小論文キャンパス
大学別対策

田園調布学園大学の総合型選抜。探究型・活動型・オープンキャンパス参加型・パフォーマンス型の4型で、紙の資料を使う7分のプレゼンと面接。小論文は学費減免の判定にだけ使う

約16分で読めます

田園調布学園大学の2027年度総合型選抜を学生募集要項から整理しました。探究型・活動型・オープンキャンパス参加型・パフォーマンス型(子ども教育学科だけ)の4型で、探究型・活動型はⅠ期からⅦ期まで7回あります。当日は紙の資料を使う約7分のプレゼンテーションと15分の面接で、Ⅰ期だけ希望者が小論文を受けて学費減免(授業料最大100%)を狙えます。配点、出願書類の字数、川崎市特別枠(課題C)、日程、学費、生成AIの注意までまとめました。

添削1万枚以上の小論文講師が、直接指導。総合型選抜・学校推薦型選抜の小論文対策に。オンライン個別授業、1回60分・11,000円。授業のご案内を見る

田園調布学園大学(私立・川崎市麻生区)の総合型選抜は、★4つの型があり、★すべて専願制です。

項目 内容
★型 ★探究型、活動型、オープンキャンパス参加型、パフォーマンス型(パフォーマンス型は子ども教育学科だけ)
★回数 ★探究型・活動型はⅠ〜Ⅶ期(9月〜3月)、オープンキャンパス参加型・パフォーマンス型はⅠ・Ⅱ期
★当日 ★紙の資料を使う約7分のプレゼンテーション(質疑応答5分)と、15分の面接
★配点 ★出願時の書類50点、プレゼン100点、面接100点(オープンキャンパス参加型は書類を点数にしない)
★小論文 ★Ⅰ期の希望者だけが受ける二次試験。合否には使わず、学費減免の判定にだけ使う
★評定の基準 ない(調査書は点数にせず、面接で確認する)
★専願・併願 専願(合格したら必ず入学する扱い)
入学検定料 35,000円

★2026年10月16日の時点で、Ⅰ期・Ⅱ期の出願は終わっています。Ⅱ期の試験とⅠ期の二次試験(小論文)は10月18日です。★次に出願できるのはⅢ期(インターネット入力11月2日〜17日、試験11月22日)と、Ⅳ期(入力11月2日〜12月15日、試験12月20日)です。

必ず最新の学生募集要項で確認してください。日程・募集人員・選考方法は年度によって変わります。この記事は★2027年度 総合型選抜 学生募集要項(18ページ、様式1〜6つき)、★総合型選抜〈探究型〉課題C 学生募集要項(12ページ)、★2026年度の総合型選抜二次試験(小論文)の問題と出題意図、★大学の入試日程・学費減免チャレンジ入試・学費のページ、★生成AIの利活用についての大学の告知を確認して書いています。 出典:募集要項・募集人員、2027年度 総合型選抜 学生募集要項(PDF)、総合型選抜〈探究型〉課題C 学生募集要項(PDF)、入試日程、学費減免チャレンジ入試、過去問題、学費・奨学金制度、ChatGPTなどの生成AIの利活用について(PDF)。2026年10月16日に確認しました。

3学部と募集人員

学部 学科・専攻 ★総合型選抜 入学定員
★人間福祉学部 社会福祉学科 社会福祉専攻 30名 80名
社会福祉学科 介護福祉専攻 10名 30名
共生社会学科 15名 50名
★子ども教育学部 子ども教育学科 30名 80名
★人間科学部 心理学科 20名 60名
  • 共学の大学です。試験は川崎市麻生区のキャンパスで行います(オンラインはありません)
  • ★募集人員は4型・全期を合わせた数で、型ごと・期ごとの内訳は書かれていません。合計(足すと105名。こちらで足した数です)も要項には印字されていません
  • ★人間福祉学部は、出願のときに学部内の第2志望・第3志望の学科・専攻を決められます
  • 子ども教育学科は、2025年度に子ども未来学科から名前を変えた学科です

4つの型

型 ★出願時の書類(点数になるもの) ★当日のプレゼン 回
★探究型 ★発表概要書(400字以内)、志望理由書、調査書 発表概要書をもとにしたプレゼン ★Ⅰ〜Ⅶ期
★活動型 ★活動報告書(400字以内)、活動証明書、志望理由書、調査書 活動報告書についてのプレゼン ★Ⅰ〜Ⅶ期
★オープンキャンパス参加型 学修計画書(600字以内)、体験授業参加証明書、調査書(★どれも点数にしない) 学修計画書についてのプレゼン(質疑応答なし) Ⅰ・Ⅱ期
★パフォーマンス型(子ども教育学科) ★パフォーマンス概要書(400字以内)、志望理由書、調査書 パフォーマンス(準備・実演・説明で7分程度) Ⅰ・Ⅱ期

