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富山国際大学の総合型選抜。エントリーカードの書類審査を通らないと出願できない

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富山国際大学の総合型選抜はエントリーカードで書類審査を受け、通った人だけが出願できます。小論文60分800字に加えて面談とプレゼンテーションがあり、プレゼンは口頭のみ不可です。

富山国際大学(富山市)の総合型選抜には、小論文があります。60分800字です。

ただし、その前に関門があります。

エントリー期間に①エントリーカードのみを任意の封筒を用いて入試センターへ郵送で提出してください。事前に提出されたエントリーカードで書類審査します。書類審査に通った方には別途郵送にて連絡しますので、引き続き、出願期間に、以下の②〜⑦の出願書類を…提出してください。

エントリーカードで書類審査があり、通った人だけが出願できます。

そして当日は、小論文のあとに面談とプレゼンテーションが待っています。

この記事は、富山国際大学が公開している2027年度学生募集要項をもとにまとめました。

出典:富山国際大学「2027年度 学生募集要項」「入試要項」(いずれも2026年9月23日に確認)

学部は現代社会学部 現代社会学科(観光/環境/経営/情報/英語の5専攻)と子ども育成学部 子ども育成学科(小学校教育/保育・幼児教育/社会福祉の3分野)です。

日程は4段階

項目 Ⅰ期 Ⅱ期
エントリー期間 2026年9月7日〜9月18日(金) 2026年11月2日〜11月13日(金)
出願期間 2026年10月5日〜10月13日(火) 2026年11月30日〜12月9日(水)
インターネット出願 〜10月11日(日)23:59 〜12月7日(月)23:59
試験日 2026年10月21日(水) 2026年12月16日(水)
合格発表日 2026年11月1日(日) 2026年12月19日(土)

・インターネットによる出願は、締切日の2日前までです。

エントリーと出願は別です。エントリーは9月、出願は10月。

募集定員はⅠ期が現代社会7名/子ども育成5名。専願です。入学検定料は30,000円ですが、同一学校法人の高校・短大の卒業(見込)者は免除されます。

なお、2026年9月23日時点でⅠ期のエントリー期間(9月18日締切)は終了しています。出願は10月5日から、試験日は10月21日(水)。Ⅱ期のエントリーは11月2日からです。

出願資格に「2年以上継続」がある

【現代社会学部】

本学の現代社会学部を専願とし、原則として評定平均値3.0以上で、1つ以上の事柄に2年以上継続して取り組み、観光、環境、経営、情報、英語等の諸分野に高い関心を持つとともに、本学で学ぶ目的意識が明確である者

【子ども育成学部】

本学の子ども育成学部を専願とし、原則として評定平均値3.0以上で、小学校教育分野、保育・幼児教育分野、社会福祉分野の諸分野に高い関心を持つとともに、本学で学ぶ目的意識が明確である者

現代社会学部だけ「1つ以上の事柄に2年以上継続して取り組み」という条件が入っています。部活動でも、委員会でも、ボランティアでも構いませんが、2年続けたものが要ります。

どちらも評定平均値3.0以上が原則です。

エントリーカードは担当教諭の捺印つき

エントリー期間に出すのはエントリーカード1枚だけです。

①エントリーカード・本学所定用紙(担当教諭の氏名と捺印のあるもの) (本カードは、インターネット出願には該当しません。)

担当教諭の氏名と捺印が必要で、紙で郵送します。学校の先生に頼む時間を見込んでください。

書類審査を通ったら、出願期間に残りの書類を出します。

②入学試験志願票等 ③調査書 ④活動実績書(本学所定用紙・志願者本人が記入) ⑤宛名シール ⑥合否通知送付用封筒(620円分の切手) ⑦入学検定料振込領収書(副)

活動実績書は本人が書きます。様式は大学サイトからWordまたはPDFでダウンロードできます。

・本学が実施する他の入学試験に同時出願することはできません。

配点は学部で違う

【現代社会学部】合計140点

内容 配点
書類審査 40点
面談 20点
プレゼンテーション 30点
小論文(60分800字テーマ形式) 50点

【子ども育成学部】合計150点

内容 配点
書類審査 30点
面談 40点
プレゼンテーション 30点
小論文(60分800字資料提示形式) 50点

小論文の形式が学部で違います。 現代社会学部はテーマ形式、子ども育成学部は資料提示形式です。

当日のスケジュールは共通です。

集合 9:30/1限目 小論文 10:00〜11:00/2限目 面談 11:20〜

小論文が先で、そのあと面談とプレゼンです。

書類審査の中身も公開されています。

書類審査の主な項目について:評定平均値、各種委員・生徒会・部活動・社会貢献活動等の実績、資格取得・検定試験等合格状況などを点数化

点数化されると明記されています。活動実績書に何を書くかが、直接点に変わる形です。

プレゼンテーションの中身も公開されている

【現代社会学部】

※プレゼンテーションは、志望する専攻で学ぶことに関連する高校時代の活動実績、志望する専攻で学びたいこと、それを将来どのように生かしたいか、資料を用いてプレゼンテーションしていただきます。 また、英語専攻を志望する者は、英語でプレゼンテーションしていただきます。

