東海学園大学の総合型選抜。小論文型はテーマが事前に分かり、後期は全学部これ一本
東海学園大学の2027年度 総合型選抜は体験型・小論文型・実技型の3タイプ。小論文型だけが全学部で前期・中期・後期すべてに対応し、大学は小論文のテーマが事前に分かると案内しています。専願制で検定料は30,000円です。
東海学園大学は愛知県みよし市と名古屋市天白区にキャンパスを置く私立大学です。経営・人文・心理・教育・スポーツ健康科学・健康栄養の6学部があります。
2027年度の総合型選抜は体験型・小論文型・実技型の3タイプ。このうち小論文型だけが全学部対象で、前期・中期・後期のすべてで実施されます。そして後期は、全学部が小論文型のみです。
大学は特設ページで、小論文型についてこう案内しています。
小論文型 テーマが事前に分かる!
つまり、出たとこ勝負の小論文ではない、ということです。
出典:東海学園大学「2027年度 総合型選抜」特設ページ(https://www.tokaigakuen-u.ac.jp/lp/togaku-sogosenbatu/ )、「入試方式」(https://www.tokaigakuen-u.ac.jp/admissions/entrance/ )、「総合型選抜入試(前期)(中期)(後期)」各ページ、「募集人員」PDF(https://www.tokaigakuen-u.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2026/05/募集人員.pdf )。いずれも2026年9月23日に確認しました。なお選考方法の詳細は「学生募集要項」に記載されており、サイトには載っていません。
3つのタイプ
| タイプ | 対象学部 | 実施時期 | 選考内容 |
|---|---|---|---|
| 体験型 | 全学部 | 前期のみ | 授業を体験 → レポート提出 → 面接・書類 |
| 小論文型 | 全学部 | 前期・中期・後期 | 活動記録・志望理由書/小論文/面接 |
| 実技型 | 教育学部(学校教育・保育・養護教諭)とスポーツ健康科学部のみ | 前期・中期 | 専攻別の実技/面接/書類 |
時期ごとに選べるタイプが変わります。
| 時期 | 選べるタイプ |
|---|---|
| 前期 | 体験型・小論文型・実技型 |
| 中期 | 小論文型・実技型 |
| 後期 | 小論文型のみ(全学部) |
体験型は前期にしかありません。大学の授業を受けてからレポートを出す方式なので、当然といえば当然です。一方小論文型は3回すべてで受けられるので、「この大学に行きたいが時期を決めかねている」人にとっては使いやすい選択肢になります。
なお大学は、時期の違いについてこう書いています。
前期・中期・後期は、難易度の違いではなく受験時期の違いです。
すべて専願制で、合格したら東海学園大学に入学することが条件です。
小論文型の選考内容
小論文型で提出・受験するのは3つです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 書類 | 活動記録・志望理由書 |
| 筆記 | 小論文 |
| 面接 | あり |
配点や時間は学生募集要項に記載されており、大学のサイトには出ていません。出願を考えているなら募集要項を取り寄せるのが必須です。
そして冒頭に書いたとおり、大学は「テーマが事前に分かる」と案内しています。テーマそのものも募集要項に載る形です。事前にテーマが分かるということは、準備の質がそのまま点差になるということでもあります。関連する本や記事を読み、自分の考えを固めて、何度か書いてみる時間が取れます。
同じように、実技型も「試験内容が事前に分かる!」と案内されています。
日程
試験会場は3回とも名古屋キャンパスです。
| 時期 | 出願期間(消印有効) | 試験日 | 合格発表 |
|---|---|---|---|
| 前期 | 2026年9月15日(火)〜10月2日(金) | 10月11日(日) | 11月2日(月) |
| 中期 | 2026年11月16日(月)〜12月4日(金) | 12月12日(土) | 12月19日(土) |
| 後期 | 2027年2月1日(月)〜2月17日(水) | 2月23日(火) | 3月2日(火) |
入学手続締切日は、前期が一次11月16日(月)・最終2027年1月15日(金)、中期が一次2027年1月15日(金)・最終2月17日(水)、後期が3月9日(火)です。
出願期間の最終日には細かい締切があります。インターネット出願は17時まで、入学検定料の支払いは23時59分まで、提出書類の郵送は消印有効。入学検定料は30,000円です。
体験型を選ぶ場合だけ、事前に2026年9月1日(火)〜9月11日(金)にレポートを提出する必要があります。出願期間より前なので注意してください。
既卒者も5年未満なら出願できる
出願資格の条件は「本学を専願とし、明確な目的意識を持って積極的に学ぼうとする意欲のある者」。大学はポイント欄でこう書いています。
現役生だけでなく既卒者(卒業または修了後5年未満)も出願できます。
卒業後5年未満なら既卒でも総合型選抜を受けられます。ただし「成績の部分が記載された調査書またはこれに代わるものを提出できる者」という条件がつきます。
なお評定平均値の基準は示されていません。学力だけでは測れない意欲や主体性を評価する、という位置づけの入試です。
