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横浜美術大学の総合型選抜。実技も筆記もなく、140点満点のうち100点が面接

約24分で読めます

横浜美術大学の2027年度総合型選抜を要項36ページから整理しました。配点は面接100点+調査書20点+志望理由書20点の140点満点で、実技も筆記も一切ありません。要項に「小論文」の語は0件で、大学の呼称は「美術作文」。4つの選択テーマから1つを選び、冒頭3分のプレゼンを行います。授業料減免の特待生選抜は総合型が対象外です。

横浜美術大学の総合型選抜には★実技も筆記も一切ありません。

★配点が公開されています。

試験科目 配点
★面接 ★100点
調査書 20点
志望理由書 20点
★合計 ★140点満点

★140点のうち100点が面接です。★試験科目の欄に実技の行がありません。

★要項全36ページで「小論文」が0件です。大学が使う呼称は★「美術作文」で、しかも★当日書くのではなく出願時に提出する事前提出物です。

必ず最新の学生募集要項で確認してください。日程・募集人員・選考方法は年度によって変わります。この記事は2027年度 学生募集要項(全36ページ)と大学が公開しているダウンロード書類によります。 出典:横浜美術大学 総合型選抜試験。2026年10月5日に確認しました。

★要項に訂正・正誤・差し替えの記載はありません(表紙を確認、全36ページで「訂正」「正誤」「お詫び」「差し替え」が0件。入試ニュース一覧にもありません)。

★学部は美術学部 美術・デザイン学科の1学部1学科です。★コースは入試では選ばず、2年次に10コースから選択します。総合型選抜にコース別募集はありません。

★総合型選抜は専願で、★誓約書に本人と保証人の署名押印が必要です。

4つの選択テーマから1つを選ぶ

★出願時にどれか1つを選びます。

選択テーマ 出願時に提出するもの 字数
★(1) 作品持参 ★持参作品説明書(作品は試験当日に持参) —
★(2) アイデア提案 ★アイデア提案用紙1枚 ★字数指定なし
★(3) 美術作文 ★美術作文 ★800字以内
★(4) 実績アピール ★実績アピール文(+証明できる書類が★あればその写し=★任意) ★400字以内

★どのテーマを選んでも、志望理由書800字以内は全員提出です。★つまり美術作文を選ばなくても、全員が800字を書くことになります。

★選択テーマごとの配点差・テーマ別の加点は公開されていません。配点欄は4テーマ共通で「面接100点」の1行だけです。

★提出した美術作文・アイデア提案・実績アピール文・持参作品そのものには独立した配点がありません。これらは★「面接100点」の中で、プレゼンと質疑応答の材料になる位置づけです。

★選択テーマ別の募集人数枠もありません。

課題は要項で事前公表されている

★過去問は公開されていますが、総合型選抜の問題は1問も入っていません(全24ページで「総合型」が0件)。

★その代わり、課題そのものが要項に印刷されています。出願時に提出する方式なので、★課題は年度当初から分かっています。

様式 設問文(原文) 字数
★志望理由書(全員) ★「本学のカリキュラムや、アドミッションポリシーを踏まえ、本学への志望動機を800字以内にまとめて記述してください。」 ★800字以内
★美術作文(テーマ(3)) ★「作文課題:あなたが関心を持った美術・デザイン作品や作家等について、タイトルを付けて文章を作成し、800字以内で記述してください。」 ★800字以内
★アイデア提案(テーマ(2)) ★「課題:あなたが考える美術・デザインについて、世の中が楽しくなる新しいアイデアを、スケッチや図、文字を使用して、タイトルを付けて提案してください。」 ★字数指定なし
★実績アピール文(テーマ(4)) ★「アピールする実績の概要を400字以内にまとめて記述してください。」 ★400字以内

