小論文キャンパス
大学別対策

岐阜協立大学の総合型選抜。自己推薦方式はⅥ期まであり、小論文は経済経営が450字で看護が600字

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岐阜協立大学の総合型選抜を、2027年度入学者選抜要項から整理しました。特別奨学生選抜方式・自己推薦方式・探究学習方式・課外活動方式の4方式の違い、学部で字数が変わる小論文、オープンキャンパスレポートで9点まで加点される仕組み、レポート課題の設問まで解説します。

岐阜協立大学の総合型選抜は4方式あります。特別奨学生選抜方式/自己推薦方式/探究学習方式/課外活動方式です。

このうち小論文が出るのは自己推薦方式で、学部によって字数が違います。

学部 小論文 配点
経済学部・経営学部 450字程度 出願書類50点+面接100点+小論文100点=250点満点
看護学部 600字程度 出願書類30点+面接70点+小論文100点=200点満点

そして自己推薦方式はⅠ期からⅥ期まで6回あります。最終のⅥ期は試験日が2027年3月12日(金)です。

出典:令和9(2027)年度入学者選抜要項(岐阜協立大学、PDF・38ページ)、入試制度、総合型選抜レポート様式。いずれも2026年9月23日に確認しました。

学部は経済学部(経済学科・公共政策学科)、経営学部(経営情報学科・スポーツ経営学科)、看護学部(看護学科)です。

4方式を1枚で

方式 専願 当日 満点
特別奨学生選抜方式 (専願条件なし) 学力試験2教科 250点
自己推薦方式 専願 小論文+面接 250点/200点
探究学習方式 専願 プレゼン+質疑応答 200点
課外活動方式 専願 面接 ー

受験料はいずれも30,000円(別途払込手数料1,500円)。試験会場は岐阜協立大学北方キャンパスです。

自己推薦方式の小論文

大学の説明はこうです。

調査書により高等学校等の課程で学ぶ知識・技能を評価し、小論文により本学での勉学意欲と思考力・判断力・表現力を測り、面接によりそれらとともに主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ能力をみて総合的に評価します。

小論文で見られるのは「本学での勉学意欲」と「思考力・判断力・表現力」。意欲が評価項目に入っているところが特徴です。志望理由とまったく無関係な一般論を書くと、ここを取りこぼします。

経済学部・経営学部は450字程度。かなり短い分量です。序論・本論・結論の3段構成にすると、1段あたり150字。主張を1つに絞らないと入りません。

看護学部は600字程度で、配点の比率が違います。経済・経営は250点満点中の100点(40%)、看護は200点満点中の100点(50%)。看護学部のほうが小論文の比重が大きいということです。

日程はⅠ期からⅥ期まで

自己推薦方式と探究学習方式は同じ日程で動きます。

期 出願期間 試験日 合格発表
Ⅰ期 2026年9月16日(水)〜10月2日(金) 10月17日(土) 11月2日(月)
Ⅱ期 10月19日(月)〜11月9日(月) 11月14日(土) 12月1日(火)
Ⅲ期 11月19日(木)〜12月9日(水) 12月13日(日) 12月18日(金)
Ⅳ期 12月21日(月)〜2027年1月13日(水) 2027年1月27日(水) 2月12日(金)
Ⅴ期 2027年1月27日(水)〜2月18日(木) 2月25日(木) 3月5日(金)
Ⅵ期 2027年3月1日(月)〜3月8日(月) 3月12日(金) 3月19日(金)

6回あります。 専願なので合格したら入学することになりますが、逆に言えば3月まで何度でも挑戦できます。

2026年9月23日時点で、Ⅰ期の出願受付中です(10月2日締切)。

オープンキャンパスレポートで9点まで加点される

自己推薦方式と探究学習方式には、加点表があります。

<加点表> 令和8(2026)年度オープンキャンパスに参加し、…個別相談または模擬授業等を受けて「オープンキャンパスレポート」を提出した者:参加1回提出につき3点 ※上限:参加3回提出9点

3回行けば9点です。経済・経営の250点満点に対して9点、看護の200点満点に対して9点。小さくありません。

そして条件が「参加した」ではなく「個別相談または模擬授業等を受けて『オープンキャンパスレポート』を提出した」であることに注意してください。行くだけでは加点されません。

