山形県立保健医療大学の総合型選抜。1,000点のうち700点が共通テストで、個別試験はその前にある
山形県立保健医療大学の2027年度総合型選抜(山形県内定着枠)を要項から整理しました。配点合計1,000点のうち700点が共通テストです。個別試験は2026年12月15日で共通テストより前にあり、合格発表は2027年2月9日です。看護学科だけの枠で、卒業後の勤務義務はありません。
山形県立保健医療大学(公立・山形県山形市)の総合型選抜(山形県内定着枠)は、★配点合計1,000点のうち700点が共通テストです。
| 共通テスト | 小論文 | 口頭試問 | ★配点合計 |
|---|---|---|---|
| ★700点 | ★200点 | ★100点 | ★1,000点 |
★「配点合計 1,000点」は要項の表に印字されています。★足し算で作った数字ではありません。
★そして個別試験は共通テストより前にあります。
| 時期 | できごと |
|---|---|
| ★2026年11月25日 17時 | ★出願締切【必着】 |
| ★2026年12月15日 | ★小論文(90分・200点)と口頭試問(100点) |
| ★2026年12月25日 | ★共通テスト成績請求チケットの提出【必着】 |
| ★2027年1月 | ★共通テスト(700点) |
| ★2027年2月9日 15時 | ★合格発表 |
★12月15日の小論文と口頭試問を終えてから、300点分しか手元にない状態で年を越します。★残る700点は1月の共通テストです。
必ず最新の募集要項で確認してください。日程・募集人員・選考方法は年度によって変わります。この記事は★令和9年度学生募集要項【総合型選抜(山形県内定着枠)】(16ページ)、★令和9年度入学者選抜要項(17ページ)、★自己推薦書1・2のWord様式、★出願システムマニュアルver5(2026年9月28日改訂版)、★令和4〜8年度の入学試験結果、★令和6〜8年度の小論文の問題、★令和8年度の要項との逐語比較によります。 出典:入試に関する資料、入試概要(学部)、入試結果(学部)、授業料・入学料。2026年10月11日に確認しました。
★要項は2層に分かれています。★全区分の概要をまとめた「入学者選抜要項」が1冊(17ページ)あり、★そのうえで「学生募集要項」が区分ごとに分かれます。
★総合型選抜の実務は16ページの冊子です。
★なお2027年度から冊子(紙媒体)の配付が廃止されました。
実施するのは看護学科だけ
| 学部 | 学科 | 入学定員 | ★総合型選抜 |
|---|---|---|---|
| ★保健医療学部 | ★看護学科 | ★63人 | ★実施する(10人) |
| 保健医療学部 | 理学療法学科 | 20人 | ★実施しない(表は「―」) |
| 保健医療学部 | 作業療法学科 | 20人 | ★実施しない(表は「―」) |
| ★合計 | ★103人 | ★10人 |
★学部は1つ、学科は3つです。★総合型選抜があるのは看護学科だけです。
★入試結果のPDFでも《総合型選抜(山形県内定着枠)》の見出しに「※看護学科のみ」と明記されています。
★募集人員(全区分)
| 学科 | 入学定員 | 一般選抜(前期日程のみ) | 学校推薦型選抜 | ★総合型選抜 |
|---|---|---|---|---|
| 看護学科 | 63人 | 32人 | 21人 | ★10人 |
| 理学療法学科 | 20人 | 12人 | 8人 | ― |
| 作業療法学科 | 20人 | 12人 | 8人 | ― |
| ★合計 | ★103人 | ★56人 | ★37人 | ★10人 |
★学校推薦型選抜及び総合型選抜(山形県内定着枠)の入学手続完了者数が募集人員に満たない場合は、不足した人員を一般選抜(前期日程)の募集人員に加えます。
★一般選抜は前期日程のみです(「前期日程のみで、中期日程・後期日程はありません。」)。
★看護学科は卒業時に①看護師国家試験受験資格及び保健師国家試験受験資格、または②看護師国家試験受験資格及び助産師国家試験受験資格の選択制です(②は定員10人)。
★「入学後の他学科への転科は認めません。」(3区分すべての要項に明記)
「山形県内定着枠」は総合型選抜
★要項の章立て
Ⅲ 一般選抜(前期日程)
Ⅳ 学校推薦型選抜
Ⅴ 総合型選抜(山形県内定着枠)
★「山形県内定着枠」は要項の大分類では総合型選抜です。
| 根拠 | 内容 |
|---|---|
| ★目次 | ★「Ⅴ 総合型選抜(山形県内定着枠)」 |
| ★募集人員表の列見出し | ★「一般選抜/学校推薦型選抜/総合型選抜(山形県内定着枠)」 |
| ★冊子名 | ★「令和9年度学生募集要項【総合型選抜(山形県内定着枠)】」 |
★方式は1つだけです。★名称に「総合型」が付かない別名の総合型選抜は、要項の大分類のどこにもありません。
★社会人選抜・私費外国人留学生選抜・帰国生徒選抜も要項に設けられていません。★区分は一般選抜(前期日程)/学校推薦型選抜/総合型選抜(山形県内定着枠)/編入学試験の4つだけです。
★まぎらわしいのは、学校推薦型選抜にも地域の限定があることです。
| 区分 | 地域の条件 | 現役/既卒 | 学校長の推薦 |
|---|---|---|---|
| ★総合型選抜(山形県内定着枠) | ★住民票上の住所 | ★既卒も可 | ★不要 |
| ★学校推薦型選抜 | ★山形県内の高等学校(高校の所在地) | ★現役限定 | ★必要 |
★どちらも「山形県内」の語が入りますが、限定の内容が違います。★そして学校推薦型選抜は総合型選抜ではありません。
★制度の目的(原文)
★山形県立保健医療大学は、看護師、保健師、助産師などの保健医療専門職の養成を通じ、山形県民の健康と福祉の向上に寄与することを建学の理念としています。本学の総合型選抜(山形県内定着枠)制度は、山形県の保健医療を担う人材の確保を目的とした制度となります。そのため、卒業後県内の医療機関等に就業し、看護職(看護師、保健師、助産師)に従事していただける方を募集します。
卒業後の勤務義務はない
★公立の医療系大学で「県内定着枠」という名前ですが、卒業後の勤務義務も修学資金の貸付もありません。
★実測したヒット件数
| 語 | 総合型選抜の要項(16ページ) | 入学者選抜要項(17ページ) |
|---|---|---|
| ★修学資金 | ★0件 | ★0件 |
| ★貸付 | ★0件 | ★0件 |
| ★勤務 | ★0件 | ★0件 |
| ★返還免除 | ★0件 | ★0件 |
| ★誓約 | ★0件 | ★0件 |
★要項が求めているのは「熱意」までです。
★出願要件⑥(原文)
★卒業後、看護職として山形県内の医療機関等に就業し地域医療に貢献する熱意のある者
★「熱意のある者」であって、「就業することを義務づけられる者」「就業を誓約する者」ではありません。
★同じ出願要件の⑦は「合格した場合、必ず入学することを確約できる者」です。★専願の確約とは書き分けられています。