★美術作文とアイデア提案は「タイトルを付けて」が条件です。★どちらの様式にも本文とは別枠の「タイトル」欄があります。

★美術作文の課題文は2026年度と一字一句同じです。アイデア提案も同じです。

★課題文(読解素材)は存在しません。4つのテーマすべて、設問だけが与えられる形です。

★出題意図・模範解答・解答例は公開されていません(過去問集・要項とも「出題意図」「模範」「解答例」が0件)。★解答例があるのは一般選抜の学科選択(英語・国語)だけです。

文章はすべて原稿用紙に黒ボールペンの手書き

★要項には字数も筆記具も一切書かれていません(全36ページで「字数」「手書き」「ワープロ」がすべて0件)。★実際の仕様は、公開されているダウンロード書類に印刷されています。

様式 用紙 筆記具
★志望理由書 ★20×20=400字詰の原稿用紙が2ページ。★タイトル欄はなし ★「黒のボールペンを使用してください。」
★美術作文 ★20×20=400字詰の原稿用紙が2ページ。★別枠の「タイトル」欄あり ★「黒のボールペンを使用してください。」
★実績アピール文 ★20×20=400字詰の原稿用紙が1ページ。★「タイトル」欄あり ★「黒のボールペンを使用してください。」
★アイデア提案用紙 ★【罫線なし】【罫線あり】の2種類が用意され、「いずれか1枚を使用してください」。「枠内に収まるように記入してください。★別の用紙を貼り付けてもかまいません。縦横自由。」 ★指定なし(他3様式と違い「黒のボールペン」の但し書きがありません)

★アイデア提案用紙だけ筆記具の指定がありません。罫線あり・なしを選べ、縦横も自由で、別の用紙を貼り付けてもよいという作りです(貼り付ける場合は★用紙の裏面に受験番号と氏名を記載)。

★ワープロ提出を認める記述は要項にもダウンロード書類にもありません。

面接は冒頭3分のプレゼン+質疑応答で15〜20分

要項の選抜方法(原文)は次のとおりです。

プレゼンテーションを含む面接、調査書、志望理由書により総合的に合否を判定します。 ★4つの選択テーマより1つを選択し、面接時冒頭3分程度、その選択テーマに関するプレゼンテーションを課します。その後、★プレゼンテーションの内容を含む質疑応答を行います。★面接全体の時間は、15分〜20分を予定しています。

★つまり美術作文を選んだ人は、提出済みの800字を3分で説明することになります。書いて終わりではありません。

★「口頭試問」という制度は要項にありません(全36ページで0件)。質疑応答はプレゼン内容に紐づくものです。

★来校面接とオンライン面接試験を出願時に選べます。★4つの選択テーマすべてでオンラインが可能です。

オンライン面接試験の実務

  • ★出願前に大学ウェブサイトで事前接続チェックを行うことが必須(「必ず出願前に…注意事項を確認してから出願してください」)
  • ★オンライン面接試験同意書の提出がないと、オンライン面接は受験できません
  • ★作品持参を選んだ人は「オンライン面接試験作品画像貼付用紙」を提出。★1作品につき1枚使用し、★貼付する写真の裏面に必ず作品タイトルを記載
  • ★試験会場は「自宅等」になります
  • 対応の通信機器・ブラウザ・インターネット環境は自分で用意します

持参作品は3点以内・過去3年以内

項目 内容
★点数の上限 ★3点以内(ポートフォリオも5分類の1つとして「3点」に数えます)
★制作時期 ★過去3年以内に制作した作品に限る
★プレゼン ★3分程度にまとめること
★サイズ・ページ数 ★指定なし。ポートフォリオは「★持参できる任意のサイズ・ページ数のファイルに自己作品の写真等をファイリングすること。★データでの作成も可。」
★持参できない作品 ★大きな作品などは、写真などを利用しポートフォリオ形式にして持参
★キャプション・作品解説の字数 ★指定なし(持参作品説明書の作品説明は罫のない自由記述欄で、字数制限の印字がありません)

★作品の種類は5分類です。①デッサン(スケッチ、クロッキー等)/②平面作品(絵画、版画、ポスター、色彩構成、イラストレーション、コラージュ、マンガ、写真、CG、webデザイン等)/③立体作品(彫刻、立体構成、工芸、フィギュア等)/④動画作品(ショートムービー、アニメーション等)/⑤ポートフォリオ。

