系統で違う日程、再出願の順番、結果までまとめました。

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筑波技術大学(国立・茨城県つくば市)は、★聴覚障害のある人と、視覚障害のある人のための大学です。大学は要項の表紙で、こう書いています。

日本でただ一つの視覚障害者,聴覚障害者のための大学です。

★総合型選抜は、障害の系統で、要項も試験も日程も別です。

★聴覚障害系 ★視覚障害系
★実施する学部 産業技術学部(産業情報学科・総合デザイン学科) 保健科学部(保健学科・情報システム学科)、共生社会創成学部の視覚障害コース
★募集 どちらの学科も若干名(第1回・第2回) 第1回4名、第2回8名
★試験 ★小論文、プレゼンテーション、面接 ★面接だけ
★配点(要項の印字) 書類審査100・小論文200・★プレゼンテーション500・面接200=合計1000 書類審査200・★面接800=合計1,000
★これからの出願 第1回は12月1日〜8日、第2回は2027年1月4日〜8日 第2回が12月1日〜8日(第1回は終了)

★共通テストは課されません。評定の基準もありません。既卒の人、高卒認定の人も出願できます。

★共生社会創成学部の聴覚障害コースには、総合型選抜(第1回・第2回)がありません。

必ず最新の募集要項で確認してください。日程・募集人員・選考方法は年度によって変わります。この記事は★令和9年度 学生募集要項(聴覚障害系・50ページ)、★同(視覚障害系・75ページ)、★入学者選抜要項(聴覚障害系・視覚障害系)、★総合型選抜の下書き用エントリーシート、★聴覚障害に関する診断書・視覚障害に関する診断書・入学資格に関する状況報告書の様式、★産業技術学部の総合型選抜の小論文(令和6〜8年度の6回分。出題意図・解答例)、★過去3年分の入試結果と2027年度の志願状況、★大学の「総合型選抜プレゼンテーションについて」のページを確認して書いています。 出典:入試案内、募集要項(聴覚障害系)、募集要項(視覚障害系)、過去の入学試験問題(聴覚障害系)、総合型選抜プレゼンテーションについて、入試結果(聴覚障害系)、入試結果(視覚障害系)。2026年10月13日に確認しました。

学部と、総合型選抜を実施する学科

学部・学科・コース 対象 第1回 第2回
産業技術学部 産業情報学科 聴覚 ★若干名 ★若干名
産業技術学部 総合デザイン学科 聴覚 ★若干名 ★若干名
共生社会創成学部 聴覚障害コース 聴覚 ★実施しない ★実施しない
保健科学部 保健学科(鍼灸学・理学療法学・健康スポーツ学の3コースを一括で募集) 視覚 ★4名 ★2名
保健科学部 情報システム学科 視覚 募集なし ★3名
共生社会創成学部 視覚障害コース 視覚 募集なし ★3名
★視覚障害系の合計(要項の印字) 4名 8名
  • ★年に2回あるのは、産業技術学部の2学科と、保健学科だけです。情報システム学科と視覚障害コースは、第2回の1回だけです
  • 保健学科は、学科の単位で選抜されます。コースは2年次に進むときに選びます
  • 共生社会創成学部は、2025年度にできた学部です。聴覚障害コースと視覚障害コースで、要項も試験も別です
  • ★募集人員の表では、「総合型選抜」の列のなかに「社会人選抜」も並んでいます。ただし、社会人選抜は出願資格も試験も日程も別の選抜です。この記事では、第1回・第2回を扱います

「第1回」「第2回」の日付は、系統で違う

★聴覚障害系(産業技術学部) ★視覚障害系(保健科学部・視覚障害コース)
★第1回 出願 ★2026年12月1日〜12月8日 9月24日〜10月1日(終了)
★第1回 試験 ★12月19日(土) 10月10日(終了)
★第1回 合格発表 12月25日 10時 11月2日 10時
★第1回 入学手続 2027年1月7日〜14日 11月6日〜13日
★第2回 出願 ★2027年1月4日〜1月8日 ★2026年12月1日〜12月8日
★第2回 試験 ★1月23日(土) ★12月19日(土)
★第2回 合格発表 1月29日 10時 12月25日 10時
★第2回 入学手続 2月3日〜10日 2027年1月7日〜14日