レポート課題の設問が公開されている

自己推薦方式(経済学部・経営学部)と課外活動方式では、出願時に「総合型選抜レポート」を提出します。その様式に課題が印刷されています。

【レポート課題】志望学科のアドミッション・ポリシー(入学者受入方針)をよく読んで、下記の内容を具体的に記入してください。 ○本学に入学して何を学びたいですか。 ○本学でチャレンジしたいことは何ですか。 ○卒業後の目標

3つの問いに答えます。冒頭の「志望学科のアドミッション・ポリシーをよく読んで」という指示が実質的な条件です。アドミッション・ポリシーを読まずに書いたレポートは、指示に従っていないことになります。

なお出願書類全般についてこうあります。

※出願書類は、必ず黒インク(ボールペン)を使い楷書で正確に記入してください。

ボールペンで楷書です。

特別奨学生選抜方式は学力試験

2026年度に新設された方式です。

変更点1:試験区分の変更 — 年内に総合型選抜(特別奨学生選抜方式)を新設

総合型選抜という名前ですが、中身は学力試験です。

教科 出題科目 時間 配点
【必須】国語 現代の国語、言語文化(古文・漢文を除く) 50分 100点
【選択】数学 または 英語 数学Ⅰ・数学A / 英語コミュニケーションⅠほか 50分 100点

選択教科は試験当日に1教科選ぶ方式です。事前に決めておかなくても構いません。

配点は出願書類50点+学力試験200点=250点満点。日程はⅠ期(10月17日)とⅡ期(12月13日)の2回です。

出願資格に専願の条件がありません。古文・漢文が除かれているので、現代文と数学Ⅰ・Aまたは英語コミュニケーションⅠの範囲で勝負できます。

探究学習方式はプレゼンテーション

調査書により…知識・技能を評価し、プレゼンテーション資料及び発表により本学での勉学意欲と思考力・判断力・表現力を測り、質疑応答によりそれらとともに主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ能力をみて総合的に評価します。

学部 配点
経済学部・経営学部 出願書類50点+プレゼンテーション資料及び発表100点+質疑応答50点=200点満点
看護学部 出願書類30点+プレゼンテーション資料及び発表100点+質疑応答70点=200点満点

プレゼンテーション資料は出願書類として提出します。当日作るものではありません。

「資料及び発表」で100点なので、資料の出来がそのまま点数に効きます。時間をかけられる部分です。

課外活動方式は予備面接から

条件が7つあり、順番に見ていくと流れが分かります。

(3)経済学部・経営学部を志望する者は、入学後に当該クラブを4年間継続して行う強い意志のある者/看護学部を志望する者は、入学後に当該クラブを継続して行う強い意志のある者 (4)全国大会、地区大会、県大会における競技実績のある者、または、高等学校在学中の部活動を意欲的に取り組み、部に貢献したと顧問が認め推薦する者 (5)本学指導者が推薦する者 (6)予備面接を受けて、出願許可された者 (7)看護学部を志望する者は、出願時の調査書の「全体の学習成績の状況の値」が3.0以上の者

(4)に「または、高等学校在学中の部活動を意欲的に取り組み、部に貢献したと顧問が認め推薦する者」とあります。大会実績がなくても、顧問の推薦があれば出願できます。

(6)の予備面接が実質的な入口です。これを受けて出願許可が出ないと、そもそも出願できません。

募集競技種目(強化指定クラブ)はこうです。

硬式野球、陸上競技、サッカー、男子バレーボール、女子バレーボール、女子ソフトボール、駅伝、吹奏楽、ダンス

吹奏楽とダンスも入っています。運動部だけではありません。

資格があると奨学金か授業料減免がつく

自己推薦方式と探究学習方式の合格者向けの制度です。

高等学校最終学年第1学期または前期までの調査書の「全体の学習成績の状況の値」が3.0以上の者で、かつ本学が指定する資格を有する者に奨学金を給付または授業料を免除します。 資格を1つ有している者 → 奨学金20万円給付 資格を2つ以上有している者 → 授業料30%減免 ※高等学校入学後に取得されたものに限ります。