★本学実施のイベント(描き講習、オープンキャンパス等)で制作した作品も持参できます。

★動画作品やデータを使用する場合は再生機器を必ず持参します(インターネット等を使用する場合は通信環境も自分で用意)。

★提出物は返却されず、入試参考作品として展示・印刷に使われる場合があります。

入学試験における課題等の提出物および試験の解答(実技デッサン作品を含む)の★所有権は本学に帰属し、返却しません。なお、★入学試験参考作品として展示および印刷物等に使用する場合がありますので、予めご承知おきください。その際、氏名等の個人情報を公表することはありません。

★美術作文・アイデア提案用紙・実績アピール文も返ってきません。

※★要項の編入学試験のページに「ポートフォリオ(返却しません)A4サイズ」という別仕様が出てきますが、これは3年次編入学試験のもので総合型選抜とは無関係です。混同しやすいところです。

日程。Ⅳ期は実施されない場合がある

期 出願登録期間(最終日17:00まで) 書類提出期限(消印有効) 試験日 試験開始【集合】 合格発表
★Ⅰ期 2026年9月1日〜★9月17日 2026年9月17日 2026年9月26日 10:00【9:40】 2026年11月2日
★Ⅱ期 2026年10月1日〜★10月15日 2026年10月15日 2026年10月24日 10:00【9:40】 2026年11月2日
★Ⅲ期 2026年12月1日〜★12月10日 2026年12月10日 2026年12月19日 10:00【9:40】 2026年12月25日
★Ⅳ期※ 2027年2月25日〜★3月2日 2027年3月2日 2027年3月9日 ★9:30【9:10】 2027年3月11日

★Ⅳ期だけ試験開始が9:30(他は10:00)です。

★「Ⅰ期〜Ⅲ期で募集人数を超えた際には、Ⅳ期は実施しない場合があります。実施の有無については年明け1月頃に本学ウェブサイトで公表予定です」と要項に書かれています。★実際、2026年度の入試結果にⅣ期の行はありません。

★Ⅰ期とⅡ期は合格発表が同じ11月2日です。

★出願書類は郵送でのみ受付(大学窓口は不可)。★簡易書留・速達です。

★受験票は郵送されません。Post@netからダウンロードして自分で印刷し試験日に持参します。★試験終了後の再発行はできません(併願割引にⅠ期の受験票が必要なので、保管が重要です)。

本番より前に来る締切が2つある

事項 期限
★入学資格審査の申請(出願資格(7)で出願する人のみ) ★2026年7月21日 消印有効。★総合型選抜はⅠ〜Ⅳ期すべて共通の1本
★配慮依頼申請書 ★受験を希望する試験の出願開始日の2週間前まで(事前連絡のうえ入試係へ請求・提出。★出願書類に同封しての申請は受理されません)
オンライン面接を選ぶ人の事前接続チェック ★出願前に大学ウェブサイトで実施

★入学資格審査の期限が実務上いちばん効きます。★Ⅳ期の試験は2027年3月9日なのに、資格審査の申請期限はその約7か月半前の2026年7月21日です。★該当する人はⅣ期狙いでも夏までに動く必要があります。

★この一本化は2027年度からの変更点です。2026年度は期ごとに2本立てでした。

総合型選抜は授業料減免の特待生選抜の対象外

★ここが落とし穴です。

制度 対象 内容 ★総合型選抜
★入学時特待生(特待生選抜) ★学校推薦型選抜の合格者のうち希望者 ★鉛筆デッサン120分を行い、成績優秀者★10名を上限として★1年次授業料の2分の1または4分の1を減免 ★対象外
★入学時特待生(特待生選抜) ★一般選抜A日程・B日程の合格者 成績優秀者★6名を上限(A・B日程の合計)として★1年次授業料の全額または2分の1を減免 ★対象外
★入学時特待生(特待生チャレンジ) ★全入試区分の入学者(編入学試験は除く) ★1年次前期必修科目の学修成績上位12名を上限として★一律10万円を給付 ★対象
横浜美術大学奨学生制度 ★在学生(入学年次を除く) 授業料減免 ★1年次は対象外

