大阪青山大学の総合型選抜。レポート型は学科別レポート(800字程度)と志望理由書(400字程度)を先に出し、25分の個人面接が70点
大阪青山大学の2027年度総合型選抜は、レポート型(1〜3期)と基礎学力型(A〜D日程)の2つで、専願か併願を選べます。レポート型は、エントリーシート・志望理由書(400字程度)・学科別レポート(800字程度)を手書きで事前に出し、書類審査30点と個人面接(25分)70点で判定します。看護学科のレポートは「病院から地域へ」広がる看護師の役割がテーマです。3期のエントリーと出願は10月13日から10月23日です。
大阪青山大学は、大阪府箕面市にある私立大学です。健康科学部(健康栄養学科)、子ども教育学部(子ども教育学科)、看護学部(看護学科)があり、どの学科も共学です。
2027年度の総合型選抜は、次の2つです。どちらも専願と併願を選べます。
| 型 | 選考 | 募集人員 |
|---|---|---|
| レポート型(1〜3期) | 書類審査(エントリーシート、志望理由書、学科別レポート、調査書など)30点、個人面接(25分)70点 | 健康栄養20名、子ども教育20名、看護35名 |
| 基礎学力型(A〜D日程) | 学力試験(国語・英語・数学から1科目か2科目)、調査書、1科目型は面接も | 健康栄養15名、子ども教育15名、看護30名 |
専願で出願すると、総点に健康栄養学科・子ども教育学科は10点、看護学科は5点が加点されます(専願優遇制度)。入学検定料は35,000円で、オープンキャンパスに参加した人は、専願・併願を問わず総合型選抜の検定料が無料になります。
レポート型:書類を先に出してから出願
レポート型は、エントリーで書類を先に出す入試です。1期・2期は、エントリー期間内にエントリーシート・志望理由書・学科別レポートを出してから出願します。3期はエントリーと出願を同じ期間に行います。エントリーはインターネット出願ではなく、書類を手書きで書いて郵送(簡易書留・速達)か持参します。筆記具は黒の油性ボールペンか黒の鉛筆です。
| 期 | エントリー期間 | 出願期間 | 入試日 | 合格発表 |
|---|---|---|---|---|
| 1期 | 7月6日〜8月28日 | 9月1日〜9月11日 | 9月20日(日) | 11月3日(合格内定の通知は9月30日) |
| 2期 | 9月1日〜9月18日 | 9月24日〜10月2日 | 10月11日(日) | 11月3日(合格内定の通知は10月16日) |
| 3期 | 10月13日〜10月23日(出願も同じ期間) | 同左 | 11月1日(日) | 11月6日 |
1期に専願で合格して入学した人には、「早期受験者応援制度」で200,000円の奨学金が給付されます。
2026年9月27日の時点では、2期のエントリーは締め切られ、エントリーした人の出願期間(10月2日まで)です。これから受けるなら3期で、エントリーと出願は10月13日から10月23日、入試は11月1日です。
学科別レポート:800字程度
学科別レポートは、学科ごとに決まったテーマについて、大学所定の原稿用紙に800字程度で書きます。
| 学科 | テーマ |
|---|---|
| 健康栄養学科 | 現代社会における食と健康の課題について、あなたの考えを述べなさい |
| 看護学科 | 少子高齢化に伴い、看護師は「病院から地域」へと活動の幅が広がっている。その中で、看護師にどのような役割が求められているかを明らかにしなさい |
| 子ども教育学科 | ①どのような保育者・教育者をめざしているか、②そのために本学でどのように学びたいか。それぞれについて、自身の経験や本で読んだことを挙げるなどして具体的に述べなさい |
健康栄養学科のテーマは範囲が広いので、「食と健康の課題」を1つ(たとえば若い世代の朝食欠食、高齢者の低栄養、食品ロスと食の格差など)に絞り、その背景と自分の考え、管理栄養士として何ができるかまで書くと、800字にまとまります(小論文の頻出テーマ:食生活)。
看護学科のテーマは「役割を明らかにしなさい」という問い方なので、結論として役割を2〜3つ示し、それぞれに理由と具体例をつけます。在宅医療、訪問看護、地域の多職種連携、患者と家族への支援など、「病院の外」で看護師が関わる場面を具体的に挙げられるかがポイントです(小論文の頻出テーマ:地域医療)。
子ども教育学科は①②の2問に分かれているので、800字を半分ずつに分け、①はめざす保育者・教育者像を、自分の経験や読んだ本から具体的に書きます。②は大学の授業や実習でどう学ぶかを、①の目標とつなげて書きます(構成メモの書き方)。
志望理由書:400字程度
志望理由書は、「志望理由、入学後の目標、将来の進路希望等」を400字程度で書く様式です(レポート型と基礎学力型の2科目型で共通)。3つの要素を入れると1つあたり130字前後なので、それぞれ1文ずつ具体的な場面を入れ、学科別レポートや面接と話がずれないようにしておきます(志望理由書の書き方)。
個人面接(25分):70点
面接は、面接者2人による個人面接(25分)で、70点と配点の大部分を占めます。エントリーシートの内容をもとに、学科の理解度や関心度、アドミッション・ポリシーに合っているかを判断すると要項に書かれています。子ども教育学科は、面接の25分の中で音楽実技(3分程度の演奏)を選ぶこともできます(ピアノ、管・弦・打・邦楽器、歌唱から選択。受験のために新しく取り組んだ曲で、ポピュラー音楽は不可)。
25分は長めの面接なので、学科別レポートに書いた内容を深く聞かれることを想定し、レポートの主張の理由や、ほかの考え方への見方も話せるようにしておきます(面接と書類の一貫性)。
基礎学力型
基礎学力型は、国語・英語・数学から選ぶマークシートの学力試験で判定する入試です。
- 1科目+面接型:1科目(50分)50点、個人面接(15分)35点、調査書(全体の学習成績の状況×3)15点の100点満点
- 2科目型:2科目(100分)100点、調査書(×5)25点の125点満点。志望理由書(400字程度)は合否判定の参考
日程は、A日程(出願9月24日〜10月2日、入試10月11日)、B日程(入試11月1日)、C日程(入試11月22日)、D日程(入試12月20日)です。
どこから手をつけるか
レポート型3期(エントリー・出願10月13日〜10月23日、入試11月1日)を受けるなら
- 学科別レポート(800字程度)のテーマで下書きし、手書きで清書する
- 志望理由書(400字程度)とエントリーシートを書き、レポートと内容をそろえる
- 25分の個人面接で、レポートの内容を掘り下げられても答えられるようにする
まとめ
- 大阪青山大学の総合型選抜は、レポート型(1〜3期)と基礎学力型(A〜D日程)。どちらも専願か併願を選べ、専願は総点に加点がある
- レポート型は、エントリーシート・志望理由書(400字程度)・学科別レポート(800字程度)を手書きで先に出し、書類審査30点+個人面接(25分)70点
- 学科別レポートのテーマは、健康栄養学科が「食と健康の課題」、看護学科が「病院から地域へ広がる看護師の役割」、子ども教育学科が「めざす保育者・教育者像と本学での学び方」
- 子ども教育学科は面接の中で音楽実技を選べる
- 2026年9月27日の時点で、レポート型3期のエントリーと出願は10月13日から10月23日
総合型選抜そのものの進め方は総合型選抜の完全ガイド、大学別の記事は大学別対策の作り方から探せます。大阪府の私立大学は四條畷学園大学や藍野大学、千里金蘭大学の記事にもあります。