千葉工業大学の総合型選抜。本番の問題用紙と講義スライドが3年分公開されている
千葉工業大学の2027年度総合型(創造)選抜を要項44ページから整理しました。本番の問題用紙と当日の講義スライドが3年分公開されています。小論文はなく、学科ごとの課題演習が2日間。評定条件も専願条件もなく、他大学と併願できます。配点は非公開ですが、同じ要項で学校推薦型だけ100点満点を公開しています。
千葉工業大学の総合型選抜で、まず押さえるべきことが2つあります。
★1つめ。本番の問題用紙が3年分、実物で公開されています。「総合型(創造)選抜【課題演習】過年度実施内容」として令和6・7・8年度が大学サイトに置かれ、★受験番号・氏名欄つきの本番の問題用紙そのままに加えて、★当日使われた講義スライドまで収録されています(令和8年度版は80ページ)。
★2つめ。小論文はありません。要項全44ページで「小論文」「作文」がともに0件です。代わりに★学科ごとの課題演習が課されます。
必ず最新の募集要項で確認してください。日程・募集人員・選考方法は年度によって変わります。この記事は2027年度(令和9年度)総合型・学校推薦型選抜 募集要項(全44ページ)によります。 出典:千葉工業大学 総合型(創造)選抜。2026年10月5日に確認しました。
★要項に訂正・正誤・お詫び・差し替えの記載はありません。
【確認を】ただし2026年10月1日に「【重要なお知らせ】令和9年度入学者選抜(総合型・学校推薦型・特別・編入)に関する 受験生へのお願い及び本学の対応について」という記事が大学サイトに公開されていて、★2026年10月5日時点で本文が空のままです(タイトル・日付だけで、本文も添付PDFもありません)。★タイトルからは内容が判断できないので、出願前に大学サイトのニュースで本文が出ているか確認してください。
★総合型(創造)選抜は1本だけです。方式の分岐はありません。
★専願ではありません。要項に「★総合型(創造)選抜と学校推薦型選抜(公募制)(専門高校)の併願ならびに他大学との併願は可能です。」と明記されています(「専願」「第一志望」が要項44ページで0件)。
学科ごとに課題演習の中身がまったく違う
★2日間で、1日目に課題演習、2日目に面接です。1日目は★全16学科共通で10月10日12時30分集合です。
| 学科 | 1日目の課題 | 時間 |
|---|---|---|
| ★宇宙・半導体工学科 | 模擬講義および課題演習(★講義ノートを作成→機械電子工学の課題演習でレポート作成) | ★合計2時間程度 |
| 機械工学科 | 模擬講義・演習 + ★プレゼンテーション資料作成課題 | 合計2時間程度 |
| 電気電子工学科 | 電気電子工学に関する講義および課題 | ★講義と課題で合計120分 |
| 応用化学科 | 課題(★講義はビデオ視聴・文章読解の場合もある) | ★講義と課題で合計120分 |
| ★建築学科 | 課題演習【造形課題】★「立体作成、描写とその言語表現」 | ★120分 |
| ★都市環境工学科 | プレゼンテーション資料作成課題(★防災・減災と都市計画・まちづくり) | ★課題紹介30分+資料作成60分 |
| デザイン科学科 | 課題演習(★観察に基づく発想力・造形力・表現力・思考力) | ★90分 |
| ★未来ロボティクス学科 | 課題演習(★与えられた道具を使った手作業を含む) | 90分程度 |
| 生命科学科 | プレゼンテーション資料作成課題 | ★説明30分程度+資料作成60分 |
| 知能メディア工学科 | プレゼンテーション資料作成課題(★DVDや紙媒体などを見て) | 説明を含め90分程度 |
| ★情報工学科 | ★課題実習(ポスター作成) | 90分程度 |
| ★認知情報科学科 | ★対話分析課題(★レポート作成はワープロソフト(Word)を使用) | ★講義20分+レポート作成60分 |
| ★高度応用情報科学科 | プレゼンテーション資料作成課題(★プレゼンテーション用ソフトウェアで作成) | 90分 |
| デジタル変革科学科 | データやデジタル技術の活用に関する課題演習 | ★説明15分程度+課題45分程度 |
| 経営デザイン科学科 | 「経営」に情報を活用することに関する課題演習 | ★説明15分程度+演習45分程度 |
★手で書く学科とソフトを使う学科が分かれます。