★総合型選抜で入学した場合、入学時点で授業料が減る特待生にはなれません。狙えるのは★「特待生チャレンジ」=入学後の1年次前期の成績で上位12名に入ったら10万円給付という事後型だけです。

★授業料減免の特待生を狙うなら、学校推薦型(デッサン120分)か一般選抜A・B日程になります。

※★入学金免除制度があります(学校法人トキワ松学園の設置校在籍者・支援組織会員の家族等。★入学金260,000円が免除)。これは入試区分を問いません。

不合格者には合格最低点が開示される

★合格基準点の事前公表はありませんが、★不合格者本人に限り事後に開示されます。

項目 内容
対象 ★全入学試験(学校推薦型選抜は除く)の不合格者のうち希望者(受験生本人に限る)★=総合型選抜は対象
★開示内容 ★「個人成績(合計得点)」「合格最低点」
申込期間 ★2027年4月1日〜4月23日 必着
発送 2027年6月1日〜6月4日(日本国内の住所に限る)
方法 ★郵送のみ。①入試開示請求書 ②受験した入学試験の受験票 ③返信用封筒(切手貼付・返信先記入済み)を提出

★本人以外からの請求、来校・電話等による請求には一切応じません。

★補欠制度は総合型選抜にありません(「補欠者および補欠合格者(一般選抜試験のみ対象)」と要項に明記)。

入試結果。総合型が入学者の46%を占める

試験区分 志願者 合格者 入学者 倍率
★総合型選抜試験Ⅰ期 79 60 ★58 1.32
総合型選抜試験Ⅱ期 55 41 19 1.34
★総合型選抜試験Ⅲ期 47 26 24 ★1.81
★合計 ★181 ★127 ★101 ★1.43
(参考)学校推薦型選抜 80 80 80 ★1.00
(参考)一般選抜 合計 288 92 29 ★3.13
★全体 合計 ★631 ★317 ★219 1.99

★総合型選抜の入学者101人は、全入学者219人の約46%です。

★受験者数の列は存在しません(公開されているのは志願者数・合格者数・入学者数・倍率の4つ)。

★Ⅳ期の行がありません=2026年度はⅣ期が実施されなかったと読めます。

★Ⅲ期になるほど倍率が上がります(1.32→1.34→1.81)。

★複数年度の入試結果は公開されていません(2026年度のみ)。

検定料。Ⅰ期を受験するとⅡ期が半額

区分 金額
★総合型選抜試験 ★30,000円
★総合型選抜試験Ⅰ・Ⅱ期併願者のⅡ期 ★15,000円

★「入学検定料の他に別途、払込手数料990円が必要です。」と要項に明記されています。★実質負担はⅠ期で30,990円です。

★払込手数料は2027年度に880円から990円に上がりました。

併願割引の条件(原文)

★総合型選抜試験Ⅰ期受験者で、総合型選抜試験Ⅱ期に続けて出願する方は、併願割引が適用され、総合型選抜試験Ⅱ期の検定料が15,000円となります。総合型選抜試験Ⅱ期のインターネット出願時に、★総合型選抜試験Ⅰ期の受験番号を確認しますので、受験票を保管しておいてください(試験終了後の再発行はできません)。

★条件は「Ⅰ期受験者」です。出願だけでなく★実際に受験していることが必要です。★Ⅱ期→Ⅲ期、Ⅲ期→Ⅳ期の割引は要項に記載がありません。

★一度納入した入学検定料は、理由の如何にかかわらず返金されません。

★支払期限は出願登録した翌日の23:59まで(★出願登録最終日は当日の19:00まで)です。

★総合型選抜の期をまたぐ再出願は可能です(入試Q&Aに「一度受験して不合格だった場合、その後の期に出願できますか?→出願できます。」)。

会場と当日の注意

★会場は「横浜美術大学他」で、★オンライン面接試験を選んだ人は自宅等です。

所在地は神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1204です。

  • ★試験開始後20分以上遅刻した者は入室不可
  • 監督員が写真票で本人確認(★マスク・帽子は一時的に外すよう指示されることがあります)
  • ★上履きは不要
  • ★試験当日は受験生以外は学内に立ち入れず、試験前日は受験生も立ち入り不可
  • ★駐車場は利用できません(近隣施設の駐車場での送迎・待機も遠慮するよう明記)