配点

★出願時の書類 ★プレゼン(パフォーマンス) ★面接
探究型 発表概要書 50点 100点(質疑応答を含む) 100点
活動型 活動報告書 50点 100点(質疑応答を含む) 100点
オープンキャンパス参加型 点数にしない 100点 100点
パフォーマンス型 パフォーマンス概要書 50点 100点(質疑応答を含む) 100点
  • ★志望理由書と調査書は、どの型でも点数にせず、面接で確認します。評定の基準もありません
  • 要項に合計(満点)の印字はありません(足すと250点、オープンキャンパス参加型は200点になります)
  • 学科による配点の違いはありません

出願条件

  • ★4型とも「本学を第一志望とし、本学の求める人物像に合致している者」です
  • ★活動型は、福祉・保育関連の施設や団体でのボランティア活動、または課外活動(クラブ活動・生徒会など)を積極的に行ってきて、卒業後に福祉・教育・保育・心理の分野で貢献したいという強い意志がある人です。高校卒業後の活動も含みます
  • ★オープンキャンパス参加型は、6月〜8月・12月のオープンキャンパスで体験授業に参加し、体験授業参加レポートを出した人です。★2026年の残りの回は12月6日(日)です(それ以外は終わっています)
  • 高校を卒業した人(既卒)、2027年3月に卒業見込みの人、高卒認定の合格者が出願できます

プレゼンテーションと面接

項目 時間
★プレゼンテーション ★7分程度(パフォーマンスは準備・実演・説明で7分程度)
発表についての質疑応答 5分(オープンキャンパス参加型はなし)
★面接 ★15分
  • ★プレゼンは、事前に用意したスケッチブックや模造紙などの紙の資料を使います。パソコンやプロジェクターを使う記載はありません。★制作物や道具は持ち込めず、実技を説明するなら写真を用意します
  • パフォーマンス型は、楽器や絵本などを自分で用意します。★ピアノを使う人は、試験日の2週間前までに入試・広報課に連絡します
  • 面接は、志望理由書と調査書(オープンキャンパス参加型は学修計画書)をもとに聞かれます。個人か集団かは書かれていません
  • 試験の集合時刻は要項に書かれていません。受験票を印刷して持参します
  • 発表の組み立てはプレゼン型入試の対策、面接の質問例は総合型選抜の面接で聞かれる質問にまとめています

出願書類

★どの様式も、ボールペン(鉛筆は不可)で楷書で手書きします。

書類 ★字数・形式 書くこと(様式の設問の要約)
★志望理由書(探究型・活動型・パフォーマンス型) 字数の指定なし(罫線) 1 志望の動機、大学で学びたいこと、学生生活、将来どう活躍したいか。2 自己PR
★発表概要書(探究型) ★400字以内・横書き ★AかBを選ぶ。A:総合的な探究の時間などで取り組んだ探究学習の概要。B:最近関心を持った福祉・教育・保育・心理のテーマを1つ選んで調べ、自分の考えを述べる。題名は自分でつけ、参考文献を書く欄がある
★活動報告書(活動型) ★400字以内・横書き 具体的な活動内容と、活動から得たこと。写真や大会記録などの資料は別に添付
活動証明書(活動型) — ★施設・団体の担当者、教員、クラブの顧問などが記入し、責任者が押印
★学修計画書(オープンキャンパス参加型) ★600字以内・横書き 志望の動機、学びたいこと、学校生活、将来どう活躍したいか
★パフォーマンス概要書(パフォーマンス型) ★400字以内・横書き パフォーマンス名とその内容
  • 探究型のBは、探究学習の成果がない人でも、テーマを調べて書けば出願できる課題です。参考文献は書籍・論文・新聞・WEBページの書き方が要項に示されています
  • ★活動型は、活動証明書を第三者に書いてもらう必要があるので、早めに頼んでおきます
  • 調査書は出願前3か月以内に発行されたものです。保護者の署名が要る書類はありません
  • 書き方は志望理由書の書き方 完全ガイド、探究活動 完全ガイドにまとめています

日程(2027年度入試)

