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新潟食料農業大学の総合型選抜。併願できて、面接はオンライン

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新潟食料農業大学の総合型選抜は3種類ともすべて併願制。主体性重視型の面接は自宅からのオンライン個人面接で、地域選抜型には1,200字の事前課題があり、テーマは要項に公開されています。

新潟食料農業大学(新潟県新潟市北区・胎内市)の総合型選抜には、珍しい特徴が2つあります。

1つ目。総合型選抜が3種類あって、どれも【併願制】です。

大学サイトの入試区分一覧でも、総合型選抜は「年内入試(他大学と併用可)」のグループに置かれています。そして学校推薦型選抜のほうが「年内入試(専願制)」です。総合型選抜=専願というのが一般的な形ですから、これは逆になっています。

2つ目。主体性重視型の面接は、すべてオンラインです。

面接試験は全てオンラインで個人面接にて実施します。カメラ付きパソコンやスマートフォンでご自宅等から面接試験を受験してください。

会場に行く必要がありません。

この記事は、新潟食料農業大学が公開している2027年度学生募集要項をもとにまとめました。

出典:新潟食料農業大学「2027年度 学生募集要項」「入試日程・区分」(いずれも2026年9月22日に確認)

学部は食料産業学部 食料産業学科のひとつで、アグリコース/フードコース/ビジネスコースに分かれます。

総合型選抜は3種類

区分 募集人員 日程 出願 試験内容
主体性重視型 30名 A〜F日程(6回) 併願制 出願書類評価+オンライン面接
地域選抜型 10名 前期・後期 併願制 出願書類評価+事前課題+対面面接
スポーツ型 30名 A〜E日程(5回) 併願制 ―

このうち、書く力が直接問われるのは地域選抜型です。順に見ていきます。

① 主体性重視型は書類とオンライン面接だけ

募集人員30名。出願資格は高校卒業(見込み)などの一般的な条件で、評定平均の条件はありません。

日程 出願期間(消印有効) 試験日 合格発表日
A日程 2026年9月1日〜9月7日(月) 9月12日(土) 11月2日(月)
B日程 2026年9月8日〜9月24日(木) 10月3日(土) 11月2日(月)
C日程 2026年10月19日〜11月6日(金) 11月14日(土) 12月1日(火)
D日程 2026年11月9日〜12月4日(金) 12月12日(土) 12月18日(金)
E日程 2027年1月12日〜2月4日(木) 2月18日(木) 2月26日(金)
F日程 2027年2月22日〜3月3日(水) 3月10日(水) 3月11日(木)

年6回あります。

出願書類評価、オンライン面接試験の結果を総合して合否を判定します。

試験科目 評価対象 合計
出願書類評価 志願理由、学習成果、課外活動、出欠席状況、学習計画等を得点化 100点満点
面接試験 本学の面接評価基準に基づき得点化 同上

評価対象に「出欠席状況」が明記されている点は、押さえておくべきです。

オンライン面接については、細かい指定があります。

なお、必ず受験票をお手元にご用意のうえ、オンライン面接試験を受験してください。 ※ ご自宅にオンライン面接の環境がない場合は、出願前に本学入試事務室までお問い合わせください。

時刻の連絡も事後です。

オンラインで個人面接試験を実施します。受験時の注意事項や面接試験開始時刻等の詳細は、本学にて出願書類を受理した後、個別に通知します。

志願理由書は自筆700字、活動実績報告・計画書も自筆

出願書類のうち、書くものは2点です。

志願理由書:本学指定の用紙に、志願者本人が自筆・横書きで700字以内で記入してください。(黒のペンまたはボールペンを使用・鉛筆書き不可)

活動実績報告・計画書:⑴本学指定の用紙に、中学校卒業以降の実績について、記入例を参考に志願者本人が自筆で記入してください。(黒のペンまたはボールペン・鉛筆書き不可)⑵記入した取得資格等は、その証明書をA4サイズにコピーして右上に資料番号を記入してください。

どちらも自筆です。そして活動実績報告・計画書は「中学校卒業以降」が対象。高校3年間だけではありません。

資格の扱いも具体的です。書いた資格には証明書のコピーを付け、右上に資料番号を振る。活動報告書を書くとき、証明書が出せるものから拾っていくのが効率的だとわかります。

700字という分量は、志望理由書としては中くらいです。ただし自筆なので、書き直しの時間を見込む必要があります。

出願書類の提出方法にも指定があります。

出願書類の提出は郵送(書留速達)とし、持参による受付は行いません。

要項に「先生方へ」の欄がある

この大学の要項には、めずらしい一節が載っています。

~調査書作成をご担当される先生方へ~ 総合型選抜 主体性重視型では、高等学校在学時における表彰・受賞の実績、取得した資格、生徒会活動・クラブ活動・スポーツ活動・文化芸術活動・ボランティア活動等の実績を出願書類評価において評価対象の一部としております。よって、これらの諸活動の実績がある場合は、調査書への積極的な記載をお願いします。