★合格発表は発表日11:00から大学ウェブサイト/Post@netで照会します。

出願資格で「記載なし」を確認した項目

条件 確認結果
★評定平均 ★要件なし(全36ページで「評定」「評定平均」がともに0件)。★調査書は提出必須で20点の配点対象ですが、出願の足切り基準はありません
★英語資格(英検・TOEIC等) ★出願要件としては記載なし。★総合型選抜には外部試験の加点制度そのものがありません(一般選抜の学科選択・共通テスト選択にはあります)。★実績アピールの例示に「英検・TOEIC・数検などの資格試験の結果」が挙がっているだけです
★既卒 ★出願できます(出願資格(1)が「卒業した者、または2027年3月卒業見込みの者」と並列)。※★学校推薦型選抜は「2027年3月卒業見込みの者」で既卒不可
★専願 ★専願(他大学との併願不可)。★誓約書に本人と保証人の署名押印が必要
★オープンキャンパス等への参加 ★要件なし。「オープンキャンパス」は2件ヒットしますが、いずれも「本学実施のイベント(描き講習、オープンキャンパス等)で制作した作品も持参できます」という★自己作品の出所の例示です
★年齢 ★一般には要件なし。(6)高卒認定と(7)入学資格審査で出願する人のみ18歳要件があります
★出身学科の指定(美術科など) ★なし(学科指定の記載がありません)

★日本国籍を有しない人(永住者・定住者を除く)は、日本語能力試験N2以上または日本留学試験の日本語220点以上が必要です(試験日より起算して過去2年以内)。

総合型選抜と中身が同じなのに総合型でない区分がある

★ここは知っておくと得です。

★災害被災者特別選抜試験は、総合型選抜と試験科目・配点がまったく同じです(面接100点+調査書20点+志望理由書20点=140点満点)。★選択テーマも同じ4つで、課題文も一字一句同じです。選抜方法の文章も同一(冒頭3分プレゼン+質疑応答、面接全体15〜20分)です。

★それでも区分は【一般選抜(多様性選抜)】です。

出願資格は「★総合型選抜試験の出願資格を満たし、かつ2025年度12月1日以降において災害救助法適用地域で被災された世帯の受験生」で、★検定料は免除、★入学者は災害奨学生として1年次授業料の2分の1を減免されます。

★専門学科・総合学科卒業生入学試験も配点は140点満点で同じですが、★選択テーマの制度がなく、持参作品のプレゼンが固定です。

学校推薦型選抜との違い

判別材料 ★総合型選抜 学校推薦型選抜
★学校長の推薦書 ★不要 ★必要(指定校)
★配点 ★140点満点(面接100+調査書20+志望理由書20) ★160点満点(面接100+調査書20+★推薦書20+志望理由書20)
★選択テーマ ★4つから1つを選ぶ ★なし(持参作品のプレゼン固定)
★特待生選抜 ★なし ★あり(鉛筆デッサン120分)
★既卒 ★可 ★不可(「2027年3月卒業見込みの者」)

★一般選抜との違いは併願の可否と配点です(一般選抜は併願可・240点満点。デッサン選択は鉛筆デッサン180分〔200点〕、学科選択は国語60分+英語60分)。

※★大学サイトの「入試種別・入試内容」ページは9区分をフラットに並べるだけで、【総合型選抜】【一般選抜(多様性選抜)】というグルーピングを表示しません。★区分の境界は要項で確認してください。