- ★ワープロ(Word)を使うのは認知情報科学科だけ
- ★プレゼンテーション用ソフトウェアを使うのは高度応用情報科学科だけ(過去問ではPowerPointと明記)
- 残りは手書き。★情報工学科はサインペンでポスターに記入、★デジタル変革科学科はメモ用紙(付箋紙)を解答用紙に貼るという独特な形式です
★「学力試験は課しません」と明記しているのは3学科だけです(認知情報科学科、高度応用情報科学科、デジタル変革科学科)。★他の13学科にはこの一文がありません。
★「高校の学習範囲を超える」旨の注記がある学科が7つあります(宇宙・半導体、電気電子、情報通信システム、建築、知能メディア、認知情報科学、高度応用情報科学)。文面はおおむね次のとおりです。
本学科の総合型(創造)選抜における課題演習では、★一部に高校の学習範囲を発展させた内容を含む場合があります。ただしこれらは、★知識量や正確な解答のみを評価するものではなく、試験においては★受験生の思考力や発想力、課題に向き合う姿勢を重視して評価します。
★うち6学科は2027年度に新しく追加された注記です。
公開されている本番の設問文
★過去問の中身がそのまま読めます。以下は令和8年度の設問文です(★読解素材・課題資料の本文は引用しません)。
建築学科(120分)
★課題:下記の各角材が有する材料特性を活かして「合理的」かつ「造形性の高さ」を有した人々が集う建物の屋根を提案してください。 ・1.5mm×1.5mm、3mm×3mm、5mm×5mmで長さが900mmの角材が各5本あります。これを使った★立体作品、タイトル、200字以内の説明文、スケッチを制作してください。ただし、以下の6項目全てを満足することを条件とします。 2.用意された900mmの各角材から、自由に部材を切り出し、★それら合わせて30本以上を自由に組み合わせた作品とすること。 3.★角材の切断面が美しくなるように丁寧に切り出すこと。立体作品は、スチレンボード上に固定することによって、★面接時に持ち運び可能なものとすること。 4.立体作品の制作意図を明確に示す★200字以内の説明文を記述すること。箇条書きでも構いません。 6.タイトル・200字以内の説明文・スケッチの計3点を、★画用紙1枚にレイアウトをし、制作意図を明確に表現すること。
★立体を作り、それをデッサンし、200字で説明するという3つを120分でやる課題です。
情報工学科(課題実習90分)
★この試験でいう『主張を展開せよ』とは、与えられた事柄について、自分の考えを一定の形式にまとめ、二日目の個人面接の冒頭に5分程度で発表することを指します(…)★ポスター発表の出だしは、必ず『○○○(与えられた事柄)について、私は●●●(主張)です。その理由は、△つあります。1つ目の理由は、××です。2つ目の理由は....』という流れになるようにします。
★言い出しの型まで指定されています。用紙は★主張=青紙(1枚)/理由=黄紙(複数可、重要と考える順に番号)/裏付け=緑紙(複数可、「1-1」「1-2」のように番号)という色分けです。★結論先出し形式です。
知能メディア工学科(90分)
【課題資料】は、人や社会に役立つことが期待される技術について述べています。一方、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)は、2050年を見据えた★ムーンショットの研究開発事業として10個の目標を掲げています(別紙1)。これらの目標に対して、知能メディア工学科の3つの研究領域の技術を応用することで、どのような貢献ができると考えますか。★目標を一つだけ選び、【課題資料】の下線が引いてある言葉を必ず2つ以上をそのままの形で使い説明してください。
★「下線が引いてある言葉を必ず2つ以上そのままの形で使う」という条件が付いています。資料は★指定された解答用紙3枚(5枚配布のうち3枚を提出)に★指定されたサインペン(3色)で書きます。
高度応用情報科学科(90分)
★近年の食に関する問題(フードロス、農業生産の効率化、あるいはそれ以外の食に関係する何らかの問題)に関し、具体的な問題を1つ取り上げ、問題の解決や改善につながる「AIエージェント」技術の活用方法を提案してください。社会問題でなく、★身近な食に関する問題を取り上げても構いません。 プレゼンテーション資料には、次の事項を含めて作成してください。●取り上げる問題は何か ●★なぜその問題を取り上げたのか ●AIエージェント技術の活用方法とシステム構成イメージ ●★提案する活用方法を実現する上での課題は何か。課題解決に向け、どのような取り組みが必要か