調査書のどこを見ているかを、大学が自分から明かしているわけです。

受ける側から見ると、これは調査書に何を書いてもらうかを先生と相談する根拠になります。表彰、資格、生徒会、部活動、スポーツ、文化芸術、ボランティア。この7つが名指しされています。心当たりがあるのに調査書に載っていなければ、伝える価値があります。

② 地域選抜型には1,200字の事前課題がある

ここがこの大学の最大の見どころです。

【新潟県内の高校出身者を対象とした選抜試験区分です。】

募集人員10名(前期・後期合計)。出願資格は3つすべてを満たす必要があります。

⑴ 新潟県内の高等学校卒業の者または2027年3月卒業見込みの者。 ⑵ 高等学校の調査書における全体の学習成績の状況が3.5以上の者。 ⑶ 将来、新潟県内の食料産業分野で次世代の担い手として活躍する意志のある者。

新潟県内の高校、評定3.5以上、新潟県内の食料産業で働く意志。主体性重視型に条件がないのとは対照的です。

日程は2回です。

日程 出願期間(消印有効) 試験日 合格発表・地域特待生採用通知
前期日程 2026年9月1日〜9月7日(月) 9月12日(土) 11月2日(月)
後期日程 2026年9月8日〜9月24日(木) 10月3日(土) 11月2日(月)

選抜方法は3本立てです。

出願書類評価、事前課題、面接試験の結果を総合して合否を判定します。

試験科目 評価対象 合計
出願書類評価 志願理由、学習成果、課外活動、出欠席状況等を得点化 100点満点
事前課題 出願時に提出する課題(本学が課すテーマに関する意見記述)を得点化 同上
面接試験 本学の面接評価基準に基づき得点化 同上

そして事前課題のテーマが、要項にそのまま書かれています。

●事前課題テーマについて 「新潟県の食料産業の魅力とその魅力を活かした地域活性」についてあなたの考えを1,200字以内で記述してください。 ※ 本学指定の用紙に、志願者本人が自筆・横書きで記入してください。(黒のペンまたはボールペンを使用・鉛筆書き不可)

1,200字以内。自筆。横書き。 そして出願時に提出します。つまり出願締切が、そのまま1,200字の完成締切です。

このテーマをどう組み立てるか

テーマは2つの部分に分かれています。

  1. 新潟県の食料産業の魅力
  2. その魅力を活かした地域活性

1を書いてから2に進むという順序が、テーマ文にそのまま書かれています。魅力の話だけで終わると後半が空き、活性化の話だけを書くと前半の根拠がなくなります。

「新潟県の食料産業」は範囲が広い言葉です。米、日本酒、枝豆、水産、菓子、食品加工、農業機械、流通。どれか一つに絞って、そこから地域活性の話につなげるほうが、1,200字では収まりがよくなります。

そして出願資格⑶が「将来、新潟県内の食料産業分野で次世代の担い手として活躍する意志のある者」である以上、書いた内容と自分の将来が地続きであることが求められていると考えるのが自然です。事前課題は面接より先に大学の手元にあるので、面接で聞かれる前提でもあります。

資料や一次情報の調べ方を使って、新潟県や市町村が出している統計や資料にあたれると、内容の厚みが変わります。

なお、面接は主体性重視型と違って対面です。

●面接試験について 面接試験は対面形式の個人面接にて実施します。 試験会場:新潟会場(新潟食料農業大学 新潟キャンパス)

地域選抜型を受けると、自動で特待生の選考対象になる

総合型選抜 地域選抜型において成績優秀者を地域特待生として採用し、学費を減免します。総合型選抜 地域選抜型の受験者は自動的に「地域特待生制度」の選抜対象となります。 【特待生数】前期日程・後期日程を併せた合格者のうち、得点上位最大10名程度 【減免内容】入学金を含む1年次の学費全額(160万円)を免除

申請は要りません。受ければ対象になります。1年次の学費全額160万円という規模です。

採用された人には、「合格通知書」に「地域特待生採用通知」が同封されます。

合格後も160万円に挑戦できる

もう一つ、押さえておきたい制度があります。

2026年12月末までに実施する、総合型選抜・学校推薦型選抜・帰国生徒選抜・社会人選抜に合格し、入学手続を完了した「入学予定者」が入学の権利を保持したまま、入学金を含む1年次の学費全額(160万円)を免除する「特待生制度」にチャレンジできる試験です。 特待生に採用された際は、すでに入学手続時に納入された入学手続時納付金を返還します。