★聴覚障害系の第1回と、視覚障害系の第2回が、同じ日付です。「第◯回」という番号だけで日付を覚えると、取り違えます。

★出願は、どれも必着です。インターネット出願システムに入力し、検定料を払い、書類を簡易書留・速達で送ります。システムへの入力は、出願期間の数日前から始められます(聴覚障害系の第1回と視覚障害系の第2回は、11月27日10時から12月8日16時まで)。

出願資格:学歴と、障害の程度の両方

★学歴の要件は、高校や特別支援学校の高等部を卒業した人・卒業見込みの人、高卒認定に合格した人などです。卒業した年の制限はありません。

★障害の程度の要件は、系統ごとに書かれています。

聴覚障害系

両耳の聴力レベルが★おおむね60デシベル以上のもの又は★補聴器等の使用によっても通常の話声を解することが不可能若しくは著しく困難な程度のものとします。

  • 聴力レベルは、補聴器を外した状態(人工内耳はスイッチを切った状態)のものです
  • ★全員が「聴覚障害に関する診断書」を出します。大学の所定の用紙に、★身体障害者福祉法第15条の指定医師が書き、封をしたものです
  • 希望する人は「入学資格に関する状況報告書」も出せます。本人か、保護者など本人の状況をよく知っている人が書きます。様式には、入学資格の判定だけに使い、合否の判定には使わないと書かれています
  • 身体障害者手帳を持っていることは、出願資格に入っていません

視覚障害系

両眼の矯正視力が★おおむね0.3未満のもの又は視力以外の視機能障害が高度のもののうち,★拡大鏡等の使用によっても通常の文字,図形等の視覚による認識が不可能又は著しく困難な程度のもの若しくは将来点字等の特別の方法による教育を必要とすることとなると認められる者とします。

  • ★全員が「視覚障害に関する診断書」を出します。大学の所定の用紙に、★眼科を専門とする医師が書き、封をしたものです

2つの系統に共通すること

項目 内容
★「おおむね」の幅 ★要項に書かれていない。「不明な点は,本学入試担当係に問い合わせてください」
★障害の程度の事前の審査 手続きとしては定められていない。出した診断書で、出願のときに確かめられる
★評定 基準なし
★既卒・高卒認定 出願できる
★推薦書 要らない
★英語の資格・事前のイベント参加 条件になっていない
★再出願のときの診断書 一度出していれば、出し直さなくてよい

★基準に当たるかどうか分からない人は、早めに大学の入試担当係に問い合わせてください。診断書を医師に書いてもらうのにも、日数がかかります。

聴覚障害系:産業技術学部

配点は、プレゼンテーションが半分

学科 書類審査 小論文 ★プレゼンテーション 面接 ★合計(要項の印字)
産業情報学科 100 200 ★500 200 ★1000
総合デザイン学科 100 200 ★500 200 ★1000

2つの学科で、配点も試験も同じです。第1次選考はなく、出願した人は全員が試験を受けます。

項目 評価の観点(要項)
書類審査 基礎的な知識に加え、思考力・判断力・表現力について、調査書等により審査
★小論文 日本語の基礎的な能力(読解力・表現力・表記力)、★資料等の読解力及び論理的思考力
★プレゼンテーション ★探求意欲、取組の専門性、希望する分野の教育内容との関連性、入学後の発展性、プレゼンテーション力
面接 将来に対する心構え、コミュニケーション能力、人物(アドミッション・ポリシーへの適合性など)

