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岐阜女子大学の総合型選抜。調査書を出すのは合格発表のあとで、面談は自宅から受けられる

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岐阜女子大学の総合型選抜を、2027学生募集要項から整理しました。専願と併願を選べる仕組み、文章PR型と面談PR型の違い、調査書が合格発表後の提出になること、条件を満たせば面談を省略できる・自宅から受けられる仕組み、Ⅴ期が3月30日まであることまで解説します。

岐阜女子大学の総合型選抜には、ほかであまり見ない決まりがあります。

調査書を出すのは、合格発表のあとです。

要項の「入試区分別学力3要素評価表」には、総合型選抜の評価材料として「自己推薦・志望理由書」「課題」「面談」が並び、その下に「調査書(合格発表後)」と書かれています。評価の記号も△。参考程度です。

そして出願資格にも、こうあります。

評定値に関係なく出願でき、学校長の推薦は必要ありません。

出典:2027学生募集要項(岐阜女子大学、PDF・28ページ)、入試要項、総合型選抜の案内。いずれも2026年9月23日に確認しました。

女子大学で、学部は文化創造学部 文化創造学科(デジタルアーカイブ専攻/文化創造学専攻〈書道専修・観光専修〉/初等教育学専攻)と家政学部(健康栄養学科/生活科学科〈建築デザイン専攻・生活科学専攻〉)です。

「専願か併願か」と「文章PR型か面談PR型か」を選ぶ

総合型選抜は2階建てになっています。

専願/併願 期 備考
総合型専願選抜 専願 Ⅰ期・Ⅱ期 特別奨学金制度対象入試
総合型併願選抜 併願可 Ⅰ〜Ⅴ期 他大学との併願が可能

そのうえで、受験型を2つから選びます。

受験型 当日 事前
文章PR型 面談15分 事前課題を提出
面談PR型 面談30分 なし

大学の案内にはこうあります。

入試方式は自分が得意なPR方法から選択

書くのが得意なら文章PR型、話すのが得意なら面談PR型。どちらでも受けられます。

ただし注意点があります。

※エントリー後の受験型の変更はできません。

文章PR型の事前課題

流れはこうです。

段階 内容
1 「総合型選抜エントリー申込書」と「総合型選抜自己推薦・志望理由書」でエントリー
2 折り返し送られる課題を一つ選択して取組む
3 「出願」 出願書類と課題を提出
4 面談(15分)
5 結果発表

課題はエントリーしたあとに送られてきます。事前に公開されてはいません。ただし、どんな種類のものかは要項に書かれています。

〔事前課題〕志望する学科・専攻から示された課題の中から、テーマを一つ選び取組みます。 ・テーマに対して自ら調べ考えを文章にまとめる。 ・コンテスト、コンクールへの取組み ・高校生活の中で頑張ったこと等

3種類の方向があります。調べて書くもの、コンクールへの取り組み、高校生活で頑張ったこと。自分に書けるものを選べます。

書道専修や観光専修、デジタルアーカイブ専攻など、専攻ごとに出る課題は違います。

面談PR型は「面接試験とは違う」

大学は面談PR型をこう説明しています。

面接試験とは違い、本学が一方的に質問する場ではありません。 志望する学科・専攻への興味・関心や何を目的に大学で学び、どのように過ごすか、高校生活で取組んできた様々な分野での活動などを、自分の言葉でPRしてください。

30分あります。 質問に答えるだけでは持ちません。自分から話す材料を用意していく必要があります。

文章PR型の面談(15分)についても、性格が書かれています。

面談では興味・関心等についてお尋ねし、あなたの学習の目的・計画について話し合います。(但し健康栄養学科においては、理科への関心についてもお尋ねします。)

健康栄養学科だけ、理科への関心が聞かれます。 これは両方の型に共通する注記です。

面談を省略できる、自宅からも受けられる

この大学の総合型選抜は、受験のハードルがかなり低く設計されています。

まず、面談そのものを省略できる場合があります(文章PR型)。

※オープンキャンパス・進学相談会・キャンパス見学会・オンライン個別相談会において、志望する学科・専攻の教員と面談を行ったことが確認された場合は、面談を省略できます。