話すべき3点が決まっています。 高校時代の活動実績 → 専攻で学びたいこと → 将来どう生かすか。しかも「志望する専攻で学ぶことに関連する」活動実績という指定つきです。

そして英語専攻志望者は英語でプレゼンします。面談のほうは「原則として日本語で実施」です。

【子ども育成学部】

※プレゼンテーションは、自己アピールを行っていただきます。自己アピールの内容は、①これまで打ち込んできたことや自分の強み ②子ども育成学部で学びたいこと ③将来、目標としていること の3点をプレゼンテーションしていただきます。

こちらも3点が明示されています。

口頭だけでは受けられない

・プレゼンテーションは、口頭のみでの説明は不可とし、パソコンやタブレットは受験生本人が使い慣れたものを持参してください。なお、万が一不具合が生じた場合のことも踏まえ、プレゼンテーションする内容のものを、必ずUSBメモリにデータ保存し、当日ご持参ください。

口頭のみは不可です。自分のパソコンかタブレットを持参し、USBメモリにもバックアップを取っておく。ここまで指定されている大学はあまりありません。

なお、この大学は受験上の注意でスマートフォンを時計代わりに使うことすら禁止していますが、そこに但し書きがあります。

※なお、総合型選抜のプレゼンテーション時での電子機器類の使用は、この限りではありません。

プレゼンのときだけは電子機器を使えます。

評価されるのは「明確さ」と「学業以外」

・入学後に勉強したいことが明確であるかどうかや将来の抱負などを評価します。また、高校時代の学業成績だけでなく、学業以外の実績についても高く評価します。以上の点について、本学・学部のアドミッション・ポリシーをふまえて、エントリーカード、面談で自己アピールしてください。

「学業以外の実績についても高く評価します」と明記されています。出願資格の「2年以上継続して取り組み」とも噛み合います。

そして大学からの案内もあります。

その他:「総合型選抜」での受験を考えている受験生は、本学が主催するオープンキャンパスに参加し、担当教職員にご相談ください。

小論文をどう準備するか

小論文の過去問は公開されていません。

※令和7年度以前の入試問題、解答又は解答例に関しては、著作権の関係により公表しておりません。

公表されているのは令和8年度の一般選抜(学力検査)についてで、こちらは「出題の意図」「入試問題」「解答又は解答例」が出ています。紙媒体を希望する場合は入試センターに問い合わせる形です。

形式だけは要項から分かります。

  • 現代社会学部:60分800字・テーマ形式
  • 子ども育成学部:60分800字・資料提示形式

テーマ形式は、与えられた題について自分の考えを書く形。資料提示形式は、グラフや表などの資料を読んでから書く形です。子ども育成学部を受けるなら、資料の読み取りを含めた練習が要ります。

アドミッション・ポリシーの「入学までに身につけて欲しいこと」も手がかりになります。

現代社会学部

社会で生起している様々な問題を理解し、その解決策を探るための前提となる幅広い分野の基礎知識、具体的には高等学校の各教科・科目の教科書レベルの知識を習得していることを求めています。

子ども育成学部

幅広い教養と基礎学力等を身につけていることを求めています。また、教育・保育・福祉の専門家についての関心と意欲、知的好奇心や行動力、他者とのコミュニケーション能力を培っておくことも望まれるため、部活動やボランティア等に積極的に参加することを通して、幅広い経験を積んでおいてください。

800字の小論文としては標準的な分量ですが、60分のなかで資料を読む時間も取る必要があります。

参考:学校推薦型選抜

【現代社会学部】

  • 指定校制/公募制 一般型:面接(25点)+小論文(50点:60分800字テーマ形式)+書類審査(40点)=115点
  • 公募制諸活動型:面接(25点)+小論文(50点)+書類審査(45点:活動実績を含む)=120点