エントリーシート:出願システムに入力する

★紙の志望理由書はありません。インターネット出願システムの入力フォームに書きます。大学のサイトに、下書き用のシートがあります。

欄 書くこと ★字数など
希望コース 1〜2つを選ぶ(学科をまたいでは選べない) —
★これまでの活動 ★2024年4月以降に関心をもって積極的に取り組んだ活動のうち、(1)希望するコースで入学後の学びにつながる活動の内容、(2)そのなかで特に力を入れた取り組みの具体例(成果に向けた努力のプロセスを含む)、(3)この大学で学びたいこと ★(1)〜(3)を合わせて1800文字以内
画像 取り組みの様子や成果が分かるもの(任意) 1ファイル
★活動実績 資格、コンペティションへの応募歴、入選・受賞歴、発表歴など ★5件まで
★自己PR 自分の強みを、1)将来に対する心構え、2)コミュニケーション能力、3)志望学科のアドミッション・ポリシーへの適合性の3つの切り口から ★800文字以内
  • ★「これまでの活動」の(1)〜(3)は、当日のプレゼンテーションで説明する3つの項目と同じです
  • ★自己PRの3つの切り口は、面接の評価の観点と同じ言葉です
  • ★対象になる活動は、2024年4月以降のものです(要項の表記は令和6年4月以降)。いまの高校3年生なら、高校に入学してからの活動です
  • 送信したあとは、書き直せません
  • ★総合デザイン学科も、総合型選抜では作品の提出はありません。作品は、当日のプレゼンテーションで見せます

★エントリーシートは、プレゼンテーション(500点)の台本です。書く前に、当日に何を見せて、何を話すのかを決めてください。

小論文:80分。過去の6回は、すべて図や表を読む形

★大学のサイトで、過去3年・6回分の問題と出題意図が公開されています(直近の2年は解答例つき)。

回 題材 資料 小問
2026年度 第1回 農業の担い手 文・図・表 図から読み取れること/課題を選び、対策を述べる
2026年度 第2回 手話の学習(障害者への情報保障の調査) 調査の概要と図3つ 図をもとに理由を述べる/関心を持ってもらう取り組み
2025年度 第1回 運転免許の返納と死亡事故 文・図2つ 図の読み取り/将来の課題/対策
2025年度 第2回 CO2排出量の削減 文・図・表2つ 図の読み取り/国・自治体・企業・個人の取り組み
2024年度 第1回 自転車のヘルメット着用 文・図 図にもとづく理由/着用率を上げる方法
2024年度 第2回 書店の減少 図 変化とその背景/これからの書店のあり方
  • ★6回とも、80分・合わせて800字以内です
  • ★6回とも、前半で資料を読み取り、後半で自分の考えや対策を書く形です
  • ★長い文章を読んで答える形の回はありません
  • 題材は、社会のさまざまな分野から出ています。聴覚障害や障害者支援を直接の題材にしたのは、6回のうち1回です

★出題意図に、毎回入っている項目があります。

文章で記述された内容を正確に把握し、★着目すべき主題を正しく抽出できている。

★2027年度の小論文が同じ形だとは、要項に書かれていません。要項が書いているのは、評価の観点(資料等の読解力と論理的思考力)までです。

★練習のしかた

すること 理由
★公開されている6回を、80分で解く 解答例のある4回は、自分の答案と比べられる
★前半は、数字を挙げて書く 「増えている」ではなく、何が、いつからいつまでに、どのくらい変わったかを書く
★後半は、前半で読み取ったことから対策を出す 資料と関係のない一般論を書かない
★800字の配分を決める 小問が2つなら、前半を250〜300字、後半を500字ほどにする

資料を読む小論文の書き方は資料・グラフ型の小論文にまとめています。

プレゼンテーション:7分程度で説明し、質疑応答

試験当日に,エントリーシートの「これまでの活動」及び「活動実績」に記載した事項に基づき,★成果物(制作した作品や図面,活動の記録や写真,プログラム等)やスライドなどのプレゼンテーション資料を提示しながら,7分程度で説明をしてください。それらに基づいて質疑応答を行います。

項目 内容
★説明すること (1)入学後の学びにつながる活動の内容、(2)特に力を入れた取り組みの具体例、(3)この大学で学びたいこと
★時間 説明は7分程度。質疑応答の長さは書かれていない
★会場の機器 大型モニタなどの表示機器と、実物投影機
★自分で用意するもの ★電子データを使う場合は、再生に必要な機器。HDMIでつなぐ。変換ケーブルが要る場合も自分で用意
★コミュニケーションの方法 ★「音声・手話・筆談などのコミュニケーション方法は問いません。」
★会場 つくば(天久保キャンパス)だけ

大学のサイトは、プレゼンテーションの例として、自分の創作・制作活動、身近な課題の解決に向けた取り組み、社会的な課題の解決に向けた活動への参加を挙げ、こう書いています。