★資料はタイトルページを含めて6枚以内で、★プレゼンの時間は5分です。
認知情報科学科(対話分析課題60分)
高校生5人が「学校制服は必要か」を話し合うシナリオを読んで答えます。
★問1:5人の登場人物それぞれはどんなタイプ(強み・弱み)の人だと思うか分析してください。そう考えた根拠も書くこと。 ★問2-1:このシナリオのファシリテーターの問題点を1つ以上あげて、理由や原因を述べてください。 ★問2-2:上記の問題を解決するために、あなたがファシリテーターだったなら、どこでどういうセリフを言うか、1つ以上(最大3つ)書いてください。あなたのセリフによって、その後の他者の発言は変わるものとします。 ★問3-1:このシナリオのサイドワーカーの問題点を1つ以上あげて、理由や原因を述べてください。 ★問4:ここまでに書いたこと以外で、今回のシナリオの問題点やその改善策があれば書いてください。(ない場合は空欄のままにしてください)
★「全体で2ページ以内」という制約があります。★議論の分析とセリフの提案を書かせる、かなり珍しい形式です。
デザイン科学科(90分)
与えられた3種類のサンプル(A〜C)を詳細に観察しながら、以下の課題すべてについて解答せよ。★机上にある定規は自由に使用してよい。 ★【課題1】各サンプルの特徴について、観察や比較によって情報を収集し、以下の要件を踏まえて分かりやすく記述せよ。その際、★色や製品ロゴについては記述しなくて良い。①★簡単なスケッチ(イラスト)を複数描いて表現すること。②★定規を用いて、概略の大きさや部位の位置などを計測し、数値などをスケッチに書き込むこと。③短い語句や矢印などを用いて、スケッチに特徴を書き込むこと。 ★【課題2】課題1で収集した情報に基づき、★どのような利用シーン(場面)に適しているのか、なぜこの形状や素材なのか、どのような工夫が盛り込まれているのかなど、多角的な観点から各サンプルの特徴について考察し、分かりやすく文章で記述せよ。
★生命科学科は遺伝子組換え作物をテーマに、★「【生物学、医学、科学リテラシー、生命倫理】のいずれかの観点から、あなたの考えを述べなさい」という観点指定つきの出題でした(資料3枚以内、翌日5分間のプレゼン)。
★経営デザイン科学科は写真1枚(女性が横断歩道を渡っている最中に車が加速して近付いてくる写真)を見て、★問1で課題を1つ挙げ、問2でデジタル技術を使った解決策を示すという出題でした。
★出題意図・模範解答・解答例・採点基準は公開されていません(80ページ全文で「出題意図」「模範解答」「採点基準」「配点」「講評」がすべて0件)。
※★都市環境工学科は2027年度にテーマが変わりました(「水工構造物の設計と防災」→「防災・減災と都市計画・まちづくり」)。★この学科の過去問のテーマはそのまま使えません。
※★デジタルパンフレットにある「小論文実施内容」は総合型選抜のものではありません。列見出しは指定校制/帰国生徒特別/社会人特別/編入学の4つで、★総合型(創造)選抜の列は存在しません。
配点は非公開。ただし学校推薦型だけ公開されている
★要項全44ページで「配点」が0件です。「得点」「合格基準」「成績開示」も0件です。
★「満点」がヒットするのは2ページだけで、いずれも学校推薦型選抜です。
| 区分 | 配点 |
|---|---|
| ★総合型(創造)選抜 | ★非公開(「配点」0件) |
| ★学校推薦型選抜(公募制)/(専門高校) | ★公開。書類審査30点+読解力テスト20点+面接50点=100点満点 |
★同じ要項の中で、学校推薦型だけ配点を公開し、総合型は一切出していないという非対称があります。
選考方法として書かれているのは「★書類審査、課題演習および面接により、多面的かつ総合的に評価します。」という一文だけです(学科により「課題演習」の部分が「模擬講義・演習」「課題」「プレゼンテーション資料作成課題」「課題実習」「対話分析課題」などに置き換わります)。
★過去問PDFにも配点・採点基準がありません。
出願書類で書くのは「500字」だけではない
★ここは見落としやすい点です。