夏のオープンキャンパスなどで志望学科の先生と話していれば、当日の面談が要りません。

次に、自宅から受けられる道もあります。

「総合型選抜受験希望者事前講習会またはオンライン個別相談会」に1回出席し、総合型選抜に出願した者は、希望により自宅より「遠隔面談」で受験できます。 希望する者は、インターネット出願時に「遠隔面談」の項目にチェックを入れてください。

事前講習会かオンライン個別相談会に1回出るだけで、遠隔面談の資格が得られます。

面談会場は本学と沖縄の2か所です。遠隔面談を使えば、どこからでも受けられます。

日程は専願2回、併願5回

総合型専願選抜

期 エントリー申込期間 出願期間(文章PR型は課題提出含む) 面談日 合格発表 入学手続期限
Ⅰ期 8月17日(月)〜9月1日(火) 9月7日(月)〜9月24日(木) 10月4日(日) 11月1日(日)12時 11月13日(金)
Ⅱ期 9月18日(金)〜9月30日(水) 10月5日(月)〜10月13日(火) 10月18日(日) 11月1日(日)12時 11月13日(金)

2026年9月23日時点で、Ⅱ期のエントリー申込期間が開いています(9月30日締切)。Ⅰ期のエントリーは9月1日で締め切られていますが、出願は9月24日までです。

総合型併願選抜

期 エントリー申込期間 出願期間 面談日 合格発表
Ⅰ期 11月13日(金)〜11月20日(金) 11月30日〜12月7日 12月13日(日) 12月16日(水)15時
Ⅱ期 12月18日(金)〜12月25日(金) 1月5日〜1月15日 1月24日(日) 1月28日(木)15時
Ⅲ期 1月5日(火)〜1月22日(金) 2月1日〜2月5日 2月13日(土) 2月17日(水)15時
Ⅳ期 2月1日(月)〜2月5日(金) 2月15日〜2月19日 3月2日(火) 3月5日(金)15時
Ⅴ期 3月5日(金)〜3月27日(金)必着 エントリー受付後1週間以内(最終出願日3月29日) 3月8日(月)以降 随時(最終面談日3月30日) 面談日翌日

Ⅴ期は3月30日まで面談があり、合格発表は面談の翌日です。年度末ぎりぎりまで受けられます。

※Ⅴ期選抜は郵送(速達)で結果をお知らせします(電話での問い合わせに応じます) ※学科・専攻において定員を満たした場合は、募集を終了させていただきます。事前に入試室へお問い合わせください。

Ⅴ期を当てにするなら、定員が埋まっていないか先に問い合わせるのが確実です。

エントリーは自筆で、簡易書留速達

①エントリーシート等は、本学ホームページよりダウンロードし、印刷した本学所定用紙に、志願者本人が自筆してください。(鉛筆記入不可) ②本学ホームページにある「封筒貼付用宛名シート(総合型選抜エントリー用)」のPDFファイルをダウンロードし、A4で印刷してください。 ③市販の角2封筒に「総合型選抜エントリー申込書」と「総合型選抜自己推薦・志望理由書」を入れ、簡易書留速達で郵便局窓口から郵送してください。

自筆・鉛筆不可です。宛名シートの印刷ができない場合は、直接封筒に記入すればよいと書かれています。

提出書類は、文章PR型が入学願書と課題、面談PR型が入学願書のみ。検定料は30,000円です。

合格発表についても決まりがあります。

⑴本学内掲示による発表は行いません。 ⑵受験者全員に、発表と同時に「結果通知書」を速達で郵送します。合否に関する問い合わせには応じません。

小論文はどこで出るのか

総合型選抜に小論文はありません。小論文が出るのは学校推薦型選抜(公募制)と一般選抜です。

学校推薦型選抜(公募制):全体の評定平均値が3.0以上で出身学校長の推薦を得た者が出願できます。筆記試験(簡単な学力検査または小論文)と調査書によって合否を判定します。他大学との併願は可能です。

配点は、調査書「全体の学習成績の状況」を点数化した30点、「指導上参考となる諸事項」(資格や賞等)を点数化した10点、そして学力検査または小論文60点の合計100点満点です。