期 型 インターネット入力 書類(★郵送必着) ★試験 合格発表(10時) 手続締切
Ⅰ期 4型 9月1日〜10日 9月11日 一次9月17日、二次(小論文・希望者)10月18日 11月2日 11月13日
Ⅱ期 探究・活動 9月1日〜10月13日 10月15日 10月18日(日) 11月2日 11月13日
★Ⅲ期 探究・活動 ★11月2日〜17日 11月19日 ★11月22日(日) 12月1日 12月11日
★Ⅳ期 探究・活動、OC参加型Ⅱ期、パフォーマンス型Ⅱ期 ★11月2日〜12月15日 12月17日 ★12月20日(日) 12月22日 2027年1月5日
Ⅴ期 探究・活動 12月28日〜2027年1月26日 1月28日 2月1日(月) 2月3日 2月19日
Ⅵ期 探究・活動 12月28日〜2月2日 2月5日 2月12日(金) 2月15日 2月25日
Ⅶ期 探究・活動 2月1日〜23日 2月25日 3月1日(月) 3月3日 3月12日
  • インターネット入力は各期とも10時に始まり、締切日の23時59分までです。★書類は簡易書留・速達で、送付期限日に必着です
  • 合格発表はWEB出願の画面で見ます(郵送はありません)。手続締切は締切日の23時59分です
  • ★Ⅴ期・Ⅵ期・Ⅶ期は平日の試験です
  • ★不合格でも、別の期に出し直せます。ただし、同じ日に試験がある別の選抜区分とは同時に出願できません
  • 受験上の配慮が必要な人は、各期のインターネット入力開始日の1か月前までに入試・広報課へ連絡・相談します(Ⅲ・Ⅳ期の分は過ぎています)
  • 追試験・予備日の記載はありません

Ⅰ期の二次試験(小論文)と学費減免

★Ⅰ期は二段階で、合否は一次試験(プレゼン・面接・書類)だけで決まります。一次試験を通った人のうち希望者が二次試験の小論文(60分)を受け、★成績上位者が学費減免生に選ばれます。小論文の結果で不合格になることはありません。

種別 ★減免 期間 減免額(要項の印字)
★減免SS ★授業料100% 4年間 2,800,000円
減免S1 授業料50% 4年間 1,400,000円
減免S2 授業料30% 4年間 840,000円
減免S3 初年度の授業料30% 1年次 210,000円
  • ★減免SSを選ぶのは、この総合型選抜Ⅰ期の二次試験だけです
  • 減免SSでも、入学金・施設費・諸会費は納めます。入学後の成績によっては減免が続かないことがあります
  • 何点で減免になるか、何人まで減免になるかは書かれていません。大学は「2026年度入試で対象の試験を受験した4人に1人が減免合格」「減免合格者数41人」と示していますが、★「対象の試験」には一般選抜のA日程・B日程も含まれ、総合型選抜だけの数は出ていません
  • ★総合型選抜(Ⅰ〜Ⅳ期)に合格して入学手続をした人は、入学の権利を持ったまま、一般選抜A日程で学費減免チャレンジを受けられます(検定料15,000円)。ただし、A日程で選ばれるのは★最大で減免S1(授業料50%)です

2026年度の小論文の形

★2026年度の問題は大学のサイトで公開されています。

  • ★全学部共通、60分、800字以内、横書きの原稿用紙です
  • 中学校に日本語を母語としない生徒が転入してくる短い事例(出典の表示なし)を読み、★「国籍や文化のちがいをこえて、誰もが安心して暮らしていくために、どのようなことが大切なのか、あなたの考えを述べてください。」という設問に答える形でした
  • 出題意図は、★200〜400字の短い文章を読み、800字以内で答えることで、言葉の知識・内容の理解・文章で表す力と、福祉・教育・心理の分野への意欲や姿勢を見る、と書かれています
  • 2027年度の字数は要項に書かれていません(試験時間60分だけ)。解答例や採点基準は公開されていません
  • 事例から考える書き方は課題文型小論文の手順、福祉の論点は福祉系の小論文対策にまとめています

川崎市特別枠(課題C):子ども教育学科

★子ども教育学科には、川崎市の公立小学校の先生を目指す人向けの別冊の選抜(探究型の課題C)があります。

項目 内容
★対象 ★川崎市立の高校を2027年3月に卒業見込みの人、または出願時に川崎市に住んでいて2027年3月に卒業見込みの人(既卒は不可)
★条件 ★8月2日・8月22日のオープンキャンパスで、川崎市教育委員会の講義に参加した人(参加できなかった人は入試・広報課に相談)
★発表概要書 ★「川崎市の人権教育について」か「川崎市のキャリア教育について」を選び、400字以内
募集人員 30名(子ども教育学科の総合型選抜30名の内数か別枠かは書かれていない)
回 Ⅰ〜Ⅳ期(本体の探究型と同じ日程)
★学費 ★Ⅰ〜Ⅳ期とも入学金が10万円割引(入学手続時810,000円)