★自己評価・志望理由書は2部構成で、★項目Ⅰは字数指定のない自由記述です。
| 項目 | 設問文(原文) | 字数 |
|---|---|---|
| ★Ⅰ | ★「出願資格Cについて該当する番号欄に〇を記入してください。(複数可)」→「★上記の該当する事柄について、その理由を具体的に示してください。」 | ★字数指定なし(横罫の自由記述欄・実質5行分) |
| ★Ⅱ | ★「総合型(創造)選抜 志望理由(出願した学科の志望理由を500字以内で記入してください。)」 | ★500字以内(25字×20行の原稿用紙) |
★項目Ⅰを書く必要があるのは16学科のうち13学科です。★記入不要なのは宇宙・半導体工学科/電気電子工学科/都市環境工学科の3学科だけです。
★記入具は「HBかBの黒鉛筆またはシャープペンシルで必ず記入してください。」と様式に赤字で指定されています。★完全な手書きで、ワープロは不可です(要項44ページで「ボールペン」が0件なので、ボールペンの可否は書かれていません)。
★様式は大学から郵送されません。Webサイトのデジタルパンフレットから★A4サイズで印刷して使います。
出願資格Cに「コンテスト受賞」「アマチュア無線」が並ぶ
★出願資格は学科によって「AとB」または「AとBとC」です。
| 構造 | 学科 |
|---|---|
| ★AとB(2つ) | ★宇宙・半導体工学科/電気電子工学科/都市環境工学科の3学科 |
| ★AとBとC(3つ) | ★残り13学科 |
- ★A=高校卒業(見込)等の資格要件(全学科共通)
- ★B=意欲・適性の自己申告(「以下の全てに該当する者」。学科ごとに文言が違う)
- ★C=★「以下の1つ以上に該当すると自己評価できる者」(項目数が学科ごとに①〜③から①〜⑧まで違う)
★Cの選択肢には、実質的に探究的な経験が並びます。以下は原文です。
| 学科 | Cの項目(抜粋) |
|---|---|
| ★知能メディア工学科 | ★「ものづくりやデザインに関連するコンテストなどで受賞経験がある。例えば、ものづくりコンテスト、デザインコンペティション、競技プログラミング、発明表彰等。」 |
| ★情報通信システム工学科 | ★「アマチュア無線や数学コンテストへの参加など、科学技術系の活動に積極的に参加した経験がある。」/「情報通信やプログラミング等に関連する新しい企画や物事を考え、それを実行した、または実現した経験がある。」 |
| ★認知情報科学科 | 「自ら処理手順を考え作成したプログラムを、コンピュータで実行した経験がある」「自ら構想したシステムを構築した経験がある」「★自ら作成した文章・画像・音声・映像などのメディアを、共有サービスなどを活用して公開した経験がある」「自ら構想を練った新たなアイデアについて、★多人数を前にしてプレゼンテーションを行った経験がある」「★周囲の人々と協力してプロジェクト(例:文化祭などの学内イベント、地域の祭りなどの学外イベント、ボランティア活動、部活動など)を進めた経験がある」 |
| ★高度応用情報科学科 | ★「オープンデータを活用するなどして、コンピュータを用いてデータ分析を行った経験がある。」 |
★「文化祭」「部活動」「ボランティア活動」でもCに該当します(認知情報科学科)。
★未来ロボティクス学科だけ、出願資格Bに実技の条件があります。「★試験日に実施する課題演習において、与えられた道具を使った手作業を行うことができる。(大型の機械類の操作などは要求しない。)」
★探究活動や課題研究が必須ではありません(要項44ページで「探究」「課題研究」がともに0件)。
評定条件なし、専願でもない
| 条件 | 確認結果 |
|---|---|
| ★評定平均値 | ★条件なし。要項44ページで「評定」がヒットするのは学校推薦型の2ページだけ(★公募制3.3以上/専門高校3.5以上)。大学サイトも「評定平均値の条件はなく」と明記 |
| ★英語資格 | ★出願要件ではありません。任意提出で書類審査の参考。要項の文言は「外国語能力に関する検定(実用英語技能検定、GTECなど)のスコア認定証等の写し(任意):自己PRの1つとして、書類審査の参考とします。★(合否は問いません)」 |
| ★既卒 | ★可。年次制限なし(学校推薦型は「2022年3月以降に卒業した者」と限定されていますが、総合型にはこの制限がありません)。★卒業後5年超で調査書が出ない場合の代替規定もあります |