小論文の形式も示されています。

テーマにより論述する。(字数は800字程度) 但し、書道専修に限り、小論文の代わりに書道実技で受験することができます。

書道専修は小論文のかわりに書道実技が選べます。

【注1】書道実技について 1)硯、墨、筆(大と小)、下敷および文鎮は、各自持参してください。 2)半紙は本学で用意します。 3)楷書(四あるいは六文字)・行書(四あるいは六文字)・かな(和歌一首)など。

どこから手をつけるか

まずオープンキャンパスか相談会で、志望学科の先生と話します。 文章PR型なら面談そのものが省略できる可能性があります。事前講習会かオンライン個別相談会に1回出れば、自宅からの遠隔面談も選べます。どちらも効果が大きいので、最優先です。

文章PR型か面談PR型かを決めます。 書くのが得意なら文章PR型(事前課題+面談15分)、話すのが得意なら面談PR型(面談30分)。エントリー後は変更できません。

面談PR型を選ぶなら、30分ぶんの話す材料を用意します。 「一方的に質問する場ではない」と書かれています。志望学科への関心、大学で何を目的に学ぶか、どう過ごすか、高校生活の活動。この4つを順に話せば30分は持ちます。

文章PR型なら、まずエントリーして課題を受け取ります。 課題は「調べて書く」「コンクールへの取り組み」「高校生活で頑張ったこと」の系統から選べます。自分の手持ちで一番厚いものを選んでください。

健康栄養学科志望なら、理科への関心を言葉にしておきます。 両方の型で聞かれると明記されています。

評定は気にしなくて構いません。 出願資格に学習成績の状況の基準がなく、調査書は合格発表後の提出です。

3月まで粘るなら併願選抜Ⅴ期があります。 面談は3月30日まで随時、合格発表は面談の翌日。ただし定員が埋まれば募集終了なので、先に問い合わせてください。

まとめ

  • 岐阜女子大学の総合型選抜は専願(Ⅰ・Ⅱ期)と併願(Ⅰ〜Ⅴ期)を選べます
  • 受験型は文章PR型(事前課題+面談15分)と面談PR型(面談30分)の2つ。エントリー後の変更はできません
  • 出願資格に学習成績の状況の基準がなく、学校長の推薦も不要です
  • 調査書は「合格発表後」に提出し、評価も△(参考程度)です
  • 文章PR型の課題はエントリー後に送られてきます。「テーマに対して自ら調べ考えを文章にまとめる」「コンテスト、コンクールへの取組み」「高校生活の中で頑張ったこと等」から一つ選びます
  • 面談PR型は「面接試験とは違い、本学が一方的に質問する場ではありません」と説明されています。自分の言葉でPRする30分です
  • 健康栄養学科では理科への関心についても聞かれます
  • オープンキャンパス等で志望学科の教員と面談したことが確認されれば、当日の面談を省略できます(文章PR型)
  • 事前講習会かオンライン個別相談会に1回出席すれば、自宅から「遠隔面談」で受験できます
  • 面談会場は本学と沖縄。集合は9時40分までで、面談は10時から順次です
  • 専願選抜の面談日は10月4日(日)と10月18日(日)、併願選抜は12月13日・1月24日・2月13日・3月2日、そしてⅤ期は3月8日以降随時(最終3月30日)です
  • Ⅴ期の合格発表は面談日の翌日。ただし定員が満たされた時点で募集終了になります
  • エントリーは自筆・鉛筆不可、角2封筒に入れて簡易書留速達で郵送します
  • 検定料は30,000円。本学内掲示による発表は行われず、結果通知書が速達で郵送されます
  • 小論文が出るのは学校推薦型選抜(公募制)(評定3.0以上・併願可)。テーマにより論述する800字程度で、調査書30点+資格等10点+学力検査または小論文60点の100点満点です
  • 書道専修だけ、小論文のかわりに書道実技で受験できます(硯・墨・筆・下敷・文鎮は持参、半紙は大学が用意)

総合型選抜そのものの進め方は総合型選抜の完全ガイド、大学別の記事は大学別対策の作り方から探せます。岐阜県の私立大学は朝日大学、岐阜協立大学、中京学院大学の記事にもあります。

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