配点(発表概要書50点、プレゼン100点、面接100点)とプレゼンの決まりは、本体の探究型と同じです。

生成AIについて

★大学は2023年8月に、出願書類での生成AIの使い方について注意を出しています。禁止ではなく、次のことを踏まえて書くよう求める「お願い」です。

  • 生成AIの文章は不正確なことがあるので、内容を自分で確かめる
  • 個人情報の流出や著作権の侵害に注意する
  • ★生成AIの文章を写して作った出願書類では、自分の能力や適性が伝わらない。「あなた自身」を示した書類を出してほしい

総合型選抜の要項には、生成AIについての記述はありません。プレゼンや面接は出願書類をもとにするので、自分の経験と言葉で書いておきます。

併願と辞退

  • ★総合型選抜は専願制で、合格した人は必ず入学するものとして扱われます
  • ★総合型選抜の要項には、入学辞退や納入金の返還の規定がありません(自己推薦型選抜や一般選抜には、入学金を除いて返す規定があります)
  • 不合格なら別の期や別の選抜区分に出し直せます
  • ★他大学と併願したい人向けに、自己推薦型選抜(Ⅰ〜Ⅳ期、面接だけ、他大学と併願可)があります。大学の募集人員の表では総合型選抜の行に入っていますが、入試日程のページでは「その他」の選抜として載っています

お金

項目 ★金額(要項の印字)
入学検定料 35,000円(ほかに事務手数料)
★入学手続時の納付金 ★910,000円(★Ⅰ期と課題Cは入学金10万円引きで810,000円)
後期分 600,000円
★初年度の合計 ★1,510,000円
2年次・3年次 1,210,000円
4年次 1,230,000円(同窓会費を含む)
  • 4年間の合計は5,160,000円です(Ⅰ期・課題Cは5,060,000円。こちらで足した数です)。実習などの実費は別にかかることがあります
  • 入学手続時の納付金は一括で、クレジットカードかペイジーで払います
  • 大学独自の奨学金(調布学園西村一郎奨学金。経済支援で授業料の半額を給付)は、入学者選抜とは別に選ばれます

学校推薦型選抜の概略

  • ★指定校型と公募型(Ⅰ・Ⅱ期)があり、どちらも専願制です。公募型は2027年3月卒業見込みの人だけで、評定の基準は印字されていません
  • 公募型は★口頭試問(10分・50点。短い文章を読んで2問)と個人面接(15分・100点)です
  • 公募型Ⅰ期は試験11月19日、Ⅱ期は12月20日です(Ⅱ期は総合型Ⅳ期と同じ日なので、同時に出願できません)

2028年度入試を受ける人へ

2026年10月16日の時点で、2028年度入試の変更の予告は見つかっていません。

時期 すること
★高校2年生〜3年生の夏 ★型を決める。探究の成果があれば探究型、ボランティアや部活動なら活動型(証明書を頼む)、体験授業に出るならオープンキャンパス参加型
★夏 400字の書類の下書きと、紙の資料で7分のプレゼンの練習。学費減免を狙うなら800字の小論文の練習
★9月 ★Ⅰ期の出願(2027年度入試は9月1日〜10日)。学費減免SSを狙えるのはⅠ期だけ

まとめ

  • ★田園調布学園大学の総合型選抜は、探究型・活動型・オープンキャンパス参加型・パフォーマンス型の4型で、すべて専願です
  • ★当日は紙の資料を使う約7分のプレゼンと15分の面接で、配点は書類50点・プレゼン100点・面接100点です
  • ★評定の基準はなく、志望理由書と調査書は点数にしません
  • ★探究型・活動型はⅠ〜Ⅶ期まであり、不合格でも次の期に出し直せます
  • ★Ⅰ期だけ、希望者が小論文(60分)を受けて学費減免(授業料最大100%)を狙えます。合否には使いません
  • ★子ども教育学科には、川崎市の先生を目指す人向けの課題C(川崎市特別枠)があります
  • ★総合型選抜には辞退したときの返還の規定がありません。併願したい人には自己推薦型選抜があります
  • ★これから出願できるのは、Ⅲ期(11月2日〜17日)、Ⅳ期(11月2日〜12月15日)、Ⅴ〜Ⅶ期(2027年1〜2月)です

神奈川の福祉・教育系の大学は、鎌倉女子大学、相模女子大学の記事も見てください。2校との違いは鎌倉女子大学・相模女子大学・田園調布学園大学の比較にまとめました。

添削1万枚以上の小論文講師が、直接指導。総合型選抜・学校推薦型選抜の小論文対策に。オンライン個別授業、1回60分・11,000円。授業のご案内を見る

Related

関連記事

← 「大学別対策」の記事一覧へ