募集人員は前期が圧倒的に多い
| 学部・学科・専攻 | 入学定員 | 前期 | 中期 | 後期 |
|---|---|---|---|---|
| 経営学部 経営学科 | 230名 | 35名 | 5名 | 若干名 |
| 人文学部 人文学科 | 100名 | 8名 | 2名 | 若干名 |
| 心理学部 心理学科 | 120名 | 10名 | 2名 | 若干名 |
| 教育学部 教育学科(学校教育専攻) | 70名 | 8名 | 4名 | 若干名 |
| 教育学部 教育学科(保育専攻) | 30名 | 4名 | 2名 | 若干名 |
| 教育学部 教育学科(養護教諭専攻) | 50名 | 4名 | 3名 | 若干名 |
| スポーツ健康科学部 スポーツ健康科学科 | 210名 | 35名 | 7名 | 若干名 |
| 健康栄養学部 健康栄養学科 | 80名 | 13名 | 5名 | 若干名 |
前期と中期では定員が5倍前後違います。経営学部は35名対5名、スポーツ健康科学部は35名対7名。後期はすべて「若干名」です。
「難易度の違いではなく受験時期の違い」と大学は書いていますが、枠の大きさは明らかに違うので、本命なら前期に出すのが自然な判断になります。
なお入学定員については「申請予定であり、変更となる場合があります」、募集人員については「出願状況および試験の成績によっては、合格者数が募集人員に満たない場合があります」と注記されています。
体験型は模擬授業から始まる
体験型を選ぶ場合、まず大学の模擬授業を受けます。特設ページには学部別の模擬授業の講義テーマと実施日が掲載されていて、学部を切り替えて確認できるようになっています。
注意書きが2つあります。8月1日・2日のオープンキャンパスは午前開催分のみが対象であること、そして模擬授業のテーマは変更になる可能性があることです。
申し込みは「オープンキャンパス」または「学びの体験講座」から行います。授業を受けたあとレポートを提出し、面接と書類で評価される流れです。
2027年度入試では、体験型のレポート提出が9月11日(金)で締め切られています。今から体験型を狙うのは難しいので、高校2年生以下の人が覚えておくべき情報です。
他の入試との関係
総合型選抜は専願制なので、併願したい人は別の入試を見ることになります。
| 入試 | 専願/併願 | 特徴 |
|---|---|---|
| 公募推薦入試 | 併願 | 前期は得意な2科目を選んで受験できる。後期は複数学部・専攻の併願も可能 |
| スポーツ・文化活動・資格取得者推薦入試 | 専願 | 部活動成績や資格を活かせる |
| 指定校推薦入試 | 専願 | - |
| アスリート推薦入試 | 専願 | - |
| 一般入試 | 併願 | 前期は3教科型・2教科型(高得点教科重視)・共通テストプラス型で3回の合格チャンス |
| 共通テスト利用入試 | 併願 | 前期・中期・後期。自己採点後に出願可能 |
公募推薦入試が併願可なので、他大学と並行したい人はこちらが軸になります。一般入試の後期には1教科型を実施する学部もあります。
どこから手をつけるか
東海学園大学が第一志望なら、前期の小論文型か体験型です。定員が最も多く、10月11日の試験なら11月2日に結果が出ます。
小論文型を選ぶなら、まず募集要項を取り寄せること。テーマが事前に分かるというのがこの入試の最大の利点なので、それを見ないまま準備を始めても意味がありません。テーマを確認したら、関連する材料を集めて、実際に書いて、書いたものについて説明できるようにする。面接があるので、書いた内容を口頭で説明する練習まで含めて準備してください。
教育学部やスポーツ健康科学部で実技に自信があるなら実技型。こちらも試験内容が事前に分かると案内されています。前期・中期の2回あります。
前期に間に合わなかった人は、中期(12月12日)、後期(2月23日)と続きます。ただし定員は大きく絞られるので、公募推薦入試(併願可)や一般入試も並行して考えるのが現実的です。
既卒の人も、卒業後5年未満なら出願できます。調査書またはそれに代わるものが用意できるかを先に確認してください。
まとめ
- 東海学園大学の2027年度 総合型選抜は体験型・小論文型・実技型の3タイプ。すべて専願制、検定料30,000円、会場は名古屋キャンパス
- 小論文型だけが全学部×前期・中期・後期のすべてに対応。後期は全学部が小論文型のみ
- 大学は「小論文型 テーマが事前に分かる!」「実技型 試験内容が事前に分かる!」と案内。テーマは学生募集要項に記載され、サイトには出ていない
- 小論文型の選考内容は活動記録・志望理由書/小論文/面接
- 体験型は前期のみで、事前レポートの提出期間は2026年9月1日〜9月11日
- 実技型は教育学部(学校教育・保育・養護教諭)とスポーツ健康科学部のみ、前期・中期
- 試験日は前期10月11日(日)/中期12月12日(土)/後期2月23日(火)
- 既卒者も卒業または修了後5年未満なら出願可。評定平均値の基準は示されていない
- 募集人員は前期が中期の5倍前後、後期は全学部「若干名」
- 併願したいなら公募推薦入試(前期は得意な2科目を選択、後期は複数学部の併願も可)
総合型選抜そのものの進め方は総合型選抜の完全ガイド、大学別の記事は大学別対策の作り方から探せます。愛知県の私立大学は豊橋創造大学、愛知産業大学、名古屋造形大学の記事にもあります。