2027年度の変更点

№ 項目 2026年度 ★2027年度
1 ★払込手数料 ★880円 ★990円(110円値上げ)
2 ★入学資格審査の申請期限 ★期ごとに2本(Ⅰ・Ⅱ期=7月22日/Ⅲ期=10月20日) ★総合型選抜で1本化:2026年7月21日(Ⅰ〜Ⅳ期すべて共通)
3 ★出願資格の条文構成 (1)〜(8) ★(1)〜(7)に整理。★「外国において学校教育における12年の課程を修了した者」の項目が総合型選抜から消えました(一般選抜では残っています)
4 出願資格(6)(高卒認定)の年齢条件 併記なし ★「かつ2027年3月31日までに18歳に達する者」が加わった
5 在留資格の取得時期 「入学★するまでに取得でき」 「入学後★直ちに取得でき」
6 要項の章構成 全40ページ(「教育の仕組み」「入学試験の特徴」の章あり) ★全36ページ。その2章が削除されました
7 表記 「オンライン面接」 ★「オンライン面接試験」に統一
8 Ⅳ期実施有無の公表時期 時期の明示なし ★「年明け1月頃に」公表予定

★受験生への影響が大きいのは1と2です。★検定料の実質値上げと、★入学資格審査がⅣ期志望者にも7月21日締切になったことです。

★総合型選抜の中身(募集人数72名、配点140点満点、4つの選択テーマ、美術作文とアイデア提案の課題文、選抜方法、検定料、学費)はすべて据え置きです。

生成AIの記載はない

★要項全36ページで「生成AI」「ChatGPT」「人工知能」がすべて0件です(「AI」の1件は問い合わせ先メールアドレスの一部)。

大学サイトの総合型選抜試験ページ・入試情報トップ・入試Q&A・出願ポータル公開案内にも記載がありません。

★ただし提出物(志望理由書・美術作文・実績アピール文)は原稿用紙に黒のボールペンで手書きする様式で、ワープロ提出の余地がありません。★生成AIの可否を明文化していない代わりに、様式そのものが手書きを前提にしています。

不正行為については「★出願内容に虚偽の記載が判明した場合は、入学許可を取り消すことがあります」という一般条項があるだけです。

準備の順番

時期 やること
高3 春 ★4つの選択テーマのどれで受けるか決める。★どれを選んでも実技・筆記はありません。★美術作文を選ばなくても志望理由書800字は全員提出です
高3 7月21日 ★入学資格審査が必要なら消印有効の締切。★Ⅳ期狙いでも夏までに動く必要があります(高校卒業・卒業見込み・高卒認定のいずれでもない人)
高3 夏 ★配慮依頼申請書が必要なら出願開始日の2週間前までに入試係へ事前連絡(★出願書類に同封しても受理されません)
高3 夏 ★志望理由書を書く(800字以内・★20×20の原稿用紙2ページ・黒ボールペンの手書き)。設問は★「本学のカリキュラムや、アドミッションポリシーを踏まえ」という条件つきです
高3 夏 ★美術作文を選ぶなら、関心を持った作品や作家を1つ決めてタイトルを付ける(800字以内)。★課題文は2年続けて同じなので、年度当初から準備できます
高3 夏 ★作品持参を選ぶなら3点以内・過去3年以内に制作したもの。サイズ・ページ数の指定はなく、大きい作品は写真でポートフォリオにできます
高3 夏 ★3分のプレゼンを練習する。提出した美術作文やアイデア提案を、自分の言葉で3分で説明することになります
高3 夏 ★オンライン面接を選ぶなら、出願前に事前接続チェックを済ませ、同意書を用意する
高3 9月1〜17日 ★Ⅰ期の出願(登録は9/17 17:00まで、書類は9/17消印有効)。★受験票は自分で印刷して持参し、保管する(Ⅱ期の併願割引に必要)
高3 9月26日 ★Ⅰ期の試験(10:00開始・9:40集合)。★開始後20分以上の遅刻は入室不可
高3 10月1〜15日 ★Ⅱ期の出願。★Ⅰ期を受験していれば検定料が15,000円
高3 12月1〜10日 ★Ⅲ期の出願(試験12/19)。★Ⅲ期は倍率が上がります
高3 2027年1月 ★Ⅳ期の実施有無が大学サイトで公表される(Ⅰ〜Ⅲ期で定員が埋まると実施されません)