指定資格は幅広く並んでいます。

CEFR(A2以上)/全商英語検定1級/日商簿記検定2級以上/全商簿記実務検定1級/日商PC検定試験1級/全商ビジネス文書実務検定1級/リテールマーケティング(販売士)2級以上/秘書検定準1級以上/日本漢字能力検定2級以上/日本語文章能力検定準2級以上/実用数学技能検定準2級以上/情報処理技術者試験(ITパスポート、情報セキュリティマネジメント、基本情報技術者、応用情報技術者、高度情報処理技術者)/情報処理安全確保支援士試験/全商情報処理検定試験1級/全工協会情報技術検定1級/ファイナンシャル・プランニング技能検定2級以上

CEFR A2以上が入っているのが大きいところです。英検でいえば準2級相当から射程に入ります。大学サイトにも「英検であれば準2級から加算の対象」と書かれています。

2つ以上持っていれば授業料30%減免なので、簿記と漢検、英検と情報処理といった組み合わせで一気に条件を満たせます。

どこから手をつけるか

まずオープンキャンパスに行って、レポートを出します。 1回3点、3回で9点。個別相談か模擬授業を受けてレポートを提出するのが条件です。自己推薦方式と探究学習方式で効きます。

自己推薦方式なら、小論文の字数を先に確認します。 経済・経営は450字程度、看護は600字程度。450字は短いので、主張1つ+理由2つで構成を固定してしまうのが確実です。

看護学部志望なら、小論文の比重が5割です。 200点満点中100点。ここで決まると言っても言い過ぎではありません。

レポート課題はアドミッション・ポリシーから始めます。 「志望学科のアドミッション・ポリシーをよく読んで」と指示されています。読んでから、①学びたいこと ②チャレンジしたいこと ③卒業後の目標 の3つを書きます。ボールペンで楷書です。

資格を持っているなら、必ず出願書類に添えます。 評定3.0以上+資格1つで20万円給付、2つ以上で授業料30%減免。高校入学後に取ったものに限る点に注意してください。

探究学習方式ならプレゼン資料を出願時に出します。 「資料及び発表」で100点。資料は当日ではなく出願時なので、時間をかけて作り込めます。

教科試験で勝負するなら特別奨学生選抜方式です。 国語(古文・漢文を除く)必須+数学か英語、各50分。選択教科は当日決められます。

まとめ

  • 岐阜協立大学の総合型選抜は4方式(特別奨学生選抜方式/自己推薦方式/探究学習方式/課外活動方式)
  • 小論文が出るのは自己推薦方式。経済学部・経営学部は450字程度、看護学部は600字程度です
  • 配点は経済・経営が出願書類50点+面接100点+小論文100点の250点満点、看護が出願書類30点+面接70点+小論文100点の200点満点。看護学部は小論文が5割を占めます
  • 自己推薦方式・探究学習方式はⅠ期からⅥ期まで6回。Ⅵ期の試験日は2027年3月12日(金)です
  • オープンキャンパスレポートで1回3点、上限9点が加点されます。参加だけでなく、個別相談か模擬授業を受けてレポートを提出することが条件です
  • レポート課題は「本学に入学して何を学びたいですか」「本学でチャレンジしたいことは何ですか」「卒業後の目標」の3問。志望学科のアドミッション・ポリシーを読んでから書くよう指示されています
  • 出願書類は黒インク(ボールペン)で楷書と指定されています
  • 特別奨学生選抜方式は2026年度に新設。国語(古文・漢文を除く)必須+数学か英語を試験当日に選択、各50分・各100点です
  • 探究学習方式はプレゼンテーション資料を出願書類として提出し、「資料及び発表」で100点が配点されます
  • 課外活動方式は予備面接を受けて出願許可が必要。大会実績がなくても顧問の推薦があれば出願できます
  • 強化指定クラブには吹奏楽とダンスも含まれます
  • 自己推薦方式・探究学習方式の合格者は、評定3.0以上+指定資格1つで奨学金20万円、2つ以上で授業料30%減免。CEFR A2以上(英検準2級相当)から対象です
  • 受験料は30,000円(別途払込手数料1,500円)、試験会場は北方キャンパスです

総合型選抜そのものの進め方は総合型選抜の完全ガイド、大学別の記事は大学別対策の作り方から探せます。岐阜県の私立大学は岐阜女子大学、中京学院大学の記事にもあります。

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