| ★専願 | ★専願ではありません(「専願」「第一志望」が0件)。★他大学との併願も、学校推薦型との併願も可能 |
| ★オープンキャンパス等への参加 | ★要件なし(「オープンキャンパス」が0件) |
| ★年齢 | ★記載なし(「年齢」が0件) |
★ただし同一試験の中で学部・学科の併願はできません。★出願後の志望学科の変更もできません。
★高度応用情報科学科と経営デザイン科学科だけ、任意提出物の文言が違います。
| 学科 | 文言 |
|---|---|
| ★高度応用情報科学科 | 「★資格や検定の認定証等の写し(任意):外国語能力に関する検定(TOEIC、TOEFL、実用英語技能検定、GTECなど)、★情報系資格試験(基本情報技術者、マルチメディア検定など)、コンテストでの優秀な成績(AtCoderのレーティングなど)の結果を自己PRの1つとして、書類審査の参考とします。(合否は問いません)」 |
| ★経営デザイン科学科 | 同様に★情報系資格試験(基本情報技術者、ITパスポート、マルチメディア検定など)を明示 |
★自己PRするものは、出願書類に添付するか試験当日に持参できます(コピー可能なものはA3またはA4サイズにコピーして提出)。
★学校推薦型選抜では逆に「試験当日、自己PRするものを面接会場に持ち込むことはできません」と禁止されています。★総合型とまったく逆の扱いです。
2日目の面接。グループ面接は1学科だけ
★面接はほとんどが個人面接15分程度です。
| 形式 | 学科 |
|---|---|
| ★グループ面接30分程度 | ★デジタル変革科学科だけ |
| 個人面接 | ★残り15学科 |
★プレゼン・発表が明示されているのは7学科です。機械(5分程度)、都市環境(5分間・スクリーン投影)、生命科学(5分間・スクリーン投影)、知能メディア(約5分)、情報工学(ポスター発表)、高度応用情報科学(5分程度・プロジェクター)。★建築と応用化学は「発表」ではなく「説明」という語を使っています。
★「口頭試問」という語は要項に出てきません(44ページで0件)。課題演習についての質疑応答がその役割を担います。
★持参物の指定は2027年度の各学科ページにありません。受験票と筆記用具を持参し、★課題演習等で必要な用紙・用具類は大学が準備します。★会場に時計はないので各自持参(スマートフォン・スマートウォッチの時計使用は不可)。
日程と、本番より前に来る締切
| 項目 | 日程 |
|---|---|
| 願書受付 | 2026年★9月11日〜9月25日(消印有効) |
| ★試験日 | 2026年★10月10日・10月11日(2日間) |
| 合格発表 | 2026年★11月2日 |
| 入学手続締切 | 2026年11月9日(出納印有効) |
★本番より前に来る締切があります。
| いつ | 何 |
|---|---|
| ★2026年9月11日【必着】 | ★受験上の配慮事項申請の締切。★願書受付の初日と同じ日なので、出願より先に動く必要があります。★要項には日付が書かれておらず、大学サイトにしかありません |
| 願書受付期間前でも可 | ★マイページ登録(初回出願時のみ)。★証明写真データの登録が必要で、入学後4年間学生証に使うため制服不可 |
| 2026年9月25日23:00 | ★インターネット出願サイトでの手続の締切(★書類郵送は同日消印有効なので、ここがずれます) |
| ★2026年10月6日頃 | ★受験票がマイページから印刷可能になる。★郵送はされません。集合時刻は受験票に記載 |
★「願書受付期間内に入学検定料の支払いが完了しても、出願書類郵送の消印が願書受付期間最終日を過ぎている場合は受理できません。」と赤字で注意されています。
★入学検定料の支払い後(出願登録完了後)は登録内容の変更ができません。
★合否確認はインターネットのみです(11月2日11:00〜11月9日終日)。★学内掲示なし、合格通知の郵送なし、電話照会不可です。
会場は学部で2つに分かれる
| 学部 | 試験場 |
|---|---|
| 宇宙・半導体工学部/工学部/創造工学部/先進工学部 | ★新習志野キャンパス |
| ★情報変革科学部/未来変革科学部 | ★津田沼キャンパス |