★誓約書・同意書・保護者の連帯保証を求める様式はありません。
★県内に就職しなかった場合の返還・違約金などの規定も一切ありません。
★入学後に課される唯一の明文上の義務(原文)
★入学後は、県内の地域医療について理解を深めるために大学が提供するセミナーや説明会等に参加していただきます。
★年数・回数・単位の有無・不参加の場合の扱いは記載がありません。
★山形県や県内の病院が実施している看護職向けの修学資金(貸付)は別に存在しうるものですが、★大学の要項・公式サイトはそれについて何も書いていません(「地方公共団体・病院等の奨学金制度……各地方公共団体・病院に問い合わせてください。」とあるのみ)。★総合型選抜の合格と、そうした貸付制度とは、要項上まったく結び付けられていません。
共通テストは700点で、5教科5科目
★出願要件の冒頭(原文)
★総合型選抜(山形県内定着枠)に出願できる者は、令和9年度大学入学共通テスト(本学で指定した教科・科目)に出願するとともに、次の (1) ~ (3) に該当している者とします。
★出願の段階で求められるのは共通テストへの「出願」です。★11月の出願時点では共通テストはまだ実施前だからです。
★ただし2つの公式文書で語尾が違います。
| 文書 | 表現 |
|---|---|
| ★学生募集要項(2027年度) | ★「に出願するとともに」 |
| ★入学者選抜要項(2027年度) | ★「を受験し」 |
★2026年度の募集要項は「を受験し」でした。★2027年度の募集要項で「に出願するとともに」に変わりましたが、入学者選抜要項のほうは従来のままです。
★出願手続上の注意事項でも表現が変わっています。
| 年度 | 表現 |
|---|---|
| ★2026年度 | ★「本学が指定した教科・科目を受験しているか十分に確認の上、出願してください。」 |
| ★2027年度 | ★「本学が指定した教科・科目を登録しているか十分に確認の上、出願してください。」 |
★指定される教科・科目
| 教科 | 出題科目等 | 選択方法 | ★配点 |
|---|---|---|---|
| ★国語 | ★「国語」 | ★必須 | ★200点 |
| ★地理歴史/公民 | 「地理総合,地理探究」「歴史総合,日本史探究」「歴史総合,世界史探究」「公共,倫理」「公共,政治・経済」「地理総合/歴史総合/公共」 | ★6科目から1科目選択 | ★100点 |
| ★数学/情報 | 「数学Ⅰ,数学A」「数学Ⅰ」/「数学Ⅱ,数学B,数学C」/「情報Ⅰ」 | ★4科目から1科目選択 | ★100点 |
| ★理科 | 「物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎」「物理」「化学」「生物」「地学」 | ★5科目から1科目選択 | ★100点 |
| ★外国語 | ★「英語(リスニングテストを含む)」 | ★必須 | ★200点 |
| ★計 | ★【5教科5科目】 | ★700点 |
★国語と英語が200点ずつで、合わせて400点です。★700点のうち57%です。
★数学は「数学Ⅰ,数学A」「数学Ⅰ」「数学Ⅱ,数学B,数学C」「情報Ⅰ」の4つから1科目です。★情報でも代替できます。
★複数科目を受験した場合(原文)
★※1 「地理歴史」「公民」について、2科目を受験している場合は、第1解答科目の得点を合否判定に使用します。 ★※2 「数学」「情報」について、複数科目を受験している場合は、高得点の科目を合否判定に使用します。 ★※3 「理科」について、2科目を受験している場合は、第1解答科目の得点を合否判定に使用します。
★数学・情報だけ「高得点の科目」です。★地理歴史・公民と理科は「第1解答科目」です。
★共通テストを受験しなかった場合の明文規定は、要項に見当たりませんでした。★「受験しなかった」という語が出てくるのは1か所だけで、それは大学の個別試験についての規定です。
★指定している試験科目(小論文・口頭試問)を1つでも受験しなかった者は、入学者選抜の対象から除きます。
不合格になる条件が2つ明記されている
★合否判定(原文)
★合否の判定は、大学入学共通テスト、小論文及び口頭試問の成績並びに調査書及び自己推薦書の内容を総合的に判断して行います。ただし、大学入学共通テストの成績に基づく、各教科の配点合計が学内で定める合格基準点に満たない場合は、不合格とすることがあります。
★共通テストに下限ラインがあります。★ただし基準点は「学内で定める」とされ、数値は公表されていません。
★もう1つ(原文)
★口頭試問の得点が50%未満の場合は、不合格とします。
★100点満点の50点未満で不合格です。★「不合格とすることがあります」ではなく「不合格とします」です。
★調査書と自己推薦書には配点がありません。
★口頭試問により評価します。口頭試問においては、調査書及び自己推薦書(以下、『調査書等』と表記。)を活用します。活用する調査書等は書類によるものとし、点数化はしないこととします。また、様式に示されている以外の事項について、詳細な記載を求めることはありません。
★「様式に示されている以外の事項について、詳細な記載を求めることはありません。」とあります。★様式の欄を埋めれば足ります。
★選考は1段階です。★「第1次選抜」「第2次選抜」「2段階選抜」の規定はありません。
★2段階選抜の定めがあるのは一般選抜(前期日程)だけです(志願者数が募集人員の約4倍を超えた場合)。★総合型選抜には適用されません。
★他区分の配点(比較)
| 区分 | 共通テスト | 個別試験等 | ★配点合計 | 不合格条件 |
|---|---|---|---|---|
| ★総合型選抜(山形県内定着枠) | ★700点 | ★小論文200+口頭試問100=300点 | ★1,000点 | ★口頭試問50%未満 |
| 学校推薦型選抜 | 350点 | 小論文200+面接200=400点 | ★750点 | ★面接100点未満 |
| 一般選抜(前期日程) | 700点 | 総合問題100+面接200=300点 | ★1,000点 | ★看護学科は面接40%未満 |
★学校推薦型選抜は共通テストが350点(750点中47%)です。★総合型選抜のほうが共通テストの比重が重いです。
出願要件は住民票上の住所で見る
★原文
★2 出願要件 ★総合型選抜(山形県内定着枠)に出願できる者は、令和9年度大学入学共通テスト(本学で指定した教科・科目)に出願するとともに、次の (1) ~ (3) に該当している者とします。 ★(1) 次の①又は②のどちらかに該当していること ★① 山形県内に住所を有する者 ★② 一親等の尊属又は本人の配偶者が出願の日の1年前から引き続き山形県内に住所を有する者 ★(2) 次の③~⑤のいずれかに該当していること ★③ 高等学校(中等教育学校を含む)を卒業した者及び令和9年3月卒業見込みの者(学校教育法施行規則第104条第3項の規定により、学年の途中においても、学期の区分に従い、高等学校の卒業を認められる者を含む。) ★④ 通常の課程による12年の学校教育を修了した者及び令和9年3月修了見込みの者 ★⑤ 学校教育法施行規則第150条の規定により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者及び令和9年3月31日までにこれに該当する見込みの者 ★(3) 次の⑥、⑦のいずれにも該当していること ★⑥ 卒業後、看護職として山形県内の医療機関等に就業し地域医療に貢献する熱意のある者 ★⑦ 合格した場合、必ず入学することを確約できる者