評価では、★結果や成果物のみでなく、そこに至るまでのプロセスや試行錯誤、深い考察などを重視します。

★結果だけでなく、そこに至るまでの過程が見られます。うまくいかなかったこと、やり直したことも、資料に入れてください。

★7分は短い時間です。3つの項目に、2分・3分・2分ほどで割りふり、時間を計って練習してください。

プレゼンテーションの組み立てはプレゼン型入試、自己PRは自己PRの書き方にまとめています。

当日

時刻 内容
9:30〜10:50 小論文
11:20〜12:30 プレゼンテーション、面接
13:30〜18:00 プレゼンテーション、面接
  • プレゼンテーションと面接は、1人ずつ行われます。自分の順番が午前か午後かで、終わる時刻が変わります
  • ★指定された試験を1つでも受けなかった場合は、選考の対象から外れます
  • 持ち物などを書いた「受験者心得」は、大学のサイトで公表されます(第1回は12月15日、第2回は2027年1月19日)

視覚障害系:保健科学部と、共生社会創成学部の視覚障害コース

配点は、面接が8割

学科・コース 書類審査 ★面接 ★合計(要項の印字)
保健学科 200 ★800 ★1,000
情報システム学科 200 ★800 ★1,000
視覚障害コース 200 ★800 ★1,000

★当日の試験は、面接だけです。小論文もプレゼンテーションもありません。

学部・学科への理解,人物,表現力,理解力,適性,将来に対する意欲等を評価します。 ★一般教養に関する口頭試問を含みます。

  • ★複数の面接員による個別面接です
  • ★口頭試問の範囲や形は、要項に書かれていません
  • 1人あたりの時間も書かれていません

共生社会創成学部は「指定課題」がある

共生社会創成学部では,★指定課題に関する内容も含めて面接を行います。★指定課題は出願受付後,メールで送付します。

課題の中身、分量、送られる日は、要項に書かれていません。点字版を希望する人には、点字版が郵送されます。

学部のサイトは、面接の準備について、共生社会にかかわる問題、時事問題、社会の課題に関心を持ち、自分なりの意見を持つことを勧めています。

書類:志望の動機と、自己推薦書

書類 ★字数 書き方
★志望の動機 ★600字以内(点字は1行32マスで30行以内) 点字、手書き、ワードなどで作って印刷、出願システムに入力、のどれでもよい
★自己推薦書 ★800字以上(点字は1行32マスで40行以上)。A4 「趣味・特技,資格,これまでの体験・実績等自分の特徴をアピールできるもの。」
業績の証明書・推薦書など — 任意。賞状などは写しを出す
視覚障害に関する診断書 — 眼科を専門とする医師が作成
調査書 — 学校が作成

★2つの書類で、字数の向きが逆です。志望の動機は「以内」、自己推薦書は「以上」です。自己推薦書に上限は書かれていません。

★書類審査は200点で、面接は800点です。面接は「学部・学科への理解」を見ると書かれています。志望の動機と自己推薦書に書いたことを、面接で自分の言葉で話せるようにしてください。

当日

時刻 内容
★8:30まで 指定された場所に集合
9:00〜12:00 面接
13:00〜17:00 面接
  • 会場は春日キャンパス(つくば市)です
  • 試験室までの誘導は、係員が行います。付き添いの人は、控室で待ちます
  • 受験者心得は、メールで送られます(第2回は12月15日)。点字版を希望する人は、出願のときに申し出ます
  • 総合型選抜は面接だけなので、試験で機器は使いません

落ちたあとに、次を受けられる

★総合型選抜に合格しなかった人は、次の選抜に出願できます。

系統 受けられる順番
★聴覚障害系 学校推薦型選抜・社会人選抜(11月21日)→ ★総合型選抜 第1回(12月19日)→ ★第2回(1月23日)→ 一般選抜(2月25日)
★視覚障害系 総合型選抜 第1回(10月10日)→ 学校推薦型選抜・社会人選抜(11月21日)→ ★総合型選抜 第2回(12月19日)→ 一般選抜(2月25日)
  • ★順番が、系統で違います。聴覚障害系は、学校推薦型選抜のあとに総合型選抜があります
  • ★検定料(17,000円)は、選抜ごとにかかります
  • ★一般選抜に出願するには、共通テストの受験が必要です。共通テストの出願は9月下旬〜10月上旬なので、総合型選抜の結果を待ってからでは間に合いません
  • ほかの大学との併願を禁じる文は、総合型選抜の章にはありません