まとめ

  • 横浜美術大学の総合型選抜は★実技も筆記も一切ありません。★配点は面接100点+調査書20点+志望理由書20点の140点満点で、★140点のうち100点が面接です
  • ★要項に「小論文」の語は0件。大学の呼称は★「美術作文」で、★当日書くのではなく出願時に提出します
  • ★4つの選択テーマから1つを選びます(作品持参/アイデア提案/美術作文/実績アピール)。★テーマ別の配点差・加点・募集枠は公開されていません
  • ★どのテーマを選んでも志望理由書800字以内は全員提出です。★美術作文を選ばなくても800字を書くことになります
  • ★課題は要項で事前公表されています(美術作文とアイデア提案の課題文は★2026年度と一字一句同じ)。★課題文(読解素材)は存在しません
  • ★文章はすべて20×20=400字詰の原稿用紙に黒のボールペンで手書き(★アイデア提案用紙だけ筆記具の指定がなく、罫線あり・なしを選べて縦横自由)
  • ★美術作文とアイデア提案は「タイトルを付けて」が条件で、様式に別枠のタイトル欄があります
  • ★面接は冒頭3分のプレゼン+質疑応答で、全体15〜20分。★提出した美術作文やアイデア提案をその場で説明します
  • ★4つの選択テーマすべてでオンライン面接試験を選べます。★同意書の提出がないとオンラインは受験できません
  • ★持参作品は3点以内・過去3年以内に制作したもの。★サイズ・ページ数の指定はなく、データでの作成も可です。★提出物は返却されず、入試参考作品として展示・印刷に使われる場合があります
  • ★過去問は公開されていますが、総合型選抜の問題は1問も入っていません。★出題意図・模範解答もありません
  • ★総合型選抜は授業料減免の特待生選抜の対象外です。★狙えるのは入学後の成績で上位12名に入ったら10万円給付の「特待生チャレンジ」だけ。授業料減免を狙うなら学校推薦型(デッサン120分)か一般選抜A・B日程になります
  • ★不合格者には「個人成績(合計得点)」と「合格最低点」が開示されます(申込は2027年4月1日〜23日・郵送のみ)。★補欠制度は総合型にありません
  • ★日程はⅠ〜Ⅳ期。★Ⅳ期は定員が埋まると実施されません(2026年度は実施されず)。★Ⅳ期だけ試験開始が9:30です
  • ★検定料30,000円+払込手数料990円。★Ⅰ期を受験した人のⅡ期は15,000円(★出願だけでなく受験していることが条件。Ⅱ→Ⅲ期の割引は記載なし)
  • ★本番より前の締切が2つ。特に★入学資格審査はⅠ〜Ⅳ期共通で2026年7月21日(Ⅳ期の試験の約7か月半前)です
  • ★評定の基準も英語資格の条件もありません(それぞれ0件)。★既卒可、オープンキャンパス参加も不要、高校での美術履修も不問です
  • ★災害被災者特別選抜試験は総合型選抜と配点も選択テーマも課題文も同じですが、★区分は【一般選抜(多様性選抜)】です
  • ★2027年度は払込手数料が880円→990円、入学資格審査の申請期限が期別2本から1本に変わりました。総合型選抜の中身は据え置きです
  • ★生成AIの記載はありませんが、★様式そのものが手書きを前提にしています
  • ★総合型選抜の入学者は全入学者の約46%です(2026年度は101人/219人)

総合型選抜そのものの進め方は総合型選抜の完全ガイド、要項の読み方は募集要項の読み方にまとめています。志望理由の書き方は志望理由書の完全ガイド、芸術系学部の考え方は芸術系学部の小論文、大学別の記事は大学別対策の作り方から探せます。

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