★地域要件は住民票上の住所です。★高校の所在地ではありません。
★だから山形県内の高校に通っていても、県内に住所がなく②にも該当しなければ出願できません。★逆に県外の高校に通っていても、本人の住所が県内なら出願できます。
| 論点 | 要項の定め |
|---|---|
| ★①本人の場合 | ★「山形県内に住所を有する者」。★期間の定めがありません(いつからという起算日の指定なし) |
| ★②家族の場合 | ★一親等の尊属(父母)★または本人の配偶者が★「出願の日の1年前から引き続き」山形県内に住所を有する |
| ★証明 | ★住民票(②の場合は続柄がわかる戸籍抄本も)。★発行日が出願期限から1か月以内のものに限る |
★証明書類(原文)
★なお、住民票及び戸籍抄本は、発行日が出願期限から1か月以内のものに限ります。 ★ア 『山形県内に住所を有する者』に該当する場合 ・受験者本人の住民票 ★イ 『一親等の尊属又は本人の配偶者が出願の日の1年前から引き続き山形県内に住所を有する者』に該当する場合(次の2つの書類を提出してください。) ★・出願の日の1年前から山形県内に住所を有している一親等の尊属又は本人の配偶者の住民票 ★・上記の一親等の尊属又は本人の配偶者と受験者本人の続柄がわかる戸籍抄本
★そのほかの条件
| 論点 | 要項の定め |
|---|---|
| ★評定の基準 | ★なし。★「評定」の語が要項に0件 |
| ★既卒 | ★出願できます。★年の区切りもありません |
| ★高卒認定 | ★出願できます(⑤)。★合格証明書及び合格成績証明書を郵送 |
| ★専願 | ★⑦。★入学辞退は原則として認めません |
| ★英語資格 | ★不要。★「英検」「TOEIC」「TOEFL」の語が要項に0件 |
| ★事前イベント参加 | ★不要。★「オープンキャンパス」の語が要項に0件 |
| ★学校長の推薦 | ★不要 |
★評定の基準がありません。★学校長の推薦も要りません。★既卒でも高卒認定でも出願できます。
★ただし入学料の「県内者」の定義は、出願要件の地域要件とは別です(後述)。★出願要件を満たしても入学料が県内者扱いになるとは限りません。
2027年度からインターネット出願に全面移行した
| 書類 | 提出方法 |
|---|---|
| ★入学願書 | ★TAO(Web入力) |
| ★自己推薦書1・2 | ★TAO(PDFをアップロード) |
| ★顔写真データ | ★TAO(jpg・png、タテ:ヨコ=4:3) |
| ★入学考査料 17,000円 | ★TAO経由で納入(別途、手数料がかかる) |
| ★調査書 | ★郵送(学校長が作成し厳封) |
| ★出願要件(1)を証明する書類 | ★郵送(住民票・戸籍抄本) |
★郵送するのは2つだけです。
★……市販の角形2号封筒に封入し、本学ウェブサイトからダウンロードした宛名ラベルを貼り付けて簡易書留郵便で出願期間内に本学に到着するように郵送してください。持参による書類の受付は行いませんのでご注意ください。
★持参できません。★2026年度は持参できました(受付時間9時〜17時)。
★顔写真の注意事項:出願前3か月以内に撮影、無帽・上半身正面・無背景、★私服・制服どちらでも可、サイズは★タテ:ヨコ=4:3の比率、データ形式 jpg・png。
★受験票も合格通知もTAOです。
| 項目 | 2026年度 | ★2027年度 |
|---|---|---|
| ★受験票 | ★大学が郵送(出願書類に「受験票送付用封筒」=460円分の切手が必要) | ★12月2日15時以降にTAOから各自取得し、A4判でカラー印刷して当日持参 |
| ★合格通知書 | ★合格者に郵送 | ★TAOで確認。★「合格通知書及び入学手続書類の郵送は行いません」 |
| ★入学手続 | ★郵送又は持参 | ★TAOを使って行う |
| ★入学料の納入 | ★振込依頼書 | ★TAOから手続きを行う |
| ★冊子(紙媒体) | ★配付あり | ★廃止 |
★2026年度の要項と全文を比べたところ、実質的な変更はこのインターネット出願への移行とそれに伴う事務手続の変更がほぼすべてでした。★募集人員・配点・出願要件・選抜方法・試験内容は変わっていません。
★なお「新型コロナウイルス感染症対策に伴う試験実施上の配慮等」の節は削除されました。
自己推薦書は2通で、各「概ね400字以内」
| 様式 | 設問(タイトル下のカッコ内の文言) |
|---|---|
| ★自己推薦書1 | ★(志願理由及び山形県内で看護職として活躍したい理由) |
| ★自己推薦書2 | ★(山形県の保健医療に貢献するための具体的な目標と実現するための大学での学習や活動) |
★どちらもA4縦・1枚です。★ヘッダーに受験番号欄・氏名欄があり、その下が原稿用紙状のマス目です(様式の右下に「20×21」と印字)。
★記入上の注意(原文)
★〈記入上の注意〉 ★1 ※印の欄(受験番号)は、記入しないでください。 ★2 横書きで、概ね400字以内で記入(入力)してください。 ★3 自筆の場合は、黒のボールペンを用い、文字の修正等を行う場合は、読みやすく修正してください。(修正液等の使用を認めます。)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ★字数 | ★各「概ね400字以内」。★2本あるので合わせて概ね800字以内 |
| ★書式 | ★横書き |
| ★作成方法 | ★自筆でもワープロでも可。★自筆なら黒のボールペン。★修正液等の使用を認めます |
| ★提出 | ★PDF化してTAOへアップロード(紙の郵送ではありません) |
★「概ね」400字以内です。
★本人以外(保護者等)の署名が必要な書類はありません。★「署名」「誓約」の語が要項に0件です。★学校長が作成するのは調査書だけです。
★調査書が得られない場合(原文)
★廃校、被災、その他の事情により出身学校長の調査書が得られない者については、令和8年11月13日(金)までに本学教務学生課まで連絡し、相談してください。
★出願期間の開始(11月16日)より前です。
当日は小論文90分と口頭試問で約8時間
| 項目 | 時間 |
|---|---|
| ★試験会場 開扉 | ★8:00 |
| ★受付・入室 | ★8:15〜8:45 |
| ★オリエンテーション | ★8:45〜9:00 |