★出願書類の持参先は津田沼キャンパスで、★試験場とは別なので注意してください。
★サテライト試験場(地方会場)は総合型にありません。
試験当日は午前9時から入構可。★自動車等の乗り入れ不可。食堂は営業しないので昼食は各自で用意。上履きは不要です。
★検定料は30,000円(★別途サービス利用料がかかります)。★金融機関窓口・大学窓口での支払いは不可です。
※★災害被災者の検定料全額免除があります(令和8年4月22日の岩手県大槌町の林野火災、令和8年熊本地震で災害救助法が適用された地域に学費負担者が居住し、罹災証明書等を提出できる方)。★これは要項に載っておらず、大学ニュースにしかありません。最終申請期限は2027年3月3日で、出願前に入試広報部へ連絡が必要です。
募集人員と志願者状況
| 学部 | 学科 | 総合型の募集人員 | (参考)令和8年度の志願者 |
|---|---|---|---|
| ★宇宙・半導体工学部 | 宇宙・半導体工学科 | ★30 | 31(前年度は募集16) |
| 工学部 | 機械工学科 | 16 | 36 |
| 工学部 | 電気電子工学科 | 16 | 25 |
| 工学部 | 情報通信システム工学科 | 13 | 28 |
| 工学部 | 応用化学科 | 14 | ★15 |
| ★創造工学部 | ★建築学科 | 14 | ★55 |
| 創造工学部 | 都市環境工学科 | 13 | 17 |
| ★創造工学部 | ★デザイン科学科 | 14 | ★54 |
| 先進工学部 | 未来ロボティクス学科 | 14 | 36 |
| 先進工学部 | 生命科学科 | 14 | 20 |
| 先進工学部 | 知能メディア工学科 | 13 | 39 |
| ★情報変革科学部 | ★情報工学科 | 12 | ★43 |
| 情報変革科学部 | 認知情報科学科 | 14 | 40 |
| 情報変革科学部 | 高度応用情報科学科 | 14 | 35 |
| ★未来変革科学部 | デジタル変革科学科 | ★25 | ★29 |
| ★未来変革科学部 | 経営デザイン科学科 | ★25 | ★27 |
| ★総計 | ★261 | ★548 |
★公開されているのは募集人員と志願者数の2列だけです。★受験者数・合格者数・倍率・合格最低点はいずれも非公開なので、★実質倍率は計算できません。
★志願者が募集人員の3倍を超えたのは建築(3.9倍)とデザイン科学(3.9倍)、情報工学(3.6倍)です。★デジタル変革科学(1.2倍)、経営デザイン科学(1.1倍)、応用化学(1.1倍)は志願者が募集人員に近い水準でした。
★「選考の結果、学力等が本学の求める水準に満たないと判断される場合、合格者数が募集人員を下回る場合があります」という注記があります。
★令和9年度の志願者状況は2026年10月5日時点で未掲載です。
2027年度は学部再編で中身が変わった
★最大の変更は学部構成です。
| 項目 | 2026年度 | ★2027年度 |
|---|---|---|
| ★宇宙・半導体 | ★工学部の中の宇宙・半導体工学科(入学定員140、総合型16) | ★宇宙・半導体工学部 宇宙・半導体工学科として独立(入学定員★240、総合型★30) |
| ★先端材料工学科 | 工学部にあり(総合型14) | ★総合型の募集なし(要項から消滅) |
| 工学部の構成 | 6学科 | ★4学科(機械/電気電子/情報通信システム/応用化学) |
| 構成の記載 | 「★5学部17学科」 | 「多様な学部・学科」(★学部数・学科数の明記をやめた)。表に載るのは★6学部16学科 |
★総合型の募集人員の総計は261名で前年度と同じです(先端材料14を失い、宇宙・半導体が16→30で+14。差引ゼロ)。
日程はすべて変わりました(願書受付が9/26→9/25、試験日が10/11・12→10/10・11、合格発表が11/1→11/2、入学手続締切が11/7→11/9)。
学科別の試験内容の変更
| 学科 | 変更 |
|---|---|
| ★応用化学科(最も大きい) | 「★発表用資料の作成課題(説明60分+資料作成60分)」+「個人面接15分(★発表時間を含む)」→「★課題(講義と課題で合計120分)」+「個人面接15分(★説明時間を含む)」。★スクリーン投影・書画カメラ・5分程度という記述が消えました |