★合格して入学手続を済ませると、そのあとの受験は合格になりません。

総合型選抜の合格者で入学手続を済ませた方は,★その後行われる本学及び他大学・学部の入学者選抜を受験しても,その大学・学部の合格者とはなりません

特別な事情で辞退する場合の期限は、2027年2月17日です。入学手続を済ませたあとに辞退しても、入学料は返還されません。

過去問と成績の開示

項目 聴覚障害系 視覚障害系
★総合型選抜の過去問 ★小論文の6回分を公開(出題意図つき。解答例は直近の2年) ★ない(面接だけのため)
★面接・口頭試問・指定課題の過去の内容 公開されていない 公開されていない
★成績の開示 不合格だった人が請求できる(得点と総合得点)。2027年5月6日〜6月25日 同じ
★合格者の最高点・最低点 開示されない 項目がない

結果

★聴覚障害系(産業技術学部。募集はすべて若干名)

年度・回 産業情報学科(志願/合格) 総合デザイン学科(志願/合格)
2026年度 第1回 4/3 0/0
2026年度 第2回 1/0 0/0
2025年度 第1回 1/1 4/2
2025年度 第2回 1/1 1/1
2024年度 第1回 1/0 4/2
2024年度 第2回 3/1 2/1

★志願者は、1回あたり1〜5人です。全員が合格した回も、合格者がいなかった回もあります。

★視覚障害系(主な回)

年度・回 学科・コース 募集 志願 合格
★2027年度 第1回 保健学科 4 ★11 11月2日に発表
2026年度 第1回 保健学科 4 5 5
2026年度 第2回 保健学科 2 1 1
情報システム学科 3 9 3
視覚障害コース 3 3 3
2025年度 第2回 情報システム学科 3 4 3
視覚障害コース 3 4 3
2024年度 第2回 情報システム学科 3 6 3

(保健学科は、2025年度入試までは専攻ごとの募集でした)

  • ★2027年度の第1回(保健学科)は、募集4名に志願者が11名でした。前の年は5名です
  • ★情報システム学科は、3年続けて、志願者が募集人員を上回っています
  • 募集人員より多く合格を出した回もあります

★合格最低点は公表されていません。

お金

項目 金額
★検定料 ★17,000円
★入学料 ★282,000円
★授業料(年額) ★535,800円
寄宿舎 寄宿料と共益費を合わせて、月に約20,000円(聴覚障害系)、約25,000円(視覚障害系)
  • 学科によって、教科書代、実習の費用、実習やインターンシップの交通費・宿泊費がかかります。保健学科の理学療法学コースは、学外実習などの経費が卒業までに約450,000円と書かれています
  • 入学料・授業料の免除の制度があります(国の修学支援の制度と、大学の制度)
  • ★総合型選抜の合格者だけを対象にした特待生の制度は、要項に書かれていません
  • 試験のための宿泊の斡旋は行われません

生成AIについては何も書かれていない

★2冊の要項、エントリーシート、大学の入試のページに、生成AIについての記述はありません。

エントリーシートには、こう書かれています。

志願者本人が作成してください。★虚偽が判明した場合,合格や入学を取り消す場合があります。

★エントリーシートに書いたことは、当日、自分で資料を見せながら説明します。自分で取り組んだことを、自分で書いてください。

出願より前に来る期限

期限 何を 対象
★10月28日まで 受験上の配慮の書類(聴覚障害系・第1回) ★聴覚障害以外の病気・けが・障害で配慮が要る人
★11月4日〜6日 個別の入学資格審査の申請(聴覚障害系) 学歴の要件の一部に当たる人だけ
★11月18日まで 受験上の配慮の書類(視覚障害系・第2回) 出願のときに申請できるもの以外の配慮が要る人
12月9日まで 受験上の配慮の書類(聴覚障害系・第2回) 同じ

★診断書と調査書は、出願の前に手元にそろえます。要項は、発行に時間がかかる場合があるので早めに準備するように書いています。

学校推薦型選抜(概略)