| ★小論文 | ★9:00〜10:30(90分)・200点 |
| ★休憩 | ★10:30〜11:20 |
| ★口頭試問オリエンテーション | ★11:20〜11:30 |
| ★口頭試問 | ★11:30〜16:30(終了時刻は予定)・100点 |
★受付8:15から口頭試問の終了予定16:30まで、約8時間です。
★口頭試問は各自に開始時刻が指定されます。
★各自の指定された口頭試問開始時に不在の場合は、欠席したものとして取り扱います。
★だから待機時間が長くなることがあります。
★会場は山形県立保健医療大学(山形市上柳260番地)だけです。★学外会場はありません。
★試験室の配置は前日に確認できます(令和8年12月14日(月)13時〜17時。正面玄関の内側ホールの配置図で確認。1階事務室から先の校舎棟への立ち入りは禁止)。
小論文は「山形県に関すること」
★原文
★小論文は、山形県に関することを出題し、文章表現力、論理的思考力、テーマに関する課題分析力、知識等を評価します。
★出題範囲が「山形県に関すること」と明示されています。
★課題の事前公表はありません。
口頭試問
★原文
★口頭試問は、複数の試験官が調査書や自己推薦書等を参考に、能力や熱意、適性等を評価します。
| 項目 | 要項の記述 |
|---|---|
| ★試験官 | ★複数 |
| ★1人あたりの所要時間 | ★記載なし |
| ★個人か集団か | ★記載なし |
★プレゼンテーション・実技はありません。
当日のルール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ★入室 | ★8時45分までに指定された試験室に入室し、「受験票」を机上に置いて着席 |
| ★遅刻 | ★小論文試験開始後は、20分以内の遅刻に限り受験を認めます |
| ★履物 | ★試験会場及び試験室へは、外履きのまま入れます |
| ★昼食 | ★当日、学生食堂は営業しませんので、昼食は各自で対応 |
| ★宿泊 | ★受験者へ宿泊所のあっ旋等は行いません |
| ★感染症 | ★試験当日において、学校保健安全法で出席停止が定められている感染症(インフルエンザなど)に罹患し治癒していない場合は、原則、受験できません |
★追試験・予備日の規定はありません(「追試験」「予備日」の語が要項に0件)。
★ただし緊急措置についての記載はあります。
★感染症の流行状況等を踏まえ、募集要項の公表後や出願期間後であっても、やむを得ず試験期日や選抜方法の変更等の緊急措置を実施する場合があり得ます。この場合はウェブサイトでお知らせします。
★小論文試験時間中に使える用具(原文)
★鉛筆(シャープペンシルも可)、消しゴム、鉛筆削り(電動式・大型のもの・ナイフ類を除く。)、時計(辞書や電卓・端末等の機能があるもの・それらの機能の有無が判別しづらいもの・秒針音のするもの・キッチンタイマー・大型のものを除く。)、眼鏡、ハンカチ、ティッシュペーパー(袋又は箱から中身だけを取り出したもの)、目薬に限ります。
★電子機器
★試験時間中に、これらを身に付けていたり、手に持っていると不正行為になることがあります。……不正行為を行った場合は、全ての成績を無効とします。
日程
| 項目 | 期日 |
|---|---|
| ★調査書が得られない場合の事前相談 | ★令和8年11月13日(金)まで |
| ★出願期間 | ★令和8年11月16日(月)〜11月25日(水)17時まで【必着】 |
| ★受験上特別な配慮の事前相談 | ★令和8年11月25日(水)まで |
| ★入学考査料の払い戻し申し出期限 | ★令和8年11月26日(木)17時まで |
| ★受験票の取得 | ★令和8年12月2日(水)15時以降(TAOから各自取得し、A4判でカラー印刷) |
| ★試験会場の事前確認 | ★令和8年12月14日(月)13時〜17時 |
| ★試験日 | ★令和8年12月15日(火) |
| ★共通テスト成績請求チケットの提出 | ★令和8年12月25日(金)【必着】 |
| ★合格発表 | ★令和9年2月9日(火)15時 |
| ★入学手続期間 | ★令和9年2月10日(水)〜2月17日(水)17時まで【必着】 |
| ★入学辞退の申出期限 | ★令和9年2月17日(水) |
| ★試験結果の提供期間 | ★令和9年4月1日から1か月間 |
★出願は必着です。
★出願期間を超えた場合は、いかなる理由があっても受理しませんので、余裕をもって手続をしてください。
★最も早い締切は11月13日の事前相談です(調査書が得られない場合)。★出願期間の開始より前です。
★受験上特別な配慮の事前相談は11月25日で、★出願期間の最終日と同日です(様式自由の文書+医師の診断書又は身体障害者手帳等の写しを提出。必要な場合は志願者又は代弁し得る出身高等学校関係者との面接等あり)。
★合格発表(原文)
★出願システムTAOにログインし、選考結果を確認してください。……★※ 合格通知書は出願システムTAOで確認できます。※ 合格者には、合格発表日に出願システムTAOのメッセージ機能で各種入学手続に関する連絡をします。合格通知書及び入学手続書類の郵送は行いませんので、TAOから届くメッセージを必ず確認してください。
★「電話等による問い合わせには、一切応じません。」
試験が終わってから、発表の前にもう1つ締切がある
★共通テスト成績請求チケットの提出です。
★原文
★大学入学共通テストの出願サイトに各自で作成したマイページから『令和9年度大学入学共通テスト成績請求チケット』(国公立総合型選抜用)を取得し、A4判で印刷したものを令和8年12月25日(金)(必着)までに簡易書留郵便により本学教務学生課に提出してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ★期日 | ★令和8年12月25日(金)【必着】 |
| ★何を | ★「令和9年度大学入学共通テスト成績請求チケット」(国公立総合型選抜用) |
| ★どこから | ★共通テストの出願サイトに各自で作成したマイページ |
| ★どうやって | ★A4判で印刷し、簡易書留郵便で教務学生課へ |
★試験日(12月15日)の10日後です。★合格発表(2月9日)より前です。
★「取得できず期限に間に合わないおそれがある場合は事前に連絡」とあります。
★2026年度は「成績請求チケット貼付台紙」に貼って提出する方式でした。★2027年度から台紙が廃止されています。
★試験が終わったら手続が終わり、ではありません。
試験日が12月に前倒しされた
| 年度 | 個別試験の実施日 | 共通テストとの前後 |
|---|---|---|
| 令和4年度 | 令和4年1月28日 | ★共通テストの後 |
| 令和5年度 | 令和5年2月1日 | ★共通テストの後 |
| 令和6年度 | 令和6年1月30日 | ★共通テストの後 |
| 令和7年度 | 令和7年2月4日 | ★共通テストの後 |