| ★都市環境工学科 | 紹介テーマが★「水工構造物の設計と防災」→「防災・減災と都市計画・まちづくり」に変更。注記も「高校までの物理の知識程度」→「高校までの授業の範囲を超えるような知識が事前に必要となるような課題は課しません」に変更 |
| 情報通信システム工学科 | 所要時間の表記が「模擬講義70分+演習50分」→★「合計2時間程度」(内訳の明示をやめた) |
| 宇宙・半導体工学科 | ★「高校の学習範囲を逸脱した内容も含まれますが、それらは模擬講義のなかで解説がなされ、取り組む姿勢や理解する過程より多面的に評価します」が新規追加 |
★【要注意】大学サイトの各学科実施概要表は、応用化学科について前年度の文言(発表資料の作成/発表を含む個人面接)のままです。★要項の記載が新しいので、要項を採ってください。
そのほか
- ★外国語能力検定(任意)の説明に「(合否は問いません)」が追加されました
- ★要項が62ページ→44ページに。巻末に綴じ込まれていた様式(自己評価・志望理由書/推薦書)がすべて削除され、★Webサイトからのダウンロードに一本化されました
- 「入学準備プログラム」→「★入学前準備プログラム」に名称変更
★変わっていないものも確認済みです。検定料30,000円、試験場の割り当て方、併願可、評定条件なし、配点非公開、奨学金との連動なし、生成AIの記載なし、小論文なし。
奨学金・特待生との連動はない
★要項44ページで「奨学」「特待」「給費」「授業料減免」がすべて0件です(前年度の62ページでも0件)。
大学の奨学金は★学生納付金貸与(貸与型)/経済的支援奨学金(学部3年次以上)/家計急変奨学金/災害見舞奨学金の4つで、★いずれも在学後の経済状況等に基づくもので、入試成績や入試区分とは無関係です。
★「入学試験の成績による特待生・授業料減免」という制度は、総合型選抜については見あたりません。
★代わりに入学前準備プログラムがあります。「総合型(創造)選抜および学校推薦型選抜の入学手続者には、入学までの間に本学からの★通信教育(数学・理科・英語等)による入学前準備プログラム等を行う予定です。」
生成AIの記載はない
★要項全44ページで「生成AI」「ChatGPT」「チャット」「AI」(全角)がすべて0件です。「人工知能」は4ページにヒットしますが、★いずれも出願資格Cの選択肢や学科の研究分野の説明で、使用可否の記載ではありません。
★前年度の要項62ページでも0件でした。大学サイトの総合型選抜ページ・入試Q&A・受験配慮ページにも記述がありません。
※ただし★生成AIが「出題テーマ」として登場している例はあります。令和8年度の高度応用情報科学科の課題演習が★「AIエージェント」をテーマにしていました。これは「使ってよいか」の話ではなく「出題テーマ」の話です。
※★冒頭に書いた2026年10月1日の「重要なお知らせ」は本文が空のままです。タイトルからは内容が判断できないので、★出願前に本文が出ているか確認してください。
準備の順番
| 時期 | やること |
|---|---|
| 高3 春 | ★志望学科の課題演習の中身を要項で確認する。学科ごとにまったく違います(立体制作、ポスター作成、対話分析、Word入力、PowerPoint作成など) |
| 高3 春〜夏 | ★公開されている過去問3年分を読む。★本番の問題用紙と当日の講義スライドがそのまま載っています。★出題意図・模範解答はありません |
| 高3 春〜夏 | ★都市環境工学科志望なら、2027年度にテーマが変わったことに注意(水工構造物→防災・減災と都市計画・まちづくり)。★この学科の過去問のテーマはそのまま使えません |
| 高3 夏 | ★出願資格Cの項目を読み、自分が該当するものを探す。13学科で必要です。★文化祭・部活動・ボランティアでも該当する学科があります |
| 高3 夏 | ★自己評価・志望理由書を書く。★項目Ⅰ(字数指定なし)+項目Ⅱ(500字以内)の2つ。★HBかBの黒鉛筆またはシャープペンシルで手書き。★様式はWebからA4で印刷 |
| 高3 夏 | ★任意提出の英語資格があれば用意する(合否は問われませんが書類審査の参考に)。★高度応用情報科学科と経営デザイン科学科は情報系資格やコンテスト成績も対象 |
| 高3 9月11日【必着】 | ★受験上の配慮が必要なら、願書受付初日と同じこの日が締切。★要項に日付がないので大学サイトで確認 |