合格を手放さずに受けられて、通れば納めたお金が戻ってくるという設計です。

試験日は2027年2月4日(木)で、一般選抜と同じ日。内容も一般選抜と共通です。

■筆記試験……以下の5科目から2科目を選択。 英語(英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、論理・表現Ⅰ。リスニングを除く)/国語(現代の国語、言語文化。古文・漢文を除く)/数学(数学Ⅰ、数学A)/化学基礎、化学(「高分子化合物」を除く)/生物基礎、生物(「生物の進化」を除く)

各100点・2科目合計200点満点、これに調査書10点が加わります。

解答方法にも特徴があります。

・解答方式は、全問マークシート方式です。 ・受験科目は、試験当日に問題を確認してから選択することができます。 ・ご自身で時間配分を行い、120分間で2科目を解答します。科目ごとの時間の指定はありません。

当日、問題を見てから科目を選べます。そして120分の使い方は自分で決めます。

なお、地域特待生に採用された人はこの試験に出願できません(スポーツ特待生も同様)。すでに160万円の免除を受けているためです。

合否は自分で確認する

合格者には、「合格通知書」および「入学手続要項」を書留速達で郵送します。これをもって正式な合格の通知とします。なお、不合格となった方への書面での通知は行いません。 入試事務室への電話等による合否についてのお問い合わせには、一切応じておりません。

合格発表はインターネットの「合否照会システム」で確認します。

どこから手をつけるか

  1. 併願制であることを確認する。 3種類とも他大学と併用できます
  2. 新潟県内の高校で評定3.5以上なら、地域選抜型を検討する。 特待生の対象に自動で入ります
  3. 地域選抜型なら、1,200字の事前課題を書く。 テーマは公開されています
  4. 「魅力」と「地域活性」の2段構えで組み立てる。 テーマ文の順番どおりです
  5. 自筆で清書する時間を確保する。 志願理由書も事前課題も自筆です
  6. 中学校卒業以降の実績を洗い出す。 活動実績報告・計画書の範囲です
  7. 資格の証明書をA4でコピーする。 右上に資料番号を振ります
  8. 調査書に書いてほしい活動を先生に伝える。 要項に評価対象だと書かれています
  9. 主体性重視型ならオンライン環境を整える。 カメラ付きPCかスマートフォンです

まとめ

  • 新潟食料農業大学の総合型選抜は主体性重視型30名/地域選抜型10名/スポーツ型30名の3種類。いずれも併願制です
  • 大学サイトでも「年内入試(他大学と併用可)」と明示されていて、学校推薦型選抜のほうが専願です
  • 主体性重視型は出願書類評価+オンライン面接で100点満点。評定の条件はありません。年6回あります
  • 主体性重視型の面接は全てオンラインの個人面接。自宅などからカメラ付きパソコンやスマートフォンで受験します
  • 志願理由書は自筆・横書き700字以内(黒のペンまたはボールペン、鉛筆不可)
  • 活動実績報告・計画書は「中学校卒業以降」の実績を自筆で記入し、資格は証明書をA4にコピーして右上に資料番号を記入します
  • 要項に「調査書作成をご担当される先生方へ」という欄があり、表彰・資格・生徒会・クラブ・スポーツ・文化芸術・ボランティアの実績を調査書に書くよう依頼しています
  • 地域選抜型は新潟県内の高校出身者限定で、評定3.5以上、新潟県内の食料産業で活躍する意志が条件です
  • 地域選抜型には事前課題があり、テーマが要項に公開されています。「新潟県の食料産業の魅力とその魅力を活かした地域活性」についてあなたの考えを1,200字以内(自筆・横書き)
  • 事前課題は出願時に提出します。出願締切が1,200字の完成締切です
  • 地域選抜型の面接は対面(主体性重視型はオンライン)
  • 地域選抜型の受験者は自動的に地域特待生の選抜対象。得点上位最大10名程度に1年次の学費全額160万円を免除
  • 合格・入学手続後も「特待生選抜試験」で160万円免除に挑戦できます。採用されれば納入済みの入学手続時納付金が返還されます
  • 特待生選抜試験の筆記は5科目から2科目選択・全問マークシート・2科目合計120分で科目ごとの時間指定なし。当日に問題を見てから科目を選べます
  • 不合格者への書面通知はありません
  • 2026年9月22日時点で、主体性重視型B日程と地域選抜型 後期日程が出願受付中です(いずれも9月24日消印有効)

総合型選抜そのものの進め方は総合型選抜の完全ガイド、大学別の記事は大学別対策の作り方から探せます。新潟県の私立大学は新潟リハビリテーション大学と開志専門職大学の記事にもあります。

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