| ★令和8年度 | ★令和7年12月16日 | ★共通テストの前 |
| ★令和9年度(2027年度) | ★令和8年12月15日 | ★共通テストの前 |
★令和8年度から12月に前倒しされました。
★つまり小論文と口頭試問を終えた時点では、1,000点のうち300点分しか終わっていません。
★合格発表は2月9日なので、★12月15日から約2か月待ちます。
併願のルール
★学内の他方式と併願できます。
★本学の一般選抜、学校推薦型選抜の併願を希望する者は、『令和9年度学生募集要項【一般選抜】』、『令和9年度学生募集要項【学校推薦型選抜】』(本ファイルとは別ファイルになっています。)に定められた出願手続を行って受験してください。
★判定の順序が決まっています。
★なお、本学学校推薦型選抜を併願した場合の合否判定は、総合型選抜(山形県内定着枠)から先に行います。
★併願にはそれぞれの区分の出願手続と入学考査料が必要です。
★他の国公立大学(原文)
★1つの国公立大学・学部の総合型選抜又は学校推薦型選抜の合格者は、当該選抜を実施する大学・学部の定める入学辞退手続により入学の辞退を許可された場合を除いて、他に出願済の国公立大学・学部を受験しても、その大学・学部の合格者とはなりえません。(許可を得ずに入学手続を行った事実が判明した場合は、本学の入学許可を取り消します。)
★不合格に備えた出願(原文)
★総合型選抜(山形県内定着枠)の志願者は、不合格となった場合に備えて、国公立大学(ただし、独自日程で入学者選抜試験を行う公立大学・学部を除く。以下同じ。)の『前期日程』、『公立大学中期日程』及び『後期日程』で試験を実施する大学・学部から1つずつ、合計3つまでの大学・学部に出願することができます。
★個人情報の送達:「国公立大学の一般選抜における合格決定業務を円滑に行うため、総合型選抜(山形県内定着枠)の合格及び入学手続等に関する個人情報として、氏名及び大学入学共通テストの受験番号が、独立行政法人大学入試センター及び併願先の国公立大学に送達されます」。
★辞退は原則として認められません。
★② 本学の総合型選抜(山形県内定着枠)の合格者は、必ず入学することを出願要件としていますので、入学辞退は原則として認めません。ただし、特別の事情により入学を辞退する場合は、令和9年2月17日(水)までに、『入学辞退届』(様式は任意)を本学学長あてに提出し、許可を受けた場合に限り、入学辞退を認めます。
★様式は任意です。★許可制です。
★そのほかの規定
★① 1つの国公立大学・学部に入学手続を完了したときは、それ以後にこれを取り消して、他の国公立大学・学部へ入学手続をとることは認められません。 ★一度受理した入学手続書類及び入学料は原則として返還しません。 ★入学を許可した後であっても、提出された出願書類の記載内容と相違する事実が判明した場合には、入学許可を取り消すことがあります。
★入学手続期間内に手続を完了しなかった場合は「入学を辞退したものとして取り扱います」。
合格者最低点が5年分公開されている
| 年度 | ★共通テスト(満点700.0)合格者最低点 | ★総合得点(満点1000.0)合格者最低点 | 合格者平均点 | 受験者平均点 |
|---|---|---|---|---|
| ★令和8年度 | ★395.0 | ★624.0 | 668.0 | 582.8 |
| ★令和7年度 | ★421.0 | ★633.5 | 680.9 | 573.3 |
| ★令和6年度 | ★389.0 | ★591.0 | 625.5 | 581.0 |
| ★令和5年度 | ★406.0 | ★611.0 | 646.2 | 593.2 |
| ★令和4年度 | ★405.0 | ★597.0 | 619.6 | 564.8 |
★「共通テスト満点 700.0」「総合得点満点 1000.0」は5年とも同じで、★配点構成が変わっていないことが確認できます。
★合格者最高点は、総合得点で令和8年度756.5/令和7年度755.0/令和6年度690.5/令和5年度694.0/令和4年度679.0です。
★共通テストの合格者最低点は5年とも389.0〜421.0です。★700点満点の56〜60%にあたります。
★総合得点の合格者最低点は591.0〜633.5です。★1,000点満点の59〜63%です。
★小論文・口頭試問の科目別得点は公表されていません。★得点分布のヒストグラムもありません。
募集10人に対して合格が10人に届かない年がある
| 年度 | 募集人員 | ★志願者数(うち県内) | 志願者倍率 | 欠席者 | 受験者数 | ★合格者(うち県内) | ★実質倍率 | 入学者 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ★令和8年度 | 10 | ★36(36/100.0%) | 3.6 | 0 | 36 | ★10(10) | ★3.6 | 10 |
| ★令和7年度 | 10 | ★39(38/97.4%) | 3.9 | 3(7.7%) | 36 | ★10(10) | ★3.6 | 10 |
| ★令和6年度 | 10 | ★22(22/100.0%) | 2.2 | 0 | 22 | ★10(10) | ★2.2 | 10 |
| ★令和5年度 | 10 | ★17(17/100.0%) | 1.7 | 0 | 17 | ★7(7) | ★2.4 | 7 |
| ★令和4年度 | 10 | ★26(26/100.0%) | 2.6 | 0 | 26 | ★9(9) | ★2.9 | 9 |
★令和5年度は7人、令和4年度は9人しか合格していません。★募集人員10人を下回っています。
★不足分は一般選抜(前期日程)の募集人員に加えられます。
★この枠だけ「(うち県内)」「(割合)」の行が公表されています。★入学者は5年とも県内100%です。
★志願者倍率は1.7〜3.9倍です。★令和6年度から令和8年度にかけて22名→39名→36名と増えています。
★公開は5年度分です(令和4〜8年度)。
★参考:同じ年度の学校推薦型選抜(3学科合計)
| 年度 | 募集人員 | 志願者 | 合格者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 令和8年度 | 37 | 79 | 38 | 2.1 |
| 令和7年度 | 34 | 83 | 34 | 2.4 |
| 令和6年度 | 34 | 96 | 34 | 2.8 |
過去問は小論文の問題だけが3年分
| 区分 | 公開年度 | 内容 |
|---|---|---|
| ★総合型選抜(山形県内定着枠) | ★令和6・7・8年度の3年分 | ★小論文の問題のみ |
| 学校推薦型選抜 | 令和6・7・8年度の3年分 | 小論文の問題のみ |
| 一般選抜 | 令和6・7・8年度の3年分 | 総合問題の問題のみ |
★出題意図・解答例・採点基準・配点内訳はいずれも公開されていません。