【子ども育成学部】

  • 指定校制/公募制 一般型/諸活動型/公募制 市町村連携型(専願):面接(40点)+小論文(50点:60分800字資料提示形式)+書類審査(30点)=120点

小論文は総合型選抜とまったく同じ形式(60分800字)です。違いは面談・プレゼンがあるかどうかです。

・本学の学校推薦型選抜は、いずれかの試験種別から1つだけしか出願・受験することができません。

子ども育成学部の公募制市町村連携型では、福祉奨学資金の給付が見込まれる書類を提出します。

当日の持ち物には細かい制限がある

⑥机上に置けるもの:受験票、黒鉛筆(記載入り不可)、シャープペンシル、消しゴム、鉛筆削り(大型・電動式・ナイフ類不可)、時計(時刻表示のみ)、眼鏡、ハンカチ、目薬及び中身を取り出したティッシュのみ ⑦使用禁止物:…ウェアラブル端末(スマートウォッチやスマートグラス等)…並びに定規、コンパス、電卓やグラフ用紙等の補助具 ⑧スマートフォン等の電子機器類を時計代わりに使用できません。 また、多機能時計・音が出る時計・大型時計は使用できません。 ③試験開始後20分以降は入室できません。 …試験開始後20分経過までは退室できません。

時刻表示だけの時計を用意してください。ティッシュは中身を取り出して置きます。

専願なので他の入試に出し直せない

⑤…ただし、学校推薦型選抜(指定校制・公募制一般型(専願)・公募制諸活動型(専願))及び総合型選抜(専願)で合格し入学手続きを完了した者は、本学が実施する他の入試への再出願はできません。

ただし辞退の道はあります。

2027年3月31日(水)17:00までに入学辞退書を提出された方については、入学金を除く学納金等を返還します。

どこから手をつけるか

  1. エントリーカードを先に用意する。 担当教諭の氏名と捺印が要ります
  2. 評定平均値3.0以上を確認する。 原則の基準です
  3. 現代社会学部なら「2年以上継続したこと」を1つ決める。 出願資格です
  4. 活動実績書を書く。 書類審査で点数化されます
  5. プレゼンの3点を組み立てる。 内容は要項に明記されています
  6. パソコンかタブレットを用意し、USBにも保存する。 口頭のみは不可です
  7. 英語専攻志望なら英語でプレゼンできるようにする。
  8. 小論文を60分800字で書く練習をする。 学部で形式が違います
  9. オープンキャンパスで相談する。 要項が案内しています

まとめ

  • 富山国際大学の総合型選抜はエントリー → 書類審査 → 出願 → 試験の4段階。エントリーカードで書類審査があり、通った人だけが出願できます
  • エントリーカードは担当教諭の氏名と捺印が必要で、紙で郵送します(インターネット出願の対象外)
  • 専願で、原則として評定平均値3.0以上。現代社会学部はさらに「1つ以上の事柄に2年以上継続して取り組み」が条件です
  • 小論文は60分800字・50点。現代社会学部はテーマ形式、子ども育成学部は資料提示形式です
  • 配点は現代社会学部が140点(書類40/面談20/プレゼン30/小論文50)、子ども育成学部が150点(書類30/面談40/プレゼン30/小論文50)
  • プレゼンテーションの内容が要項に明記されています。現代社会学部は活動実績→学びたいこと→将来どう生かすか、子ども育成学部は①打ち込んできたことや自分の強み ②学びたいこと ③将来の目標の3点
  • 英語専攻の志望者は英語でプレゼンテーションします(面談は原則日本語)
  • プレゼンは口頭のみ不可。パソコンやタブレットを持参し、USBメモリにもデータ保存して持参します
  • 総合型選抜のプレゼン時だけ電子機器の使用が認められます(他の試験ではスマホを時計代わりにすることも不可)
  • 書類審査は評定平均値・各種委員・生徒会・部活動・社会貢献活動の実績・資格検定などを点数化します
  • 「高校時代の学業成績だけでなく、学業以外の実績についても高く評価します」と要項に書かれています
  • 同一学校法人の高校・短大の卒業(見込)者は入学検定料が免除されます
  • 小論文の過去問は非公開です(著作権の関係。公表は令和8年度の一般選抜のみ)
  • 合格し入学手続きを完了すると、他の入試に再出願できません。ただし2027年3月31日17:00までの辞退なら入学金を除いて返還されます
  • 2026年9月23日時点でⅠ期のエントリーは終了(9月18日締切)。出願は10月5日〜10月13日、試験日は10月21日(水)。Ⅱ期のエントリーは11月2日からです

総合型選抜そのものの進め方は総合型選抜の完全ガイド、大学別の記事は大学別対策の作り方から探せます。北陸の私立大学は金沢工業大学、金沢星稜大学、長野県は松本看護大学の記事にもあります。

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