| 高3 9月11日まで | ★マイページ登録と証明写真データの用意(★制服不可) |
| 高3 9月11〜25日 | ★出願(サイトは9/25 23:00まで、★書類郵送は9/25消印有効)。★支払い後は変更できません |
| 高3 10月6日頃 | ★受験票をマイページから印刷(郵送されません)。集合時刻を確認 |
| 高3 10月10・11日 | ★試験。1日目12時30分集合。★会場は学部で新習志野/津田沼に分かれます。★昼食を持参、上履き不要、時計を持参 |
まとめ
- 千葉工業大学の総合型選抜は★「総合型(創造)選抜」1本で、★6学部16学科・募集261名。方式の分岐はありません
- ★本番の問題用紙が3年分、実物で公開されています(受験番号・氏名欄つきの本番様式そのまま+★当日の講義スライドまで)。★出題意図・模範解答・採点基準は非公開
- ★小論文はありません(要項44ページで「小論文」「作文」が0件)。代わりに★学科ごとの課題演習です
- ★学科ごとに課題の中身がまったく違います。建築は★立体制作+デッサン+200字の説明文を120分、情報工学は★ポスター作成(言い出しの型まで指定)、認知情報科学は★対話分析課題をWordで、高度応用情報科学は★PowerPointで6枚以内
- ★ワープロを使うのは認知情報科学科だけ、★プレゼンソフトを使うのは高度応用情報科学科だけです
- ★配点は非公開(「配点」が0件)。★同じ要項の中で学校推薦型だけ「書類審査30点+読解力テスト20点+面接50点=100点満点」を公開しています
- ★出願書類で書くのは「500字」だけではありません。★項目Ⅰ(字数指定なしの自由記述)が13学科で必要です(記入不要は宇宙・半導体/電気電子/都市環境の3学科だけ)
- ★書類はHBかBの黒鉛筆またはシャープペンシルで手書き。★様式は大学から郵送されず、Webから印刷します
- ★出願資格Cに「コンテスト受賞」「アマチュア無線や数学コンテストへの参加」「文化祭・部活動・ボランティア」などが並びます。★探究活動や課題研究は必須ではありません
- ★評定条件なし、専願でもありません。★他大学との併願も学校推薦型との併願も可能(ただし★同一試験の中で学部・学科の併願は不可、★出願後の志望学科変更も不可)
- ★既卒可で年次制限なし(学校推薦型は「2022年3月以降」に限定されています)
- ★自己PRするものを出願書類に添付するか当日持参できます。★学校推薦型では逆に持ち込みが禁止されています
- ★面接はほとんどが個人面接15分。★グループ面接はデジタル変革科学科だけです
- ★「高校の学習範囲を超える」旨の注記が7学科にあり、うち6学科は2027年度に新設されました。「知識量や正確な解答のみを評価するものではなく、思考力や発想力、課題に向き合う姿勢を重視して評価します」とあります
- ★受験上の配慮の申請締切は願書受付初日と同じ2026年9月11日必着で、★要項には日付が書かれておらず大学サイトにしかありません
- ★受験票は郵送されません(10月6日頃からマイページで印刷)。★合否確認もインターネットのみで、掲示・郵送・電話照会はありません
- ★会場は学部で2つに分かれます(情報変革科学部と未来変革科学部だけ津田沼、ほかは新習志野)。★出願書類の持参先は津田沼で試験場とは別です
- ★公開されているのは募集人員と志願者数の2列だけで、★受験者数・合格者数は非公開です。実質倍率は計算できません
- ★2027年度は宇宙・半導体工学部が新設され、同学科の総合型が16→30に倍増。先端材料工学科は総合型の募集から消滅しました(総計261名は据え置き)
- ★応用化学科の試験形式が変わりました(発表用資料の作成+発表→課題+説明。スクリーン投影・書画カメラの記述が消えた)。★大学サイトは前年度の文言のままなので要項を採ってください
- ★奨学金・特待生との連動はありません(「奨学」「特待」が0件)。代わりに★入学前準備プログラム(通信教育)があります
- ★生成AIの記載はありません(2年続けて0件)。★ただし2026年10月1日付の「重要なお知らせ」が本文空のままなので、出願前に確認してください
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