★口頭試問の内容・質問例も公開されていません。
★著作物を含む図表は伏せられている年度があります。★令和8年度の問題PDFでは、グラフの位置に「この部分に記載されているグラフは、著作権の観点から掲載することができませんので、御了承願います。」と書かれた白枠が入っています。
★令和8年度(大問2題)
★大問1は山形県民健康栄養調査(令和4年)の果物摂取量がテーマです。
★問1 このグラフから読み取れることについて具体的に記述しなさい。(200字以内) ★問2 あなたは、山形県民のひとりとして、この協議会に参加して意見を述べることになった。特に20歳代の男女で果物の摂取量が低下する要因はどのような点があると考えるか。また、若者の果物摂取量を向上するための策としてどのようなことがあげられるか。これらの2点について、山形在住の当事者の立場から、上記協議会に提言する内容を記述しなさい。(600字以内)
★出典表示:山形県農林水産部「やまがたフルーツ150周年について」/厚生労働省「健康日本21(第三次)」。
★大問2(原文)
★あなたが山形県に居住して、学校生活や家庭以外で地域の人々と直接的に面識を持ち、つながるにはどのような機会があるか。また、学校や家庭以外で、地域の人々と面識を持ってつながることにはどのような意義があると考えられるか。これらの2点について、あなたの考えを記述しなさい。(600字以内)
★令和7年度(大問2題)
★大問1は山形市「高齢者実態調査結果報告書」の図を読む問題です。
★図1、図2が示している一般高齢者が外出を控えている理由について述べなさい。また、一般高齢者の外出控えを緩和するための公共機関や公共性のある場でできることについて、県や市という自治体による取り組みと地域社会や住民のコミュニティによる取り組みという2つの視点で、600字以内で述べなさい。
★大問2は「ゆるスポーツ」を提案する問題です(出典表示:澤田智洋『マイノリティデザイン』ライツ社、2021年)。
★問1 あなたが提案する『ゆるスポーツ』にタイトルをつけ、そのゆるスポーツがアピールする市町村または地域の魅力と、そのアピール要素を取り入れた『ゆるスポーツ』の説明を、300字以内で記述しなさい。 ★問2 問1で提案した『ゆるスポーツ』では、共生社会の実現に向けて、どのような方たちの参加を想定して、どのような工夫を行いますか。300字以内で記述しなさい。
★令和6年度(大問3題)
★大問1 近年、日本を訪れる外国人の訪問先として首都圏などの大都市以外の地方が注目を集めている。日本を訪れる外国人に向けて、山形県内で紹介したい場所を1つ挙げ、その場所を紹介したい理由、さらには、その場所が地域における観光資源として持続可能なものとなるためには、どのような行政のしくみや市民活動が必要であるかを600字以内で述べなさい。
★大問2は「死亡数及び年齢調整死亡率の推移」の図です(出典表示:内閣府 令和5年版高齢社会白書)。
★問1 図をみると、昭和35(1960)年から令和3(2021)年までの間、わが国の死亡数は増加傾向にあったことが読み取れる。それでは今後、令和6(2024)年から令和22(2040)年頃まで、わが国の死亡数はどのように推移していくと考えますか。その理由と合わせて100字以内で述べなさい。 ★問2 図をみると、昭和40(1965)年から平成17(2005)年までの間、わが国の年齢調整死亡率は低下してきたことが読み取れる。年齢調整死亡率が低下した要因はなにであると考えますか。年齢調整死亡率を示すことの意義を説明したうえで、年齢調整死亡率が低下した要因を400字以内で述べなさい。ただし、年齢調整死亡率の男女差に関する説明は不要である。
★大問3は医薬品の供給不足と過量摂取(オーバードーズ)を扱う新聞記事です。
★問1 もしあなたの友人が、ここに挙げられている『やせ薬』をダイエット目的で使おうとしていたら、あなたは友人に何と伝えたいですか。理由も含め、200字以内で述べなさい。 ★問2 記事にある医薬品の供給不足の問題のほか、現在国内では医薬品の過量摂取(オーバードーズ)が社会的に問題となっている。どのようにしたらこの問題を解決できるか、あなたの考えを600字以内で述べなさい。
★3年とも山形県の統計・施策が題材です。★解答用紙は令和6年度が3枚、令和7年度が2枚でした。
★問題冊子の注意事項に「試験終了後、問題冊子は持ち帰ってください。」とあります。
★つまり「山形県に関すること」という出題範囲は、県の統計や施策を読んで提言を書くという形で具体化されています。
成績開示は窓口で口頭
★原文
★① この試験の結果については、口頭で提供を求めることができます。提供を希望する場合は、受験者本人が、受験票又は本人であることを証明する書類(運転免許証、本学学生証等)を持参の上、9時から17時までの間に、下表の提供場所に直接おいでください。ただし、土曜日、日曜日及び祝日の受け付けは行いません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ★提供を求められる人 | ★受験者本人 |
| ★提供内容 | ★総合得点及び順位 |
| ★提供期間 | ★令和9年4月1日から1か月間 |
| ★提供場所 | ★山形県立保健医療大学 教務学生課 |
★窓口に本人が出向いて口頭で聞く方式です。★郵送・電話・Webでの開示ではありません。
★提供されるのは総合得点と順位のみです。★科目別の得点が開示されるとは書かれていません。
お金
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| ★入学考査料 | ★17,000円(★別途、手数料がかかります) |
| ★入学料(県内者) | ★282,000円 |
| ★入学料(県外者) | ★564,000円 |
| ★授業料(年額) | ★535,800円(前期(4月)・後期(10月)の2回に分けて納付) |
| ★学生自治会費 | ★12,000円(4年分一括) |
| ★教育振興会費 | ★年額 20,000円 |
★入学料は県外者が県内者のちょうど2倍です。
★定義(原文)
★本人又は本人の一親等の尊属が本人の入学の日の1年前から引き続き山形県の区域に住所を有する者とし、住民票、戸籍抄本により確認します。
★出願要件の地域要件とは定義が違います。
| ★出願要件 | ★入学料の県内者 | |
|---|---|---|
| ★対象 | ★本人(期間の定めなし)/一親等の尊属★又は配偶者(出願の日の1年前から継続) | ★本人又は一親等の尊属のみ(★配偶者は含まれません) |
| ★起算点 | ★出願の日の1年前 | ★入学の日の1年前 |
★だから出願要件②(配偶者が県内在住)で出願した人は、本人・一親等の尊属の住所次第で県外者(564,000円)になりうることになります。
★金額は確定値ではありません。