聴覚障害系 視覚障害系
★実施 産業技術学部の2学科、聴覚障害コース 保健科学部の2学科、視覚障害コース
★出願 2026年11月2日〜11月9日(必着) 同じ
★試験 11月21日(土) 同じ
★合格発表 12月1日 同じ
★試験の中身 小論文と面接。産業情報学科は適性検査、総合デザイン学科は実技検査(作品2点)も 小論文と面接
★配点の合計 1000(要項の印字) 1,000(要項の印字)
★評定 おおむね3.0以上が出願の目安 数字の基準は書かれていない

学校長の推薦が要ります。聴覚障害系の産業技術学部は、札幌・つくば・大阪・福岡の会場が予定されています(総合型選抜はつくばだけです)。

2028年度入試

★2028年度入試についての予告は、2026年10月13日の時点で大学のサイトに出ていません。

総合型選抜の配点、募集人員、試験の種類は、前の年と同じです。学部のサイトによると、入学者選抜要項は例年6月下旬、学生募集要項は9月中旬に公開されます。

準備の順番

★産業技術学部(聴覚障害系)

時期 やること
★いますぐ 診断書を医師に頼む。基準に当たるか分からない場合は、入試担当係に問い合わせる。★プレゼンテーションで見せるものを決める
★10月〜11月 下書き用のシートで、エントリーシートを書く。過去の小論文6回を、80分で解く
★11月27日〜12月8日 出願システムに入力、検定料の支払い。★書類は12月1日〜8日に必着
★12月15日 受験者心得を確かめる
★12月19日 小論文、プレゼンテーション、面接(第1回)
★12月25日 合格発表。不合格なら、第2回(出願は1月4日〜8日・必着)に出せる

★保健科学部・視覚障害コース(視覚障害系)の第2回

時期 やること
★いますぐ 診断書を眼科の医師に頼む。調査書を頼む
★11月 志望の動機(600字以内)と自己推薦書(800字以上)を書く。配慮が要る人は11月18日までに書類を出す
★11月27日〜12月8日 出願システムに入力、検定料の支払い。★書類は12月1日〜8日に必着
★出願のあと 視覚障害コースの人は、メールで届く指定課題に取り組む
★12月19日 面接
★12月25日 合格発表

まとめ

  • ★筑波技術大学の総合型選抜は、聴覚障害系と視覚障害系で、要項も試験も日程も別です
  • ★産業技術学部(聴覚障害系)は、書類審査100・小論文200・プレゼンテーション500・面接200の合計1000点です。募集は若干名です
  • ★保健科学部と共生社会創成学部の視覚障害コース(視覚障害系)は、書類審査200・面接800の合計1,000点です。当日は面接だけです
  • ★共生社会創成学部の聴覚障害コースには、総合型選抜(第1回・第2回)がありません
  • ★これからの出願は、聴覚障害系の第1回と視覚障害系の第2回が2026年12月1日〜8日、聴覚障害系の第2回が2027年1月4日〜8日です。どれも必着です
  • ★出願資格は、学歴と障害の程度の両方です。全員が、所定の用紙の診断書を出します
  • ★評定の基準はなく、共通テストも課されません
  • ★産業技術学部のエントリーシートは、出願システムに入力します。これまでの活動は1800文字以内、自己PRは800文字以内です。対象は2024年4月以降の活動です
  • ★産業技術学部の小論文は80分です。公開されている過去の6回は、すべて図や表を読んで800字以内で答える形でした
  • ★プレゼンテーションは7分程度で、成果物やスライドを見せながら説明します。音声・手話・筆談などの方法は問われません
  • ★視覚障害系の面接は、一般教養に関する口頭試問を含みます。視覚障害コースは、出願のあとにメールで届く指定課題も面接で扱われます
  • ★不合格だった場合は、次の回や一般選抜に出願できます。一般選抜には共通テストが必要です

総合型選抜そのものの進め方は総合型選抜の完全ガイド、要項の読み方は募集要項の読み方にまとめています。同じ茨城県の国立大学は筑波大学のAC入試を見てください。

添削1万枚以上の小論文講師が、直接指導。総合型選抜・学校推薦型選抜の小論文対策に。オンライン個別授業、1回60分・11,000円。授業のご案内を見る

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