★初年度納付金は、見直すことがありますので、後日公表する学生募集要項において詳細を掲載します。参考までに令和8年度入学生の金額は次のとおりです。 ★(注)前記1~3については、令和8年度入学者を対象とした内容です。これらについて改定等があった場合には、改定時から新たな要件や金額等が適用されます。
★実習の費用が別にかかることがあります。
★教科書代、ユニフォーム代等のほか、実習に伴う現地滞在等に係る諸経費(数十万円程度)が必要となる場合があります。
★「数十万円程度」です。
★教育振興会が学生傷害保険・賠償責任保険の保険料(5,370円・4年分一括)を負担します。
★入学考査料の払い戻しは、「入学考査料を納入後に出願手続をしなかった場合で、令和8年11月26日(木)17時までに払い戻しの申し出があった場合のみ」です。
★特待生制度は要項にも公式サイトにも見当たりません。★入試成績による授業料免除・給付型の学内奨学金の記載はありません。
★授業料等の減免は2本立てです。
| 制度 | 内容 |
|---|---|
| ★国の修学支援制度 | ★給付奨学金・多子世帯の認定を受けた者など。★第Ⅰ区分は授業料全額+入学料282,000円/第Ⅱ区分は授業料3分の2+入学料188,000円/第Ⅲ区分は授業料3分の1+入学料94,000円。★多子世帯は所得にかかわらず授業料全額+入学料282,000円 |
| ★大学の独自制度 | ★「経済的理由により授業料の納付が困難であると認められ、かつ、学業優秀と認められる者」/★学費負担者の死亡、風水害等の災害を受ける等の特別の事由により納付が困難と認められる者 |
★どちらも入試区分による限定の記述はありません。★総合型選抜の入学者も一般選抜等の入学者と同じ条件で対象になると読めます(ただし「総合型選抜の入学者が対象である」と明記した文言があるわけではありません)。
★大学独自の修学資金貸付制度はありません。
生成AIについての記述がある
★要項に1件あります。
★② 生成AIの利用に関して、出願書類等の作成に当たっては、本学の入学者受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)を確認し、入学後に学修上のミスマッチが起きないよう、自らの責任において十分に考えたものを提出してください。
★禁止はしていません。★「使ってはならない」「使用が判明した場合は不合格とする」といった文言はなく、「自らの責任において十分に考えたものを提出してください」という求めにとどまります。
★同趣旨の一文が学校推薦型選抜の要項にも、2026年度の総合型選抜・学校推薦型選抜の要項にも置かれています。★一般選抜(2026年度)には同じ記述がありません。
★ヒット件数
| 対象 | ★生成AI | 生成AI・生成系AI・ChatGPT・人工知能 |
|---|---|---|
| ★総合型選抜の要項(16ページ) | ★1件 | ★0件 |
| ★学校推薦型選抜の要項(16ページ) | ★1件 | ★0件 |
| ★入学者選抜要項(17ページ) | ★0件 | ★0件 |
| ★出願システムマニュアル(6ページ) | ★0件 | ★0件 |
| ★入試関係ページ | ★0件 | ★0件 |
★全角・半角の両方で調べています。★偽ヒットは「telemail.jp」「E-mail」や記入例の氏名で、半角大文字「AI」のヒットはすべて「生成AI」の一部でした。
★入学者選抜要項・出願システムマニュアル・入試関係ウェブページには、生成AIに関する記述はありません。
2028年度から共通テストを使わなくなる予定
★これは2027年度には適用されません。★混同しやすいので記しておきます。
★公式ページ「令和10年度入学者選抜試験の実施について(予告)」のPDF(令和7年12月25日付)によります。
| 項目 | ★令和10年度(2028年度)の予告 |
|---|---|
| ★看護学科の総合型選抜 | ★「大学入学共通テストは利用せず、英語外部試験のスコア、小論文、面接・口頭試問(いずれか一方又は両方を実施する)の成績、並びに調査書及び本学所定用紙の自己推薦書の内容を総合的に評価し、合否を判定します。」 |
| ★英語外部試験 | ★実用英語技能検定、TOEFL iBT / TOEFL iBT Home Edition、TOEIC L&R。★「提出可能なスコアは、出願期間開始日前2年以内に受験したもの。」 |
| ★合格発表 | ★「合格発表時期を2月中旬から12月に前倒しします。」 |
| ★入学前教育 | ★「『総合型選抜』の合格者に対しては、入学前教育として、課題を課します。」 |
| ★作業療法学科 | ★令和10年度から新たに実施。★「出願要件に住所要件を設けず、全国からの受験を可能とします。」 |
| ★理学療法学科 | ★「総合型選抜を実施する予定はありません。」 |
★「詳細は学生募集要項(令和9年9月頃公開予定)で確認してください。」とあります。
★つまり2027年度の受験生にとっては、共通テスト700点という配点は今回が最後になる見込みです。
準備の順番
| 時期 | やること |
|---|---|
| ★高1〜高2 | ★地域要件を確かめる。★判定は住民票上の住所です。★高校の所在地ではありません。★本人の住所が県内か、一親等の尊属(父母)または配偶者が出願の日の1年前から引き続き県内か |
| 高1〜高3 | ★評定の基準がないことを確かめる。★「評定」の語が要項に0件です。★学校長の推薦も要りません。★既卒でも高卒認定でも出願できます |
| ★高2〜高3 | ★共通テストの5教科5科目を仕上げる。★国語200・地理歴史/公民100・数学/情報100・理科100・英語200=700点。★1,000点のうち70%です |
| 高2〜高3 | ★国語と英語を重く見る。★この2つで400点です(700点の57%) |
| 高3 春〜夏 | ★過去問3年分(令和6・7・8年度)を解く。★出題は「山形県に関すること」です。★解答例・採点基準は非公開 |
| 高3 春〜夏 | ★山形県の統計と施策を読む。★県民健康・栄養調査、山形市の高齢者実態調査、県の農林水産部の資料などが題材でした |
| 高3 夏 | ★自己推薦書2通を書く。★1は「志願理由及び山形県内で看護職として活躍したい理由」、2は「山形県の保健医療に貢献するための具体的な目標と実現するための大学での学習や活動」。★各「概ね400字以内」・横書き |
| 高3 夏 | ★PDF化の手順を確かめる。★自己推薦書はTAOにアップロードします |
| ★高3 10月〜11月 | ★住民票(②なら戸籍抄本も)を取る。★発行日が出願期限から1か月以内のものに限るので、早く取りすぎると使えません |
| ★高3 11月13日 | ★調査書が得られない事情があるなら、この日までに相談。★出願期間の開始より前 |
| 高3 11月16日〜11月25日 17時 | ★出願【必着】。★TAOで願書を入力・自己推薦書と顔写真をアップロード・入学考査料17,000円を納入し、調査書と住民票を角形2号封筒で簡易書留郵送。★持参はできません |
| 高3 11月25日 | ★受験上特別な配慮が必要なら、この日までに事前相談(出願期間の最終日と同日) |
| 高3 12月2日 15時以降 | ★受験票をTAOから取得し、A4判でカラー印刷 |
| 高3 12月14日 13時〜17時 | ★試験室の配置を前日に確認できる |
| ★高3 12月15日 | ★試験。★受付8:15〜8:45/小論文9:00〜10:30(90分)/口頭試問11:30〜16:30予定。★約8時間。★昼食は各自で用意(学生食堂は営業しません) |
| ★高3 12月25日 | ★共通テスト成績請求チケット(国公立総合型選抜用)をマイページから取得し、A4判で印刷して簡易書留郵便で提出【必着】 |
| ★高3 1月 | ★共通テストを受ける。★ここで700点が決まります |
| 高3 2月9日 15時 | ★合格発表(TAOにログイン)。★合格通知書も郵送されません |
| 高3 2月10日〜2月17日 17時 | ★入学手続【必着】。★TAOを使って行う。★入学料282,000円または564,000円(県内者の定義は出願要件とは別) |
| 大学1年 4月1日から1か月 | ★成績開示。★本人が窓口で口頭。★総合得点と順位だけ |
まとめ
- 山形県立保健医療大学の総合型選抜(山形県内定着枠)は★保健医療学部 看護学科だけで実施します(10人)。★理学療法学科・作業療法学科は実施しません
- ★配点合計1,000点のうち700点が共通テストです。★「配点合計 1,000点」は要項の表に印字されています
- ★共通テストは5教科5科目です。★国語200・地理歴史/公民100・数学/情報100・理科100・英語200。★国語と英語で400点です
- ★数学は「数学Ⅰ,数学A」「数学Ⅰ」「数学Ⅱ,数学B,数学C」「情報Ⅰ」の4つから1科目です。★情報でも代替できます
- ★数学・情報だけ「高得点の科目」、地理歴史/公民と理科は「第1解答科目」を使います
- ★個別試験(2026年12月15日)は共通テストより前にあります。★令和8年度から12月に前倒しされました
- ★だから12月15日を終えた時点では300点分しか終わっていません。★合格発表は2027年2月9日です
- ★試験が終わったあと、発表の前に締切があります。★共通テスト成績請求チケット(国公立総合型選抜用)を12月25日必着で簡易書留郵便です
- ★不合格条件が2つ明記されています。★口頭試問の得点が50%未満/共通テストの「学内で定める合格基準点」に満たない場合。★基準点の数値は非公開です
- ★調査書と自己推薦書は点数化されません。★口頭試問100点の中で参考資料として使われます
- ★選考は1段階です。★2段階選抜の定めがあるのは一般選抜だけです
- ★公立の医療系大学で「県内定着枠」という名前ですが、卒業後の勤務義務も修学資金の貸付もありません。★「修学資金」「貸付」「勤務」「返還免除」「誓約」の語が要項に0件です
- ★要項が求めているのは「熱意」までです(出願要件⑥「……就業し地域医療に貢献する熱意のある者」)
- ★入学後の明文上の義務は1つだけです。★「入学後は、県内の地域医療について理解を深めるために大学が提供するセミナーや説明会等に参加していただきます。」
- ★地域要件は住民票上の住所です。★高校の所在地ではありません。★本人(期間の定めなし)または一親等の尊属・配偶者(出願の日の1年前から引き続き)
- ★住民票・戸籍抄本は発行日が出願期限から1か月以内のものに限ります
- ★評定の基準はありません(「評定」の語が0件)。★学校長の推薦も不要。★既卒も高卒認定も出願できます。★英語資格も事前イベント参加も要りません
- ★2027年度からインターネット出願(TAO)に全面移行しました。★持参はできません。★受験票も合格通知もTAOから自分で取得します。★冊子(紙媒体)の配付も廃止されました
- ★郵送するのは調査書と住民票だけです(市販の角形2号封筒+宛名ラベル+簡易書留)
- ★自己推薦書は2通です。★各「概ね400字以内」・横書き・自筆でもワープロでも可。★PDF化してTAOにアップロードします
- ★保護者等の署名が必要な書類はありません
- ★小論文は90分・200点で、「山形県に関することを出題」します。★過去3年とも山形県の統計・施策が題材でした
- ★口頭試問は100点で、複数の試験官。★各自に開始時刻が指定されます。★1人あたりの所要時間・個人か集団かは要項に記載がありません
- ★当日は受付8:15から口頭試問の終了予定16:30まで約8時間です。★昼食は各自で用意します(学生食堂は営業しません)
- ★追試験・予備日の規定はありません
- ★出願は必着です(11月25日17時)。★最も早い締切は11月13日の事前相談(調査書が得られない場合)
- ★学内の一般選抜・学校推薦型選抜と併願できます。★学校推薦型選抜を併願した場合は総合型選抜から先に判定されます
- ★不合格に備えて国公立3校まで出願できます
- ★辞退は原則として認められません。★「入学辞退届」(様式は任意)を2月17日までに学長あてに提出し、許可を受けた場合のみです
- ★合格者最低点が5年分公開されています。★総合得点(満点1000.0)で591.0〜633.5、共通テスト(満点700.0)で389.0〜421.0です
- ★小論文・口頭試問の科目別得点は公表されていません
- ★募集10人に対して合格が10人に届かない年があります(令和5年度7人、令和4年度9人)。★不足分は一般選抜に回ります
- ★志願者倍率は1.7〜3.9倍です。★入学者は5年とも県内100%です
- ★過去問は小論文の問題だけが3年分です。★出題意図・解答例・採点基準は非公開。★口頭試問の質問例も非公開です
- ★成績開示は本人が窓口で口頭です(令和9年4月1日から1か月間)。★総合得点と順位だけです
- ★入学料は県外者がちょうど2倍です(282,000円/564,000円)。★ただし「県内者」の定義は出願要件とは別で、★配偶者は含まれず、起算点は入学の日の1年前です
- ★金額は「令和8年度入学者を対象とした内容」で、確定値ではありません
- ★実習に伴う現地滞在等に係る諸経費が「数十万円程度」必要になる場合があります
- ★特待生制度はありません
- ★生成AIについての記述が要項に1件あります。★禁止ではなく「自らの責任において十分に考えたものを提出してください」という求めです
- ★2028年度(令和10年度)から共通テストを利用しない予定です(英語外部試験のスコア+小論文+面接・口頭試問に変更、合格発表は12月に前倒し、入学前教育の課題あり、作業療法学科で新規実施・住所要件なし)。★2027年度には適用されません
看護系の総合型選抜の全体像は看護学部の総合型選抜、総合型選抜そのものの進め方は総合型選抜の完全ガイドにまとめています。要項の読み方は募集要項の読み方、大学別の記事は大学別対策の作り方から探せます。